利便性が高く、日常的に使える車として人気のパナメーラ。スポーツカータイプであっても、抜群の乗りやすさから高く評価されている高級車です。
そんなパナメーラの特徴や最新相場を紹介していきましょう。高く買取ってもらえるポイントも説明しますので、参考にしてみてください。
目次
パナメーラの特徴
まず最初にパナメーラとはどのような特徴持っている車なのかを説明していきます。これまでに様々なモデルのものが販売されてきたため、今回は新しいモデルのパナメーラに注目してご説明していきます。
パナメーラ(2017年6月発売モデル)
- 全長 5,049〜5,199mm
- 全高 1,423〜1,432mm
- 全幅 1,937mm
- 排気量 2,894〜3996cc
- ミッション 8AT
パナメーラ(2017年4月発売モデル)
- 全長 5,049mm
- 全高 1,428mm
- 全幅 1,937mm
- 排気量 2,894cc
- ミッション 8AT
パナメーラ(2016年12月発売モデル)
- 全長 5,199mm
- 全高 1,428mm
- 全幅
- 排気量 2894cc
- ミッション
など、発売された年によってパナメーラの特徴が様々です。
次に新しく発売されたパナメーラの特徴をご紹介します。
新型パナメーラに搭載されているエンジンはすべて新設計されています。バリアカムプラスというものが従来のパナメーラのエンジンに搭載されていたのですが、新型パナメーラではバルブリフトとかカムシャフトをバランスよくコントロールし、どんな回転域でも最高のパフォーマンスが発揮できるように設計されています。
さらに、アダプティブシリンダーコントロールが採用されたため、燃料消費量を 3割減まで実現させることができました。走行する際の快適さやレスポンス、燃料消費量も従来のパナメーラより優れたものになっているのが特徴的です。
新型パナメーラのスペック
- グレード パナメーラ、パナメーラ4、パナメーラ4エグゼクティブ
- エンジン V型6気筒・ターボ
- 排気量 3.0L
- 最高出力 243kW
パナメーラを新車で買うとしたら11,980,000円から25,900,000円の値段がついています。高級車としてその名を広めているパナメーラ。
今後も新しいモデルが販売されると思いますが、その力が落ちる事はないでしょう。モデルによって様々に顔変えていくので、その点も人気です。
パナメーラの最新相場
次に、現在のパナメーラの最新相場をご紹介します。パナメーラを買い取ってもらいたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- <パナメーラ GTS>
年式:平成24年(2012年) 走行距離:4.0万km カラー:パール系
新車価格:1571.0万円 買取価格:441.8万円 残価率:約28% - <パナメーラ ターボ>
年式:平成22年(2010年) 走行距離:7.0万km カラー:ブラック系
新車価格:2061.0万円 買取価格:289.0万円 残価率:約14%
パナメーラの現在の平均買取価格は7,150,000円です。その中でも最高買取価格が10,081,000円、最安買取価格が2,704,000円でした。
ただし、年式が古くなると買取価格は大幅に下がりますので注意が必要です。
その車種の人気グレードと残価率
新型のパナメーラには15ものグレードが揃っています。基本グレードである「パナメーラ」、「パナメーラ4」などです。スポーツカーのような見た目を楽しみたいのであれば「パナメーラS」、ハイブリットでかっこよさを出したいのであれば「パナメーラE」があります。最上級のグレードは「パナメーラターボ」になります。
人気なのは基本グレードの「パナメーラ4」や「パナメーラE」です。
では、残価率がどのようになっているのでしょうか?
残価率は人気と発売時期によって変わります。基本的には発売時期が新しければ新しいほど高い残価率が設定されます。逆に発売時期が古ければ古いほど低い残価率が設定されています。
詳しい残価率はサイトには載っていませんでしたが、新しければ残価率が高い、古いモデルであれば残価率が低いと念頭に置いておくと良いでしょう。
より高額に買い取ってもらうポイント
どうせ買い取ってもらうのであればより高額に買い取ってもらう方がお得ですよね。新しいのに安い価格の買取査定が出たり、傷がついていなくて外相がないのに安い買取査定が出たりなど、買取をしてもらう際には予想外のことが起きてしまう場合があります。
なぜ、このように安い買取査定が出てしまうのでしょうか?パナメーラでも流通台数の少ないモデルがあります。流通台数がとても少ないせいで買取相場自体が存在しない場合があります。
特にポルシェの1種であるパナメーラは高額買取圏内になっているため、パナメーラの買取に積極的ではない買取業者がいるのです。また、パナメーラに関する知識が乏しい面もあり、高額買取になるポイントを評価できない場合があるのです。
では、より高額に買い取ってもらうためのポイントをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。これらの点を押さえてより高額に買い取ってもらえるようにしましょう。
人気のカラー
数多くあるパナメーラの種類の中でも、グレードだけではなく人気のあるカラーかどうかでも買取価格は変わってきます。
新型のパナメーラのカラーを例えに出しながら紹介していきます。新型のパナメーラのカラーは下記の通りです。
- ホワイト
- ブラック
- キャララホワイトメタリック
- ジェットブラックメタリック
- バルカノグレーメタリック
- ロジウムシルバーメタリック
- サファイヤブルーメタリック
- ライトブルーメタリック
- アゲートグレーメタリック
- マホガニーメタリック
- カーマインレッド
- パラジウムメタリック
- アメジストメタリック
- GTシルバーメタリック
- クレヨン
と、新型のパナメーラにはこれほどまでに種類豊富なカラーが揃っています。従来のパナメーラでもカラーは豊富にあったのですが新型はさらに新しいのが増えました。
その中でも人気のカラーは新色のキャララホワイトメタリックです。ホワイトメタリックも見た目はパール塗装のような上品な雰囲気だったので人気色だったのですがホワイトと言うよりもどちらかと言うとグレーに近い色です。
また、これはどの車でも言えることなのですがホワイトやブラックは好まれやすい色です。高級車であってもレッドやグレーよりはホワイトやブラックなどのシンプルな色の方が売れ行きが好調です。
人気カラーはボディーカラーだけでいいというものではありません。インテリアカラーも重要なので、どちらとも人気からであれば買取価格は相当高い値段で査定してもらえます。逆に人気の少ないカラーですと、買取査定価格は大幅に減少してしまう可能性があります。
また、人気からは年代によっても違いがあります。若い世代の人は見た目のかっこよさを重視するため、レッドやブルーでも人気の場合があります。40代を超えた世代の人が快適さや利便性を求めるため、色はシンプルになりがちです。
人気のオプション
買取価格を上げるためには人気のオプションが付いているかどうかでも変わってきます。年代が古いものでもカーナビなどのオーディオ類が新しいものであれば、高い買取価格を出してくれる買取業者もいます。
しかし、逆にカーナビが更新されていなくて古いものであれば、予想よりも安い値段で買取査定が出される可能性があります。
自分のパナメーラについているオーディオ類は古くないかどうか確認してみましょう。
参考までに新型パナメーラのオプションをご紹介します。
様々な路面コンディションに対応するためにダンパーの減衰力を無段階に調整してあります。3種類のモードが用意されているので、どのような路面コンディションやドライビングでも対応してくれます。
さらに、キャリパーはアルミ製でワンピース構造になっているので、従来のパナメーラよりも軽量になっています。軽量等にもかかわらず強い強度を誇っているので、刺激にも強いです。
新型パナメーラには4つのカメラが搭載されており、真上からボディーを見たような映像も表示してくれるので駐車する際にかかる負担を減らすことができます。
パナメーラは日常遣いができる高級車としても有名なためオプションが付いているかどうかは重要な買取ポイントになります。自分の持っているパナメーラはどのようなオプションが付いているか確認してから買取業者に足を運ぶと良いでしょう。
10年落ちの場合値段はつくか?
残念ながらパナメーラの10年落ちには値段はついていませんでした。しかし、買取業者によっては10年落ちの車種でも買い取ってもらえるところがあるので、そちらに足を運んでみると良いでしょう。思ったほど高く買い取ってはもらえないと思いますが、交渉を含めじっくり買取業者と話し合ってみることをおすすめします。
2011年式までのパナメーラであれば、買取査定額は提示されていました。それより古いのであれば直接お店で相談してみると良いでしょう。
まとめ
今回はパナメーラについて詳しくご紹介していきました。ポルシェの1種であるパナメーラは現在でも高い人気を誇っています。中古車であっても値段が落ちる事はなく、高い価格で取引されています。
従来のモデルでも利便性が高く乗りやすいのが特徴でしたが、新型のモデルはさらに改良され利便性が格段にアップしました。
買取査定額も比較的高めについているのですが、カラーやグレードによって買取査定額に差が出てきてしまいます。より高く買い取ってもらいたい場合は、高額査定を出すためのポイントもご紹介しましたのでぜひ参考にしてみてください。