ベンツ・Cクラスクーペを高く売却するポイントは2つ!【最新買取相場は?】

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メルセデス・ベンツの中核に位置する<Cクラス>。その中でも<Cクラスクーペ>は特にスポーティでエレガントなモデルです。

今回は「Cクラスクーペをより高額で買取してもらうポイント」と「最新の買取相場の情報」を紹介します。

Cクラスクーペの特徴

Cクラスクーペは、セダンとワゴンのラインアップを持つCクラスをベースに誕生。Cクラス史上最もスポーティなモデルとして登場し、<アジリティ&インテリジェンス>をコンセプトとしています。

アジリティというのは敏捷性のこと。ハンドリング性能が高く、素早く反応し、やや硬めの足回りを持つCクラスクーペは、操縦安定性が高められています。

さらに、部分自動運転や歩行者検知式自動ブレーキなどといった先進技術レーダーセーフティパッケージを搭載。インテリジェンスの高いクルマに仕上がりました。

ベースとなるのはメルセデス・ベンツの主力モデルのCクラスであるため、Cクラスクーペにも最新テクノロジーを惜しみなく搭載。
国内でも高く評価され、2014-2015日本カー・オブ・ザ・イヤーにおけるインポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

セダンからの変更点

Cクラスクーペは、これまでのCクラスのセダンに対し、Aピラー※より後ろが専用設計となりました。セダンと比べると車高が25mm低く設計され、クーペらしい流れるようなプロポーションを完成させています。
※フロント・ウィンドウを支える左右両端の支柱のこと。

また、AMGラインと同等の装備が特徴で、大径ディスクブレーキを装備。インテリアにもこだわり、専用のスポーツシートを装備しています。センターコンソールには高級感を感じさせる艶消しのWOODを採用。さらに、ドアのサイドパネルにはアルミが使用されています。

C180 クーペスポーツに搭載されたエンジンは1.6Lの直噴ターボ。
最高出力は15kW(156ps)/5300rpm、最大トルクは1250Nm(25.5kgm)/1200-4000rpmというパワフルさも魅力でしょう。

マイナーチェンジ後の新型Cクラスクーペ

2018年にメルセデス・ベンツが行ったCクラスのマイナーチェンジには、Cクラスクーペも含まれていました。このマイナーチェンジでは、外装デザインが変更され、内装にもワイドディスプレイが採用されています。

さらに、先進運転支援システムである<インテリジェントドライブ>も強化されるなど、見た目だけでなく安全性能も高められたのです。

マイナーチェンジ後の外装

マイナーチェンジによって、Cクラスクーペのフロントやリアバンパーが刷新され、ダイナミックなデザインに変更されました。

さらに、<マルチビームLEDヘッドライト>が標準装備となり、注目を集めています。このマルチビームLEDヘッドライトは、片側84個ものLEDを個別に制御できるライトで、他車のドライバーにまぶしさを感じさせることなく広範囲を照射できるのが特徴です。

また、雨天の照り返しも抑えられるので、運転しやすいと高く評価されています。高速道路モードなども搭載し、さまざまな状況に対応できるようになりました。
マイナーチェンジで新たに搭載された<ウルトラハイビーム>は、最長650m先までの照射が可能で、夜道での安全性もアップしています。

先進的な内装へとマイナーチェンジ

新型Cクラスクーペのダッシュボード中央には高精細0.25インチの<ワイドディスプレイ>を採用。ワイドディスプレイの存在感により、先進的なイメージへと変化しています。
さらに、オプションによりCクラス専用デザインである高精細12.3インチの<コックピットディスプレイ>も選択が可能。<クラシック>、<スポーツ>、<プログレッシブ>の3種類から選べ、自分好みのデザインが見つかります。
その他にも、ステアリングホイールにSクラスと同じデザインが採用されました。上質でスポーティなデザインのステアリングホイールには、さまざまなスイッチも備えています。
加えて、<タッチコントロールボタン>だけでなく、先行車との距離を判断して自動でキープする<アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)>のスイッチも搭載。
手元でさまざまな切り替えができることにより、操作性が向上しています。オーディオシステムにもこだわり、<アドバンスドサウンドシステム>も新設されました。

総出力225W、9個ものスピーカーを備えるアドバンスドサウンドシステムは、車内でも上質の音楽が楽しめると高く評価されています。

新型Cクラスクーペのスペック
  • エンジン種類:直列4気筒DOHC直噴ターボ
  • 排気量:1.6L
  • 最高出力(kW[PS]/rpm):115[156]/5,300
  • 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):250[25.5]/1,200~4,000
  • トランスミッション:9速AT
  • 駆動方式:FR
  • 使用燃料:ハイオク

新型Cクラスクーペの燃費

新型Cクラスクーペは、重量が1,570kgと重くなったことで、燃費性能が14.9㎞/Lに低下しました。1.6Lターボでありながら、この燃費値は物足りないと感じる人もいることでしょう。

Cクラスクーペの買取価格例


Cクラスクーペの最新の買取事例をご紹介します。

  • 2017年式 (平成29年)<Cクラスクーペ C180> 黒系
    走行距離 2万km 新車販売価格 504万円 参考買取価格 276万円 残価率54%
  • 2016年式 (平成年)<Cクラスクーペ C180 スポーツ> 赤系
    走行距離 3.3万km 新車販売価格 575万円 参考買取価格 227万円 残価率39%
  • 2014年式 (平成26年)<Cクラスクーペ C180> 白系
    走行距離 3万km 新車販売価格 466.5万円 参考買取価格 117万円 残価率25%

Cクラスクーペの人気グレードは?

Cクラスの残価率は最大で59%と高いものの、Cクラスクーペになると残価率が伸び悩む傾向にあります。Cクラスクーペはスポーティーなスタイルが魅力ですが、買取では2ドアがネックになっているともいえるでしょう。

ファミリー層が購入を控えることから残価率が下がり、それほどの高額買取は期待できません。ただし、年式が新しい場合には高値がつきやすくなります。

さらに、Cクラスクーペの3つのグレードによっても残価率は異なるといえるでしょう。

C180 Coupe

CクラスクーペのベースグレードとなるのがC180 Coupe。標準装備は少ないものの、オプション次第では上位グレードと同じ装備が揃えられます。
自分好みにカスタマイズしたいユーザーに人気で、必要な装備のみ選ぶことで価格が抑えられるのが魅力です。

C180 Coupe Sports

スポーツ仕様のCクラスクーペがC180 Coupe Sports。スポーツサスペンションやスポーツシートなどを採用しているのが特徴で、高級感とスタイリッシュさがアップしています。

C180 Coupeと比べると標準装備が豪華であり、ある程度完成された仕上がりだといえるでしょう。しかし、自分なりのアレンジも可能で、オプションを選ぶ楽しさが味わえるクルマです。

C300 Coupe Sports

C180では1600ccだった排気量が2000ccにまで上げられたのがC300 Coupe Sportsです。排気量が大きくなったことで走行性能や加速性能もアップしています。

より高額に買い取ってもらうポイント

 

人気のカラー

新型Cクラスクーペには有償・無償をあわせた10色のボディカラーが用意されています。

  • ポーラーホワイト(無償)
  • オブシディアンブラック(有償)
  • イリジウムシルバー(有償)
  • グラファイトグレー(有償)
  • モハーベシルバー(有償)
  • カバンサイトブルー(有償)
  • ブリリアントブルー(有償)
  • セレナイトグレー(有償)
  • ダイヤモンドホワイト(有償)
  • ヒヤシンスレッド(有償)
メルセデス・ベンツの人気カラーはホワイトとブラックのスタンダードな2色であり、ソリッドなポーラーホワイトには高い人気があります。
また、高級感のあるオブシディアンブラックにも需要が集中しているといえるでしょう。メタリックなオブシディアンブラックは、メルセデス・ベンツらしさが感じられるカラーです。
これらの2色であれば、買取でも高く評価されます。

人気のオプション

Cクラスクーペで人気のオプションは<レーダーセーフティパッケージ>です。
レーダーセーフティパッケージには、歩行者飛び出し検知機能付きのアクティブブレーキアシストや、アクティブステアリングアシストなどが含まれています。

安全性能が向上することから、安心して運転できると評判のオプションです。また、万が一の事故に備え<ドライブレコーダー>を搭載したクルマも中古車市場では人気があります。

メルセデス・ベンツのドライブレコーダーは広範囲まで鮮明に記録できると高く評価されています。記録した映像はリアルタイムでスマートフォンなどから確認でき、もしものときにも迅速な対応が可能です。

レーダーセーフティパッケージやドライブレコーダーがオプションとしてつけられたCクラスクーペであれば、中古市場でも需要が高いといえるでしょう。

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まとめ

メルセデス・ベンツの主力のCクラスをベースとしたCクラスクーペは、スポーティなデザインが魅力です。ただ、買取ではそれほど高く評価されておらず、高額査定は期待できません。

しかしながら、年代が新しいものであれば高い買取を期待することが可能なクルマです。走行距離が短いほど高値がつきやすくなりますので、適切な時期に査定を依頼するのがいいでしょう。

また、買取は複数の業者に査定を依頼することでも価格が上がる傾向にあります。一括査定サイトなどを上手に利用すると、各業者が競い合って高値をつけることも多いものです。

その他にも、人気のカラーやオプションも買取価格に影響します。コツをおさえて上手にCクラスクーペを売却しましょう。

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