セダンの維持費はどのくらい?維持費が安いセダンのランキングも公開!

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「セダンを買いたいけれど、維持費について詳しく知りたい」と考えているあなたへ。今回は、セダンの維持費について詳しく解説します!

【そもそもセダンってどんな車なの?】という基本的な疑問から【維持費の安いセダンランキング】までご紹介しますので、しっかりとセダンの維持費をチェックして最適な車選びをしましょう!

セダンとはどういう車?

「セダンについて説明して欲しい」と問われると難しいですね。聞きなじみのあるセダンですが、いざ人に説明するとなると困ってしまいます。そこでまずは「セダンとはどんな車か?」について解説していきます。

そもそもセダンとは

セダンとはずばり【3ボックス4ドアの車】です。

「4ドアは分かるけど3ボックスとは…?」と思う方もいるかもしれませんが、3ボックスとは【乗用スペース・エンジンルーム・トランクがそれぞれ独立している】ことを意味しています。
一般的にセダンやクーペのと呼ばれる車種が3ボックスに該当します。

逆に、エンジンが床下にあり乗用スペースとトランクが一体化しているのが1ボックス。乗用スペースとトランクが一体化しており、ボンネットの中にエンジンルームが備わっているのが2ボックスです。

セダンには多様な車種がある

ひとくちに「セダン」といっても多様な車種があります。例えばプリウスやカローラ、インサイトなどが代表例です。この3つはよくテレビCMやインターネットでも目にしますね。

またセダンの中には「高級セダン」と呼ばれるカテゴリーもあり、例えばベンツやクラウン、ロールスロイスなどが挙げられます。どれも聞きなじみのある車種ばかりです。
というのも、セダンは日本国内だけでなく海外メーカーでも生産されているため、数えきれないほどの車種があるからです。

セダンのメリットは?

続いてはセダンのメリットをご紹介します。

安全性に優れている

セダンの大きなメリットのひとつに「安全性の高さ」があります。先述したようにセダンの構造は3ボックスです。人が乗る空間・荷室・ボンネットそれぞれが完全に区切られているため、仮に衝突しても互いに影響を受けにくくなります。

現代では、ほとんどの車に優れた安全装置が搭載されているので、エアバックが衝撃を吸収してくれますが、車の構造面においてセダンの安全性を超えるものはなかなかありません。

快適性が高い

セダンの「乗り心地の良さ」も見逃せません。居住性の良さを決め手にセダンを選ぶ人も多いでしょう。セダンが快適性に優れている理由としては、「重心が低い」ことが挙げられます。
例えばSUVのような車高の高い車では、視認が良好になるメリットがある一方で、乗り心地が悪くなってしまいます。

その点セダンは重心が低いため段差が小さく、スムーズに乗り降りすることができます。
加えて走行中の振動にも強いため安定感も抜群です。しなやかに走行してくれるためドライバーのハンドリング操作もはかどりやすくなります。特に高速道路では、優れたパフォーマンスを発揮してくれることでしょう。
さらに前述したように、セダンは3ボックスとなっているため、エンジンからのノイズやガソリン臭の侵入なども完全にシャットアウト。ノンストレスでドライブを楽しむことができます。

中古で買うと安い

セダンは他車種と比べて中古車が安くなります。というのも、リセールバリューが低いからです。「売る側」にとってはリセールバリューが低いことはデメリットになり得ますが、「買う側」にはメリットに転じます。
先述したように、セダンは安全性や快適性に優れているため、例えばミニバンやSUVと比べてもコストパフォーマンスが良好。同じ予算額でも質の高い中古車を買うことができるでしょう。

セダンのデメリットは?

続いてはセダンのメリットをご紹介します。

積載量が少ない

外観から想像できるように、セダンは積載量が少なくなります。他の車種と比べるとトランクルームも狭いため、大きめの家具や家電は入りません。荷物の少ない遠出であれば問題ありませんが、アウトドアなど荷物の多い遠出ではちょっと厳しいでしょう。

定員数が少ない

セダンの定員は4~5人です。車そのものは大きいのですが、3ボックスになっているため乗車人数も少なくなってしまいます。また、最大定員が5人のセダンに5人が乗った場合、少々窮屈に感じられてしまうでしょう。人が定員いっぱい乗ると息苦しく感じるので、3~4人で乗る方が快適です。

燃費が良くない

「セダンは燃費が悪い」と感じる人も多いようです。セダンは排気量が多くハイオクを燃料にするものが多いため、ガソリン代もかさみやすくなります。ただ、近頃ではハイブリッドモデルも登場しているので、そこまで気にする必要はないでしょう。

セダンの維持費とは

次に「セダンにかかる維持費」について解説していきます。一般的な車両と維持費の種類は変わりません。ただ排気量や車両重量によって金額が変わるので要チェックです。

自動車税

自動車を持っている人全員に支払い義務のある税金です。毎年5月末ごろに納付する決まりになっています。また自動車税は排気量によって納税額が異なり、1,000〜1,500ccの車で34,500円です。セダンの場合、1,300ccから4,000cc近いものまで多彩なので支払い金額にばらつきがあります。

自動車重量税

自動車の重さによって課税される税金です。0.5トン増えるごとに納税額が高くなるのが特徴で、新車登録時または車検時に支払うことになります。

自賠責保険

自動車を所有する全ての人に加入義務のある保険です。事故を起こしたときの被害者救済を目的としており、車だけでなくバイクにも加入が義務付けられています。納付期間は12ヶ月・24ヶ月・36ヶ月といくつかありますが、24ヶ月の場合25,830円となります。

任意保険

文字通り任意で入る保険です。自賠責保険のように加入義務はありませんが、自賠責保険で補填できない分を補うためにも加入しておくのがオススメです。

車検費用

車検時にかかる費用です。車検費用とは、税金を含む法定費用と整備費などを含む車検基本料の2つを合わせたものです。

基本的にはディーラーや整備工場に依頼することになりますが、車両やパーツの傷み具合でも金額は大きく異なります。年間で計算すると、セダンの場合だいたい2万円程になるでしょう。

ガソリン代

自動車の維持費と聞くとまっさきに思い浮かぶのがガソリン代。当然ながらセダンにもガソリン代はかかります。またセダンにはハイオク車が多いため、必然的に燃料費は高くなります。

駐車場代

ガソリン代に並んで維持費の大きな割合を占めるのが駐車場代です。持ち家やマンションなどすでに駐車場を所有している人であれば必要ありませんが、新たに駐車場を契約しなければならない人はきちんと考えておかねばなりません。

駐車場代は場所によって大きく異なります。東京都内なら月2万~4万円程、地方なら月1万円程と考えておきましょう。

メンテナンス費

エンジンオイルやタイヤ、ワイパーを交換するときにかかる費用です。メンテナンスは整備工場に頼むこともできますし、自分で行うこともできます。年間2万~3万円程度を見ておくと良いでしょう。

セダンの車種によって維持費は変わる?

「セダンは車種によって維持費は変わるの?」という疑問が生まれるかと思います。もちろんセダンにもたくさんの車種が存在するので、かかる費用も異なります。

自動車税は排気量によって異なる

セダンに限らず全ての車に共通して言えますが、排気量によって自動車税は異なります。
セダンでも排気量が1,500ccのものもあれば4000cc近くになるものもあるので、車種やモデルによって支払い金額は大きく変化します。

先述しましたが、自動車税は最安で1,000cc以下の29,500円、最高で6,000ccの111,000円です。

自動車重量税も大きく異なる

自動車税に並んで自動車重量税も大きく異なります。車の重さによって変化するのもありますが、「エコカー減税があるかないか?」も大きく関係します。

エコカー減税対象車であれば減税されて数千円にまでコストダウンできる一方で、対象車でなければ数万円かかってしまうこともあります。

セダンはハイオク車が多い

先述したように、セダンはハイオク車があるため、ガソリン代にもばらつきが生まれます。レギュラーであれば1L 140円程度ですが、ハイオクとなると1L 150円程にまで上がります。

ただ、最近ではハイブリッドモデルも続々と発売されているので、そこまで多額なガソリン代がかかるということは考えにくいでしょう。

維持費が安いセダン ランキング

それでは【維持費位の安いセダンランキング】をご紹介します!安い順に5つのセダンをピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。

条件:走行距離年間1万km、駐車場代全国平均8500円、ガソリン代1L140円、新車購入後10年
※年間の維持費総額=自動車税+自動車重量税+車検+駐車場代+自賠責保険+ガソリン代で算出
※年間ガソリン代=年間10,000kmの走行÷実燃費に140円を掛けて算出

 

1位 プリウス:268,906円

日本が誇るトヨタ【プリウス】。多くの人にとって聞きなじみのある車種でしょう。ハイブリッドカーの元祖とも言える車種で、多くのユーザーから人気を集めています。

プリウスには数多くのメリットがあり、セダンの魅力を備えた上で「燃費性能」「エコ」「耐久性」においても抜群のパフォーマンスを発揮します。EグレードであればJC08モード40.8km/Lという圧倒的な好燃費を実現。
車両価格はやや高くなりますがトータルの維持費は◎。期待を上回るハイパフォーマンスを体感できることでしょう。

維持費

金額

自動車税

36,550

自賠責保険

14,010

重量税

4,500

車検

20,000

ガソリン代

53,846

駐車場代

120,000

メンテナンス費

20,000

合計

268,906

ガソリン代:実燃費26.0km/Lで年間10,000kmを走った場合

駐車場代:月10,000×12ヶ月

2位 アクシオ ハイブリッド:269,531円

トヨタの人気車種【アクシオ ハイブリッド】。他のセダンと比べても安めの車両価格なのが魅力で、かつ燃費性能にも優れている車種です。アクシオにはガソリン車とハイブリッド車の2タイプがラインナップされています。

存在感のあるボディも必見。シンプルな外観デザインをはじめ、トヨタセーフティーセンスなどの高性能安全装備、またセダンならではの安定した走りを見せてくれますよ。
エンジン排気量が1,500ccと少ないため税金も抑えることができます。加えてエコカー減税の優遇も受けられるため、さらなるコスト低下を実現。

維持費

金額

自動車税

31,950

自賠責保険

14,010

重量税

4,500

車検

20,000

ガソリン代

59,071

駐車場代

120,000

メンテナンス費

20,000

合計

269,531

ガソリン代:実燃費23.7km/Lで年間10,000kmを走った場合

駐車場代:月10,000×12ヶ月

3位 グレイス ハイブリッド:274,096円

大手ホンダが手がけるセダン【グレイス ハイブリッド】。燃費が悪いと言われるセダンの常識を覆すかのように生まれた車種で、コンパクトカーと肩を並べるほどの燃費性能が魅力です。また、標準搭載されているECOスイッチによって低燃費モードを加速させることができます。

燃費の良さだけではなく、「スタイリッシュさ」「上質感」「走行性能」においてもセダンらしさをキープしています。低燃費によってガソリン代を抑えるだけでなく、エコカー減税によって税金面もコストカットすることができます。維持費の安さにおいてはセダンの中でもトップです。

維持費

金額

自動車税

31,950

自賠責保険

14,010

重量税

4,500

車検

20,000

ガソリン代

63,636

駐車場代

120,000

メンテナンス費

20,000

合計

274,096

ガソリン代:実燃費22.0km/Lで年間10,000kmを走った場合

駐車場代:月10,000×12ヶ月

4位 アクセラ ハイブリッド:289,134円

マツダが手がける人気セダン【アクセラ ハイブリッド】。アクセラはパワフルかつ静粛性に優れた走りが魅力的な車種で、ガソリン車・クリーンディーゼル車・ハイブリッド車の3種がラインナップされています。

なかでもハイブリッドモデルは燃費性能・安定性・安全性のすべてに長けており、ドライバーにとってストレスのない走行ができます。

しなやかな走りはもちろん、マツダ特有の上質感あふれるデザインも必見。その美しい外観に惹かれてアクセラを買う人も多いです。車両価格はやや高めですが、トータル維持費で見るとセダンの中ではトップクラス。

維持費

金額

自動車税

36,550

自賠責保険

14,010

重量税

4,500

車検

20,000

ガソリン代

74,074

駐車場代

120,000

メンテナンス費

20,000

合計

289,134

ガソリン代:実燃費18.9km/Lで年間10,000kmを走った場合

駐車場代:月10,000×12ヶ月

5位 カムリ ハイブリッド:295,499円

トヨタの人気セダン【カムリ ハイブリッド】。ワイド&ローデザインが魅力で、遠くから見ても圧倒的な存在感を誇る車種です。セダンらしい安定した走行はもちろんのこと「スポーティさ」も兼ね備えています。
また高級感あふれるエクステリア&インテリアも必見。本革で作られたシートはまるでドライバーを包み込むかのような座り心地です。

上位4つのセダンと比べると燃費性能はやや劣りますが、それでもトータル維持費で見るとハイパフォーマンスを誇ります。高級感クラスセダンに分類されるため車両価格は高めですが、予想の遥か上を行く走りを魅せてくれることでしょう。

維持費

金額

自動車税

41,650

自賠責保険

14,010

重量税

6,000

車検

20,000

ガソリン代

73,839

駐車場代

120,000

メンテナンス費

20,000

合計

295,499

ガソリン代:実燃費18.96km/Lで年間10,000kmを走った場合

駐車場代:月10,000×12ヶ月

まとめ

セダンの維持費について詳しく解説しました。いかがでしたか?
ひとくちに「セダン」といっても多彩な車種がありますし、かかる費用の額にも大きな差があります。

「ハイオク車かどうか?」「排気量はどれくらいか?」「エコカー減税かどうか?」によって維持費も大きく変わってきます。しっかりと下調べをして自分に合ったセダンを選びましょう!