家族や友達、ソロキャンプなどシチュエーション別に最適な車を知りたい!と考えているあなた。今回は、【キャンプでの車選びのポイント】をはじめ【シチュエーション別でのキャンプのおすすめ車】をご紹介します!
家族キャンプから3~4人での友達キャンプあるいはソロキャンプまで、それぞれのシーンに最適な車をピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
キャンプに合う車のポイント
夏を思いっきり楽しむイベントといえばキャンプ。大自然の中でテントを張って、木陰でのんびり過ごして、そしてみんなでバーベキューをして……。
そんなキャンプをもっと楽しくするために忘れてはいけないのが、私たちをキャンプ場まで運んでくれるクルマの存在です。乗る車によってキャンプをもっと快適に、便利にすることができるんです。それではまずは、キャンプに合う車のポイントをいくつかご紹介していきます。
たくさん荷物が積める車両
キャンプでの車選びでもっとも大切なポイントが「どれくらい荷物が積めるか?」です。後ろのトランルームはもちろんですが、どれくらいの人数が乗れるのか、シートに余裕はあるか、など車両全体のスペースが非常に重要です。
せっかくみんなでスケジュールを合わせたキャンプなのに、移動がぎゅうぎゅうなのも嫌ですよね。そうならないためにも、出来るだけスペースの広い車種を選びましょう。
オフロードでも走れる車両
荷物の積載量に次いで重要なポイントが「オフロードでも走れるかどうか?」です。多くのキャンプ場は現地までの道が整備されていますが、場所によってはデコボコした道になっていたり、ぬかるんだ道を走らざるをえない場面もあります。
キャンプサイトへの道中でぬかるみにハマっている車もたまに見かけます。面倒な思いをしないためにも、オフロードでも走れる車を選びましょう。なかでも【4WD】(4輪駆動)の車両がオススメです。
車内が水に強い車両
キャンプを含むアウトドアでの車選びで重要なのは積載量やオフロードでの対応だけではありません。「車内が防水であるかどうか?」という点も重要になります。
キャンプサイトへの道中では、ぬかるんだ道や砂利道を走ることがあったり、雨によって濡れたテントを車内に積んだりすることがあります。そういったときに、水に濡れるとちょっとイヤですよね。なかには防水シートを搭載している車両もあるので、出来るだけ水や汚れに強い車両を選びましょう。
ファミリーキャンプにおすすめの車とその特徴
まずはファミリーキャンプにおすすめの車をご紹介します。家族キャンプで重要視したいのが【乗車人数】【乗り心地】です。
家族の人数にもよりますが、小さなお子さんがいる場合は、出来るだけ子供が辛くないように居心地の良い車内が理想ですよね。また安定した走行ができる車選びが大切になります。
1.ランドクルーザー
世界のトヨタが誇るSUV【ランドクルーザー】。アウトドア派な車好きなら誰しも知っているオフロードの名車です。アフリカやアイスランドの過酷な自然環境でのレスキューにも用いられており、今や世界中で活躍しています。
ゴツゴツした見た目から想像できるように、いざランドクルーザーに乗るやいなや抜群の安定感を体感できることでしょう。価格はやや高めですが、広すぎるトランクルームそして最大収容人数7人という圧倒的なキャパシティを誇ります。
オフロードでの安定性・キャパシティ共にファミリーカーには最適です。大掛かりなバーベキューセットもラクラク載せることができるでしょう。家族キャンプをこの上なく楽しませてくれる一台です。
2.ヴォクシー
世界のトヨタが生産・販売するミニバン【ヴォクシー】。広々とした三列シートが魅力的で、7人乗りタイプと8人乗りタイプから選べる車種となっています。
シートを倒せば積載量も倍増、子どもたちの遊び道具やバーベキューセットもラクラク積むことができますよ。シートを倒して後ろにいっぱい荷物を積んだとしても、余裕で5人は乗ることが可能です。
また燃費性能にもすぐれており、JC08モードでは23.8km/Lを実現。月々のガソリン代が安く抑えられるので、キャンプだけでなく頻繁にアウトドアに出かける家族にはぴったりです。
3.ステップワゴン
ホンダを代表するミニバン【ステップワゴン】。低床ながらも背の高い車体が特徴のミドルサイズミニバンです。ステップワゴンの最大の魅力は、リアゲートを縦・横どちらにも開ける「わくわくゲート」です。
ゲートを横向きに開閉できるため、狭いところでも荷物をラクラク積むことができます。駐車場が混み合っているキャンプ場なら大活躍ですね。
また低床になっているので重い荷物でも難なく載せることが可能で、3列シートを倒して格納すれば、自転車でも余裕で積むことができますよ。
燃費性能もハイブリッド車のJC08モードで25.0km/Lと良好で、キャパシティ・走行性能ともに文句なし。
4.ヴェゼル
日本を代表する自動車メーカー、ホンダが手がけるコンパクトSUV【ヴェゼル】。ライバル車と比較してもコストが低く、コンパクトながらも広々としたキャパシティが魅力的な車両です。
SUVとクーペを融合して開発されており、現在はガソリン車とハイブリッド車が販売されています。またヴェゼルでは低床設定がなされているため頭上・足元スペースにたっぷりのゆとりがあるのが特徴です。
特に、後方が広めに設計されており、180cmの人が乗ってもシートに膝が当たりません。大容量ながらも車両がコンパクトなので、小回りがきいてスイスイと運転できます。車高が高いため視界も良く、ドライバーのストレスも溜まりにくいです。細い田舎道でも快適な走行ができるでしょう。
3~4人キャンプにおすすめの車とその特徴
続いては3~4人キャンプにおすすめの車をご紹介します。3~4人だと友達同士で行く場合が多いかと思います。特におすすめの車をいくつかピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてください。
5.エクストレイル
多くの高級ブランドを手がける日産のSUV【エクストレイル】。「アウトドアスポーツの醍醐味を楽しみ尽くす人たちへ」をコンセプトに開発されたSUVで、アウトドアにも大活躍ながらふらっと街乗りにも便利な車両となっています。
アウトドア向けに設計された車両なのでキャパシティも圧倒的で、最大7人まで乗車することが可能です。
車内もアウトドア仕様になっており、防水シートはもちろん防水ラゲッジ(ガソリン車のみ)、オートエアコンが搭載されています。
また後方の視界を確保するときに便利なインテリジェントルーミラーも搭載されており、どんな環境でも圧倒的なパフォーマンスを発揮します。カッコいい見た目と乗り心地・機能性を兼ね備えていることから「キャンプのための車両」と言っても過言ではありません。
6.CX-5
マツダが「走る歓びを乗るすべての人に」をコンセプトに開発したクロスオーバーSUV【CX-5】。2012年、同じくマツダCX-7の後継車として生まれたCX-5は、パワフルながらも静かな走行が魅力的な車です。
キャパシティもアウトドア向きで、オプションとしてルーフキャリアを取り付ければ上にテントなどを積むこともできます。またガソリン車だけでなくディーゼル車も販売されており、排気がクリーンで環境にもやさしいのが魅力です。
物静かでやさしいディーゼル車ですが走行の力強さは群を抜いており、アウトドアでの山道でもスイスイと進んでくれる圧倒的な信頼度を持ち合わせています。
7.ハスラー
スズキが販売する軽自動車【ハスラー】。キャンプ好きの中でも「人と同じクルマには乗りたくない!」という人にオススメな車種です。最大の魅力はなんといってもデザイン性!
内装・外装ともにファッショナブルな見た目となっているため、キャンプのワクワク感を加速させてくれます。グリップコントロール機能により、寒冷地を含むどんな道でも安定した走行が可能です。
また坂道発進をサポートするヒルホールドコントロール機能、トンネルに入ると自動でライトを点ける機能が備わっているので、初心者でも安心。カジュアルにキャンプを楽しむにはぴったりの車です。
ソロキャンにおすすめの車とその特徴
ソロキャンプとなると、もはやアウトドアのプロ。一人キャンプであれば気を遣う必要がないので、自分が居心地の良いと思う車を選ぶことが重要ですね。
8.ジムニー
もっともアウトドアに似合う車といえるスズキの【ジムニー】。まさにアウトドアのために開発された軽自動車で、「悪路を乗り越えるために必要な機能がすべて備わった4WD」となっています。
国内でもっとも有名なアウトドア車と言っても過言ではなく、あまりの注文の多さで納車予定が遅れてしまうこともしばしば……。
その人気ぶりから予想できるように、オフロードでの走破性・機動性ともに圧倒的なパフォーマンスを発揮してくれます。
「整備された道だと不便なの?」と思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。圧倒的なハンドリング性能・そして静粛性によってどんなオンロード、オフロード問わずそのポテンシャルに魅了されることでしょう。大きなキャンプ場はもちろん、ローカルスポットを訪れるときにも大活躍です。
9.ウェイク
大手自動車メーカー、ダイハツが手がける軽自動車【ウェイク】。ウェイク最大の特徴は「軽自動車トップクラスの車内空間」です。室内の高さは1,455mmに設定されており、自転車も2台はラクラク積めるほどです。
荷室そのものは広くないものの、床下収納があるためどんなに高い荷物でも簡単に積むことができます。
加えて走行性能もピカイチで、コーナリング性能が群を抜いており、ぐねぐねとカーブの多い山道でも安定した走りを魅せてくれます。
また車内の至るところにユーティリティフックが備え付けられているため、車中泊には欠かせないランタンや懐中電灯も難なく吊るすことが可能です。
アウトドア専用車ではないものの、その走行性能や車内装備がソロキャンプでも大活躍してくれることでしょう。
10.N-BOX
ホンダが手がける軽自動車【N-BOX】。現在新車販売は行われていませんが、中古車として購入することはできます。
N-BOXの最大の魅力は「トランクルームを含む車内空間の広さ」で、燃料タンクを前席の下に備えることで広々とした車内スペースが確保されています。トランクルームにも十分なスペースがあるので、キャンプ道具もラクラク積むことができます。
またシートには花粉やダニを防ぐ加工によって快適性がさらにアップ。心おきなくソロキャンプを楽しめることでしょう。
多少の馬力不足があるため悪路ばかりのローカルエリアだと苦戦するかもしれませんが、カジュアルなキャンプ場であれば優れたパフォーマンスを発揮します。
まとめ
キャンプでの車選びがについて詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか?ひとくちにキャンプと言っても、家族でのんびり楽しんだり友達同士でワイワイ楽しんたり、はたまたソロで出かけたりすることがありますよね。
それぞれのキャンプのシチュエーションによって適している車は異なるので、ぜひ自分のキャンプに合った車選びをしましょう!今回の記事をぜひこの夏のキャンプに役立ててくださいね。