王者の品格を持つメルセデス・ベンツGクラス!維持費や部品代はどう?

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芸能人にもユーザーの多いGクラスですが、年間の維持費はどのくらいかかるのでしょうか。また定期的なメンテナンスで特に注意しておくポイントとは、どういったところになるのでしょうか。今回は、Gクラスの維持費について、ご紹介します。

Gクラスの特徴

Gクラスは、軍用車両だったゲレンデヴァーゲンを一般用に改良したものという、位置付けです。一切妥協が許されないクロスカントリービークルとして、最高級の性能を与えられて市場に出ました。

初代販売から40年が経ちますが、高級SUV車の王者といっても過言ではないその佇まいに夢中で、歴代モデルを乗り継ぐファンも多い車種です。

Gクラスの四角いデザインは、いつの時代でもアイデンティティとして、デザインが大きく変更されることはありませんでした。デザインは初代のコンセプトを大切にしていますが、機能性や快適性に関しては、常に時代の最先端技術を採用し、進化を図ってきました。

メルセデス・ベンツの高い技術力で実現したインテリジェントドライブと、時代の最先端を行くコネクテッドテクノロジーによって、操作性が近年のモデルでは飛躍的に向上しています。

どの時代においても、SUV車の王者であるべく、より進化した形を求め続ける精神が、ユーザーの心にしっかり響いています。

Gクラスの操作性

Gクラスのユーザー層を見ると、特に近年は、老若男女と幅広い層がGクラスを所有していることが分かります。Gクラスの新たな魅力として、操作性が大幅に向上したことが、要因であると考えられています。

デザインは普遍的ではありますが、開口部や窓を大きくし、運転席からの視認性を考慮した改良を行なった結果、非常に見晴らしが良いと、ドライバーからは好評です。

また、Gクラスの安全装備は、次世代を見据えた最新機能が搭載されています。フロントバンパーの下に、ミリ波レーダーが搭載されていますが、前を走る車との距離を保ち、衝突の危険を回避しつつ、より安全な走行を実現しています。そして、狭い道や駐車場においても、レーダーと高性能カメラによって、ドライバーの負担やストレスを少なくしています。

Gクラスは、たくましいオフロード性能はそのままに、一般道や高速道路においても、より快適なオンロード性能も手にしています。

Gクラスのボディサイズ

Gクラスの現行モデルのボディサイズは下記になります。

  • 全長:4.66m
  • 全幅:1.93m~1.99m
  • 全高:1.98m

見た目も迫力十分なGクラスのボディサイズは、圧倒的とも言える大きさを持っています。しかし先述したように、運転席からの視認性が高く安全装備も充実しているため、取り回しのしづらさは感じません。

そして、室内空間においても広く、高い機能性や上質なシートなどによって、どの座席でも快適な乗り心地を兼ね揃えています。

Gクラスの走行性能

Gクラスはモデルチェンジを経て、次世代型のパワートレインと環境性を高めた最先端のディーゼルエンジンが新たに設定されました。またガソリン車においても、エンジン・ボディを構成する素材の改良によって走行性能が向上しています。

ベンツGクラスは、ガソリン車・ディーゼル車の基本モデルのみと、非常にシンプルなグレード構成です。

もともとGクラスは、初代の販売当初は、水冷式4気筒SOHC2,300ccガソリンエンジンと、水冷式5気筒SOHC3,000ccのディーゼルエンジンが発売されていました。しかし、より力強い走りを実現すべく、排気量をアップしたという経緯があります。

現行モデルでは、3,982ccのガソリンエンジンと、2,925ccのクリーンディーゼルエンジンが採用されています。Gクラスのエンジンには、常に最高の品質が求められますが、現行モデルにおいても、ユーザーの期待を裏切らない走行性能を持っていると言えます。

Gクラスにかかる維持費は年間どのくらい?

続いて、Gクラスにかかる、年間の維持費についてご紹介します。

税金

Gクラスを所有する際に、定期的に発生する税金は、自動車税と自動車重量税が挙げられます。自動車税は毎年、自動車重量税は新規登録時と車検時に課税されます。

自動車税

自動車税は、車の排気量によって税額が決まっています。毎年4月1日の時点で、ユーザーに支払い義務が生じ、自動車税を納めていないと車検証の交付ができません。

先述したように、Gクラスはガソリン車とディーゼル車で、排気量が異なります。これらを自動車税の税率に当てはめると、ガソリン車が年間66,500円、ディーゼル車が51,500円となります。

重量税

自動車重量税は、車重によって加算される税金です。現行モデルのGクラスに関して、ディーゼル車の公式データはありませんでしたが、ガソリン車は2,450kgとなっています。

自動車重量税は500kgごとに、税額が区切られていますが、Gクラスガソリン車には1年あたり20,500円の自動車重量税が発生します。もし、ディーゼル車が2,500kgを超える車重であれば、1年あたりの自動車重量税は24,600円となります。

保険

車を所有する際に、加入が義務付けられる自賠責保険と、任意での加入となる任意保険の支払いが発生します。

自賠責保険

自賠責保険は、法律で加入が義務つけられているので、加入していない場合は、車検を受けることができません。多くの場合は、車検の時期に更新をしているようですが、自賠責保険の保険料はどのくらいかかるのでしょうか。

自賠責保険を取り扱うのは、民間の保険会社などがありますが、保険料は車種や用途によって、一律で定められています。加入期間によっても、月額は異なりますが、Gクラスを自家用乗用自動車で使用する場合の、加入期間と金額は下記になります。

  • 12ヶ月:15,520円
  • 13ヶ月:16,380円
  • 24ヶ月:25,830円
  • 25ヶ月:26,680円
  • 36ヶ月:35,950円
  • 37ヶ月:36,780円

任意保険

任期保険とは、基本の補償内容や手続きの方法を定めた普通保険約款と、その他サービスがある補償内容などを定めた特約という2つで成立しています。

任意保険は、車に関する色々な保証内容があり、保険会社によってその内容や保険料は異なります。任意保険では、主に下記のような要素によって、保険料の料率が異なります。

  • 車種・型式・用途
  • 登録年月
  • 車の安全性能
  • 付保台数(ノンフリート・フリート)
  • 支払限度額
  • 運転者の範囲
  • 運転者の年齢
  • 過去の事故歴

同じGクラスでも、ユーザーや保険内容によって、料金は大きく異なります。自分の使用環境などを考慮して、インターネットで保険料をシミュレーション出来るサイトなどがありますので、そちらを参考にすると良いでしょう。

その他費用

税金や保険料以外に、流動的な維持費も想定する必要があります。これらも踏まえてGクラスの維持費を掘り下げてみます。

ガソリン代

Gクラスの現行モデルには、ガソリン車とディーゼル車があります。燃料が何かによっても、維持費は異なってきますので、燃費はグレードを検討する場合、外せません。

Gクラスのカタログ燃費は、ガソリン車で7.9km/L、ディーゼル車で10.3km/Lとなっています。

2019年5月現在で、ガソリンの平均価格が、レギュラー142円・ハイオク152円・軽油119円となっています。年間10,000km走行する場合には、ガソリン車で約192,000円、ディーゼル車で約115,000円がガソリン代となります。

カタログ燃費と実燃費は違い、あくまで参考値ですが、Gクラスの場合はディーゼル車の方が燃費が良いと言えるでしょう。

駐車場代

自宅に駐車場がない場合は、別で駐車場を契約する必要があります。

駐車場には様々なタイプがあり、金額も地域によって異なりますが、47都道府県の月極駐車場平均相場は、8,288円となっています。そのため、新たに自宅周辺で、Gクラスの駐車場を契約する場合、年間100,000円程の駐車場代が発生する計算となります。

ただし、Gクラスの場合は、サイズの関係で契約できる駐車場に限りがあります。都市部に多い機械式駐車場などは、幅や高さが対応できていないケースがほとんどです。Gクラスは高さがあるので、屋根付きの駐車場や地下駐車場の入口のサイズ規定も、確認する必要があります。

車検代

車検は新車購入後3年、以降は2年に1回の間隔で、受ける必要がある検査です。車検にかかる費用には、法定費用、車検基本費用、部品交換費用の3つがあります。

法定費用とは、先述した自動車重量税と自賠責保険のことを指し、印紙代も加わります。自動車重量税と自賠責保険の費用は、ご紹介した通りの金額ですが、Gクラスの印紙代は1,800円です。

車検基本費用には、定期点検料、検査料、代行手数料が含まれます。Gクラスの車検基本費用の相場は、80,000円となっています。

不具合が見つかり整備が必要な際には、部品交換費用がかかりますが、消耗品としてタイヤ・オイル・バッテリー・ブレーキパットなどが挙げられます。Gクラスの場合は、メルセデス・ベンツ車の中でも、部品が高額です。

これらを合算すると、Gクラスの車検代金が200,000円以上となることも珍しくないようです。ただ、車検に関してはどの整備工場で受け、どんな整備内容かによって、金額は変わってきます。特にGクラスは、部品交換の内訳で、費用が大きく変わりますので、日常の細かなメンテナンスが重要です。

Gクラスの購入時にかかる費用は?

続いて、Gクラスの購入時にかかる費用についてご紹介します。

車体価格

Gクラスの車体価格は、ガソリン車が15,930,000円、ディーゼル車が11,700,000円となっています。価格や維持費の面からも、ディーゼル車の方がコストパフォーマンは高い印象です。

オプション

オプションは、工場で取り付けられるメーカーオプションと、ディーラーでの取り付けとなるディーラーオプションに分けられます。どんなオプション品を選ぶかによって、費用は異なりますが、車体価格の5%~10%が目安となっています。

自動車重量税

車重によっても、税額が異なりますが、Gクラスのガソリン車には61,500円かかります。ディーゼル車の車重が2,500kgを超えている場合は、73,800円となります。

自動車取得税

自動車取得税は、車の購入時にかかる税金です。Gクラスは取得価格(税抜き車体価格×0.9)の3%が発生しますが、環境性で基準を満たした車にはエコカー減税が適用されます。Gクラスにどのくらいの減税があるのか、ディーラーで確認をしておきましょう。

自賠責保険

陸運局でナンバープレートの登録を行うときに、支払い義務が生じます。Gクラスの場合は、次回車検時までの有効期限を踏まえ、37ヶ月契約と仮定すると36,780円となります。

リサイクル料金

廃車時に行う、シュレッダーダスト、エアバック、フロン類などをリサイクルする費用で、購入・登録時に前払いします。ディーセル車の公式データはありませんでしたが、Gクラスガソリン車には、19,860円のリサイクル料金が発生します。

ディーラー代行手数料

登録に関する諸手続きをディーラーに行ってもらう場合、発生する費用となります。新車購入時では、主に下記の手数料が発生します。

  • 納車費用
  • 車庫証明(印紙代)
  • 検査登録代行
  • 下取り車手続き代行

手続きを全て自分で行う場合は発生しませんが、多くのユーザーはディーラーに委託し、スムーズに手続きを進めています。

壊れやすいところや注意するべき点

Gクラスに関しては、サンルーフやパワーウィンドウ、サイドミラーなど、電動操作を行う箇所の不具合が多く報告されています。これらの部品交換や修理は、Gクラスでは高額となりますので、もし中古車のGクラスを購入したいと考えている場合は、注意しておきましょう。

また重量があるために、足回りの負担も大きくなっています。耐久性の高いパーツでカバーをしていますが、タイヤなどは消耗品ですので、本格的に劣化する前に、こまめに交換することをお勧めします。

まとめ

今回は、Gクラスの維持費についてご紹介しました。Gクラスは、部品も高額で維持費も結構かかる印象です。

ただし、他では得られないようなプレミアム感が、Gクラスにはあります。車の性能を最大限に楽しむためにも、細かなメンテナンスを行いましょう。