燃費の高さが魅力!ダイハツの人気車種ミラの維持費は高い?

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ダイハツのミラは国内の軽自動車の中でも名高い車種です。コンパクトなボディを活かした小回りの効く設計は、街乗り用として重宝されています。ミラは2018年3月に生産を終了しましたが、ミライースやミラトコットはミラの後継者と言えるシリーズです。

ミラを乗りたい方は中古車を購入することになりますが、維持費については把握しておくべきです。

ミラの特徴

ミラは日本を代表する軽自動車で、1980年から生産がスタートされました。時代を追うごとに性能が進化を遂げていき、5代目ミラの燃費は19〜27km/Lになっています。丸みを帯びた可愛らしい外観に仕上げたことで、女性からの支持を集めていました。

残念ながら2018年に生産を終了しましたが、同年の上半期だけでも約5万台を売り上げるほど人気車種でした。ファミリーからも愛用されており、主にセカンドカーとして購入されていた方が多いです。

2011年に発売されたミライース、2018年に発売されたミラトコットはミラの性能をベースとして作られたモデルです。今は中古車として購入することになりますが、見た目とは裏腹に丈夫な設計になっているので、コストパフォーマンスの高さに期待されています。

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ミラの維持費は年間どれくらい?

現在、ミラは新車の生産が終了しているので、中古車のみ取り扱いがされています。そのため、走行距離や燃費、劣化具合によって維持費に影響を与えます。

ここからご紹介する維持費の数値は概算なので、実際に購入を考えている方は各店舗に問い合わせをして、見積もりをもらいましょう。

税金

ミラを所有する際に、自動車税と自動車重量税が課せられます。必ず支払う義務があるので、金額は把握しておきましょう。

自動車税

自動車税とは、自動車を所有した全ての人に支払いが義務付けられている税金です。税額はエンジンの総排気量によって定められています。ミラの総排気量は660ccなので、自動車税は¥10,800です。

毎年4月1日時点で、所有している人に自動車納税書が送付されます。自動車税を支払わないと車検を受けることもできません。ミラは燃費基準をクリアしたエコカー減税対象者なのですが、残念ながら自動車税の減税はありません。

重量税

自動車重量税は、車体の総重量によって金額が異なります。ミラの重量は820kgであり、エコカー減税車種なので、重量税が25%減税されます。そのため、1年あたりの重量税は¥5,600です。

保険

ミラだけではなく、自動車を所有するときに自賠責保険や任意保険も大事になってきます。

自賠責保険

自賠責保険は自動車を所有する人に加入が義務付けられている保険です。どの保険会社に加入しても金額は同じで、新規購入時に3年、その後、継続車検の際に2年分を支払います。

ミラの自賠責保険料は2年間で¥25,070なので、1年間の維持費として計算すると【¥25,070÷2年=¥12,535】です。

自賠責保険は人に対して適用される保険ですが、車体や建物には適用されない保険です。万が一のことを考えて保険に加入したい場合は後述する任意保険への加入を検討してください。

任意保険

自賠責保険は人のみに適用されていた保険ですが、任意保険は、相手と自分の車、事故によって破損した建物も補償範囲に含まれています。「運転が得意だから事故は起こすわけない」と思って任意保険に加入せずに、重大な事故を起こしてしまった場合、全ての賠償を自分で償う必要があります。

運転頻度は関係なく、車を運転する機会が少しでもあるなら任意保険への加入をおすすめします。任意保険は保険会社やサービス内容、年齢、等級、免許証の色によって金額は異なります。

ミラを求めるユーザーは、毎日の通勤や街乗り用として使用することが考えられるので、走行距離は多くなるでしょう。下記の費用はある保険会社を一例に保険料を見積もった結果です。

  • 年齢:30歳以上
  • 等級:20等級
  • 年間走行距離:14,000〜15,00km
  • 免許の種類:ブルー
  • 運転者限定:本人
  • 対人賠償:無制限
  • 対物賠償:無制限
  • 年間の保険料:¥31,000

保険契約更新時に保険会社を変更しても、等級は引き継げるので、いくつもの保険会社で見積もりをすることによって維持費を抑えることができます。

その他の費用

ミラに限らず、自動車を保有したときの維持費として大きなウエイトを占めるのがガソリン代や車検代、駐車場代です。

ガソリン代

年間のガソリン代を算出する計算式は【年間の走行距離÷燃費×燃料代】です。ミラは新車が発売されていないので、店舗で取り扱っているものによって燃費は異なります。今回は下記の条件のもと、年間のガソリン代を計算しました。

  • 年間の走行距離:10,000km
  • 燃費:15〜27km/L
  • 燃料代:150円(2019年5月時点の全国平均価格)
  • 燃料:無鉛レギュラーガソリン

ミラの年間ガソリン代:¥55,555〜100,000

駐車場代

自宅に駐車場が無い場合は、新たに駐車場を借りる必要があります。地域や契約している不動産屋との関係もあり、正確な金額を出すことができません。そのため月極駐車場を借りることを前提として、各都道府県の平均相場から概算を算出します。

今回は、神奈川県と山口県の月極駐車場の価格を比べてみました。

  • 神奈川県の月極駐車場平均価格:¥16,716【年間:¥200,592】
  • 山口県の月極駐車場平均価格:¥4,465【年間:¥53,580】

神奈川県は東京や千葉などの関東地方、静岡などの東海地方へのアクセスが便利な地域です。神奈川県全域が観光名所になっていることから、土地の価格も高く、他県と比較しても駐車場代は高いです。

山口県は、福岡県を始めとする九州へのアクセスが非常に便利なので、土地が高いイメージがありますが、神奈川県と金額を比較すると約1/4程度です。

車検代

車検は2年に1回のペースで受けることになります。下記の費用は大きな故障も無かった場合の金額です。

  • 自動車重量税:¥5,600
  • 自賠責保険料:¥25,070
  • 印紙代:¥1,100〜
  • 車検整備費用:¥10,800〜
  • 車検代行料:¥7,560〜
  • その他費用:¥30,000〜
  • 車検費合計:¥80,130

車検は2年に1回のペースなので、1年間の維持費として計算すると【¥80,130÷2年=¥40,065】です。ミラは中古車として購入することになるので、オイル交換や各部品交換が頻繁にあると考え、その他費用に3万円程度見積もっています。

ミラ購入時にかかる費用は?

ミラを購入する際は、中古車になるので、各店舗で取り扱っているものによって価格が異なります。ここでは全国の中古車販店から一部の車を抜粋した価格をご紹介します。

車体価格

  • ミラ660 TX:¥390,000【年式:2015 走行距離:2.1万km 修理歴:なし】
  • ミラ660 X:¥429,000【年式:2013 走行距離:3.4万km 修理歴:なし】
  • ミラ660 L:¥298,000【年式:2008 走行距離:3.6万km 修理歴:なし】

オプション

現在、中古車を扱っているため店舗に置いてある車によってオプションは異なります。ミラに用意されているオプションは下記の通りです。

  • パワーステアリング
  • パワーウィンドウ
  • エアコン
  • エアバック
  • ABS
  • キーレスエントリー

自動車重量税

自動車重量税は、車体の重量によって税額が異なります。ミラは820kgであり、エコカー減税対象車なので25%減税されます。年間の重量税は¥5,600です。

自動車取得税

自動車取得税は平成26年4月以降に登録・納車された車に対して課せられる税金です。ミラの自動車取得税は¥11,800〜¥17,100です。

自賠責保険

自賠責保険は自動車を保有する人に加入が義務付けられている税金です。ミラの自賠責保険は2年間で¥25,070です。

リサイクル料金

新車を購入する場合、解体する費用としてリサイクル料金を支払うことが義務付けられています。リサイクル料金を支払うと納付書が発行されるのですが、車を次の所有者へ譲渡する場合に納付書が必要になるので、中古で購入した場合も納付書は無くさないように保管しておきましょう。

ミラのリサイクル料金は¥5,690〜¥9,310です。

ミラのリサイクル料金表 https://www.daihatsu.com/jp/recycle/kv071l0000001dmk-att/kei_jyou.pdf

ディーラー代行手数料

ミラを購入する際に、自分ではできない手続きをディーラーに委託する必要があります。その代行の際に別途費用がかかります。

  • 新規検査登録費用:¥3,000〜
  • 新規検査登録代行手続き費用:¥15,000〜¥30,000
  • 車庫証明費用:¥2,000〜
  • 車庫証明代行手続き費用:¥5,000〜

代行手数料は地域や店舗によって金額が異なります。

壊れやすいところや注意するべき点

ミラの故障例として挙げられるのが、ゴム関係の劣化です。ドアのパッキンが劣化したことで雨水が車内に流れ込んでしまったり、ベルト類が緩みすぎたり切れてしまうこともあります。「ギュー」「キュルキュル」という異音が聞こえたら、すぐに検査をしてもらいましょう。

ベルト代は3,000円程度ですが、工賃も必要になってくるので、10,000円程度で交換できるでしょう。また、ミラは中古車のため消耗品の交換は頻繁に起こることが考えられます。年間で5〜10万円は維持費として準備しておくべきです。

まとめ

国内の軽自動車を代表するダイハツのミラは、燃費の良さと実用的な性能が魅力で、多くの人に愛されています。残念ながら発売が中止されてしまっているので、中古車を購入することになりますが、見た目とは裏腹に丈夫な設計になっているので、大きな故障などは起こりづらいと言われています。

いつまでも長く乗り続けるためには、消耗品を中止に定期的にメンテナンスをしましょう。

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