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高性能で人気の軽スーパーハイトワゴンTOP3
高性能で人気の高い軽スーパーハイトワゴンといえばN-BOX・Tanto・スペーシアがTOPを飾ります。それぞれのスペックや性能を比較する前に、基本情報をチェックしておきましょう。
高価格のモデルでも飛ぶように売れている理由をご紹介します。
N-BOXの基本概要
新車価格 | 138~197万円 |
駆動方式 | FF/4WD |
サイズ | 全長3,395㎜×全幅1,475㎜×全高1,790/1,815㎜ |
重量 | 890~950kg |
排気量 | 658㏄ |
燃費 | 25.4~27.0㎞/L |
カラーバリエーション |
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軽自動車とは思えない広大な室内空間
N-BOXが軽自動車の中で最も高い人気を誇っている理由は広大な室内空間です。エンジンをコンパクトサイズに抑えることによってホイールベースが延長されました。
また、燃料タンクは座席の下に配置することにより後部座席を低床設計にできています。
これらの見えない部分での設計の工夫により後部座席の居住空間が広く確保されています。また、後席のシートをたたむことによって荷室容量を大幅にアップできるようにもなっています。
全高が高く室内が広いので余裕のある快適なドライブを楽しめます。軽自動車の中でNo.1の室内空間は選ばれる最大の理由と言えるでしょう。
助手席スーパースライドシート機能
軽自動車最大の室内空間のメリットを高めるさらなる機能が助手席スーパースライドシートです。これは、助手席を前後に570㎜スライド移動できるという機能のことです。
助手席のサイズは標準が240㎜ですから、通常の軽自動車の助手席に比べて2倍以上の移動可能空間ができます。
助手席を最大まで後部にスライドさせれば、身長170センチの大人が座ってもンパネと膝先の間にこぶし4つ分の空間が生まれるほどの広さです。助手席に乗る方も安心して足を伸ばしてくつろげるでしょう。
軽自動車でもリラックスした体勢でドライブを楽しめる機能として人気の理由となっています。
アダプティブクルーズコントロールの標準装備
新型N-BOXの特徴の一つは最新の安全装備であるHonda SENSINGが標準装備されていることです。そのなかでもアダプティブクルーズコントロールは高速道路の走行での疲労感を最低限にしてくれる便利な機能です。
直線コースで時速30㎞以上になるとアダプティブクルーズコントロールが作動します。
車間距離が自動的にコントロールされる、ペダルの制御も行ってくれます。また、車線中央を安定走行できるように車線遺児支援システムも搭載されているので、安全運転をサポートしてもらえるでしょう。
Tantoの基本概要
新車価格 | 122~168万円 |
駆動方式 | FF/4WD |
サイズ | 全長3,395㎜×全幅1,475㎜×全高1,755/1,775㎜ |
重量 | 880~930kg |
排気量 | 658㏄ |
燃費 | 25.2~27.2㎞/L |
カラーバリエーション |
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ミラクルオープンドアの装備
Tantoの一つの大きな魅力はミラクルオープンドアが装備されていることです。最近では自動スライドドアを搭載している軽自動車は増えてきていますが、中でもミラクルオープンドアを装備しているのは珍しく、広々としたスペースで楽に乗り降りできることが特徴です。
子どもさんがおられる家庭ではファミリーカーとしても選ばれやすいスーパーハイトワゴン車といえるでしょう。ドアの作りだけではなく、助手席と後部座席の間に障害物がないため、乗り降りするスペースは広々と確保できるでしょう。
子どもを抱っこしたまま乗り降りしたり、多くの荷物を出し入れするのにも便利です。
シートのフルフラット化
Tantoの荷室は長いため車中泊もできる軽自動車としても選ばれやすい車です。運転席側はフルフラット化する設計になっています。前席のヘッドレストを外すだけで手軽にフラットなシートに変わります。
後部座席のシートバックに倒れ込ませるなどして170㎝前後の方なら余裕を持って横になれるでしょう。
助手席側はフルフラット化はできませんが、テーブル化させることができます。隙間を板や箱でつなげばフルフラット化したベッドを作ることもできます。荷室と室内空間は広々としておりフラットになるのでTantoは車内で長時間過ごさなければならない時におすすめです。
低燃費設計
車を選ぶときの一つの大きなポイントとなるものといえば低燃費設計です。Tantoは軽自動車の中でも優れた燃費性能を持ち合わせている車種です。
車の維持費を抑えたいと願っている方にとって有力候補に挙がりやすい軽自動車しょう。Tantoの燃費は28.0km/Lが報告されています。
スライドドアを搭載している車やファミリーカーとしておすすめされている普通車に比べてかなり燃費性能が高いので家計に優しいといえます。子育て中で車の維持費をできるだけ削減したいと考えておられる方にとって魅力的な車です。
スペーシアの基本概要
新車価格 | 133~158万円 |
駆動方式 | FF/4WD |
サイズ | 全長3,395㎜×全幅1,475㎜×全高1,785㎜ |
重量 | 850~920kg |
排気量 | 658㏄ |
燃費 | 26.4~30.0㎞/L |
カラーバリエーション |
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トップレベルの低燃費性能
スペーシアの一番の魅力はトップレベルの低燃費性能です。燃費の良い軽自動車だけならこれまで多くのメーカーで販売されてきました。
しかし、スペーシアは同クラスの中でとびぬけて燃費が良いため、家計に優しく自然にやさしい車を選ぶことを最重要視されている方に魅力的な車となっています。
スペーシアのターボエンジンを使用していないグレードは燃費32.0km/Lが報告されています。燃費性能を高めるためにアイドリングストップシステムやS-エネチャージなどの最新テクノロジーが導入されています。とりあえず燃費の良い軽自動車をお探しの方はスペーシアがとてもおすすめです。
デュアルカメラブレーキサポートの標準装備
スペーシアに標準装備されている予防安全装備も充実しています。デュアルカメラブレーキサポートシステムが搭載されている軽自動車はまだ展開数が少なく、魅力の一つです。ステレオカメラを使って先行者を検知することができます。
自動ブレーキによる衝突被害軽減システムや誤発進抑制機能などの安全性を高めるサポートシステムが充実しているので運転に自信がない方にもおすすめです。さらに、内部の安全装備だけではなくボディの衝撃吸収構造が強く、万が一衝突してしまったときにも最低限の被害に抑えられるようになっています。
軽自動車トップレベル64馬力
軽自動車だから加速力や走行性能が劣っているのはしょうがないと諦めてしまっている方も多いのですが、スペーシアは加速力が有能な軽自動車として人気があります。
グレードのノーマルやGリミテッドでは52馬力となっています。これは同クラスのハイトワゴン車のレベルと変わりありません。
カスタムモデルではターボエンジンが搭載されているため軽自動車トップレベルの64馬力となっています。軽自動車とは思えないスムーズな加速力を体感できるでしょう。変速ショックをダイレクトに体に伝えないスペーシアの性能は魅力的です。
ホンダ N-BOXのグレード別特徴(エクステリア・エンジン)
どのグレードからパワースライドドアが採用されるのかは重要なチェックポイントです。
G
- 1,386,640円~
NーBOXのエントリーグレードはGホンダセンシングです。このグレードには必要最低限の装備しか施されていません。しかし価格帯が最も手頃なので初めて車を運転される方やファミリーカーの2台目として選びやすいものと言えるでしょう。Gホンダセンシングにはターボタイプの設定はありません。
また、パワースライドドアの装備もなく、オプション設定でスライドドアを装備することも不可能です。そのため、子供を抱っこしている時は荷物を両手で抱えている時には少し不便なグレードと言えるでしょう。
しかしそれ以外の面に関しては、エントリーグレードであっても、スマートキーシステムやフルLEDヘッドライトなど基本的な装備はしっかり施されています。コンビニフックやドリンクホルダーやドアポケットなど様々な便利な収納アイテムも搭載されています。装備に関してはこだわりのない方や、自分なりにカスタムしていきたいという方にとって、このエントリーグレードはオススメです。
L
- L:1,499,040円~
- Lターボ:1,695,600円~
- 特別仕様車:1,689,120円~
NーBOX標準グレードであり特に人気の高いものがGLホンダセンシングです。。ノーマルエンジンとターボエンジンの共通グレードです。左側はパワースライドドアが搭載されています。右側のパワースライドドアもオプション設定が可能です。
エントリーモデルに加えて、ロールサンドやアームレストなどより快適にドライブを楽しむための装備が搭載されています。また今の時代、タブレットやスマートフォンを充電するためのUSBジャックも搭載されています。長時間の移動が必要になる場合や車中泊が懸念される時にとても便利でしょう。
また標準グレードからはカラーの変更が可能になり、質の高い空間を楽しめるようになります。安全装備も充実しており、より車内で快適に過ごせるようにアレルクリーンプラスシート仕様になっていることも魅力の一つです。
GX
- EX:1,596,240円~
- EXターボ:1,749,600円~
- 特別仕様車1,848,960円~
NーBOXの最も高級なグレードは、GXホンダセンシングです。全てのグレードの中で最も高額なではありますが、コスパ優秀で人気が高いものです。GXグレードでは、スーパースライドシート仕様となっています。スライド幅は57センチもあるため、後部座席にいる子供の面倒を見るのにも便利です。
また前いっぱいにずらすなら、乗り降りの際に広い空間を確保することができますし、より多くの荷物を積み込むことができます。
加えて、プラズマクラスター技術を搭載した最先端のエアコンが使用されているため、ただ快適な温度を保つだけではなく、脱臭効果や洗浄効果も期待できるでしょう。
ターボタイプのXホンダセンシングにはEXホンダセンシング×GLホンダセンシングターボタイプの装備がミックスされた仕様となっています。サイドカーテンエアバッグシステムや本革巻きのステアリングホイールなど、様々な質の高い充実した装備さえ内容となっているため、高級感のある軽自動車を選びたいという方は要チェックです。
- フルオートエアコンプラズマクラスター技術
- 前席用サイドエアバッグ&カーテンエアバッグシステム
- 後部座席シートベルト閉め忘れ警告灯
- アレルクリーンプラスシート
ダイハツ Tantoのグレード別特徴(エクステリア・エンジン)
Tantoの最も大きな魅力はミラクルオープンドアです。スライドドアかどうかにかかわらず全グレードに標準装備されています。ではグレード別にどのような差が生まれているのかチェックしていきましょう。
L
- 2WD:1,220,400円~
- 4WD:1,350,000円~
- SA Ⅲ 2WD:1,285,200円~
- SA Ⅲ 4WD:1,414,800円~
最もお手頃価格で購入できる担当のグレードはLグレードです。Lグレードのシートは撥水加工のブラウンファブリック仕様となっているため、汚れや傷が目立ちにくくアウトドアにもおすすめです。また天候が悪い時や雨が降っている時でも安心して乗り降りできるでしょう。
4WD駆動車タイプにのみ運転席にシートヒーターが装備されているため、寒い朝でも快適に通勤できます。エアコン自体はマニュアル式が装備されています。
またLグレードには、ダイハツのスマートアシストスリーやパワースライドドアプッシュボタンスタートなどの便利な装備は一切搭載されておらず、シンプルな作りになっています。
センターピラーレスのミラクルオープンドア仕様となっているため、パワースライドドアが装備されていないにも関わらずとても乗降性の高い仕様といえるでしょう。フロントドアガラスはUVカット加工がされているため、真夏日でも安心して運転できます。
- 衝突回避支援ブレーキ(対車両・対歩行者
- 車線逸脱警報機能
- 誤発進抑制制御機能
- オートハイビーム
X
- 2WD:1,355,400円~
- 4WD:1,479,600円~
- SA Ⅲ 2WD:1,420,200円~
- SA Ⅲ 4WD:1,544,400円~
標準グレードであるXグレードは最も人気があり、販売台数の多いものです。なおこちらのグレードにも、ダイハツの衝突回避支援システムは搭載されていません。ただしワンタッチオープン機能付きパワースライドドアが標準装備されるようになります。
フロントドアガラスはLグレードと同様UVカット加工がされていますが、そのレベルはアップし、IRカットガラスもプラスされています。運転席のヒートシーターは2WDタイプも標準装備されるようになります。
エアコンはフルオートエアコンタイプになり、スーパークリーンフィルターが装備されているため、常に綺麗な空気の室内空間を維持できます。
シート素材やカラーはほとんど変わりありませんが、インパネや、センタークラスターなどが、質の高いお洒落なデザインとなります。さらにブラックインテリアパックをオプション設定することも可能となります。
- プッシュボタンスタート
- キーフリーシステム
- パワースライドドア
- スライドドアイージークローザー
- オートエアコン
- スーパークリーンエアフィルター
- オートライト
X Turbo/G
- 2WD:1,501,200円~
- 4WD:1,625,400円~
- G 2WD:1,533,600円~
- G 4WD:1,657,800円~
TantoのXグレードには様々なバリエーションがあり、ホワイトアクセントやターボモデルなどが登場します。Xグレードのターボエンジンが搭載されているため軽自動車とはいえ加速力を高め、よりスムーズな走行性能を楽しみたいという方は要チェックです。
このグレードではフロントグリルがメッキ仕立てになるため、高級感溢れるデザインを楽しめるでしょう。マルチリフレクターハロゲンフォグランプが搭載されるようになります。
さらにプレミアムシャインブラック加工の施された、センタークラスターが搭載されているため、同グレードのXとは大きく差をつけたものと言えるでしょう。
加えてGグレードにまでアップすると、Xターボの装備に加えてパワースライドドアの右側仕様も施されることになります。さらに14インチのアルミホイールが標準装備されるなど、見た目がより高級感あふれる質の高いものと変わることでしょう。
もちろん値段もそれなりに高くなりますが、より充実した装備と安全性デザイン性を求める方は要チェックのグレードです。
- ドアミラーターンランプ
- 両側パワースライドドア
スズキ スペーシアのグレード別特徴(エクステリア・エンジン)
スペースアはハイブリッドGとハイブリッドXという2つのグレードで構成されえています。さらにスペーシアカスタムではGS・XS・XSターボという3つのグレードで構成されています。
ターボエンジン搭載車以外はすべて660㏄の直列3気筒エンジンを搭載しており、モーター付き発電機×リチウムイオンバッテリーのハイブリッドシステムが使用されている車です。また、グレードに関係なくスズキセーフティサポートが標準装備されています。では、スズキスペーシアのグレード別特徴を見ていきましょう。
G
- 1,333,800円~
スペーシアハイブリッドGは最も価格の安いグレードです。最もシンプルなベースグレードとして人気があります。ベーシックな装備しかありませんが、フルオートエアコンやエコクール、ヒートシーターなどの便利な装置があります。Gでは全面UVカットガラスが施されています。
ヘッドランプにはハロゲンヘッドランプが使用されています。オプション設定すれば全方位モニター用カメラパッケージセットを搭載することも可能です。ボディカラーは選ぶことができません。また2トーンルーフパッケージの洗濯もできないので要注意です。
X
- 1,468,800円~
ハイブリッドXはスペーシアの上位グレードです。全14色展開のカラーバリエーションから選択可能です。また、2トーンルーフパッケージの選択も可能です。ハイブリッドXのドアは後部左右がパワースライドドアが採用されています。携帯リモコンを使ってロック予約することもできるので便利です。
ロールサンシェードやスリムサーキュレーター、ヒートシーターなどの快適な空調と居住空間を提供してくれる機能が充実しています。小柄な女性でも運転しやすいように運転席にはシートリフターやステアリングホイールが装備されている点もXグレードの魅力と言えるでしょう。
- 助手席シートベルト警告灯
- 助手席シートベルトリマインダー
- 後方視界支援ミラー
- スリムサーキュレーター
- プレミアムUV&IRカットガラス
- ロールサンシェード
- 両側パワースライドドア
スペーシアカスタム
- GS:1,576,800円~
- XS:1,690,200円~
- XSターボ:1,787,400円~
スペーシアカスタムにはGS・XS・XSターボの3種類のグレードが展開されています。シャープな印象を与えるスタイリッシュなデザインがGSの特徴です。パワースライドドアは標準装備されており、アップグレードパッケージが適用されています。
XSではアルミホイールが15インチになります。ステアリングホイールとシフトノブは本革巻きになるため高級感がアップします。ドリンクホルダーやショッピングフックの付いたパーソナルテーブルが取り付けられているなどの居住性の高さもカスタムの特徴です。
XSターボはXSの装備にパドルシフトとクルーズコントロールがプラスされます。ステアリングから手を離さなくてもシフト操作が可能になり、スポーティな走行性能を堪能できるでしょう。
【N-BOX・Tanto・スペーシア】デザインはどれが人気?
あなたの理想にかなうデザイン性を有しているのはN-BOX・Tanto・スペーシアのうちどれですか?
【NーBOX】クラスレスな個性的愛されデザイン
N-BOXが軽自動車販売台数No,1となっている理由は広い室内空間だけではありません。注目されているのはボディスタイル・デザインです。N-BOXはクラスレスな水平基調のデザインが施されています。
ボンネットは短くルーフは長くバランスの良い比率で設計されたN-BOXは個性的な愛されデザインに仕上がりました。
機能がいくら優れていても見た目が劣っていれば今どき人気を集めることはできません。シンプルながらも見栄えの美しいN-BOXは老若男女問わず注目されています。
【Tanto】シンプルで丸みのあるスクエアな外観
人気軽自動車N-BOXとよく比較されるのがダイハツTantoです。Tantoのエクステリアデザインは見る人によって与える印象が全く違います。水平基調のボディになっており周囲を見渡すことができます。視界が広い自動車としてそのデザインは運転のしやすさにも影響を及ぼしています。
スクエアな外観ですので、スタイリッシュでスポーティなイメージを与えるともいえます。しかし、丸みも帯びているため近寄りにくく感じることはなライフスタイルにぴったり当てはまる印象を覚える人も多いでしょう。
【スペーシア】ワクワクさせる迫力と存在感
スペーシアのデザインコンセプトは<ワクワク・楽しさ>を感じさせるスタイルです。2トーンルーフ車ではルーフレールを取り付けることによってアクティブに出かけたくなるワクワク感がプラスされています。
スーツケースのキャスターをイメージしているホイールキャップやメッキグリルはすぐに旅に出かけたくなることでしょう。
ボディカラーはモノトーンが10色・2トーンが4色の全14色展開となっており、自分だけのカラーセンスを取り入れたおしゃれな一台を手に入れることができます。カスタムモデルは迫力と存在感のある大型メッキフロントグリルが採用されており、デザインだけですとスペーシアがN-BOX・Tanto・スペーシアの中で最も優秀です。
居住空間・シートアレンジを徹底比較
軽自動車とはいえ広い居住空間とバリエーション豊かなシートアレンジを提供してくれるのがN-BOX・Tanto・スペーシアです。では、それぞれの居住性と内装の特徴を調べて比較してみましょう。
【NーBOX】大人が足を組んでも余裕のある居住性
N-BOXはとにかく広い居住空間が人気の理由となっています。エンジンなどのメカが占有するスペースをできるだけ小さく設計することによって軽自動車最大級の広さをN-BOXは実現しているのです。
2.0Lミニバン並みのシート間隔を有しており、前席だけではなく後部座席でも足元から膝まわりまで余裕のある空間を生み出しています。大柄な大人でも足を組めるほどのゆったりとした室内空間は高い居住性と直結しています。
頭上のスペースもゆとりがあるため背の高い荷物を積んだり、お子さんが来るまで着替えるときにも便利でしょう。
【Tanto】軽自動車の居住空間拡大したパイオニア
Tantoの室内空間もN-BOXに引けを取らないサイズとなっています。室内長2,200㎜×室内幅1,350㎜×室内甲1,365㎜となっており、軽自動車の中で葉最大級の室内空間を提供しているのです。これほどの快適な居住空間を拡大することが出来たのはミラクルオープンドアの採用によります。
助手席側の開口幅は1490㎜であり、ドア内部にピラーを内蔵することによって乗り降りがとても楽に行えます。自転車をドアから乗せることができますし、傘をさしたまま乗り降りすることもできます。
お子さんが雨の日にぬれてしまうことを避けられるでしょう。ベビーカーも折りたたまずに積むことができる、軽自動車とは思えない革命的な室内空間と開口幅がTantoの大きな特徴です。
【スペーシア】レザー調×レッドステッチの上質な内装
新型のスペーシアの居住性や内装の魅力と言えるものはレザー調×レッドステッチが特徴となっている点です。ブラックが基本色となっており、エアコンルーバーやドアトリムにレッドステッチが施されています。
上級グレードであるハイブリッドXでは内装のカラーにベージュが設定されることもあり、自分の好みに合わせられるでしょう。
インテリア・収納を徹底比較
機能性が高く室内空間が広々としており、さらに内装のデザインもおしゃれであるN-BOX・Tanto・スペーシアの収納スペースはどのようになっているのでしょうか。
さらにN-BOX・Tanto・スペーシアのインテリアや収納を比較して最も乗り心地が良く快適に過ごせる車はどれなのかをチェックしていきましょう。
【NーBOX】カスタムは収納豊富でカフェ仕様
N-BOXは収納スペースの確保も充実しています。車の中でも快適に使うものを取り出しやすくしておくために工夫されているのです。例えば次のような装備が搭載されています。
- 収納式ドリンクホルダー
- インパネトレー
- グローブボックス
- ドリンクホルダー
- アッパーBOX
- ドライバーズロアーポケット
- フロントドアミドルポケット
- ボトルホルダー付きミドルポケット
- コンビニフックステップガーニッシュボトルホルダー
- サイドトレー
車内で飲食を楽しむために必要な収納スペースがたくさんあり、小物を入れておくスペースも充実しているため車内をまるでカフェ仕様にすることができるのです。
【Tanto】飽きの来ないブラックインテリアパックが人気抜群
Tantoの内装はブラックかベージュが基本色となっています。特にブラックインテリアパックは人気抜群です。センタークラスターやプレミアムシャインがブラックになるためインテリアのアクセントまた高級感を放つものとして存在しています。
Tantoカスタムはブラック基調のインテリアになっており、シートもブラックフルファブリックシートです。ドアアームレストも艶やかなプレミアムシャインブラックとなっていますので飽きの来ない高級感あふれるシックな雰囲気を醸し出してくれるでしょう。よりゴージャスな内装を軽自動車に求める方はTantoカスタムがおすすめです。
【スペーシア】小型スーツケースのようなインパネ収納が特徴
スペーシアは小型スーツケースをデザインベースとした収納スペース満載の軽自動車です。運転席や助手席まわりには特にたくさんの収納ポケットが装備されています。
- インパネアッパーBOX
- インパネBOX
- インパネドリンクホルダー
- インパネセンターポケット
- インパネアンダートレー
- グローブボックス
- インパネショッピングフック
- フロントアームレストBOX
- フロントドアミドルポケット
- フロントドアポケット
- 助手席シートアンダーBOX
さらに後部座席にも次のような収納スペースがあります。
- リヤドアペットボトルホルダー
- リアクォーターッポケット
- 助手席シートバックポケット
- パーソナルテーブル
- ショッピングフック
スズキスペーシアの収納スペースの充実性はN-BOX・Tanto・スペーシアのなかで群を抜いているといえるでしょう。スーツケースを型としているため、こまごまとした荷物から大きな荷物まで利便性が高い仕方で収納するための車としては最も魅力的です。
運転支援システムはどれが充実しているか
最新の安全装備を備えている新型軽自動車モデルがN-BOX・Tanto・スペーシアです。ではそれぞれの安全性能やサポートシステムを比較してみましょう。
【NーBOX】全車にHondaSENSINGを標準装備
N-BOXには全グレードにHonda SENSINGが標準装備されています。予防安全性能ではレーダーとカメラを使って危険を検知し対象とするものの位置や速度測定を行ってくれます。衝突軽減ブレーキは進化しており、横断中の自転車や夜間の歩行者にも早めに察知できるようになりました。
ホンダの先進安全運転支援システムには次のようなものが含まれています。
- 衝突軽減ブレーキ
- 誤発進抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- 路外逸脱抑制機能
- アダプティブクルーズコントロール
- 車線維持支援システム
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- 後方誤発進抑制機能
- オートハイビーム
N-BOXは予防安全性能評価で平成29年度にASV++を獲得しているセーフティ・サポートカーSワイドです。夜間や雨天時、渋滞時にも安全運転をサポートしてくれる最新の技術が搭載されているため、N-BOX・Tanto・スペーシアの中でも比較的レベルの高い安全性能といえるでしょう。
【Tanto】最新先進安全システムで運転をサポート
Tantoにはダイハツの世母安全機能であるスマートアシストが搭載されています。様々なシーンを想定した全方位の安全機能を搭載することによって一つでも事故の可能性を減らしていくサポートをしてくれるでしょう。
- 衝突警報機能
- 衝突回避支援ブレーキ機能
- 車線逸脱警報機能
- 車線逸脱抑制制御機能
- オートハイビーム
- コーナーセンサー
- 先行車発進お知らせ機能
- 語尾発進抑制制御機能
- 標識認識機能
- アダプティブドライビングビーム
- アダプティブクルーズコントロール
- レーンキープコントロール
- スマートパノラマパーキングアシスト
- orのラマモニター
- サイドビューランプ
これらの安全機能を搭載しているTantoはセーフティ・サポートカーSワイドに適合しています。ロングドライブの疲れや不安をできるだけ減らして、運転そのものを楽しめるようにサポートしてくれるのがTantoが装備している安全性能の魅力と言えるでしょう。
【スペーシア】自動ブレーキの優秀性
スペーシアの安全性能はスズキセーフティサポートです。2017年のフルモデルチェンジ以降、スズキセーフティサポートが全車標準装備されるようになりました。この安全装備にはどのようなものが含まれているのでしょうか。
- デュアルセンサーブレーキサポート
- 後退時ブレーキサポート
- 誤発進抑制機能
- 車線逸脱警報機能
- ふらつき警報機能
- ハイビームアシスト
- 先行車発進お知らせ機能
- 全方位モニター用カメラ
- ヘッドアップディスプレイ
- 標識認識機能
これらの基本的の装備以外にもハザードランプを早く点滅させる機能やブレーキからアクセルに踏みかえる間にブレーキを作動させる坂道発進サポート機能も搭載されています。様々な場面で有効な先進安全技術を搭載しているスペーシアはこれからの進化も気になる安心の軽自動車といえるでしょう。
【N-BOX・Tanto・スペーシア】リセールバリューが高いのはどちら?
N-BOXのリセールバリューと買取価格
N-BOXの買取相場はどれくらいなのでしょうか。グレードや走行距離、オプションなどによって変動するため一概には言えません。3年落ちしているN-BOXのリセールバリューは約65~72%です。
グレードGのホンダセンシング標準装備車はリセールバリューが80%を超えているものもあります。いくつか実際の買取例から相場を確認してみましょう。
- G・Lターボ/パール/2019年式/1万㎞:120.9万円
- G/黒/2019年式/1万㎞:107.9万円
- G・EXターボ/パール/2018年式/2万㎞:103.8万円
- G特別仕様車/黒/2017年式/2万㎞:96.7万円
- G・EX/ワイン/2018年式/2万㎞:91.4万円
Tantoのリセールバリューと買取価格
ダイハツが発売している人気の軽自動車Tantoのリセールバリューはどれくらいあるのでしょうか。3年落ちの中古車を基本に考えると各グレードのリセールバリューは約61.7%です。
修復歴がなく年式が3年落ちとなっているTantoのリセールバリューはターボエンジン搭載車やカスタムグレードが高い傾向にあります。カスタムRS”SA Ⅲ”4WDは70%を超えるリセールバリューとなっています。では、具体的な買取相場を見てみましょう。
- カスタムRS/黒/2019年式/1万㎞124.8万円
- カスタムX/ワイン/2019年式/1万㎞:118.1万円
- Xリミテッド/茶/2019年式/1万㎞:97.7万円
- Xターボ/黒/2019年式/1万㎞:90.2万円
- カスタムX/パール/2017年式/2万㎞:89.3万円
スペーシアのリセールバリューと買取価格
スペーシアにはノーマルとカスタムグレードがありますが、リセールバリューにほとんど変化はありません。ターボエンジンを搭載しているか、2WDや4WDかにかかわりなくスペーシアのリセールバリューは約69%です。
3年落ちの場合はグレードによる違いはほとんどないのですが5年以上経過している年式の場合はターボ&4WDのモデルのリセールバリューが10%近く高くなる傾向にあります。
- ハイブリッドX/パール/2019年式/1万㎞:99.5万円
- ハイブリッドG/茶/2018年式/1万㎞:88.4万円
- Gリミテッド/茶/2016年式/3万㎞:70.7万円
- X/白Ⅱ/2016年式/2万km:68.8万円
- T/オレンジ/2013年式/9万㎞:24.4万円
まとめ
ホンダN-BOX・ダイハツTanto・スズキスペーシアの3車種を徹底的に比較してご紹介してきました。どの車種も魅力満載で国内販売台数トップを競う人気車種であることは間違いありません。それぞれの長所に注目して、どれを自分が重視するかによって選ぶと良いでしょう。
ファミリーカーとして使うのか、街ノリのための車なのかなどもポイントとなります。売却するときにどれほど価値が残っているのかを購入前にチェックすることも大切です。好みや理想を照らし合わせながらぴったりのスーパーハイトワゴン車を見つけられるといいでしょう。
では、どの車種が一番良いのでしょうか。デザインからインテリア、グレード別のエンジン性能などを徹底比較して紹介します。