SUV人気が高まる中でも、都市部での取り回しや経済性にも優れた「コンパクトSUV」は、幅広い世代から注目を集めています。
この記事では、2025年の最新モデルの中から、デザイン性や走行性能、燃費などあらゆる観点で優れたおすすめ10車種を厳選してご紹介。
さらに、購入前に知っておきたい「選び方のポイント」や、コンパクトSUVならではの魅力も徹底解説します。
コンパクトSUVとは

コンパクトSUVに明確な定義はないものの、SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の中でも比較的小型で、全長が4,500mm未満に収まるサイズのモデルを指します。
扱いやすいサイズ感ながら、SUVらしい力強いデザインと高い走行性能を備えているのが特徴です。近年では、ハイブリッド車やEV(電気自動車)も増え、選択肢がさらに広がっています。
コンパクトSUVの魅力

コンパクトSUVは、SUVならではの力強さと、日常使いに適した扱いやすさを兼ね備えた万能タイプのクルマです。スタイリッシュなデザインから走行性能、使い勝手の良さまで、多くの魅力が詰まっています。
ここでは、そんなコンパクトSUVがなぜ今これほど人気なのか、その理由を項目ごとに紹介します。
デザイン性が豊富
コンパクトSUVは、各メーカーが力を入れているカテゴリであり、デザインのバリエーションが非常に豊富です。
都会的でスタイリッシュなフォルムから、アウトドアテイストの無骨なデザインまで、好みに合わせて選ぶことができます。カラー展開も豊かで、個性を演出しやすい点も魅力です。
走破性能が高い
車高が高めで、悪路や雪道にも対応できるモデルが多いのもコンパクトSUVの特徴です。4WD(四輪駆動)を採用した車種では、山道や未舗装路でも安定した走行が可能。
街乗りはもちろん、レジャーやアウトドアシーンでも頼れる存在です。
運転のしやすさ
SUVでありながら、コンパクトなサイズ感により運転のしやすいのも人気の理由です。視点が高く前方の視界が開けているため、初心者でも安心して運転できます。
狭い道や駐車場でも取り回しやすく、都市部での使用にも最適です。
実用性の高さ
後部座席の広さや荷室の確保など、実用性も重視した設計がされているのもコンパクトSUVのポイントです。買い物や通勤はもちろん、子育て世代にもぴったりの使い勝手の良さを備えています。
また、シートアレンジで荷物の積載性を高められるモデルも豊富です。
燃費性能が優れている
近年のコンパクトSUVは、ハイブリッド技術や燃費効率の高いエンジンの採用により、優れた燃費性能を実現しています。車のある生活をする上では、その経済性も重要です。
ガソリン車でも燃費の良いモデルも多く、維持費を抑えたい方にとっても、安心して選べるラインアップが揃っています。
走りの良さと燃費性能のバランスが取れている点も、人気の理由のひとつです。
コンパクトSUVを選ぶポイント

魅力的なモデルの多いコンパクトSUVですが、自分にぴったりの1台を選ぶには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。デザインや走行性能、サイズ感や積載性など、チェックすべき項目はさまざま。
ここでは、失敗しないコンパクトSUV選びのために注目したいポイントを解説します。
デザイン
日々のカーライフを楽しくするためには、見た目の好みも大切です。シンプルで上品なタイプ、アウトドア仕様の無骨なデザインなど、自分のライフスタイルや価値観に合ったデザインを選ぶとよいでしょう。
近年では、2トーンカラーも人気です。カラーにもこだわることによって、より親しみを感じる愛車となります。
走行性能
コンパクトSUVの走行性能は、使用シーンに合わせてチェックしましょう。街中での利用が多いなら、加速のスムーズさやハンドル操作のしやすさがポイントです。
取り回しの良さも、日常の運転を快適にしてくれます。アウトドアや雪道など悪路を走るなら、4WD機能や走行モード切替があるモデルがおすすめです。
自分のライフスタイルに合った「走り」を備えた1台を選ぶことが、満足度の高いカーライフにつながります。
ボディサイズや小回り性能
都市部での利用が多い方には、ボディサイズや最小回転半径も重要なポイント。狭い道や立体駐車場でもスムーズに扱えるかどうかが、日々のストレス軽減につながります。5ナンバーサイズのモデルであれば、日本の道路事情にもフィットします。
積載量
積載量は、荷物の種類や積む頻度を想定してチェックしましょう。旅行やアウトドアでの使用も多いなら、荷室の広さやシートアレンジの柔軟性が重要。後席が倒せるモデルなら、大きな荷物や長尺物も対応可能です。
荷室の開口部や高さ、床面の形状も使い勝手に影響します。荷物の多いライフスタイルには、実用性の高い荷室を備えたモデルを選ぶと安心です。
燃費性能
燃費性能は、維持費に直結する大事なポイントです。ハイブリッド車や燃費に配慮されたガソリン車は、長距離ドライブや日常の使用でもコストを抑えられます。カタログの燃費表示を参考に、ライフスタイルに合った1台を選びましょう。
コンパクトSUVおすすめモデル10選
2025年最新モデルとして、国産車・輸入車のなかから、注目しておきたいコンパクトSUVモデルを10車種紹介します。
トヨタ ライズ

トヨタ ライズは、コンパクトながら存在感あるデザインと、使い勝手の良さを両立した人気のSUVです。2019年の登場以来、都市部でも扱いやすいSUVとして幅広い層から支持されており、トヨタのSUVラインアップの中でも高い人気を誇ります。
ライズの大きな魅力は、SUVらしい力強いスタイルと、取り回しやすいボディサイズのバランスにあります。見た目はしっかりとしたSUVですが、5ナンバーサイズで狭い道や駐車場でも扱いやすいサイズ感が特徴です。
走行面では、1.0Lターボエンジン、1.2Lエンジン、ハイブリッドモデルを展開。1.0Lターボは1.5Lクラス相当のトルクを発揮しながらも、低燃費に貢献。燃費性能とパワーのバランスが取れており、日常使いからレジャーまで幅広いシーンで活躍します。
ライズには4WDの設定もあり、通常走行時はFF(前輪駆動)として効率的に走りつつ、滑りやすい路面では後輪にも駆動力を配分。
雪道やぬかるみなどでも安定した走行性能を発揮し、アウトドアや寒冷地での使用にも安心です。必要十分な悪路走破性を備えた4WD仕様は、軽量ボディと相まってバランスの良い走りを実現しています。
安全面では、トヨタのスマートアシストが搭載されており、衝突回避支援ブレーキや誤発進抑制機能などを標準装備。運転に不安のある方でも安心して使える設計となっています。
サイズは全長3,995mm、最小回転半径は4.9m(Zは5.0m)と、小回り性能にも優れており、都市部での取り回しの良さは抜群です。
エントリーモデルは約180万円(税込)~と手頃な価格に設定されており、コストパフォーマンスの高さもライズの魅力のひとつ。コンパクトSUV初心者にもおすすめできる1台です。
【トヨタ ライズ X(ガソリン車 4WD)】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,995mm×1,695mm×1,620mm |
ホイールベース | 2,525mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,040kg |
燃費 | WLTCモード:17.4km/L |
エンジン種類 | 水冷直列3気筒インタークーラー付ターボ996cc |
エンジン最高出力 | 72kW(98ps)/6,000rpm |
エンジン最大トルク | 140N・m(14.3kgf・m)/2,400-4,000rpm |
駆動方式 | 4WD(四輪駆動方式) |
トランスミッション | CVT(自動無段変速機/7速シーケンシャルシフト付) |
新車価格 | 1,890,000円(消費税抜) |
(2025年6月現在 トヨタ公式サイトより)
トヨタ ヤリス クロス

ヤリス クロスは、トヨタの人気コンパクトカー「ヤリス」をベースに、SUVらしいスタイルと走破性を加えたクロスオーバーモデルで、街乗りにもアウトドアにもマッチする“ちょうどいい”1台として、高い人気を得ています。
外観はシャープでスタイリッシュな印象ながら、力強いSUVらしさもしっかりと表現。コンパクトなボディながら荷室容量にも余裕があり、日常使いからアウトドアまで幅広く対応できる実用性を備えています。
パワートレインは、1.5Lガソリンと1.5Lハイブリッドの2種類をラインアップ。ハイブリッドモデルは静粛性と燃費性能に優れ、快適で経済的な走りを実現しています。
ハイブリッド車に設定された「E-Four(電気式4WDシステム)」は、後輪をモーターで駆動する仕組みで、滑りやすい路面や雪道、坂道発進時などに自動的に4WDに切り替わり、安定した走行をサポートしてくれます。通常走行ではFF(前輪駆動)として機能し、無駄なエネルギー消費を抑えながら、必要なときにだけ4WDとなる効率的な制御となっています。
走行性能も高く、TNGAプラットフォームの採用により、低重心で安定した乗り心地と軽快なハンドリングを実現。都市部の取り回しの良さと、高速走行時の直進安定性を両立しています。
安全装備ではToyota Safety Senseを全車に標準搭載。衝突回避支援やレーンキープ、アダプティブクルーズコントロールなど、最新の運転支援機能も揃っており、初心者からベテランドライバーまで安心して乗れる1台です。
コンパクトなボディサイズと使い勝手の良さに、SUVとしての走破性や先進装備が加わったヤリス クロスは、日常とアクティブな週末を両立したい方にぴったりの1台といえるでしょう。
【トヨタ ヤリス クロス X(ハイブリッド車 1.5L E-Four)】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,180mm×1,765mm×1,590mm |
ホイールベース | 2,560mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,250kg |
燃費 | WLTCモード:28.7km/L |
エンジン種類 | 直列3気筒1,490cc |
エンジン最高出力 | 67kW(91ps)/5,500rpm |
エンジン最大トルク | 120N・m(12.2kgf・m)/3,800-4,800rpm |
モーター種類 | 交流同期電動機 |
モーター最高出力 | フロント:59kW(80ps)リヤ:3.9kW(5.3ps) |
モーター最大トルク | フロント:141N・m(14.4kgf・m)リヤ:52N・m(5.3kgf・m) |
駆動方式 | E-Four(電気式四輪駆動方式) |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
新車価格 | 2,422,000円(消費税抜) |
(2025年6月現在 トヨタ公式サイトより)
ホンダ ヴェゼル

ホンダ ヴェゼルは、洗練されたデザインと上質な走行性能で支持を集めるコンパクトSUVです。現行モデルは2021年にフルモデルチェンジされた2代目で、シンプルでスタイリッシュな外観と、快適性を追求した室内空間が特徴。街乗りからロングドライブまで、幅広いシーンで活躍できるモデルです。
デザインはクーペスタイルを取り入れた滑らかなフォルムで、コンパクトSUVながら高級さを感じさせる仕上がり。インテリアも水平基調の落ち着いたデザインで、視界が広く、使い勝手の良さと上質感を両立しています。
パワートレインには、1.5Lガソリンエンジンと、ハイブリッドシステム「e:HEV」を採用したモデルを展開。e:HEVは、エンジンで発電しモーターで走行する独自のシステムで、アクセル操作に対するレスポンスが良く、力強くスムーズな走りが魅力です。
4WDモデルも設定されており、こちらは雪道や雨天時などの滑りやすい路面でも安定した走行が可能。電子制御によって前後のトルク配分を最適にコントロールし、滑りやすいシーンでも安心感のある走りを提供します。アウトドアや降雪地域での使用にも心強い選択肢です。
安全装備では、ホンダの先進安全運転支援システム「Honda SENSING」を全車に標準搭載。衝突軽減ブレーキ、車線維持支援、アダプティブクルーズコントロールなどを備え、安全性の高さもヴェゼルの大きな強みです。
実用性と走行性能、安全性能を高いレベルでバランスさせたヴェゼルは、デザインや品質にこだわりたいユーザーにぴったりのコンパクトSUVです。
【ホンダ ヴェゼル e:HEV X(4WD)】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,340mm×1,790mm×1,580mm |
ホイールベース | 2,610mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,430kg |
燃費 | WLTCモード:21.5km/L |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒横置1,496cc |
エンジン最高出力 | 78kW(106ps)/6,000-6,400rpm |
エンジン最大トルク | 127N・m(13.0kgf・m)/4,500-5,000rpm |
モーター種類 | 交流同期電動機 |
モーター最高出力 | 96kW(131ps)/4,000-8,000rpm |
モーター最大トルク | 253N・m(25.8kgf・m)/0-3,500rpm |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
新車価格 | 2,826,000円(消費税抜) |
(2025月現在 ホンダ公式サイトより)
ホンダ WR-V

WR-Vは、2024年にホンダから新たに登場したコンパクトSUVで、「使いやすさ」と「力強さ」を両立したエントリーモデルとして注目されています。SUVらしいタフなスタイルと、取り回しの良いコンパクトボディが魅力の1台で、街乗りからレジャーまで幅広いシーンにフィットします。
外観は、スクエアで力強いデザインが印象的。最低地上高はしっかりと確保されており、段差や荒れた路面でも安心感があります。また、水平基調のフロントグリルや力強いフェンダーが、SUVらしい存在感を演出しています。
室内はシンプルながら実用的な設計で、後席を倒せば広い荷室が確保可能。コンパクトなボディサイズながら、乗員の足元スペースも広く取られており、日常使いにぴったりのパッケージングです。
パワートレインには、1.5Lガソリンエンジンを搭載。加速にゆとりがあり、高速道路でもストレスのない走りを実現しています。CVTとの組み合わせにより、燃費性能と滑らかな走行フィールも両立。日常のドライブでも扱いやすく、快適に使える仕上がりです。
WR-VはFF(前輪駆動)のみの設定で、4WDは用意されていませんが、その分ボディの軽量化や価格の抑制につながっています。日常使いが中心の方や、雪道などを走る機会が少ない方にとっては、十分満足できる性能を持ったモデルです。
安全面では、「Honda SENSING」を全車に標準装備。衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制、アダプティブクルーズコントロールなど、先進安全装備が揃っており、安心感のある運転をサポートします。
WR-Vは、扱いやすさと経済性、そしてSUVらしい雰囲気を手頃な価格帯で実現した、初めてのSUVとしてもおすすめのモデルです。
【ホンダ WR-V Z】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,325mm×1,790mm×1,650mm |
ホイールベース | 2,650mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,230kg |
燃費 | WLTCモード:16.2km/L |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒横置1,496cc |
エンジン最高出力 | 87kW(118ps)/6,600rpm |
エンジン最大トルク | 142N・m(14.5kgf・m)/4,300rpm |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 無段変速オートマチック(トルクコンバーター付き)+パドルシフト |
新車価格 | 2,180,000円(消費税抜) |
(2025年6月現在 ホンダ公式サイトより)
マツダ CX-30

マツダ CX-30は、コンパクトSUVながら上質さと走行性能を兼ね備えたモデルとして高い人気を誇っています。クーペのような美しいフォルムと、実用性を考慮したSUVらしい機能性を両立し、「都会的なスタイルと快適な走り」を求めるユーザーに最適な1台です。
エクステリアは、マツダのデザインコンセプト「魂動(こどう)デザイン」に基づき、流れるような美しいボディラインが特徴です。エレガントで洗練された印象を与えることで、日常の足でありながら所有する喜びも感じさせてくれます。
室内はコンパクトSUVとは思えないほど上質で静粛性が高く、ドライバー中心に設計されたインテリアが特徴です。使い勝手の良い荷室や、後席の広さも確保されており、家族での移動や荷物の多いシーンでも対応力のある仕上がりとなっています。
パワートレインは、ガソリンの「e-SKYACTIV G 2.0」と、クリーンディーゼルの「SKYACTIV-D 1.8」。e-SKYACTIV G 2.0は、マイルドハイブリッドシステム「M Hybrid」と組み合わされており、発進時や加速時にモーターがエンジンをアシストすることで燃費の向上と滑らかな走行フィーリングを両立しています。SKYACTIV-D 1.8は、ディーゼルエンジンらしい低回転域から力強いトルクを発揮し、長距離ドライブや荷物の多いシーンでも余裕のある走りを可能にします。
CX-30のWDモデルは、マツダ独自の「i-ACTIV AWD」が採用され、路面状況やハンドル操作などを常時監視し、最適なタイミングでトルクを前後に配分。雪道や雨天時、急な登坂などでも安定した走行を可能にし、日常からアウトドアまで幅広いシーンで信頼できる走りを提供します。
安全装備としては、「i-ACTIVSENSE」を全車標準搭載。衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシストなど、先進の安全機能が充実しており、安全性の高さも評価されています。
CX-30は、デザイン性・走行性能・安全性すべてにおいて高いバランスを持ち、「大人が満足できるコンパクトSUV」として、日常も趣味も妥協したくない方にぴったりの1台です。
【マツダ CX-30 XD S Package(ディーゼル 4WD)】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,395mm×1,795mm×1,540mm |
ホイールベース | 2,655mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,540kg |
燃費 | WLTCモード:18.7km/L |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ1,756cc |
エンジン最高出力 | 95kW(130ps)/4,000rpm |
エンジン最大トルク | 270N・m(27.5kgf・m)/1,600-2,600rpm |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 6EC-AT |
新車価格 | 2,974,000円(消費税抜) |
(2025年6月現在 マツダ公式サイトより)
スズキ フロンクス

スズキ フロンクスは、2024年に日本市場へ投入された新型コンパクトSUVで、都会的なデザインと実用性、そしてコストパフォーマンスを兼ね備えた注目モデルです。スズキらしい軽快な走りと扱いやすいサイズ感で、初めてのSUVを検討している方にもぴったりの1台です。
エクステリアは、流れるようなルーフラインと力強いフェンダーが特徴で、都会的な洗練さとSUVらしいタフさをバランス良く融合。コンパクトながら存在感のあるデザインが高い支持を集めています。
インテリアはシンプルながらモダンな仕上がりで、9インチの大画面ディスプレイやヘッドアップディスプレイなど、先進的な装備も充実。荷室容量も確保されており、日常の買い物からレジャーまで幅広く活用できます。
パワートレインには、1.5L直列4気筒ガソリンエンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせたユニットを採用。街中での発進・停止を繰り返すシーンでもスムーズな加速と低燃費を実現しており、経済性にも優れています。アクセル操作に対する反応も素直で、扱いやすさが際立っています。
駆動方式はFFとフルタイム4WDをラインアップ。4WDモデルでは、3つの専用モードが用意され雪道や荒れた路面など、さまざまなシチュエーションに合わせた走行を可能としています。
安全面では、衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制、車線逸脱警報などを搭載した「スズキ セーフティサポート」を全車に標準装備。最新の運転支援技術により、初めてSUVに乗る方でも安心して運転できます。
フロンクスは、スズキらしい軽快さと高い経済性、そしてSUVらしいスタイルを手頃な価格で楽しめるモデル。コンパクトでありながら必要な装備が揃った、コスパ重視の1台を探している方に特におすすめです。
【スズキ フロンクス(4WD)】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,995mm×1,765mm×1,550mm |
ホイールベース | 2,520mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,130kg |
燃費 | WLTCモード:17.8km/L |
エンジン種類 | 水冷4サイクル直列4気筒1,460cc |
エンジン最高出力 | 73kW(99ps)/6,000rpm |
エンジン最大トルク | 134N・m(13.7kgf・m)/4,400rpm |
モーター種類 | 直流同期電動機 |
モーター最高出力 | 2.3kW(3.1ps)/800-1,500rpm |
モーター最大トルク | 60N・m(6.1kgf・m)/100rpm |
駆動方式 | フルタイム4WD |
トランスミッション | 6AT |
新車価格 | 2,490,000円(消費税抜) |
(2025年6月現在 スズキ公式サイトより)
レクサス LBX

レクサス LBXは、プレミアムブランド・レクサスが新たに投入したコンパクトSUVです。サイズを超えた上質さを追求したモデルで、扱いやすいボディサイズでありながら、上質さと存在感を併せ持ち、高級感あふれる内装、先進装備を凝縮した新世代のエントリーレクサスとして注目を集めています。
デザインは、洗練されたフロントマスクや流麗なプロポーションが特徴です。フロントグリルは従来のスピンドルグリルを刷新し、新しいデザイン言語「ユニファイドスピンドル」を採用。コンパクトながらもレクサスらしい品格をしっかり感じさせます。
インテリアは「Tazuna Concept」に基づき、ドライバー中心のコックピット設計を採用。素材や質感にも徹底的にこだわり、コンパクトとは思えないラグジュアリーな空間を実現しています。10.25インチのフルデジタルメーターパネルや大型インフォテインメントディスプレイも標準装備されており、操作性も良好です。
パワートレインは1.5Lハイブリッドモデルのみとなっており、街中での静かで滑らかな走りと、高速道路での力強い加速を両立しています。また、28.0km/L(WLTCモード)と高い燃費性能を誇ることで、日常使いでも経済的です。
駆動方式はFF(前輪駆動)に加え、電子制御式E-Four(電動4WD)も設定。後輪をモーターで駆動することで、滑りやすい路面や悪天候でも高い安定性を実現。
都市部での使用からアウトドアまで、幅広いシーンに対応できる走行性能を持ち合わせています。
安全装備では、最新の「Lexus Safety System +」を全車に搭載。プリクラッシュセーフティやプロアクティブドライビングアシスト、レーンキープアシストなどの先進運転支援機能が充実しており、安心感のある運転をサポートします。
LBXは、「小さいレクサス」にとどまらず、コンパクトSUVというカテゴリに新たな価値観をもたらした1台です。コンパクトでありながら、所有感や上質さを求めるユーザーに最適なプレミアムSUVです。
【レクサス LBX “Elegant”(AWD)】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,190mm×1,825mm×1,545mm |
ホイールベース | 2,580mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,380kg |
燃費 | WLTCモード:26.4km/L |
エンジン種類 | 直列3気筒1,490cc |
エンジン最高出力 | 67kW(91ps)/5,500rpm |
エンジン最大トルク | 120N・m(12.2kgf・m)/3,800-4,800rpm |
モーター種類 | 交流同期電動機 |
モーター最高出力 | フロント:69kW(94ps)リヤ:4.7kW(6.4ps) |
モーター最大トルク | フロント:185N・m(18.9kgf・m)リヤ:52N・m(5.3kgf・m) |
駆動方式 | AWD(E-Four) |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
新車価格 | 4,054,545円(消費税抜) |
(2025年6月現在 レクサス公式サイトより)
フォルクスワーゲン T-Cross

フォルクスワーゲン T-Crossは、ドイツ生まれのコンパクトSUVで、スタイリッシュなデザインと実用性、欧州車ならではの走行安定性を兼ね備えたグローバルモデルです。日本市場でも輸入SUVとして高い人気を誇り、都会的なライフスタイルにもマッチする1台として注目されています。
エクステリアは、SUVらしい力強さを持ちながらもコンパクトで洗練されたフォルムが特徴。水平基調のフロントグリルやLEDライトが精悍な印象を与え、輸入車らしい上質な存在感を放ちます。
インテリアは質感の高い素材を使い、ミニマルながら機能的なレイアウトに仕上がっています。コンパクトなボディながら後席や荷室も広く、リアシートはスライド&リクライニング機能付きで、荷物や乗員に合わせた柔軟な使い方が可能です。
パワートレインには、1.0L 直列3気筒ターボエンジンを搭載。小排気量ながらターボの力で低速からしっかりとしたトルクを発揮し、街乗りから高速走行まで快適にこなします。燃費性能も優れており、日常的な使い方でも経済的です。
駆動方式はFFのみですが、フォルクスワーゲン独自のプラットフォーム「MQB」を採用することで、クラスを超えた高い剛性感と安定したハンドリングを実現。欧州車らしいしっかりとした走りは、長距離でも疲れにくく、運転の楽しさを感じられるポイントです。
安全装備も充実しており、アダプティブクルーズコントロールや衝突被害軽減ブレーキ、レーンキープアシストなどの先進運転支援システムを標準装備。輸入車ながらも日本の交通事情に適応した安全性と快適性を兼ね備えています。
T-Crossは、輸入車ならではのデザイン性や走行性能を求めながらも、日常使いのしやすさや経済性も大切にしたいというユーザーにおすすめのモデル。スタイルと機能性を高次元で両立した、プレミアムコンパクトSUVです。
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【フォルクスワーゲン T-Cross TSI Active】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,140mm×1,760mm×1,580mm |
ホイールベース | 2,550mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,260kg |
燃費 | WLTCモード:17.0km/L |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHCインタークーラー付ターボ999cc |
エンジン最高出力 | 85kW(116ps)/5,500rpm |
エンジン最大トルク | 200N・m(20.4kgf・m)/2,000-3,500rpm |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 7速DSG |
新車価格 | 3,061,818円(消費税抜) |
(2025年6月現在 フォルクスワーゲン公式サイトより)
BMW X1

BMW X1は、ドイツの名門ブランドが手がけるプレミアムコンパクトSUVで、上質なデザインと走行性能、実用性を高次元で融合させたモデルです。存在感のあるエクステリアと最新技術を搭載し、輸入SUV市場でも高い支持を得ています。
外観は、大型のキドニーグリルやシャープなLEDライトが印象的で、SUVらしい力強さとBMWらしい洗練されたスタイルとなっています。都会的でスポーティな印象を与えつつも、どこか落ち着きのある佇まいが魅力です。
インテリアは、10.7インチの曲面ディスプレイや質感の高い素材を使用し、先進性と上質感が共存する空間が特徴的です。後席は大人がしっかり座れる広さがあり、荷室容量もクラストップレベルの広さを誇ります。日常使いからアウトドアまで幅広く対応可能です。
パワートレインには、1.5L直列3気筒ガソリンターボや2.0L直列4気筒ディーゼルターボ(マイルドハイブリッド)などをラインアップ。どのエンジンも高効率かつ力強い加速を実現し、高速道路やワインディングでも余裕のある走りが楽しめます。
駆動方式は、FF(前輪駆動)の「sDrive」と4WDの「xDrive」を設定。特にxDriveモデルは、路面状況に応じて前後輪へ最適なトルクを自動で配分し、雪道や雨天時などでも安定した走行性能を発揮します。BMWらしい正確でダイレクトなハンドリングも健在です。
安全装備も充実しており、アクティブクルーズコントロール、車線維持支援、前後の衝突被害軽減ブレーキなど先進運転支援システムを標準搭載。長距離運転や都市部での運転も快適かつ安心です。
X1は、プレミアムSUVらしい上質な佇まいと、輸入車ならではの走行フィールを持ちながら、使い勝手の良さや安全性も高水準で備えた1台。日常を少し上質に彩りたい方にぴったりの、コンパクトで万能なSUVです。
【BMW X1 xDrive20d M Sport)】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,500mm×1,835mm×1,625mm |
ホイールベース | 2,690mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,740kg |
燃費 | WLTCモード:19.5km/L |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHCディーゼル1,995cc |
エンジン最高出力 | 110kW(150ps)/4,000rpm |
エンジン最大トルク | 360N・m / 1,500-2,500rpm |
モーター種類 | 交流同期電動機 |
モーター最高出力 | 15kW(20ps)/5,000rpm |
モーター最大トルク | 55N・m / 0-2,000rpm |
駆動方式 | 4輪駆動 |
トランスミッション | 電子油圧制御式7速DCT |
新車価格 | 5,818,182円(消費税抜) |
(2025年6月現在 BMW公式サイトより)
MINI カントリーマン

MINI カントリーマンは、個性的なデザインと上質な走りを兼ね備えたプレミアムコンパクトSUVです。伝統的なMINIのスタイルを継承しながらも、SUVとしての実用性と快適性を追求したモデルで、都会的で遊び心のあるライフスタイルにマッチする1台です。
エクステリアは、丸型ヘッドランプや台形グリルなど、MINIらしいクラシックなデザインを踏襲しつつも、SUVらしい力強さを加えたスタイリングとなっています。現行モデルではボディサイズが拡大され、より存在感のあるフォルムに進化しています。
インテリアは9.4インチ丸型OLEDディスプレイを備える最新MINI OS 9を採用。質感の高い素材と独特の円形デザインが組み合わさり、先進性と遊び心を両立します。リアシートは大人が快適に座れる広さを確保し、荷室容量は505Lからリアシートを倒せばで最大1,530 Lまで拡張可能と幅広いシーンで活躍することでしょう。
パワートレインは、1.5L直列3気筒ターボエンジンや2.0L直列4気筒ターボエンジンを搭載。さらに2.0Lディーゼルエンジンや電気自動車(BEV)となる「E」、「SE ALL4」も用意され豊富なラインアップとなっています。SUVボディでありながら軽快な加速と安定感のあるハンドリングで、MINIならではの“ゴーカートフィーリング”を体感できます。
駆動方式は、FF(前輪駆動)に加えて4WD(ALL4)モデルもラインアップ。ALL4は路面状況に応じて前後輪へトルクを適切に配分し、雪道や悪路などでもしっかりとした安定性と安心感を確保します。日常使いはもちろん、アウトドアや旅行などアクティブなシーンにも対応可能です。
安全装備も充実しており、衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロール、車線逸脱警告などの先進運転支援システムを搭載。日常の運転から長距離ドライブまで、安心して使用できる設計です。
MINI カントリーマンは、MINIらしい個性と走りの楽しさだけでなく、SUVとしての広い使い勝手や先進性を兼ね備えたモデル。ファッション性と実用性、走行の楽しさすべてを譲らない方にこそおすすめのコンパクトSUVです。
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【MINI カントリーマン S ALL4】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,445mm×1,845mm×1,660mm |
ホイールベース | 2,690mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,640kg |
燃費 | WLTCモード:13.1km/L |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC1,998cc |
エンジン最高出力 | 150kW(204ps)/5,000rpm |
エンジン最大トルク | 300N・m / 1,450-4,500rpm |
駆動方式 | 4輪駆動 |
トランスミッション | 7速DCT |
新車価格 | 5,200,000円(消費税抜) |
(2025年6月現在 MINI公式サイトより)
まとめ

コンパクトSUVは、都市部でも扱いやすいボディサイズと、SUVらしい力強さ・実用性を兼ね備えた万能なクルマです。近年は、デザインやパワートレインのバリエーションも豊富で、アウトドア志向の方からファミリーユーザー、通勤・街乗りメインの方まで、幅広いニーズに応えるモデルが揃っています。
また、コンパクトSUVでも電動化モデルが増えて低燃費モデルが充実してきています。ライフスタイルに合わせて選択することで、より充実したカーライフとなるでしょう。
よくある質問

コンパクトSUVはなぜ人気?
コンパクトボディで取り回しやすく、デザイン性の高さや、ハイブリッド、BEVなどパワートレインの豊富さも人気の理由です。
また、価格が比較的リーズナブルな点も多くの人に選ばれている理由といえます。
コンパクトSUVは立体駐車場に入るの?
立体駐車場によって異なりますが、「全長5m以下、全高1.55m以下、全幅1.8m以下」が一般的なサイズです。
コンパクトSUVの場合、全高、全幅に注意が必要で、車種によっては立体駐車場に入らない可能性もあります。