コンパクトカーやSUV、ミニバン、セダンなど、ボディタイプも多彩で、使い勝手と快適性を兼ね備え、幅広いライフスタイルにフィットする「5人乗りの車」。しかし、そのボディタイプの多さから「どれを選べばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
本記事では、2025年の最新ラインアップからおすすめの5人乗りの車を10台厳選してご紹介。選び方のポイントや、5人乗り車ならではのメリット・デメリットも徹底解説します。車選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
5人乗りの車│ボディタイプ

5人乗りの車は、日本国内で最も一般的な乗車定員で、日常の通勤・通学や買い物から、家族旅行やアウトドアまで幅広く対応できる実用性が魅力です。そのため、多くの自動車メーカーがさまざまなボディタイプで5人乗り仕様を展開しています。
コンパクトカーやセダンなどの都市型モデルから、SUVやミニバンといったアウトドアやファミリーユース向けのタイプまで選択肢は多岐にわたります。
それぞれのボディタイプには個性があり、例えばコンパクトカーは小回りが利く一方で積載量が少なめ、SUVは視点が高く荷室が広い分、全高が高くなるなど、用途に応じた選び方が重要です。
ここでは、5人乗りの車で特に人気の高い5つのボディタイプに注目し、それぞれの特徴を解説していきます。
コンパクトカー
コンパクトカーは、日本の狭い道路事情にもぴったりな扱いやすい車種です。豊富なモデルラインアップとなっており、軽自動車よりも一回り大きいため、後席に大人が座っても窮屈さを感じにくいのが特長です。
特に都市部に住む方にとっては、運転のしやすさや駐車のしやすさ、さらには燃費性能の高さなど、維持費を抑えられる要素が多く含まれています。
取り回しやコストパフォーマンスを重視する方には、非常にバランスの取れたモデルといえるでしょう。
通勤・通学、買い物など日常使いが主な用途であれば、コンパクトカーは非常に魅力的な選択肢です。
SUV
SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)は、近年人気が高まり続けているカテゴリーです。SUVは、高いアイポイントによる優れた視認性、最低地上高の高さによる悪路走破性、そしてスタイリッシュなデザインが魅力です。都市部でも映えるデザインと、アウトドアやレジャーでも活躍できる万能さがあり、ファミリー層から若年層まで幅広い層に支持されています。
特に後席の居住性や荷室の広さはコンパクトカーよりも優れており、大人5人でも快適に移動できます。
ライフスタイルにアウトドアや旅行が含まれる方にとっては、SUVは非常に頼れる存在といえるでしょう。
ミニバン
ミニバンと聞くと7〜8人乗りのイメージが強いですが、5人乗り仕様のミニバンも根強い人気があります。中でも「2列シート5人乗り」のミニバンは、室内空間に余裕があるため、後席が広く荷室も確保しやすいという大きなメリットがあります。
ファミリーカーとしても非常に使いやすく、チャイルドシートの設置や大きな荷物の収納も容易です。乗り降りのしやすさやスライドドアの利便性もあり、子育て世帯には特におすすめです。
日常からレジャーまで幅広く対応できるミニバンは、実用性を重視する方には非常に優れた選択肢です。
セダン
セダンは、かつてファミリーカーの定番として人気を誇ったボディタイプで、現在もその快適な乗り心地や上質な走行性能が評価されています。
セダンは、後席の快適性や静粛性に優れ、長距離ドライブにも適しています。運転の安定性も高く、高速道路でも疲れにくい走行が可能です。スタイリッシュで落ち着いたデザインも魅力で、ビジネスシーンにもマッチします。
近年はSUV人気の陰に隠れがちですが、上質な移動空間を求める方や、静かで快適なドライブを重視する方にとって、セダンは重宝される存在です。
ステーションワゴン
ステーションワゴンは、セダンの乗り心地と荷室の広さを両立した実用性の高いボディタイプです。5人乗り仕様では、フル乗車時でも広めの荷室スペースを確保できるため、日常の買い物はもちろん、アウトドアや旅行にも対応可能です。
走行性能も高く、高速道路や長距離移動でも安定感があり、ドライビングそのものを楽しみたい方にもおすすめです。SUVほど車高が高くないため、乗り降りのしやすさや低重心による走行の安定性もポイントです。
荷物を多く積みたいが運転はしやすい方がいいという方には、ステーションワゴンの5人乗りモデルはまさに理想的な選択肢といえるでしょう。
5人乗りの車の選び方

5人乗りの車を選ぶ際は、家族構成やライフスタイルに合ったボディタイプや装備内容をしっかりと見極めることが重要です。
例えば、通勤や街乗りがメインであればコンパクトカーやセダンが適していますし、アウトドアや家族旅行を重視するならSUVやミニバンの方が使い勝手は良くなります。
また、デザインやインテリアの質感も長く乗るうえでは無視できません。
さらに、後席の広さや荷室の容量といった室内空間の快適性や、排気量・燃費などの維持費にも注目しましょう。
このセクションでは、5人乗り車を選ぶうえで注目すべき5つの視点を解説します。
ボディタイプ
5人乗りの車には多彩なボディタイプが存在し、それぞれに異なる利点と用途があります。都市部での使い勝手を重視するなら、小回りの利くコンパクトカーやセダンが便利です。
一方、家族での遠出やアウトドアを楽しみたい場合には、荷物がしっかり積めて走破性も高いSUVや、室内空間に余裕があるミニバンが候補になります。ステーションワゴンは、セダンのような走行性能を保ちつつ、荷室容量を確保できる実用性が魅力です。
このように、同じ5人乗りでもボディ形状によって得意とするシーンが大きく異なるため、自身のカーライフに合ったタイプを見極めることが大切です。また、運転技量や駐車環境によっても適したサイズは変わるため、実車を試乗して感覚を確かめるのも有効な方法です。
デザイン
車のデザインは、見た目の好みだけでなく、日々の満足度や愛着に大きく影響する要素です。特に最近では、5人乗りの車でもスタイリッシュなデザインを重視するモデルが増えており、外観のシャープさやボディカラーの選択肢も豊富です。また、内装デザインも重要なポイントです。シートの質感やカラー、インパネの使いやすさ、インフォテインメントの配置などは、乗車時の快適性や運転中の集中力にも関わります。
長く乗る車だからこそ、「飽きのこないデザイン」「自分らしさを感じられるスタイル」があるかどうかを基準に選ぶのがコツです。家族で使う場合は、誰にとっても使いやすく、心地良いと感じられる内外装のバランスにも目を向けると失敗が少なくなります。
後席スペースの広さ
5人乗りの車では後席に3人が座る前提となるため、後部座席の居住性はとても重要です。特に大人が3人並んで座ることを想定すると、シートの幅や足元スペース、頭上の余裕などが快適性を左右します。ミニバンや一部のSUVでは、後席がスライド可能だったり、リクライニングできる仕様もあるため、同乗者の快適性が大きく向上します。また、チャイルドシートを2台取り付けた場合に中央席を使えるかどうかはモデルによって異なるため、ファミリー層は実際のサイズ感をチェックすることが肝心です。
積載性能
積載性能も5人乗り車選びでは見逃せないポイントです。5人がフル乗車した際に、どれだけ荷物を積めるかは、日常の買い物や旅行時の使い勝手に直結します。コンパクトカーやセダンでは、後席を倒しても荷室容量に限界がある場合もありますが、SUVやワゴン、ミニバンでは、後席を倒すことで広大な荷室を確保できるモデルが多くあります。
また、荷室の開口部の高さや奥行き、床の高さなども実際の積み下ろしに影響を与えるため要チェックです。
さらに、電動リアゲートや床下収納などの便利機能があることも荷物の出し入れを楽にするポイントになります。
日常の買い物から大型荷物まで、用途に合う荷室を備えているかどうか、しっかり確認して選びましょう。
排気量
排気量はエンジンのパワーや燃費、税金といったランニングコストに大きく関わる要素です。5人乗りの車では、1.0Lクラスのコンパクトカーから2.5L超のSUV・ミニバンまで幅広い排気量の車種が揃っており、それぞれにメリット・デメリットがあります。
排気量が小さいほど燃費は良く、税金も抑えられますが、高速道路や山道などではパワー不足を感じることもあります。逆に、排気量が大きいモデルは余裕のある走行性能を得られますが、燃費や税金が高くつく傾向があります。
ハイブリッド車やPHEVなど、燃費性能に優れるパワートレインも登場しており、用途と維持費のバランスを見ながら選ぶのが得策です。使用頻度や走行環境に応じて、適正な排気量を選ぶことが長く快適に乗るためのカギになります。
5人乗りの車のメリット

日本の道路環境やライフスタイルにマッチした5人乗りの車は、非常に多くのユーザーに支持されています。まず第一に、多様なボディタイプから自分の生活に合った1台を選べる点が魅力です。軽自動車では足りないけれど、大型の3列シート車までは必要ないという方には、5人乗りの車がまさに「ちょうどいいサイズ」といえるでしょう。
取り回しがしやすく、日常使いからレジャーまで幅広く活躍してくれるだけでなく、後席スペースに余裕があるモデルも多いことから家族全員での移動にも適しています。
メーカー各社がラインアップの主軸として5人乗りモデルを展開しているため、選択肢が豊富で、価格帯や装備も充実しています。利便性・快適性・経済性のバランスが取れた、非常に実用的なカテゴリーといえるでしょう。
ボディタイプが豊富
5人乗りの車は、コンパクトカー、セダン、SUV、ミニバン、ステーションワゴンと、ほぼすべての主要ボディタイプで展開されています。この幅広さは、ユーザーにとって大きなメリットです。例えば運転初心者や都市部の住人には、扱いやすいコンパクトカーやセダンが向いており、アウトドア志向の方にはSUV、ファミリーユースにはミニバンがぴったりです。ステーションワゴンは荷室と走行性能の両立を求める人に好まれます。
このようにライフスタイルや使用目的に応じて自由に選べるのが、5人乗りの車の魅力です。また、各ボディタイプで燃費志向のモデルから高性能志向のものまでラインアップされており、予算や嗜好に合った1台を見つけやすい点も特長です。
幅広い選択肢があることで、「妥協せずに選べる」という安心感が得られるでしょう。
使い勝手に優れている
5人乗りの車は、通勤・通学から買い物、週末のレジャーや旅行まで幅広いシーンで高い実用性を発揮します。コンパクトなサイズ感でありながら、大人がしっかり乗れて、荷物もしっかり積めるという「ちょうど良さ」が多くの人に支持される理由です。
また、2列シートの構成により、乗降性が良く、後席へのアクセスもスムーズ。ミニバンやSUVなどではスライドドアや多彩なシートアレンジが可能なモデルもあり、子育て世帯や高齢者との同乗にも対応します。
さらに、5人乗りの車は多くのメーカーが主力として開発しているため、装備も充実しており、安全装備や運転支援機能も比較的豊富に搭載されています。取り回しやすさと機能性のバランスが取れている5人乗りの車は、初心者からベテランまで幅広く使える万能車種です。
後席もゆったり座れるモデルが多い
5人乗りの車の中には、後席の快適性を重視した設計がなされている車種も多く存在します。特にSUVやセダン、ミニバンなどでは、後部座席の足元や頭上空間が広く取られており、大人3人が乗っても圧迫感が少ない構造になっています。また、座面の高さやシートのクッション性、リクライニング機能の有無によって、長時間の移動でも疲れにくい設計になっていることが多いことから、同乗者にとっても快適なドライブを提供できます。
さらに、チャイルドシートの設置スペースにも配慮されたモデルも多いため、ファミリーカーとしての使い勝手も良好です。モデルによっては後席エアコン吹き出し口やUSBポートが設置されているなど、快適性を高める装備が充実している点も魅力といえるでしょう。
5人乗りの車のデメリット

5人乗りの車は、多くの用途で使いやすい反面、いくつかの注意点もあります。まず大きなポイントとして、乗車定員が5名に限られるため、急な大人数での移動には対応しにくいという制約があります。親族や友人を含めた6人以上での移動を想定している場合は、3列シート車の検討が必要です。
また、車種やボディタイプによっては、維持費が予想以上にかかることもあり、特に排気量が大きめのSUVやミニバンなどでは燃費や税金がネックになるケースも見られます。さらに、車体サイズが大きいモデルでは、運転に不慣れな方や駐車スペースが狭い家庭では取り回しに苦労するケースもあるかもしれません。
5人乗りの車は非常にバランスの取れたカテゴリーではありますが、自身の生活環境や運転スキル、将来的な使用人数なども踏まえて選ぶことが大切です。
5人以上の乗車は基本的には不可
5人乗りの車は、その名の通り乗車定員が最大5人と法的に定められている車両です。しかし、道路交通法施行令により、12歳未満の子どもは「1.5人で大人1人」として計算されることから、「大人2人+12歳未満の子ども4人」という乗車であれば、定員5名の車でも6名乗車が法的には可能となります。また、こういったケースなどにおいて、チャイルドシートが載せきれない時やシートベルト数が足りない場合は着用免除となります。
ただし、万が一の事故時に備え、たとえ法的に定員内とされる状況であっても、無理のある乗車は避けるべきです。乗車人数が多くなる可能性がある家庭では、最初から6人以上に対応する車種を選んでおくことが、安全性と快適性の両面で安心といえるでしょう。
モデルによっては維持費が高い
一口に5人乗りといっても、モデルによって維持費には大きな差があります。例えば、排気量が1.0L以下の車では自動車税(種別割)が25,000円なのに対し、1.0L超1.5L以下の車では30,500円と高くなることがわかります。また、重量のある車では燃費性能において不利になることから、燃料代がかさみ維持費を押し上げる要因となります。
一方で、ハイブリッド車やPHEV(プラグインハイブリッド車)は燃費に優れていますが、車両価格が高めであり、バッテリー交換やメンテナンス費用も長期的には無視できません。コンパクトカーやセダンなどの排気量が小さいモデルであれば、燃費も良く、税金も抑えられるでしょう。
購入時だけでなく、3年、5年と乗り続けるうえでのトータルコストをしっかりシミュレーションして選ぶことが、後悔しないための重要なポイントです。
車体が大きいモデルは運転が心配
5人乗りの車の中には、全幅1.8m以上や全長4.7m以上といった大型車も存在します。特にSUVやミニバンなどは、車内空間を確保するためにサイズが大きくなりがちです。そのため、運転初心者や狭い道・立体駐車場を頻繁に使う方にとっては、取り回しが難しく感じることもあります。また、バック時の視界が悪くなりやすいため、駐車や車庫入れのたびにストレスを感じる可能性も否定できません。
最近は360度モニターや自動駐車支援機能など、運転をサポートする先進装備が搭載されたモデルも増えていますが、すべての車種に標準装備されているわけではありません。
サイズが大きい=高機能というイメージに惑わされず、自分の運転技術や利用環境に合った大きさかどうかをしっかり見極めることが大切です。
おすすめ5人乗りの車10選
トヨタ シエンタ

ファミリーカーの定番として高い人気を誇るトヨタ シエンタは、コンパクトミニバンというジャンルにおいて、使い勝手とデザイン性を高次元で両立したモデルです。シエンタといえば3列シートの7人乗り仕様を思い浮かべる方も多いですが、実は2列シートの5人乗り仕様も用意されており、こちらは室内空間をより効率的に活用できる点で注目を集めています。
5人乗り仕様では、3列目シートがない分、2列目以降のスペースが非常にゆとりある作りになっており、特に荷室が広く確保されているのが大きな特徴です。週末の買い出しはもちろん、キャンプや旅行といった荷物が多くなるシーンでも大活躍。荷室は低床設計で、重い荷物の出し入れもラクに行えます。
室内は、丸みを帯びた優しいデザインと落ち着いたカラーリングで、子育て世帯にも好印象です。スライドドアを採用しているため、狭い駐車場や住宅街でも乗り降りしやすく、小さなお子さんや高齢者のいる家庭でも扱いやすい1台といえるでしょう。
パワートレインにはガソリン車とハイブリッド車がラインアップされており、ハイブリッド車はWLTCモードで28.8km/L(2WD)という優れた燃費性能を誇ります。日常使いでの燃費の良さに加え、低速域でのモーター走行により静粛性も高く、都市部での運転でも快適です。
さらに、Toyota Safety Senseをはじめとした先進安全装備が標準装備されており、プリクラッシュセーフティ、レーントレーシングアシスト、全車速追従式クルーズコントロールなど、運転支援機能も充実。安心して家族を乗せられる仕様になっています。
コンパクトなサイズ感と広い室内空間、使い勝手に優れた設計が光るトヨタ・シエンタの5人乗り仕様は、都市部での生活を快適にしてくれる理想的な1台といえるでしょう。
【トヨタ シエンタ G ハイブリッド車 2WD(5人乗り)】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,260mm×1,695mm×1,695mm |
ホイールベース | 2,750mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,340kg |
燃費 | WLTCモード:28.4km/L |
エンジン種類 | 直列3気筒 ガソリン1,490cc |
エンジン最高出力 | 67kW(91ps)/5,500rpm |
エンジン最大トルク | 120N・m(12.2kgf・m)/3,800-4,800rpm |
モーター種類 | 交流同期電動機 |
モーター最高出力 | 59kW(80ps) |
モーター最大トルク | 141N・m(14.4kgf・m) |
駆動方式 | 2WD(前輪駆動方式) |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
新車価格 | 2,443,182円(消費税抜) |
※2025年8月時点
ホンダ フリード

ホンダ フリードは「ちょうどいい」をコンセプトに開発されたコンパクトミニバンで、その中でも5人乗り仕様「CROSSTAR」は、荷室空間の広さと多目的な使い勝手を兼ね備えたモデルとして高い評価を得ています。全長4,310mmという扱いやすいボディサイズながら、車内は非常に開放感があり、コンパクトカーとは一線を画す居住性と積載性を備えています。
5人乗り仕様の最大の特徴は、3列目シートを省くことで実現された広大な荷室スペースです。後席を倒すことで、完全なフルフラットに近い床面が広がり、車中泊や大型荷物の運搬にも対応できます。キャンプやアウトドアを楽しむ方から、日常の買い物を快適に済ませたい方まで、幅広いニーズに応えることができます。
インテリアはシンプルかつ上質な印象で、無駄のないレイアウトと高い視界性能により、誰でも運転しやすいのもポイントです。両側スライドドアを備えているため、狭い場所でもドアの開閉がしやすく、小さなお子さまのいる家庭にも安心です。また、着座位置が高く、見晴らしも良好なため、運転初心者や女性ドライバーにも好評です。
パワートレインには1.5Lのガソリン車に加えて、優れた燃費性能を誇るハイブリッドモデルも用意されています。ハイブリッド仕様では、WLTCモードで25.6km/Lと高い燃費性能を実現し、燃料コストの面でもメリットが大きいです。
安全装備も充実しており、「Honda SENSING」を標準搭載。衝突軽減ブレーキや車線維持支援システムなど、先進の運転支援技術がドライバーと乗員の安全をしっかりサポートします。
フリードの5人乗り仕様は、ミニバンの広さとコンパクトカーの取り回しやすさを両立した、まさに万能型の1台といえるでしょう。家族使いはもちろん、一人暮らしや夫婦での生活にもフィットする実用性の高さが魅力です。
【ホンダ フリード CROSSTAR FF(5人乗り)】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,310mm×1,720mm×1,755mm |
ホイールベース | 2,740mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,400kg |
燃費 | WLTCモード:16.4km/L |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒 ガソリン1,496cc |
エンジン最高出力 | 87kW(118ps)/6,600rpm |
エンジン最大トルク | 142N・m(14.5kgf・m)/4,300rpm |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 無段変速オートマチック(トルクコンバーター付) |
新車価格 | 2,662,000円(消費税抜) |
※2025年8月時点
日産 ノートオーラ

日産 ノート オーラは、コンパクトカーでありながらプレミアムな質感と快適性を追求した上位モデルとして、2021年に登場しました。ベースは日産ノートですが、内外装や装備、静粛性、安全性に至るまで、あらゆる面でワンランク上の仕上がりとなっており、「小さな高級車」ともいえる存在です。乗車定員は5人で、日常使いから長距離移動まで、幅広いシーンで活躍します。
まず外観は、専用デザインのフロントグリルや大型ホイール、シャープなLEDライトなどにより、コンパクトカーの枠を超えた高級感を演出。ボディカラーにはツートーンや落ち着いたメタリックカラーなどが用意され、個性的かつ上質な雰囲気をまとっています。
内装においても、質感の高さは圧倒的。上位グレードでは本革ステアリングや木目調パネル、BOSE製パーソナルサウンドシステム(オプション)などが用意されており、まるで高級セダンのような快適空間を実現しています。後席もコンパクトカーとは思えないゆとりがあり、大人5人での乗車にも十分対応可能です。
パワートレインには、日産独自のe-POWERシステムを採用しており、エンジンは発電専用で、駆動は100%モーターによって行われるため、EVのような滑らかで力強い加速と静かな走行フィールが特徴です。
走行中はエンジン音を極力抑える工夫がなされており、市街地や高速道路でも高い静粛性が保たれます。燃費性能も高く、WLTCモードで27.2km/Lという優れた数値を実現しています。
安全装備についても、プロパイロット(アダプティブクルーズコントロール+車線維持支援)をはじめとした先進の運転支援機能が搭載されており、長距離ドライブでも安心感があります。全方位の安全性と利便性を求める方にとっては大きな魅力となるでしょう。
ノート オーラは、コンパクトサイズでありながらも高級感と走行性能、安全性を兼ね備えた1台。上質な日常を求める方、ワンランク上の快適な移動空間を手に入れたい方にぴったりの5人乗りモデルです。
【日産 ノート オーラ G 2WD】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,045mm×1,735mm×1,525mm |
ホイールベース | 2,580mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,270kg |
燃費 | WLTCモード:27.2km/L |
エンジン種類 | DOHC水冷直列3気筒 ガソリン1,198cc |
エンジン最高出力 | 60kW(82ps)/6,000rpm |
エンジン最大トルク | 103N・m(10.5kgf・m)/4,800rpm |
モーター種類 | 交流同期電動機 |
モーター最高出力 | フロント:100kW(136ps)/3,183-8,500rpm |
モーター最大トルク | フロント:300N・m(30.6kgf・m)/0-3,183rpm |
駆動方式 | 2WD(前輪駆動) |
トランスミッション | ー |
新車価格 | 2,527,000円(消費税抜) |
※2025年8月時点
フォルクスワーゲン ゴルフ

フォルクスワーゲン・ゴルフは、世界中で高い評価を受け続けてきたプレミアム・コンパクトカーの代表格です。2021年に登場した8代目となる現行モデルは、さらなる上質さと先進性を備えて登場。5人乗りの実用性はそのままに、走行性能・快適性・安全性のすべてにおいて、ワンランク上の仕上がりを誇ります。
日本仕様の現行モデルでは、1.5L直列4気筒マイルドハイブリッド(eTSI)と、2.0Lディーゼルターボ(TDI)という2種類のパワートレインが用意されています。2.0L TDIモデルは最大トルク360N・mを発揮する力強いディーゼルエンジンを搭載し、高速道路や長距離移動での安定した走りに加えWLTCモード20.8km/Lと優れた燃費性能を誇ります。るのが特徴です。
ボディサイズは全長4,295mmと都市部でも扱いやすいコンパクトなサイズ感ながら、室内は広々と設計されており、リヤシートも大人がゆったり座れるスペースを確保されています。荷室も実用的な容量があり、日常使いから週末のお出かけまで、幅広いシーンで活躍します。
インテリアはデジタル化が進み、台4世代となるMIB4システムと12.9インチのワイドディスプレイにより高い機能性に加え近未来的な設計が特徴です。さらに、音声操作やスマートフォン連携機能(Apple CarPlay / Android Auto)、ジェスチャーコントロールの搭載により、利便性の高い車内環境となっています。
また、先進安全装備には、アダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシスト、歩行者検知付き自動ブレーキなどが含まれ、欧州車らしい高水準の安全性能も魅力。ロングドライブや渋滞時の安心感は非常に高いです。
ゴルフは、輸入車らしい高級感や走りの良さに加えて、日常使いに必要な実用性をしっかり備えた、コンパクトでありながらも「本物志向」のカーライフを求める方に、強くおすすめできる1台です。
【無料】ガリバーにフォルクスワーゲン ゴルフの中古車探しを依頼する
【フォルクスワーゲン ゴルフ eTSI Style】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,295mm×1,790mm×1,475mm |
ホイールベース | 2,620mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,350kg |
燃費 | WLTCモード:18.7km/L |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ ガソリン 1,497cc |
エンジン最高出力 | 110kW(150ps)/5,000-6,000rpm |
エンジン最大トルク | 250N・m(25.5kgf・m)/1,500-3,500rpm |
モーター種類 | - |
モーター最高出力 | 14kW(19ps) |
モーター最大トルク | 56N・m(5.7kgf・m) |
駆動方式 | 2WD(前輪駆動方式) |
トランスミッション | 7速DSG |
新車価格 | 4,033,637円(消費税抜) |
※2025年8月時点
ホンダ ヴェゼル

ホンダ ヴェゼルは、コンパクトSUV市場で高い人気を誇るモデルで、スタイリッシュなデザインと高い実用性を両立した5人乗り車として、幅広い層から支持を集めています。都市部の使いやすさとロングドライブでの快適性を兼ね備えた1台です。
ヴェゼルのパワートレインには、1.5Lガソリンエンジン(Gグレード)と1.5L e:HEVハイブリッドの2種類が用意されています。ハイブリッドモデルは、2モーターハイブリッドシステムによりエンジン走行とモーター走行を効率良く使い分け、WLTCモードで26.0km/Lの優れた数値を実現しています。静かで滑らかな走りは、街乗りから高速道路まで幅広く対応し、電動化された運転感覚が魅力となっています。
ボディサイズは全長4,340mm、全幅1,790mmと、日本の道路環境に適したコンパクトな設計により、取り回しの良さや狭い駐車場での扱いやすさも抜群です。
室内空間は非常に広々としており、大人5人が快適に乗車可能。ホンダ独自のセンタータンクレイアウトにより、後席の足元スペースや荷室容量を最大限に確保しています。
内装はシンプルかつ高級感のある仕上がりで、操作系は直感的に扱える配置でまとめられており、視界も良好です。後席は座面が広く、リクライニング機能も備わっているため、長時間のドライブでも快適に過ごすことができます。また、リヤシートを倒せばフラットで広大な荷室が出現し、大きな荷物も積みやすい実用的な設計となっています。
安全機能ではHonda SENSINGが全グレード標準装備されており、安全性能も非常に高いのが特長です。衝突軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロール、車線維持支援システムなど、運転をサポートする機能が充実していることから、初めてSUVに乗る人や家族での利用を考えている人にも安心感があります。
ヴェゼルは、スタイル・快適性・安全性・経済性のすべてを高水準で実現した5人乗りコンパクトSUVです。日常の通勤・買い物から週末のレジャーまで、あらゆるシーンに寄り添ってくれる万能な1台といえるでしょう。
【ホンダ ヴェゼル e:HEV X FF】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,340mm×1,790mm×1,580mm |
ホイールベース | 2,610mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,350kg |
燃費 | WLTCモード:26.0km/L |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒 ガソリン 1,496cc |
エンジン最高出力 | 78kW(106ps)/6,000-6,400rpm |
エンジン最大トルク | 127N・m(13.0kgf・m)/4,500-5,000rpm |
モーター種類 | 交流同期電動機 |
モーター最高出力 | 96kW(131ps)/4,000-8,000rpm |
モーター最大トルク | 253N・m(25.8kgf・m)/0-3,500rpm |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
新車価格 | 2,626,000円(消費税抜) |
※2025年8月時点
トヨタ カローラ クロス

トヨタ カローラ クロスは、信頼と実績を誇るカローラシリーズのSUVとして登場したミドルサイズSUVです。ファミリーカーや通勤用、アウトドアなど幅広いシーンに対応できる5人乗りの車として、高い人気を集めています。SUVらしい存在感のあるデザインに、扱いやすいボディサイズと優れた燃費性能を備え、日常使いからレジャーまで頼れる1台に仕上がっています。
パワートレインには1.8Lハイブリッドシステムが用いられ、WLTCモードで26.4km/Lというクラストップレベルの燃費性能を誇ります。ハイブリッドらしい静粛性と滑らかな加速は、渋滞時や市街地走行で真価を発揮し、ストレスの少ない快適なドライブを提供します。また、ハイブリッドにはE-Four(電気式4WD)も設定されており、雪道や悪路走破性を重視する方にもおすすめです。
全長4,455mm-4,460mm、全幅1,825mmと比較的コンパクトなボディサイズでありながら、室内空間は広々としており、特に後席の足元や頭上空間に余裕があります。後席は2段階のリクライニング機能付きで、長時間の移動でも快適です。また、荷室容量も487Lと十分に確保されており、大きな買い物やレジャー用品も余裕で積載可能。リヤシートを倒すことでフラットな空間が生まれ、さらに多くの荷物を積むことができます。
内装は機能性と快適性のバランスが良く、10.5インチのディスプレイオーディオを中心としたインパネは操作性にも優れています。Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応し、スマートフォンとの連携もスムーズ。視認性の高いメーターや多機能ステアリングも、日々の運転を快適にサポートしてくれます。
Toyota Safety Senseを全車標準装備し、安全性能にも抜かりはありません。プリクラッシュセーフティやレーンキープアシスト、レーダークルーズコントロールなど、先進の運転支援機能が安心感を高めてくれます。国内初となる、シグナルロードプロジェクションは路面へ照射することで自車の存在をアピールすることで出会い頭の事故を防ぐ機能であり要注目です。
カローラ クロスは、伝統あるカローラシリーズの信頼性に加え、SUVとしての実用性や先進技術を兼ね備えた5人乗りの車です。家族連れはもちろん、ソロドライバーにも扱いやすく、コストパフォーマンスに優れた万能型SUVとして非常におすすめです。
【トヨタ カローラ クロス S E-Four】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,455mm×1,825mm×1,620mm |
ホイールベース | 2,640mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,470kg |
燃費 | WLTCモード:24.6km/L |
エンジン種類 | 直列4気筒 ガソリン 1,797cc |
エンジン最高出力 | 72kW(98ps)/5,200rpm |
エンジン最大トルク | 142N・m(14.5kgf・m)/3,600rpm |
フロントモーター種類 | 交流同期電動機 |
フロントモーター最高出力 | 70kW(95ps) |
フロントモーター最大トルク | 185N・m(18.9kgf・m) |
リヤモーター種類 | 交流同期電動機 |
リヤモーター最高出力 | 30kW(41ps) |
リヤモーター最大トルク | 84N・m(8.6kgf・m) |
駆動方式 | E-Four |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
新車価格 | 2,944,545円(消費税抜) |
※2025年8月時点
トヨタ ハリアー

トヨタ ハリアーは、高級感と先進性を兼ね備えた5人乗りミドルサイズSUVとして、長年にわたって多くのユーザーから高い支持を受けているモデルです。洗練されたデザインと快適性、高い安全性能が人気を博しています。
エクステリアはクーペライクな流麗なシルエットが特徴で、都会的で高級感のある印象を与えます。上品で落ち着きのあるボディラインに、LEDランプやメッキ加飾が映えるデザインは、街乗りでもアウトドアでも存在感を放ちます。インテリアもまた、SUVとは思えないほどの上質さを備えており、ダッシュボードやセンターコンソール、シートなど細部にわたって高級素材を使用。まるでラグジュアリーセダンのような快適な空間を提供しています。
パワートレインは3種類をラインアップ。2.0Lガソリンエンジン、2.5Lハイブリッドに加え、PHEVと豊富なパワートレインとなっているのは強みといえるでしょう。特にハイブリッドモデルは、静粛性と燃費性能に優れ、日常使いはもちろん、ロングドライブにも最適です。
室内空間は、前席・後席ともにゆとりある設計で、5人がゆったりと座れるレイアウト。リヤシートにはリクライニング機能も備わっており、長時間の移動でも快適さを保ちます。また、荷室容量は十分な収納力を確保しながらも、リヤシートを倒すことで長尺物や大きな荷物の積載も可能です。
さらに、Toyota Safety Senseを全グレード標準装備し、プリクラッシュセーフティやレーンディパーチャーアラート、レーダークルーズコントロールなど、先進の運転支援機能が充実。安全面でも高い安心感を得られるのが特徴です。
ハリアーは、見た目の美しさ、内装の上質さ、走行性能、安全装備と、あらゆる要素が高水準でバランスされたSUVです。5人乗りでありながら、乗る人すべてに「ワンランク上の満足感」を提供する、プレミアムな1台といえるでしょう。
【トヨタ ハリアー G ハイブリッド車 2WD】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,740mm×1,855mm×1,660mm |
ホイールベース | 2,690mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,650kg |
燃費 | WLTCモード:22.7km/L |
エンジン種類 | 直列4気筒 ガソリン 2,487cc |
エンジン最高出力 | 131kW(178ps)/5,700rpm |
エンジン最大トルク | 221N・m(22.5kgf・m)/3,600-5,200rpm |
モーター種類 | 交流同期電動機 |
モーター最高出力 | フロント:88kW(120ps) |
モーター最大トルク | フロント:202N・m(20.6kgf・m) |
駆動方式 | 2WD(前輪駆動方式) |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
新車価格 | 3,910,000円(消費税抜) |
※2025年8月時点
マツダ CX-60

マツダ CX-60は、「走る歓び」と「上質な移動空間」の両立を追求した5人乗りプレミアムSUVで、縦置きエンジン+FRベースの新世代プラットフォームを採用し、これまでのマツダ車とは一線を画すダイナミックな走りと洗練されたデザイン、最先端の技術が融合した意欲作です。
エクステリアは「魂動デザイン」をさらに進化させた、力強さとエレガンスを併せ持つ佇まいが特徴。ロングノーズ&ショートデッキのプロポーションはFRレイアウトならではで、走りへの期待感を抱かせるスポーティな印象を放ちます。一方、インテリアは和の美意識を取り入れたモダンなデザインで統一されており、素材にもナッパレザーや天然木などが使用され、ラグジュアリーSUVにふさわしい上質な空間を演出します。
パワートレインには、3.3L直列6気筒ディーゼルエンジン、プラグインハイブリッド、3.3Lマイルドハイブリッドディーゼルエンジン、2.5Lガソリンエンジンといった多彩なラインアップが用意されています。特に注目は、マイルドハイブリッド機構「M Hybrid Boost」を搭載した6気筒ディーゼルで、550N・mと余裕のあるトルクと静粛性、そして高効率を両立しています。高速巡航時の快適性や長距離燃費の良さなど、従来のSUVにはない走行体験が得られることでしょう。
5人乗りとしての使い勝手も非常に高く、全長4,740mm、全幅1,890mmの堂々としたボディによって、車内は驚くほど開放感があります。後席の足元・頭上スペースは余裕があり、リクライニング機能やセンターアームレストも装備。長距離移動やファミリーユースでも快適性は折り紙付きです。
安全性においても、最新の安全機能が全車に標準装備。衝突回避支援ブレーキや車線維持支援、ドライバーモニタリングなど、予防安全機能・運転支援機能が充実しており、ドライバーと同乗者をしっかり守ってくれます。
マツダ CX-60は、スポーティで上質な5人乗りSUVを求める方に最適なモデルです。日常の移動を特別な体験に変えてくれる1台として、ぜひ試乗して体感してみてはいかがでしょうか。
【マツダ CX-60 XD-HYBRID Exclusive Sports】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,740mm×1,890mm×1,685mm |
ホイールベース | 2,870mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,930kg |
燃費 | WLTCモード:21.0km/L |
エンジン種類 | 水冷直列6気筒DOHC24バルブ直噴ターボ ディーゼル 3,283cc |
エンジン最高出力 | 187kW(254ps)/3,750rpm |
エンジン最大トルク | 550N・m(56.1kgf・m)/1,500-2,400rpm |
モーター種類 | 永久磁石式同期電動機 |
モーター最高出力 | 12kW(16.3ps)/900rpm |
モーター最大トルク | 153N・m(15.6kgf・m)/200rpm |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 8EC-AT |
新車価格 | 4,825,000円(消費税抜) |
※2025年8月時点
BMW X3

BMW X3は、ミドルサイズのプレミアムSUVとしてグローバルで高い人気を誇るモデルです。第4世代となるX3では、内外装の刷新や先進技術のさらなる進化により、走行性能・快適性・安全性がより磨かれ、5人乗りSUVの中でも特に完成度の高い1台として注目されています。
エクステリアは、キドニーグリルの存在感をさらに強調したスポーティなフロントフェイスと、精悍なLEDライトによって、力強さと洗練を両立。リヤビューもワイド&ローなデザインが強調され、都会的かつダイナミックな印象を与えます。ボディサイズは、日本の道路事情にも対応できる扱いやすいサイズ感です。
インテリアでは、BMW独自のカーブドディスプレイ(メーター+インフォテインメント一体型)やiDriveコントローラーを中心に、最新のBMWオペレーティングシステムが搭載され、操作性と先進性を両立。素材や仕上げも高級感があり、ステアリングの手触りからダッシュボードの質感まで細部にこだわりを感じられます。5人乗りとしての快適性も高く、後席は大人3人がゆったりと座れるスペースを確保し、ロングドライブにも適しています。
パワートレインには、2.0Lガソリンターボ、2.0Lディーゼルターボ、3.0L直列6気筒ガソリンターボをラインアップ。それぞれマイルドハイブリッドが組み合わされスムーズな走り出しに加え四輪駆動による高い走破性と安定感のある走りを実現しています。スポーツモードではBMWらしい俊敏なレスポンスを体感できる一方、コンフォートモードではしなやかで静かな乗り心地に切り替え可能です。
荷室も実用的で、通常時で570L、後席を倒せば最大1,700Lの大容量を確保。買い物や旅行はもちろん、アウトドアシーンでもしっかりと対応できます。また、電動テールゲートやフットセンサー開閉といった便利機能も装備されています。
先進安全装備としては、アクティブクルーズコントロールやレーンキーピングアシスト、衝突被害軽減ブレーキなど運転支援機能が充実しています。また、ARビュー付きナビゲーションガイダンスにより実際の映像と合わせて示してくれるなどの最新機能も魅力的です。
BMW X3は、プレミアムな質感と高い走行性能を持ち合わせた5人乗りSUVとして、通勤から週末レジャーまで幅広いシーンで活躍できる1台。輸入車ならではの個性と信頼性を求める方にぴったりのモデルです。
【BMW X3 20 xDrive xLine】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,755mm×1,920mm×1,660mm |
ホイールベース | 2,865mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,890kg |
燃費 | WLTCモード:13.1km/L |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC ガソリン1,998cc |
エンジン最高出力 | 140kW(190ps)/5,000rpm |
エンジン最大トルク | 310N・m/1,500-4,000rpm |
モーター種類 | 交流同期電動機 |
モーター最高出力 | 8kW(11ps)/3,000rpm |
モーター最大トルク | 25N・m/500rpm |
駆動方式 | 4WD(4輪駆動) |
トランスミッション | 電子油圧制御式8速AT |
新車価格 | 7,345,455円(消費税抜) |
※2025年8月時点
アウディ Q3

アウディ Q3は、プレミアムコンパクトSUVとして日本でも高い人気を誇るモデルです。洗練されたデザインと先進技術、高い実用性を兼ね備えた5人乗りの車として、都会派ユーザーからファミリー層まで幅広く支持を集めています。
外観は、アウディらしいシャープなデザインが特徴。台形グリル「シングルフレームグリル」と、鋭く切れ上がったLEDヘッドランプが力強いフロントフェイスを形成しています。ボディサイズは都市部でも扱いやすいサイズ感ながら、SUVらしい堂々とした存在感を放っています。
インテリアは、機能美と質感の高さを兼ね備えた仕上がりで、アウディならではの先進性が光ります。標準装備のバーチャルコックピット(デジタルメーター)や10.1インチのタッチスクリーンを中心としたインフォテインメントシステムは操作性に優れ、スマートフォンとの連携もスムーズ。座席はしっかりとしたサポート性があり、後席にも十分な足元スペースと頭上空間が確保されています。大人5人でも快適に乗車できる設計です。
パワートレインは、1.5L直列4気筒ガソリンターボ(35 TFSI)を主軸とし、マイルドハイブリッド技術(48Vシステム)を搭載することで燃費性能と走りを両立。さらに、高効率な7速Sトロニック(デュアルクラッチ式AT)が組み合わされており、滑らかでキビキビとした走行フィールが特徴です。街中では軽快に、高速ではしっかりとした安定感を発揮し、日常の運転がストレスなく楽しめます。
また、quattro(4WD)システムを搭載した2.0Lディーゼルエンジンモデル(40 TDI)では、ディーゼルならではの力強い走りに加え、悪天候や山道といったシーンでも安心の走破性を発揮します。
安全装備も充実しており、アダプティブクルーズコントロール、アウディプレセンス(衝突回避支援)、レーンアシスト、パークアシストなどが標準またはオプションで装備され、最新の運転支援機能が満載です。
荷室は通常時で530L、後席を倒せば最大1,525Lまで拡張可能。日常の買い物から週末の旅行まで、あらゆるシーンに対応できます。荷室の開口部が広く、電動テールゲートも標準装備されているため、荷物の積み下ろしもスムーズです。
アウディ Q3は、輸入SUVの中でもバランスの取れた1台で、プレミアムな質感を求めながらも、日常的な使いやすさや安全性も重視したい方におすすめの5人乗りモデルです。都市生活にもアウトドアにもマッチする1台として、ぜひ試乗してその実力を確かめてみてはいかがでしょうか。
【アウディ Q3 35 TFSI S line】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,495mm×1,840mm×1,610mm |
ホイールベース | 2,680mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,530kg |
燃費 | WLTCモード:14.4km/L |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC インタークーラー付ターボチャージャーガソリン 1,497cc |
エンジン最高出力 | 110kW(150ps)/5,000-6,000rpm |
エンジン最大トルク | 250N・m(25.5kgf・m)/1,500-3,500rpm |
駆動方式 | FWD |
トランスミッション | 7速Sトロニックトランスミッション |
新車価格 | 4,845,455円(消費税抜) |
※2025年8月時点
まとめ

5人乗りの車は、幅広いライフスタイルにマッチする万能なボディタイプです。コンパクトカーやSUV、セダン、ミニバン、ステーションワゴンなど、ボディタイプが豊富で、自分好みの1台を見つけられるのが魅力です。
今回ご紹介したように、使い勝手やデザイン、積載力、走行性能などはモデルごとに個性が異なるため、単に「5人乗れる」だけでなく、自分にとっての優先ポイント(後席の広さ、燃費、運転のしやすさ、価格など)を意識して比較することが大切です。
また、5人乗りのはコンパクトさと広さのバランスが良く、都市部でも扱いやすいサイズ感でありながら、しっかりと快適性や収納力を確保している点が大きなメリットです。一方で、6人以上の乗車には不向きな点や、大型モデルでは維持費や運転の難しさが気になることもあるため、事前の検討が重要です。
後悔しない1台を選ぶためには、ボディタイプ・用途・乗車人数・予算など、自分のライフスタイルにフィットする条件を見極め、試乗や比較検討をしっかり行うことで満足度の高い愛車を手にすることができるでしょう。
よくある質問

5人乗りの車にはスライドドア搭載モデルはある?
5人乗りの車でスライドドアを採用した車種はあり、代表的なのがトヨタ シエンタやホンダ フリードといったコンパクトミニバンです。
スライドドアは乗降しやすく、狭い駐車場でもドアの開閉に困らないという利便性が魅力です。特に子育て世代や高齢者の乗車を考慮する家庭に人気があり、実用性を重視する方におすすめのポイントです。
フル乗車した場合は狭い?
5人乗りの車にフル乗車した場合、モデルによっては窮屈に感じることもあります。特にコンパクトカーや小型SUVでは、後席の横幅が限られているため、大人3人が並ぶと肩やひじが当たりやすくなります。
一方で、ミニバンや中型以上のSUV、セダンでは後席の居住性が高く、5人でも比較的快適に乗車可能です。使用シーンや乗車人数のバランスを見て、実際に試乗して確認することが重要です。