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【中古車の探し方】5つの方法とメリット・デメリットを解説

数百万台の中古車が流通している中、良質で理想通りの中古車を探し出すことは大変です。中古車を探す5つの方法とそれぞれのメリット・デメリットを解説します。

数カ月たっても条件に合う車がなかなか見つからないということがないように中古車の探し方をマスターしましょう。車種の選び方にも注目です。

目次

中古車を探す5つの方法

何百万台とある中古車の中から自分の条件に合った車を1台見つける作業は骨の折れる仕事です。できるだけ効率よく見つけ出すための6つの方法を紹介しましょう。それぞれのメリットとデメリットを比較して、自分のスタイルに合った方法を選ぶようおすすめします。

中古車検索サイト

一つ目の方法は中古車検索サイトです。最もよく知られており多くの人が利用しているサービスです。自分の条件を指定して気になる中古車を検索できます。地域を選択することも全国の情報を検索することもできるので中古車相場を知る助けにもなります。

中古車検索サービスで表示される金額は諸経費込のものが多く、購入することになったら総額どれほどの費用が必要になるのかを簡単に把握できます。

ただし、中古車検索サイトのデメリットは多くの人が同じものを見ているため人気車種は売り切れやすいということです。できるだけスピーディに気になる車を見つけて購入するために動かなければなりません。フットワークの軽さに自信がある方にはお勧めです。

ディーラー

2つめの方法はディーラーで中古車を紹介してもらうことです。ディーラーでは車の買い替えをしたお客さんから下取りした車を中古車として販売しています。

ディーラーは下取りした元オーナーとの関係をいつまでも続けていくので元利用者の身元がはっきりしており安心できるというメリットがあります。

また、一般的に中古車のなかでもメンテナンスがしっかりなされていて大切に扱われている質の高い車が多いことも特徴。ディーラーならではの手厚い充実した補償内容もメリットです。

しかし、ディーラーの下取り車は中古車にしてはかなり高いというデメリットがあります。安心できる中古車を購入するための出費と考えるなら納得がいくかもしれません。また、メーカー車両となりますので、あらかじめ車種やメーカーを絞っておかなければ探すのが大変です。

中古車販売店

3つめの方法は中古車販売店に行って紹介してもらうことです。中古車販売店はいろいろなメーカーのいろいろな車種を展示しています。乗り心地や内装や車体の質感などいろいろなもの実際に確かめられるというメリットがあります。

中古車検索サイトに載せている車種がほとんどですが、仕入れたばかりの中古車は地元の実店舗に行ってみないと分かりません。

ネットオークション

4つ目の方法はネットオークションで個人的に取引して中古車を購入する方法です。ネットオークションとして有名なサイトでは車も取引されています。しかし、なれていなければトラブルを引き起こす原因になりかねないので十分に注意してください。

整備がしっかり行われておらず、メンテナンス状態に不備が見られるものばかりが流通しています。現状渡し&保証なしの状態で中古車を購入することには大きな危険が伴います。できれば選びたくない方法ですね。

オークション代行業者

オークション代行業者を利用するという方法もあります。業者間オークションは中古車販売にかかわる人間しかいないので、安心して任せられます。一般人が見られない掘り出し物の良質な中古車を見つけられる可能性も高まるのです。

プロの専門家が自分の条件に合った車を探してきてくれるのを待ちましょう。車両状態やメンテナンス状態などもチェックしてくれるので実際に自分の目で見ることができないとしても、安心して購入できる方法です。

返品可能ですし、10年保証を付けることもできるので万が一、購入後に不備が見つかっても安心ですね。

中古車を購入するメリットとデメリットを解説

車の買い替えや新しく車を購入するときに、できるだけ安く済ませたいのであれば中古車が候補に挙がることでしょう。

しかし、一度オーナーがいた中古車は安全性が心配になります。どのように選ぶべきかわからず敬遠して新車を購入する人も…。中古車を購入するメリットとデメリットを知ったうえで探し始めることをおすすめします。

中古車を購入するメリット

中古車を購入するメリットは次の通りです。
[box class=”blue_box”]

  • 購入費用が新車より安い
  • 新車と同じ予算でグレードの高い車種を購入できる
  • 新車よりもスピーディに納車される
[/box] なによりも、新車を購入するよりかなり安く車が購入できるのが中古車です。200万の予算があるとすれば、200万円で新車を購入するよりも中古車で探した方が性能もデザインもグレードの高いものを選べる幅が広がります。

中古車を購入するデメリット

中古車を購入するデメリットは次の通りです。
[box class=”red_box”]

  • コンディションが悪い
  • 性能が悪い場合がある
  • カラーやオプションをカスタムできない
  • 保証期間が短い
[/box]

中古車はどうしても新車よりも劣ってしまうことは否めません。見た目やエンジン内などコンディションが劣っていることは確かです。最新車種以外なら販売されてから年数がたっているので性能が劣ってしまいます。

また、中古車業界に出ているカラー、オプションの中から選ばなければなりません。自分の好きな車種を選んで、すべてを自分好みにカスタマイズすることはできないということは車好きにとって大きなデメリットとなります。

中古車の探し方【車種の選び方】

中古車を探しに出かける、検索する前に欲しい車の条件を決めておく必要があります。しかし、車の種類は豊富であるため車種を選ぶことさえ大変です。欲しい車種を絞り込むために次の見出しではケース別におすすめの車タイプを解説します。

乗る人数が多いならミニバン・軽トールワゴン

まず、家族で使う車や送迎を用途とする車ミニバンや軽自動車のトールタイプがおすすめ。スライドドアが採用されている車は小さいお子さんから高齢者の方、荷物が多いママさんにとっても乗り降りしやすいです。

車内が広々としているので、人間だけでなく大量の荷物も載せられます。車内で食事をしたり着替えをしたりするのにも楽ですから家族旅行に使われることも多いです。ホンダのN-BOXは軽自動車の新車販売ランキング1位を獲得しており人気です。

走行性能重視する人はセダン

車の走りに期待する人はセダンから探してみることをおすすめします。重心が低く空力性能に優れているセダン車は走行性能が高く静寂性のある快適なドライブを楽しめます。高速道路の長距離移動も安定した走りを見せてくれるでしょう。

車内の居住空間とトランクがしっかり分離されているので、ノイズが少なくストレスのないドライブをさせてくれます。

買い物や通学にはコンパクトカーや軽自動車

コンパクトカーや軽自動車は日常生活でちょっとした移動手段として使いやすいものです。食品の買い出しや大学キャンパスまでの通学、子どもの送迎などでりようできます。

コンパクトカーは小回りが利くので、運転が苦手な方でも細い路地をすいすいと運転できます。狭い駐車場でもスムーズに駐車できるでしょう。また、コンパクトカーや軽自動車は維持費が安いので税金を節約したい方にもおすすめです。

スタイルを重視するならSUV・クーペ

乗り心地や積載量ではなく見た目を最も気にする人にはSUV車やクーペがおすすめです。スポーツメーカーからも見た目のカッコいい車がたくさん投入されています。

ラグジュアリーを意識した高級感のあるスポーツカーやコンパクトSUV、クロスカントリー車など自分の好みに合わせた外観をした車を選びましょう。クーペは2ドアスタイルでスタイリッシュな見た目が人気です。

中古車を探すときのポイント

中古車の車種を決定したら、いよいよ色々な方法を使って購入する中古車候補を探し始めます。質の高い中古車を見つけるためのポイントを3つ紹介します。

走行距離

まずは走行距離。10万㎞を超えた車は寿命だと良く言われています。確かに10万㎞以上走っている車はエンジンが劣化することは事実です。そのため、中古車市場でも走行距離によって価格が大幅に変動します。

しかし、エンジンに関わる消耗品を交換し定期的なメンテナンスが施されていた車であれば走行距離が10万㎞を超えていても何の問題もありません。日本車はもともと質が高いので10万㎞を超えても海外市場では非常に人気が高いのです。

年式

2つ目のポイントは年式です。何年に製造され販売されたものかをチェックするのは大切です。経年劣化は否めないからです。何年も前に販売された車で古いほどダメージが蓄積しているため劣化を目の当たりにするかもしれません。

しかし、走行距離と同じでメンテナンスの質によっては10年落ちの車であっても良好な状態を維持できます。急発進・急ブレーキなどを繰り返していると10年もたたないうちにがたついてしまうかもしれません。また、保管方法も大きな影響を与えます。

車の外観や細部まで細かく確認したうえで購入するようにしましょう。年式が新しいから問題ない、古いから使い物にならないといった早とちりはやめておきましょう。

保証

3つ目のポイントは保証です。販売店によっては新車よりは少ないですが半年から1年間の保証をつけています。簡単に壊れる心配がない業者こそ保証をつけてくれているので、安心して運転できます。

気になる中古車両を見つけたら、まずは保証がついているかどうかを確認することをおすすめします。保証分、料金は割高になるかもしれませんが購入後のあらゆるトラブルを避けるためにおすすめのチェックポイントです。

中古車を購入するときの注意点

お目当ての車が見つかり、走行距離や年式、保証内容すべてに納得がいったのであればついに購入手続きにはいっていきます。では、中古車を購入する際に注意するべきポイントを3つ解説します。

実写を必ず確認する

中古車を購入するときは必ず実際の車を見に行きましょう。中古車検索サービスを利用している場合、写真でかなり細かい部分まで見ることができます。しかし、写真に写っていない部分に傷や故障がある可能性は0ではありません。

中には悪質な業者も混在していますので、お店に実際に出向いて車を自分の目で確認しましょう。そのために、検索サービスを利用するときは気軽に足を向けられる近隣の地域に検索対象を絞るようお勧めします。

契約内容を確認する

契約内容を確認することも大切です。購入するときの価格は必ずチェックしてください。車両価格だけではなく保証や税金、オプションサービスなどを含めた総額がどれくらいするのかを確認します。

サイトで見た時や、自分がお願いしたものとは違う項目が追加されていることはないでしょうか。

できれば試乗する

購入前に実車を見せてもらうことと思いますが、できれば試乗させてもらいましょう。実際の走りや走行中の音などを確認できます。もちろん無理にお店側に頼むことはできません。一度試乗できるかどうかを確認してみることをおすすめします。乗れたらラッキーですね。

おすすめできない安すぎる中古車

中古車を購入することにはリスクが伴いますので出来るだけ安全で安心できる探し方をしましょう。「安い」車に飛びつきたくなる気持ちもわかりますが、安いだけに理由が必ずあります。修復歴がある事故車と水没車は絶対に避けましょう。

修復歴がある

格安で「修復歴有」の中古車が販売されています。車のフレームが破損し修理されている車です。骨組みや構造部分が破損したことがあるということは、今後の走行に関しても不安が否めません。

修復されて、今は動いていても経年劣化に伴って恐ろしい不具合が生じることも予想できます。ですから、中古車を探すときには修復歴のある車を避けるようにしてください。

水没車

水没車も未申告状態で販売されている場合があります。冠水車、水害車と呼ばれることもありますが、修復歴車とは異なります。水没したことがあるのに、修復歴有とは書かれていないので見極めが大切です。

      • 運転席シートベルトを限界まで引っ張り染みがないか確認する
      • 室内から雑巾のようなにおいがしないか確認する

上記の2つのポイントでチェックして、当てはまっていれば水没車の可能性が高いので購入しないようにして下さい。

まとめ

中古車は新車よりも安くスピーディに購入できます。予算を抑えてグレードの高い車を買いたいと思っている方にも中古車はおすすめです。

質の高い中古車を購入するために、素人の考えだけではなく中古車業者やオークション代行業者などの手を借りましょう。走行距離や年式、保証をチェックして自分の条件に合う納得のいく車を見つけてください。

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