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【2021年最新】低燃費でおすすめのミニバンをボディサイズ別にご紹介

現在のマイカーで人気が高い車種のひとつであるミニバン。次のマイカーにミニバンを検討しているけど、ボディの大きさや重さからくる燃費の悪さが気になっている方も多いのではないでしょうか。

たしかにミニバンは、コンパクトカーやセダンなどボディが小さく軽い車に比べると、燃費が良くないのは事実です。しかし、ミニバンでも低燃費を実現している車種が存在します。

そこで今回は、低燃費でおすすめのミニバンをボディサイズ別にご紹介します。

目次

ミニバンのボディサイズ別特徴

ミニバンの購入を考えているということは、「室内空間の広さ」や「使い勝手の良さ」を車に求めているのではないでしょうか。ミニバンといってもボディサイズは、コンパクトなものからLサイズと呼ばれる大きなものまであります。

ここでは、ミニバンのボディサイズ別に特徴をお伝えします。

コンパクトミニバン

コンパクトミニバンの特徴は、ボディサイズがコンパクトカー並みで車重が軽いことです。そのため、ミニバンの中では最も低燃費であり、小回りが利くので街中などの狭い道路でも楽に走行できます。

その反面、3列目のシートが狭く大人が乗るには少々窮屈に感じることや、3列目シートを使用しているときはラゲッジスペースが極端に狭くなり荷物をあまり載せられないというデメリットがあります。

お子様がまだ小さいファミリーや、たまにたくさんの人を乗せて走る方であれば、コンパクトミニバンでも問題ないでしょう。

Mサイズミニバン

Mサイズミニバンの特徴は、5ナンバーサイズで日本の道路事情に適していながら、広い室内空間を確保しているところです。そのため、現在のミニバンの中では最も人気が高く車種も豊富に出ています。

4.7m以上の全長があるため、3列目シートを使用してもラゲッジスペースには十分な広さがあり、同時にたくさんの荷物を積むことが可能です。

2世帯で暮らして家族の人数が多い方や、週末にレジャーなどを楽しむ方などにMサイズミニバンはおすすめです。

Lサイズミニバン

Lサイズミニバンの特徴は、その自動車メーカーのフラッグシップモデルとなりますので、大きく迫力あるボディサイズに付け加えて高級感があります。

室内空間はとても広くゆったりとしており、インテリアにも本革や木目など質感の高い素材が使用されているので、乗る方すべてが上質な気分を味わえます。しかし、ボディサイズが大きいために街中など狭い道路での運転は苦手です。

そのためLサイズミニバンは、ある程度運転経験のある方におすすめできるミニバンと言えるでしょう。

低燃費のミニバンならハイブリッドがおすすめ

ミニバンはその性質上、どうしてもボディサイズは大きくなり車重は重たくなります。燃費を重要視するならコンパクトミニバンを選ぶのが最良ですが、ミニバンを検討しているということは室内空間の広さも重要視しているはずです。

ボディサイズや室内空間を妥協することなく低燃費を求めるのであれば、ガソリンエンジンよりも低燃費である「ハイブリッドシステム」を搭載したミニバンを選ぶようにしましょう。

この後で紹介するおすすめのミニバンは全てハイブリッドシステムを搭載した車種に絞ってお伝えします。

低燃費でおすすめのコンパクトミニバン

トヨタ・シエンタ

トヨタ・シエンタのハイブリッド仕様は、WLTCモードにおいて22.8km/Lを達成しており、ミニバンの中では最も燃費性能が優れています。

全長4,260mmとショートなボディで最小回転半径5.2mを実現。Uターンや細い路地の走行、車庫入れや縦列駐車などが楽に行えますので、免許を取得したての初心者の方でも安心して運転できます。

3列目シートには2列目シートの下に収納できる「ダイブイン機構」を搭載。これにより3列目シートを収納すれば、フルフラットで広いラゲッジスペースが確保できます。また3列目シートは、それぞれ独立しているので別々に格納可能です。

シエンタには2WDと4WDの2タイプがラインアップされていますが、ハイブリッド仕様は2WDのみとなっていますのでご注意ください。

車両本体価格は2,236,500円~2,580,000円です。

【スペック(G Cuero HYBRID)】

ボディサイズ(mm) 4,260×1,695×1,675
室内サイズ(mm) 2,535×1,470×1,280
最小回転半径(m) 5.2
燃費(WLTCモード:km/L) 22.8
乗車定員(名) 7
車両本体価格(税込) 2,580,000円

ホンダ・フリード

ホンダ・フリードのハイブリッド仕様は、WLTCモードにおいて20.8km/Lという低燃費を実現しています。

ハイブリッド仕様のミニバンのほとんどは2WDのみの設定ですが、ホンダ・フリードは2WD・4WDともにラインアップされています。4WDの燃費はWLTCモードにおいて19.8km/Lで4WDとしては低燃費です。

ハイブリッド仕様の乗車定員はグレードにより6名と7名がありますが、4WDでは6名のみの設定となっています。しかし6名乗車では2列目にキャプテンシートが採用されていますので、1列目から3列目までスムーズに移動が可能です。

※フリード+は5名乗車のため本記事では除外しています。

車両本体価格は2,561,900円~3,278,000円です。

【スペック(HYBRID G Honda SENSING 2WD)】

ボディサイズ(mm) 4,265×1,695×1,710
室内サイズ(mm) 3,045×1,455×1,275
最小回転半径(m) 5.2
燃費(WLTCモード:km/L) 20.8
乗車定員(名) 7
車両本体価格(税込) 2,583,900円

低燃費でおすすめのMサイズミニバン

トヨタ・ヴォクシー

トヨタ・ヴォクシーのハイブリッド仕様は、進化・熟成したハイブリッドシステムと、アトキンソンサイクル・クールドEGR(排出ガス再循環システム)・電動ウォーターポンプなどの採用により、WLTCモードにおいて19.0km/Lという低燃費を実現しています。

ミニバン=ファミリーのイメージが強く、ヴォクシーの兄弟車であるノアはそのイメージ通りですが、ヴォクシーは父親である男性ドライバーにも受け入れられる、カッコよさを追求したデザインを採用。特別仕様車の「ZS 煌(きらめき)Ⅲ」がとくに人気です。

地面から乗車する床面までの高さは360mmと低いため、背の低いお子様や高齢の方でも不安なく楽に乗り降りが可能となっています。

トヨタ・ヴォクシーのハイブリッド仕様は、2WDの乗車定員7名のみとなります。

車両本体価格は3,347,300円~3,443,000円です。

【スペック(HYBRID ZS 煌(きらめき)Ⅲ)】

ボディサイズ(mm) 4,710×1,735×1,825
室内サイズ(mm) 2,930×1,540×1,400
最小回転半径(m) 5.5
燃費(WLTCモード:km/L) 19.0
乗車定員(名) 7
車両本体価格(税込) 3,443,000円

日産・セレナ

日産・セレナのハイブリッド仕様は、日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」により、WLTCモードにおいて18.0km/Lという低燃費を実現しています。

e-POWERは他のハイブリッドシステムと違いエンジンで発電しモーターのみで走行するため、走行フィーリングはまさに電気自動車で静寂な走りと伸びやかで力強くスムーズな加速が最大のメリットです。

室内空間では、全長3,240mmと全幅1,545mmがMサイズミニバンクラスNo.1であり大人数でもゆったり乗車できます。なおe-POWER仕様は、2列目シートがキャプテンシートとなる乗車定員7名のみです。また駆動方式は2WDのみとなります。

車両本体価格は2,997,500円~4,192,100円です。

【スペック(e-POWER ハイウェイスターV)】

ボディサイズ(mm) 4,770×1,740×1,865
室内サイズ(mm) 3,240×1,545×1,400
最小回転半径(m) 5.5
燃費(WLTCモード:km/L) 18.0
乗車定員(名) 7
車両本体価格(税込) 3,582,700円

ホンダ・ステップワゴン

ホンダ・ステップワゴンのハイブリッド仕様は、WLTCモードにおいて20.0km/LMサイズミニバンの中では最も低燃費です。

ホンダ・ステップワゴンには「わくわくゲート」というものがあり、これは他のミニバンにない大きな特徴です。一般的なテールゲートは縦に開く跳ね上げ式ですが、このわくわくゲートは縦だけでなくドアのように横に開けることもできます。

わくわくゲートは車の後ろにスペースがない時でも荷物の積み下ろしが楽になり、そして2列目シートを移動させることなく3列目シートから乗り降りができ大変便利です。

ホンダ・ステップワゴンのハイブリッド仕様は、2WDの乗車定員7名のみとなります。

車両本体価格は3,427,600円~4,094,200円です。

【スペック(e:HEV SPADA G・EX Honda SENSING)】

ボディサイズ(mm) 4,760×1,695×1,840
室内サイズ(mm) 3,220×1,500×1,405
最小回転半径(m) 5.4
燃費(WLTCモード:km/L) 20.0
乗車定員(名) 7
車両本体価格(税込) 3,641,000円

低燃費でおすすめのLサイズミニバン

トヨタ・アルファード

トヨタ・アルファードのハイブリッド仕様は、WLTCモードにおいて14.8km/Lという燃費性能を実現しています。今回取り上げたミニバンの中では最も燃費性能が劣る数値ですが、車両重量が2tを超えていることを考えれば優秀な燃費性能であり低燃費だと言えるでしょう。

アルファードの特徴は、圧倒的で存在感あるエクステリアデザインと、高級感漂うインテリアデザインです。この特徴がアルファードの人気の理由であり、現在でもミニバンの中でトップクラスの販売台数を誇っています。

アルファードのハイブリッドは駆動方式が4WDのみの設定となりますが、乗車定員は7名と8名(Xグレードのみ)の両方をラインアップしています。

車両本体価格は4,613,000円~7,752,000円です。

【スペック(HYBRID SR”Cパッケージ”)】

ボディサイズ(mm) 4,950×1,850×1,950
室内サイズ(mm) 3,210×1,590×1,400
最小回転半径(m) 5.6
燃費(WLTCモード:km/L) 14.8
乗車定員(名) 7
車両本体価格(税込) 5,720,000円

ホンダ・オデッセイ

ホンダ・オデッセイのハイブリッド仕様は、WLTCモードにおいて19.8km/Lという燃費性能を実現しています。これはLサイズミニバンの中では最も低燃費であり、Mサイズミニバンと比較しても同等かそれ以上の低燃費です。

ボディはLサイズミニバン然としたロング&ワイドでありながら、全高はコンパクトミニバン並みの1,695mmしかありません。そのため室内空間の解放感は他の背が高いミニバンよりも劣りますが、スポーティ感あるスタイリッシュなデザインのミニバンとなっています。

ホンダ・オデッセイのハイブリッド仕様は、2WDのみの設定ですが乗車定員は7名と8名(ABSOLUTEのみ)が選択可能です。

車両本体価格は4,198,000円~4,580,000円です。

【スペック(e:HEV ABSOLUTE・EX)】

ボディサイズ(mm) 4,855×1,820×1,695
室内サイズ(mm) 2,920×1,560×1,300
最小回転半径(m) 5.4
燃費(WLTCモード:km/L) 19.8
乗車定員(名) 7
車両本体価格(税込) 4,580,000円

まとめ

ミニバンはボディが大きく車重が重たいため、コンパクトカーやセダンなど他のタイプに比べると燃費が悪くなります。しかし最近では、パワーユニットにエンジン+モーターという「ハイブリッドシステム」を搭載することで、ミニバンでも低燃費を実現しています。

またミニバンは、コンパクトカーやセダンよりも室内空間が広く、たくさんの人と荷物を載せて走ることができるため、普段使いから週末のレジャーまで幅広く活用することが可能です。

次のマイカーには、ハイブリッド仕様のミニバンを選択することで「低燃費」と「使い勝手の良さ」の両方を実現させてみてはいかがでしょうか。

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