この2台にはどのような違いがあり、どちらの性能が優れているのでしょうか。今回は、スーパーハイトワゴンの人気を支えるeKスペースとスペーシアを対決させてみます。
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流行のスーパーハイトワゴン!eKスペース とスペーシア
軽自動車販売台数のうち、約30%ものシェアを占めるスーパーハイトワゴン。全高が高く、荷室容量が大きいワゴンをハイトワゴンを呼びますが、それよりもさらに車高を高めたものがスーパーハイトワゴンです。
ハイトワゴンとスーパーハイトワゴンは軽自動車の売れ筋であるため、各メーカーが力を注いでいるジャンルだともいえるでしょう。その中でも安定した人気を保つのがeKスペースとスペーシアです。
両車は、スーパーハイトワゴンという分野において目立った活躍はしていません。しかし、独自のスタイルを保っていることから根強いファンからの人気に支えられています。
eKスペースの基本概要
- 新車価格:1,342,000円~(税込)
- 全長×全幅×全高(mm):3395×1475×1775
- ホイールベース(mm):2430
- 総重量(kg):920~1000
- 排気量(cc):659
- 燃費(km/L):20.4~22.2
<ボディカラー>
- ウォーターブルーメタリック
- コーラルピンクメタリック
- オークブラウンメタリック
- スターリングシルバーメタリック
- レッドメタリック
- アンティークゴールドメタリック
- ブラックマイカ
- ホワイトパール
- オリーブグリーンメタリック/ホワイトソリッド(有料色)
- オークブラウンメタリック/ホワイトソリッド(有料色)
- コーラルピンクメタリック/ホワイトソリッド(有料色)
モアスペース系のeKスペース
eKスペースは、三菱から販売されているeKシリーズのなかの1つです。ハイトワゴンであるeKワゴンの全高1620mmに対し、eKスペースの全高は1775mmもあり、スーパーハイトワゴンとして人気のN-BOXに次ぐ高さを持つ車です。
ハイト系らしく、リヤの両側にはスライドドアが設けられているのが特徴でしょう。幅590mm、高さ1235mmとハイト系の平均値以上の間口を持っているのも魅力です。
フロア地上高は355mmと、乗り降りしやすい高さに設定され、室内にも余裕が設けられていることから、ミニバン並みの広さが楽しめます。フロアからシート先端までの高さも高く設定され、座りやすさと降りやすさの両方を兼ね備えた1台です。
豊富なバリエーションが魅力のeKスペース
eKスペースに用意されているG/G、M/Mのグレード。力強い走りを見せるTグレードに対し、G/Gは女性目線で作られ、女性にとって嬉しい機能が充実しています。さらに、スタンダードなM/Mがあり、年齢や性別を問わず自分にぴったりの1台が見つかるといえるでしょう。
T、G/G、M/Mからさらに細かく種類が分けられ、Tには2WDと4WDが用意されています。GはGとGセーフティパッケージの2種類があり、MにはMとM e-Assistがあるのです。
これらの車は全て非常に小回りが利くことから、縦列駐車や狭い場所での駐車、Uターンもスイスイと行えるのが魅力でしょう。運転の苦手女性や免許を取りたての若者にとっても、運転しやすい車として高く評価されています。
スペーシアの基本概要
- 新車価格:1,298,000円~(税込)
- 全長×全幅×全高(mm):3395×1475×1785[1800]
- ホイールベース(mm):2640
- 総重量(kg):850~920[930]
- 排気量(cc):658
- 燃費(km/L):26.4~30.0
<ボディカラー>
- ツールグリーンパールメタリック
- オフブルーメタリック
- チアフルピンクメタリック
- ピュアホワイトパール
- ブルーイッシュブラックパール3
- シフォンアイボリーメタリック
- シルキーシルバーメタリック
- アーバンブラウンパールメタリック
- ブリスクブルーメタリック
- ツールグリーンパールメタリック ブラック2トーンルーフ
- オフブルーメタリック ホワイト2トーンルーフ
- チアフルピンクメタリック ホワイト2トーンルーフ
- ピュアホワイトパール ブラック2トーンルーフ
ユーザー目線に立つスペーシア
スーパーハイトワゴンとして誕生したスペーシアは、タントを意識してスズキが開発した車です。よって、その見た目はタントに近く、万人受けするオーソドックスなデザインが採用されています。
パレットの後継モデルとしての性質も強く、両側スライドドアなど、パレットらしさが残っている部分もあるでしょう。ただ、スペーシアの開発や改良では、ユーザーの声に耳を傾け、徹底的にユーザーが欲しいと思う車作りを目指しています。
改良を重ねられるごとに進化し、これまでになかった個性もスペーシアに与えられるようになりました。メーカーが作りたい車よりもユーザーが求めることにフォーカスして作られたスペーシアは、独特の発展を遂げているといえるのです。
スーツケースをイメージしたデザイン
スペーシアの新しいデザインには、スーツケースがイメージされています。旅に出かけ、たくさんの思い出を共にしてきたスーツケースは使う度に愛着が沸いてくるものですよね。
そういった楽しい時間を共有できるスーツケースのような車を目指し、スペースのデザインが生み出されました。ボディサイドには、スーツケースの表面のような凹凸のあるモチーフが施され、フロントフェイスにはジッパーのような装飾がつけられています。
さらに、グリス下にはスーツケースのハンドルのようなデザインも採用。14インチホイール仕様にはスーツケースのキャスターのようなホイールキャップがデザインされ、あらゆる場所にスーツケースらしさと遊び心が散りばめられています。
ポップで個性的なデザインとなったスペーシアは、新たな人気を獲得したのです。
グレード別に見るeKスペースの特徴
T Safety Package
- 新車販売価格:1,650,000円~(税込)
- 燃費性能:JC08モード20.4~22.2km/L
- 全長×全幅×全高(mm): 3395×1475×1775
- エンジン:DOHC 12バルブ・3気筒
- 最高出力(kW/rpm):47[64]/6000
- 最大トルク(N・m/rpm):98[10.0]/3000
ターボを搭載し、力強い走りを見せるのがT Safety Packageです。車両重量が重く、乗車人数によってはかなりの重さを感じるスーパーハイトワゴンは走行性能に問題があるとされてきました。
その点、ターボが搭載されたT Safety Packageは非常に力強く、気持ちのいい走りが楽しめます。また、ターボ車にありがちな燃費の悪さもT Safety Packageは見事に克服しているのが魅力でしょう。
FFの場合にはノンターボよりもターボ車のほうが燃費がよく、ガソリン代を気にすることなくターボ車の力強さを楽しむことが可能です。
G Safety Package
- 新車販売価格:1,542,200円~(税込)
- 燃費性能:JC08モード20.6~22.0km/L
- 全長×全幅×全高(mm): 3395×1475×1775
- エンジン:DOHC 12バルブ・3気筒
- 最高出力(kW/rpm):36[49]/6500
- 最大トルク(N・m/rpm):59[6.0]/5000
eKスペースのグレードにおいて、最も人気があるのがG Safety Packageです。上級仕様であり、装備が充実しているにもかかわらず低価格に抑えられてことから、満足できるグレードだといえるでしょう。
キーレスやプッシュ式スタートといった普段使いに必要となる装備が全て備えらえていますので、快適なドライブが楽しめます。
グレード別に見るスペーシアの特徴
スペーシアに用意されているのはハイブリッドタイプの2種類です。ここからは、スペーシアの2つのグレードの特徴を紹介していきましょう。
ハイブリッドG
- 新車販売価格:1,298,000円~(税込)
- 燃費性能:JC08モード26.4~30.0km/L
- 全長×全幅×全高(mm): 3395×1475×1785
- エンジン:水冷4サイクル直列3気筒
- 最高出力(kW/rpm):38[52]/6500
- 最大トルク(N・m/rpm):60[6.1]/4000
- モーター:直流同期電動機
- モーター最高出力(kW/rpm):2.3[3.1]/1,000
- モーター最大トルク(N・m/rpm):50[5.1kg・m]/100
スペーシアのベースグレードとなるのがハイブリッドG。ベースグレードではありますが、オートエアコンやアイドリング時のエコクールなどのが標準で装備されています。
UVカットガラスも前面に採用され、フロントガラスはIRカット機能付きなど、充実した装備が魅力でしょう。また、ヘッドランプにはマニュアルレベリング機能付きのハロゲンヘッドランプの使用など、ベースグレードとは思えない装備を備えています。
ただし、ベースグレードであるだけに、パワースライドドアは装備されていません。よって、パワースライドドアが必要だという場合にはグレード選びを慎重に行うのがいいでしょう。
ボディカラーも1色であり、2トーンルーフのパッケージも選択不可ですので気を付けてください。
ハイブリッドX
- 新車販売価格:1,496,000円~(税込)
- 燃費性能:JC08モード26.4~28.2km/L
- 全長×全幅×全高(mm): 3395×1475×1785[1800]
- エンジン:水冷4サイクル直列3気筒
- 最高出力(kW/rpm):38[52]/6500
- 最大トルク(N・m/rpm):60[6.1]/4000
- モーター:直流同期電動機
- モーター最高出力(kW/rpm):2.3[3.1]/1,000
- モーター最大トルク(N・m/rpm):50[5.1kg・m]/100
スペーシアの上位グレードとなるハイブリッドX。このグレードから2トーンルーフが選べるようになり、カラー前回が全14色へと広がります。
さらに、後席の左右に設けられたドアがパワースライドドアとなり、利便性も向上。携帯リモコンを使用すると、ドアが閉まり切る前にロックの予約も可能で、急ぎのときでも確実に施錠できるのが魅力です。
軽く閉めるだけで自動で全閉するスライドドアクローザーなども搭載し、子どもやお年寄りと一緒の際にも、乗り降りが楽になるでしょう。さらに、車内にはロールサンシェードやスリムサーキュレーターといった機能も充実し、快適性も高められています。
4WD車の場合には助手席にもヒートシーターが装備され、冬場のドライブが楽しくなる1台。そのうえ、女性が楽に運転できるよう、運転席シートリフターやチルトステアリングなども用意されました。
ベストなポジションで運転ができることから、運転しやすい車として高く評価されています。安全装備も充実したハイブリッドXは、満足できるグレードです。
【eKスペース VS スペーシア】どちらの走行性能が魅力?
[voice icon=”https://anshinkuruma.jp/wp-content/uploads/2019/10/icon_point.png” name=”ビッドちゃん” type=”l bid”]
軽自動車にはパワーがないといわれてた時代は終わり、普通車並みに力強い走りができる軽自動車が増えています。 そこで気になるのがeKスペースとスペーシアの走行性能でしょう。
ここでは、どちらの走行性能が優れているのか検証します。
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文句なしの走行性能をもつeKスペース
eKスペースには、 eKワゴンと同じエンジンが搭載されています。そのため、街乗りでは十分な加速性能があるといえるでしょう。ただし、eKワゴンに比べると車両重量が100kg重いことから、気持ちのいい中間加速ができるとはいいきれないのが残念なポイントです。
それでも、全高が高い車でありながら、カーブやレーンチェンジでは抜群の設置感を感じさせます。リアもしっかりと踏ん張ることから、想像以上の重心の低さが感じられる車です。
快適な乗り心地も魅力であり、路面の段差も問題なくこなします。静粛性も高く、80km/h以下での走行時ではエコスペシャルタイヤからのロードノイズ以外、無駄な騒音は感じられません。パワーには不満が残るものの、扱いやすく快適な走りが楽しめる車です。
シンプルながら十分な動力性能を持つスペーシア
スペーシアは最高出力52馬力、最大トルク6.1kg-mという660ccのエンジンによってボディを引っ張る車です。車両重量が870kgもあることからパワーには余裕があるとはいいきれませんが、必要なだけの動力性能は持ち合わせています。
また、全車にマイルドハイブリッドが搭載されているため、モーター付き発電機であるISGによって車の発進と加速をサポート。動力性能と燃費性能を両立している車だといえるでしょう。
リチウムバッテリーも10Ahにまで引き上げられ、ISGの最大出力も2.3Wへ拡大。最大トルクも50Nmとなり、力強さを向上させています。
【eKスペース VS スペーシア】どちらの内装が人気?
[voice icon=”https://anshinkuruma.jp/wp-content/uploads/2019/10/icon_point.png” name=”ビッドちゃん” type=”l bid”] eKスペースとスペーシアは全高が高く、広々とした室内が魅力です。ただ、インテリアはどちらが魅力的なのでしょうか。両車のインテリアについて検証します。[/voice]
実用的なeKスペース
eKスペースは、暖かみのある上品な色合いのインテリアを採用。コックピットやインパネ周りのデザインにこだわり、インパネからドアトリムまでをやわらかな曲線で構成しています。
標準モデルであっても上質な空間が広がり、実用的で使いやすい使用が施されているのが特徴です。マルチインフォメーションディスプレイには、オートストップ&ゴーのモニターや平均燃費、外気温度などが表示され、最先端の技術も楽しめるのが魅力でしょう。
また、前方視界を広く取り、死角を最小限に抑えたことで見落としがちな歩行者もしっかりと確認できるようになりました。上品な見た目を保ちながらも、安全性を高めたデザインに仕上がっています。
自分好みの快適空間が作れるスペーシア
新型スペーシアは、ホイールベースが35mm長くなったことでさらなる室内空間を確保。前後の乗員間距離が10mm広がり、軽自動車とは思えないほどの広さを生み出しています。
高めの着座位置は見晴らしもよく、前方の視界もよくなることから安全性能も向上。Xグレードの場合には、ステアリングホイールの高さや座面の高さも調節でき、体格に合わせたドライビングポジションに設定が可能です。
また、前後座席の天井にスリムサーキュレーターがつけられているのも魅力でしょう。これは、扇風機の一種であり、車内の空気を循環することができます。
これにより、車内が広いスーパーハイトワゴンの課題であった、後席の暑さや寒さを解決したのです。
【eKスペース VS スペーシア】燃費性能に優れているのは?
[voice icon=”https://anshinkuruma.jp/wp-content/uploads/2019/10/icon_point.png” name=”ビッドちゃん” type=”l bid”]
車の維持費において大きなウエイトを占めるのがガソリン代。そのため、少しでも燃費のいい車に乗りたいといういう人も多いでしょう。そこで、eKスペースとスペーシアの燃費性能について調べてみました。
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ターボにもアイドリングストップ機能がついたeKスペース
新しくなったeKスペースの魅力は、NAエンジン搭載車のアイドリングストップ機能拡大させたことにあるでしょう。これにより、旧型と比べるとJC08モード燃費がわずかながら向上しています。
さらに、ターボエンジン搭載車にもアイドリングストップ機能を搭載。これまでアイドリング機能がなかったことで燃費性能に問題があったターボ車も、燃費性能を大幅に向上させているのです。
このことにより、ターボエンジンの燃費数値がノーマルエンジンを0.2km/L上回ることとなりました。ターボ車は気持ちの走りを実現するだけでなく燃費性能でも勝るため、非常に魅力的な車です。
驚きの燃費性能を誇るスペーシア
ハイブリッドタイプがラインアップされているスペーシアは、燃費性能が極めて高い車です。マイルドハイブリッドシステムが採用され、2WD車で28.2~30.0㎞/L、4WD車の場合には26.4㎞/Lという燃費を実現。
この背景には、ハイブリッドシステムだけでなく、S-エネチャージの存在があることも忘れてはいけません。S-エネチャージというのは、ハスラーにも搭載されているシステムであり、発進から約85km/hまでの速度域で最長30秒間のモーターアシストを可能にします。これにより、先代からの大幅な燃費性能の向上に成功しました。
ターボ車の22.2km/Lが最高値であったことを考えると、スペーシアの燃費性能がいかに優れているかが分かるでしょう。ただし、この数値はカタログ数値であり、実燃費とはいいきれません。
しかしながら、スズキ車はカタログ燃費と実燃費の差が少ないことでも定評があるのです。よって信頼性の高い数字であるといえ、スペーシアには極めて高い燃費性能が備えられていることが分かります。
【eKスペース VS スペーシア】どちらの安全性能が優れている?
[voice icon=”https://anshinkuruma.jp/wp-content/uploads/2019/10/icon_point.png” name=”ビッドちゃん” type=”l bid”] 安心のカーライフが楽しめるよう、安全性能にこだわって車を選ぶ人も増えています。高性能な安全装備なども登場し、話題を呼んでいますが、eKスペースやスペーシアの安全性能にはどのようなものが採用されているのでしょうか。ここからは、eKスペースやスペーシアの安全性能について紹介します。
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高い安全性能を装備したeKスペース
eKスペースには、安全性能のひとつとしてヒルスタートアシストを搭載しています。これは、ブレーキペダルをアクセルに踏み換える際、最大で2秒間、自動でブレーキをキープするシステムです。これにより、坂道発進をする際に車が後退してしまうことを防ぎます。
また、衝突を避けられないと車が判断した場合には、自動でブレーキがかかるといった先進安全技術が搭載されているのも特徴です。
これは、自動車の安全性能を評価するJNCAPの予防安全性能アセスメントにおける後方視界情報提供装置にも対応しているものであり、最高ランクの<先進安全車プラス(ASV+)>を獲得。
eKスペースの極めて優秀な安全性能は公に認められ、確かなものとして知られています。
スズキ・セーフティ・サポートが標準装備されたスペーシア
スペーシアにはスズキが誇る安全性能である<スズキ・セーフティ・サポート>が全車に標準装備されています。これは、単眼カメラとレーザーレーダーを用いて前方を監視し、超音波による後方の障害物を検知する機能です。
衝突の可能性があると判断すると自動ブレーキが働き、危険を回避してくれることから、極めて高い安全性が確保されるでしょう。
それだけでなく、フロントガラスにヘッドアップディスプレイがオプションで用意されているのも魅力です。これは、前方2.4m付近で焦点が合うようフロントガラスに投影されるものであり、年配のドライバーにも見やすいと高く評価されています。
ヘッドアップディスプレイには速度や瞬間燃費などが投影されますので、必要な情報を瞬時に読み取れ、さらなる安全運転につなげています。
そのほかにも、スペーシアは<セーフティ・サポートカー(略称サポカー)>における<サポカーSワイド>の安全機能を採用。ペダルの踏み間違いなどが起こった際の加速抑制装置や斜線逸脱警報なども装備され、高齢者の運転を支えている車です。
【eKスペース VS スペーシア】買取価格や残価率が高いのは?
[voice icon=”https://anshinkuruma.jp/wp-content/uploads/2019/10/icon_point.png” name=”ビッドちゃん” type=”l bid”] どれだけお気に入りの車を購入しても、ライフスタイルの変化や家族構成が変わることで、車を乗り替える人も多いでしょう。そんなとき、気になるのはどのくらいの価格で売れるのかという点です。気に入って購入した車ですので、少しでも高く売却したいですよね。そこで、車を購入する際には、その車が中古車市場でどのくらい人気があるのかを知っておくのがいいでしょう。なぜなら、人気の車は高く売れるため、売却時に損をすることがないからです。
そこで、ここからは、年式ごとにeKスペースとスペーシアの買取価格や残価率を見ていきます。
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2017年式の買取相場
- < eKスペース E>
年式:平成29年(2017年) 走行距離:2万km カラー:ピンク系
新車価格:139.0万円 買取価格:70.7万円 残価率:約50% - < スペーシア G>
年式:平成29年(2017年) 走行距離:3万km カラー:ブラック系
新車価格:127.0万円 買取価格:79.1万円 残価率:約62%
同じ年式で走行距離が伸びているのにもかかわらず、スペーシアに高値がつけられています。燃費のよさや流行のハイブリッドモデルであることが人気の秘密なのでしょう。中古車市場で高く評価されていることが分かります。
2014年式の買取相場
- < eKスペース G>
年式:平成26年(2014 年) 走行距離:2万km カラー:ゴールド系
新車価格:141.0万円 買取価格:50.4万円 残価率:約35% - < スペーシア G>
年式:平成26年(2014年) 走行距離:2万km カラー:シルバー系
新車価格:126.0万円 買取価格:74.8万円 残価率:約59%
2017年式より3年も古くなった場合でも、スペーシアの残価率はそれほどまでに下がらないことが分かります。 eKスペースは、走行距離が同じでも残価率が大きく下がっていることから、スペーシアにお得感があるようです。
まとめ
たくさんのバリエーションがあり、ターボモデルで満足のいく走りが楽しめるeKスペース 。それに対するスペーシアはハイブリッドモデルを導入することで、燃費性能を向上させています。
どちらにもメリットやデメリットがありますが、将来的に売却をすることを考えると、スペーシアを選ぶのがいいでしょう。ただし、スタイルやデザインなどは個人的な好みも大きく左右します。
今回紹介した両車の特徴やメリットなどを考慮し、自分好みのスーパーハイトワゴン選びのお役にたててもらえると幸いです。
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