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そもそもミニバンって?人気の秘密とメリット・デメリットを教えます!

自動車業界でファミリーカーとして絶大な人気を誇るミニバン。
大きくても<ミニバン>と呼ばれる理由は知らない方も多いのではないでしょうか?ミニバンの魅力、メリットとデメリット、おすすめの車種を紹介します。

目次

ミニバンとは


ミニバンをひと言で表すと、室内空間を広めにとるためにボンネットを短くした背の高い車といえます。

実はミニバンを定義付ける明確な基準は存在しません。逆にミニバンを分類すると1.5BOX、2BOX、軽トールワゴンというカテゴリーが存在します。簡単にご紹介しましょう。

  • 1.5BOXは、セミボンネットスタイルとも呼ばれ、背の高い箱型の荷室(座席空間)に短いボンネットを持つものです。1番ミニバンらしいスタイルともいえます。
  • 2BOXは、1.5BOXよりも背が低く、ステーションワゴンの乗車スペースを縦横に伸ばしたような形状を指します。ミニバンとステーションワゴンどちらにも属する車種もあるようです。
  • 軽トールワゴンは、軽自動車で1.5BOXタイプのミニバンを再現した車種となります。

ミニではないのにミニバンの理由

軽自動車なら確かにミニですが、それ以外のカテゴリーは大きくてミニには見えない7人乗りの車種も存在します。

これには明確な理由があるのです。アメリカ車には、日本ではあまり知られていないフルサイズバンというカテゴリーがあります。

こちらは1.5BOXのミニバンをそのまま大きくしたかのような外観で、7〜9人乗っても荷物がたっぷりと積むことができる実に大きな車です。マイクロバスとミニバンの中間ぐらいの大きさで、フルサイズバンと比べてしまうと確かにミニバンと呼ぶのがふさわしいといえます。

ファミリー層に人気

ミニバンは、荷物も積めて大人数が乗れるので、ファミリー層に特に人気があります。子供が小さいうちから、大きくなってもみんなでお出かけするのに大活躍するでしょう。

トヨタとホンダがおすすめ

まずメーカーで分けると、トヨタとホンダがオススメです。どちらも車が頑丈でトラブルが少ないからです。

トヨタの車は、ほとんどのモデルで座席周辺の小物が充実しています。傘立てがあったり、隠し扉のような収納があったりします。車づくりの堅牢さと気遣いを兼ね備えています。

ホンダの車は、エンジンにコストをかけることで有名ですが、ミニバンに関しては室内空間や先進的な装備にも力を入れています。内装にも抜かりはありません。

ミニバンのメリット


ミニバンをオススメする理由はメリットがたくさんあるからです。他のジャンルでは実現できない魅力は一体どこからくるのでしょうか?

メーカーが力を入れている

各メーカーはミニバンに力を入れています。理由はズバリ売れるからでしょう。そして各メーカーが凌ぎを削ることでさらにいい車ができるのです。このようなプラスのサイクルが働くことで、日本のミニバンは進化し続けているのです。

車種も多数出ている

ミニバンには30近くもの種類があります。

日本のメーカーだけでこれだけの種類があるのですから、メーカーの意気込みを感じます。それは便利さを追求して色々な形のミニバンが生み出されてきた証拠でもあるのです。

家族が使いやすい機能が満載

後ろの扉の開き方を工夫してみたり、キーやレバーを使わずにスライドドアを開けてみたり、家族で乗るには便利な機能を搭載しています。

また車種によってシートのアレンジが違うなど、ミニバンの少ない弱点を補うために各社工夫を凝らしているのでよく見比べて選択するのが賢明だといえます。

室内空間が広い

見た目からもお分かりいただけるように、室内空間が広いのが最大の魅力でしょう。家族での利用にも便利ですが、仕事と兼用の車として使用していたり、趣味で使用しているという人も多いです。

運転性能が高い

ひと昔前までは、運転性能が低いミニバンが多かったのですが、現在ではかなり改善されています。運転する楽しさを追求したモデルも出ているくらいです。

動力性能が高められているということは、安全性が高いということでもあり、同時に運転しやすさにも繋がっています。

電動スライドドア付き

電動スライドドアが標準装備でついてくるのも人気の特徴です。コンパクトカーやステーションワゴンと比べると、ミニバンのドアは巨大なので開け閉めが大変そうに感じます。

さらに子供が開け閉めすることを考えると、手を挟まないか心配ですが、電動スライドドア付きなら安心です。荷物で手が塞がっている、子供を抱えているといった状況ではなおさらメリットを感じられるでしょう。

ミニバンのデメリット


それではミニバンに乗ることのデメリットについてもみていきましょう。これからミニバンに乗り換えるという方はこちらを1つの参考にしてみてください。

燃費が悪いことがある

車体の大きな車は燃費が悪い傾向にあります。車体が大きく重いと、動かす時に力が必要になり、それだけ多くのガソリンを燃やさなければ走れないということです。

さらに人を乗せ、荷物を乗せるとなるとさらに大きな力を必要とします。使用目的からも、燃費が悪くなる条件を作り出しているといえるでしょう。

この辺りは、ハイブリッド技術を活用するなど、燃費改善のための工夫がなされています。ただし、やはりコンパクトサイズのハイブリッド車や燃費重視の車種と比べるとやや見劣りする感がありそうです。

車高が高い

2つ目は、車高が高いことです。非常に低い高架下をくぐり抜けるような道では、天井を擦らないかと少し怖い思いをするかもしれません。そういった場所は、車高何m以上注意などの標識があるはずですので、確認するといいでしょう。

そして、車高が高いと車の重心も高くなる傾向があります。重心が高いことで、運転者、同乗者共に体が大きく振られ、疲れやすくなります。これもメーカーの努力より改善していますが、他のボディタイプから見ると、見劣りしてしまうかもしれません。

トヨタのおすすめミニバン


トヨタのオススメミニバンをご紹介します。車体が大きすぎないので、見切りも良く運転しやすい点や、床を低く設計して乗り降りが楽にできるところが共通する強みです。

ヴォクシー

カッコイイ見た目が男性から人気のヴォクシーです。この車は外観、内装、ともにスタイルにとことんこだわっています。ファミリー向けの嗜好と、かっこいい車に乗りたい嗜好のバランスを取っている素晴らしいパッケージングをしています。

シートアレンジでは、2列目のシートが810mmもスライドできるのも特徴です。スライドして後ろに下げれば2列目が広く使うことも、3列目を有効に使うこともできます。

ノア

ノアは、ヴォクシーの兄弟車ですのでこちらもオススメです。主な違いは外装と内装となります。登録台数はノアの方が少ないので、人と違うものをと考える人にはこちらもオススメです。

フロントのメッキ部分が広くどっしりとした印象で、低床化にも力を入れ、地上から高さ360mmの床を実現しています。乗り降りしやすいのはみんなに優しい仕様といえるでしょう。大柄な車体に見えますが、ハイブリッド車で23.8km/Lの燃費を誇ります。

シエンタ

2BOXタイプのボディで、小回りのきくミニバンをお探しでしたらシエンタもおすすめです。こちらも低床330mmと低く、コンパクトな車体でありながら1280mmの車内高を実現しています。

ハイブリッド仕様で28.8km/Lの低燃費も魅力です。ミニバンのデメリットをうまくカバーしているといえるかもしれません。

ホンダのおすすめミニバン


サッパリとした内装や、気持ちいい走りを求めるならホンダのミニバンがオススメです。ちょっとしたアイデアが一枚上手な印象を受ける2台をご紹介します。

フリード

程よいコンパクトさを持ったフリードは、ちょうどいい大きさにこだわって開発されたモデルです。見切りがよくキビキビと走りたいお父さんにオススメです。

オプションで、ドアの下に足をかざすと電動スライドドアが開く、ハンズフリースライドドアも選べます。

質感に重点を置いたインテリアのコーディネートも、見て目より広い室内と合わせて人気を集めており、ハイブリッド車で27.2km/Lも走ります。

ステップワゴン

初代ステップワゴンが1996年デビューですので、今回ご紹介する中では1番息の長いモデルです。初代からミニバンをリードする存在として不動の地位を築いてきました。

エクステリアでは、モデルチェンジごとに高級感を増す洗練されたデザインに変更し、改良を重ねています。
また、リアハッチが縦にも横にも開けられるのがとても便利です。縦に開けた時には通常のミニバンに見られるような開き方をします。横からはハッチの左から3分の2ほどが開くのです。

これにより、後ろから乗り降りする事が可能で、乗降扉が一枚増えたような印象を受けます。開いても640mmと、後ろが狭い駐車場での荷物の積み下ろしにも良いでしょう。

おすすめミニバンの買取相場


ミニバンが便利なことは確かでも、リセールバリューはどうなのでしょうか?ここでは、どのくらいの価格でミニバンが売れて、どうしたら高く買い取ってもらえるかを考えていきます。

平均80万〜150万前後

今回オススメしたミニバンの買取相場は、平均80〜150万円前後(2019年1月)です。購入時の金額が220万〜400万円と考えると、そこそこの評価ではないでしょうか。

廉価グレードからオプション装着車や特別仕様も含めた平均ですので、最高値が150万円というわけではありません。200万円以上で売れることも稀にあるでしょう。
同時に最安値が80万円というわけでもなく、過走行や改造の状況によってはもっと低くなってしまうかもしれません。

買取を依頼するときの車の状態は買取価格に大きく影響するので、普段から大切に乗ることも重要です。

車種やメーカーを基準に価格を考慮する

リセールバリューにこだわってクルマ選びをするわけではないのですが、それでもやはり気になるものですよね。

買取業車は、車種やメーカーを基準に買取価格を考慮しています。買取のタイミングで人気があるメーカー、車種、グレードなどは確実に評価してもらえるでしょう。

まとめ


どれも魅力的なモデルばかりで、どれにしたら良いか迷ってしまうのが今のミニバン市場の状況です。

ディーラーの方に勧められたらついその気になってしまうかもしれません。満足できる結果が得られることもありますが、もちろんそれで失敗することもあるでしょう。

そのような失敗を防ぐコツとして、まず何を目的に購入を考えているのか?その中で1番優先すべきポイントはどこにあるのか?などをできるだけ具体的に、かつ明確にしてから探し始めるのがおすすめです!

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