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アウディの維持費は年間でどのくらい?かかる費用について徹底分析

「新車を買おうと思ってるけど、アウディってどうなの?外車なので車両価格は高いのが分かるけど、維持費はどれくらいかかるの?」と思っているあなたへ。
そこで今回は、アウディの維持費について徹底解説します!年間でかかる維持費をはじめ、必要な費用の内訳、さらには車種別の維持費まで幅広く解説していきます。アウディを買おうか迷っている方は、ぜひ最後までお見逃しなく!

目次

アウディでかかる維持費は年間どのくらい?

まずは、アウディの1年間でかかる維持費です。クルマの維持費と聞けば、ガソリン代や駐車場が思い浮かびますが、年単位となると、その他にもいくつかの費用がかかることになります。1年トータルだとどのくらいの費用がかかるのか見ていきましょう。

年単位だと「4つの費用」がメイン

アウディを1年間維持するためには、大きく4つの費用がかかります。具体的には、「自動車税」「メンテナンス費」「車検代」「任意保険料」の4つです。

①自動車税:文字通り自動車にかかる税金。自動車税は、「エンジンの総排気量」によって決められており、1リットル以下の29,500円から、6リットル超の111,000円まで、排気量によって自動車税は大きく上下します。また自動車税は、車種(普通・大型・大型特殊・小型特殊)や、用途(乗用・乗合・貨物・特殊用)によっても異なるのが特徴です。

②メンテナンス費:「タイヤ買替費」「オイル交換費」「バッテリー交換費」を合計したものです。タイヤは5年で交換すると考えると、1回30,000円となり、年平均だと6,000円となります。オイル交換の目安は「走行距離が5,000kmになったとき」または「半年経ったとき」となり、1回あたり3,000円程なので、年間だと6,000円です。バッテリーは、5年での交換が目安なので、1回あたり10,000円となり、年平均で2,000円となります。

③車検代:車検時にかかるお金。車検専門店をはじめ、カーショップ、ディーラーにて支払い、それぞれで値段が異なるのが特徴です。車検代の中には「自動車重量税」が含まれますが、エコカー減税対象車であれば減税対象車となります。

④任意保険料:4つの費用の中でもっとも高い費用。10代、20代、30代……と年齢によって価格が異なるのが特徴です。

月間維持費として「ガソリン代」と「駐車場代」がかかる

4つのメインの維持費をご紹介しましたが、アウディを含む自動車を維持するためには、「ガソリン代」と「駐車場代」も必要になります。

ガソリン代は、走行距離によって変わるので、費用は運転者次第です。また、アウディは「ハイオク車」に分類されるので、ガソリン代はやや高めになります。

駐車場代については、「住んでいる場所が都市か地方か?」「どこのアパートに住んでいるか?」などによって大きく異なります。

年平均トータルで約43万円の維持費

ざっくりと計算すると、年間でだいたい42万円程の維持費がかかることになります。今回は、アウディの数ある車種のなかでも「アウディ A4」の維持費をまとめました。詳細は以下の通りです。

・自動車税:39,500円
・メンテナンス費:14,000円
・車検代:30,935円
・任意保険料:102,700円
・ガソリン代:138,648円
(月1,000kmの走行・ハイオク価格145円(※2019年2月28日時点)・アウディA4の燃費12.55km/L・月11554円×12ヶ月で計算)
・駐車場代:99,456(月極駐車場の月平均8,288円×12ヶ月)

合計:425,239円
1ヶ月あたり:35,437円

アウディの購入時、車検時にかかる費用

続いては、アウディの「購入時」と「車検時」にかかる費用を解説します。どちらも、新車である前提でご紹介していきますね。

アウディ「購入時」にかかる費用は?

まずはアウディの購入時にかかる費用です。費用にはいくつも種類があり、やや複雑になっているので、しっかりと確認しておきましょう。

車両本体価格

アウディ本体の料金です。車両本体価格とは、”オプションを除いた価格”となるので、後から取り付けるナビゲーションやバックカメラは含まれません。購入するときに、「車両価格」と「車両本体価格」について、どちらがどの値段かが分からなくなることがあるので要注意です。

オプション品

車両につけるオプション品です。オプションには、生産工場が取り付ける「メーカーオプション」と、納車する前に販売店で取り付ける「ディーラーオプション」があります。

自動車取得税

自動車にはさまざまな税金がありますが、購入時には「自動車取得税」がかかります。所得価格(税抜き価格×0.9)によって課税額が変わり、普通乗用車(小型も含む)は取得価格の3%、軽自動車であれば2%となっています。ただ、最近はエコカー減税車もあるので、車によっては取得税が安くなるものもあります。アウディはエコカー減税対象車です。

自動車重量税

新車を買ったとき、もしくは車検時に課される税金です。車検の有効期間に応じて税額が変わります。新車購入だと、3年間の車検が有効なので、24,600円です。(1トン未満の普通車の場合)

自賠責保険

新車を購入した場合、陸運局でナンバーの登録を行いますが、その際に「自賠責保険」に必ず加入しなければなりません。普通自動車の場合は36,780円(37ヶ月契約)となります。

リサイクル料金

買った車が廃車になったときに行うリサイクルの費用で、原則として「前払い」となっているのが特徴です。通常、私たちが乗っている車は、廃車された後に、解体業者によって解体されます。このうち80%がリサイクルされ、残りの20%が埋め立てられ、この処分料がリサイクル料金となっています。

ディーラー代行手数料

車を購入するとき、ディーラーを挟むことになりますが、その際にかかる手数料です。
具体的には、「納車費用」「検査登録代行費用」「車庫証明書」「下取り車手続き代行費用」などがあります。ただ、最後の「下取り手続き代行費用」については、もし請求されたのであれば要注意。下取りに出す車が本人名義の場合は、支払う必要がありません。

  • 納車費用:購入した車を自宅まで運んでもらう時にかかる費用で、ディーラーによって価格は異なります。高くても15,000円程です。ディーラーまで自分で車を取りに行く場合は、費用はかかりません。
  • 検査登録代行費用:新車を購入した場合、陸運局にてナンバーを取得するために検査登録が必要となります。この登録をディーラーに代行してもらう費用、そして登録すために必要な「車庫証明書」の取得の代行費用です。自分で検査登録手続き代行をすることも可能です。費用はディーラーによって異なりますが、15,000〜30,000円程かかります。
  • 車庫証明書(印紙代):新車や中古車を購入した時に必要な「車庫証明書」の印紙代です。車庫証明書の取得には、印紙代として2,600円が必要になります。車庫証明自体は自分でも簡単にできます。
  • 下取り車手続き代行費用:下取りに出す車の名義変更のためにかかる費用です。簡単に言うと、下取りされた車を販売店の名義にするためにかかる手数料です。相場は5,000〜15,000円程度ですが、販売店によって異なります。ただ、車の名義が「本人」の場合、この費用は必要ありません。

アウディの「車検時」にかかる費用は?

続いてはアウディの車検時にかかる費用についてです。車検とは、「2年おきに、定められた整備箇所を点検し、車両の安全性や性能を確認するための義務」ですアウディは外車ですが、車検であっても日本車と扱いは変わりません。車検は、ディーラーを含めて、車を買ったお店で行うのが一般的です。

車検費用の内訳は、
車検費用=基本料金+法定費用+(整備部品・工賃費用)です。

基本料金

・法定24ヶ月点検料:29,800円
・完成検査料:9,000円
・車検代行料:15,000円

合計:53,800円

法定費用

・自賠責保険料(24ヶ月):25,830円
・重量税:16,400(1トン以下で13年未満の場合)※車両重量と経過年数によって異なる
・検査印紙代:1,800円

アウディの維持でかかる費用

以上の解説で、ざっくりとしたアウディの維持費は分かったかと思います。ただ、ひとくちにアウディといっても車種がたくさんありますよね。ここでは、アウディの車種別に、具体的なアウディの維持費を算出してみましょう!
以上の解説で、ざっくりとしたアウディの維持費は分かったかと思います。ただ、ひとくちにアウディといっても車種がたくさんありますよね。ここでは、アウディの車種別に、具体的なアウディの維持費を算出してみましょう!

A3セダン:408,761円

アウディのプレミアムコンパクトセダン「A3セダン」。小さめなサイズなので、日本の狭い街中でもスイスイと運転できる車種です。またA3セダンは、先述した「エコカー減税」の対象車となっているため、自動車重量税が減税となります。A4モデルとは維持費の差はそこまでありません。(燃費14.16km/L・ハイオク145円/L・駐車場8,288円/月で計算)

A3スポーツバック:407,549円

A3セダンをよりスポーティーに仕上げたモデル「A3スポーツバック」。スタイリッシュな走りを求める人は必見。エコカー減税対象車なので自動車重量税が減税されます。(燃費14,3km/L・ハイオク145円/L・駐車場8,288円/月で計算)

A4クワトロ:438,087円

駆動方式 4WD「A4クワトロ」。採用は現在は2016年モデルで、グレードは「2.0TFSIクワトロ」です。A3とセダンと同じく、エコカー減税対象車であるものの、燃費が良くないためガソリン代がかさみ、維持費がやや高くなるのが懸念ポイントです。(燃費12,0km/L・ハイオク145円/L・駐車場8,288円/月で計算)

A4ガブリオレ:524,983円

名前が特徴的なA4のオープンカー「A4ガブリオレ」。エンジンの総排気量が2,393ccと多いため、他車種よりもパワフルな走りが魅力的です。採用モデルは2004年8月モデルですが、排気量が多いので自動車税が高くなり、ガソリン代もやや高くなります。また、モデルがやや古いため、任意保険料もやや高めです。(燃費10,2km/L・ハイオク145円/L・駐車場8,288円/月で計算)

A1スポーツバック:385,701円

プレミアムコンパクトカー「A1スポーツバック」。コンパクトでありながら高級感のあるエクステリア&インテリアが魅力的です。また、排気量の少なさを感じさせない加速感はアウディならでは。エンジン排気量が少ないので自動車税も安く、またエコカー減税対象車でもあります。(燃費16,6km/L・ハイオク145円/L・駐車場8,288円/月で計算)

A5スポーツバック:488,791円

セダンタイプの車種「A5スポーツバック」。数あるアウディが、「もっとも美しいアウディ車」をコンセプトに開発されたモデルです。スタイリッシュな見た目・走りは見る者すべてを魅了します。エコカー減税対象車にもなっています。(燃費10km/L・ハイオク145円/L・駐車場8,288円/月で計算)

A5ガブリオレ:464,259円

A5のオープンカー「A5ガブリオレ」。エコカー減税対象車ではないため、維持費はやや高め。加えて、エンジンの総排気量も多く、他車種と比べてもコストがかさみます。(燃費12,3km/L・ハイオク145円/L・駐車場8,288円/月で計算)

TTクーペ:394,801円

世界最高峰のテクノロジーを余すところなく搭載したアウディのスポーツカー「TTクーペ」。スポーツカーと聞くとコストがかかるイメージですが、維持費はそこまで高くありません。(燃費16,6km/L・ハイオク145円/L・駐車場8,288円/月で計算)

TTロードスター:431,429円

TTクーペと並んで、最高峰テクノロジーが搭載されたオープンカー「TTロードスター」。維持費はTTクーペと同じくらいです。(燃費13km/L・ハイオク145円/L・駐車場8,288円/月で計算)

A8ハイブリッド:507,546円

アウディのフラッグシップモデル「A8ハイブリッド」。高級感あふれるエクステリアをはじめ、運転支援システムを搭載していることから安全性能も抜群です。またエンジン音をかき消す「ノイズキャンセラー機能」によって静かな走りを実現。エコカー減税対象車でないため、維持費はやや高めです。(燃費10,5km/L・ハイオク145円/L・駐車場8,288円/月で計算)

アウディの自動車税でかかる費用

アウディを維持する際、自動車税がかかりますが、先ほどご紹介した車種別の自動車税をご紹介します。ほとんどがエコカー減税対象車となっていますが、なかには対象車でないものもあります。車種によって税額が異なるので、事前にチェックしておきましょう。

A3セダン:34,500円
A3スポーツバック:34,500円
A4クワトロ:39,500円
A4ガブリオレ:45,000円
A1スポーツバック:29,500円
A5スポーツバック:39,500円
A5ガブリオレ:45,000円
TTクーペ:39,500円
TTロードスター:39,500円
A8ハイブリッド:39,500円

だいたい4万円前後の税額となっています。スポーツカーはやや安く、ガブリオレは高めとなっていますね。

まとめ

アウディの維持費について解説しました。いかがでしたか?かかる費用については、国内車とはほとんど変わりません。とはいえ、アウディにはたくさんの車種があり、燃費の良し悪しによって税金の増減も変わってきます。スポーツカーからファミリー向けの車種まで幅広くそろっているので、目的に合ったクルマ選びをしましょう。あとで損しないためにも、維持費周りのことは、しっかりとチェックしておきましょうね。

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