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アウトドアに重宝するダイハツ・ウェイク!その気になる維持費を緊急調査

ダイハツが製造・販売している人気の軽トールワゴン「ウェイク」。日常からレジャーまで幅広く対応できることを目指して作られた軽自動車で幅広い年齢層に大人気です。しかし、新車価格は安いグレードでも135万円、高いグレードになると180万円以上するため、それなりの資金が必要になります。

これだけ本体価格が高いと軽自動車とはいえ維持費も気になります。そこでダイハツ・ウェイクの年間維持費をはじめ、新車・中古車で購入する場合の資金、そして注意点などを調べてまとめてみました。

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目次

ダイハツ・ウェイクの特徴

ミニバンに負けない全高

ダイハツ・ウェイクの全高は、普通車のミニバン並みの1,835mmと非常に高いことから「軽トールワゴン」と呼ばれています。普通車のミニバンクラスに匹敵するこの非常に高い全高のおかげで、室内高は1,455mmと軽自動車の中では最も高いサイズを可能にしました。

また、室内空間を最大限に大きくするために角ばったボックスのようなボディデザインを採用していますこの角ばったボディデザインのおかげで見切りがよくなり、運転席からの視界も高くとても運転がしやすい軽自動車に仕上がっています。

多彩なシートアレンジ

ダイハツ・ウェイクはあらゆるシーンの遊びに活躍できる軽自動車と言えます。それは多彩なシートアレンジが可能だからです。フルフラットにして車中泊をはじめ、助手席側のシートを全部倒して自転車やサーフボードなどを積み込むことも可能です。

シート表皮は撥水加工、ラゲッジルームは防水仕様にもなっているので、雪がついたままのスノーボードや濡れたままのサーフボード、泥で汚れた登山靴なども気兼ねなく積み込むことが可能です。

パワフルなエンジン

ダイハツ・ウェイクのエンジンは直列3気筒 DOHCエンジンで、自然吸気のノンターボとターボ仕様の2タイプがあります。最大出力52PSのノンターボでも十分な走りをしますが、たくさん荷物や人を乗せることが多い方には軽自動車の馬力規制上限の最大出力64PSを発揮するパワフルなターボ仕様をオススメします。

駆動方式は2タイプ

ダイハツ・ウェイクの駆動方式はFFの2WDと4WDの2タイプがあります。街乗りメインであればFFの2WDでも十分に対応できます。ウィンタースポーツやキャンプによく出かけるのであれば雪道や悪路を走行する機会が多くなるため4WDをセレクトすると安心でしょう。

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ダイハツ・ウェイクでかかる維持費は年間どのくらい?

ダイハツ・ウェイクを維持していくには「維持費」がかかります。具体的には税金や保険、ガソリン代など多岐にわたります。軽自動車は普通自動車よりも自動車税や重量税などの税金が安く、エンジンは660ccと小排気量で車体重量も軽いため低燃費です。このことからダイハツ・ウェイクは普通自動車よりも維持費は安くなります。

具体的にダイハツ・ウェイクを1年間維持するにはどれくらいの維持費がかかるのか調査したところ約24万円ほどが必要であることがわかりました。その内容と必要な費用をご紹介します。

税金

軽自動車の維持費には「軽自動車税」と「自動車重量税」という税金があります。それぞれの税金を納税するタイミングと税額を紹介します。

軽自動車税

軽自動車税とは、毎年4月1日時点での軽自動車の車検証上の所有者に対してかかる税金です。軽自動車税は、「乗用か貨物用か」、「自家用か営業用か」によって税額が変わります。また、新規車検を平成27年4月1日以前に受けたかどうかでも税額が変わります。ダイハツ・ウェイクは乗用・自家用になりますので軽自動車税額は以下になります。

  • 平成27年3月31日までに最初の新規検査を受けた場合:7,200円(旧税率)
  • 平成27年4月1日以降に最初の新規検査を受けた場合:10,800円(新税率)

重量税

軽自動車の重量税とは、新車購入時および車検実施時にかかる税金です。軽自動車の重量税額は、軽自動車の区分(自家用・営業用)や経過年数で決まります。重量税という名前ですが、軽自動車の場合は車両重量によって税額が変動することはありません。ダイハツ・ウェイクの重量税は3年で9,900円、2年で6,600円のため1年間では3,300円になります。

保険

軽自動車の保険には、軽自動車を運行する上で必ず加入しなければいけない「自賠責保険」と自賠責保険で補償しきれない部分をカバーするために加入する「任意保険」があります。自賠責保険だけは、状況によっては十分な補償ができなため任意保険にも加入することを強くオススメします。

自賠責保険

自賠責保険は、新車購入時および車検切れの中古車購入時に加入する自動車保険です。自賠責保険は次の車検が来るまでの期間をカバーするような期間設定で作られていますので、新車購入時には3年間(37か月)、中古車購入の場合は2年間(25か月)で加入となります。

1年間では、新車購入時が35,610円÷3年=11,870円、初回の車検以降が25,880円÷2年=12,940円となります。

任意保険

任意保険は「任意」なので加入しなくても車の購入および運行は可能で車検も受けられます。しかし、自賠責保険だけでは補償しきれない重大な事故を起せば取り返しがつきません。十分な補償ができるように任意保険にも必ず加入しましょう。任意保険に加入する場合の補償条件で一番重要視されるのは、対人保険と対物保険で無制限にするのが一番安心です。

任意保険は、その車を運転する人の年齢や過去に保険を適用した回数(事故回数とは異なる)、また保険会社や補償内容で保険料が変動します。ダイハツ・ウェイクの任意保険料金の一例をご紹介します。

・車種:Gターボ SA Ⅲ
・保険対象者年齢:26歳以上
・等級:12等級
・免許の種類:ゴールド
・年間走行距離:5,000㎞
・運転者:配偶者限定
・対人賠償:無制限
・対物賠償:無制限
・車両保険:あり

  • 保険料:約55,000円

その他費用

軽自動車を走らせるためにはガソリンが必要で、自宅に駐車場がなければ駐車場を借りる必要があります。2年ごとに車検も受けなければなりません。これらの1年間にかかる費用をおおよそで算出してみました。

ガソリン代

年間走行距離を5,000㎞、レギュラーガソリンの価格を145円/L(2019年5月の全国平均価格)、燃費を23.8km/L(Gターボ SA Ⅲ 2WD JC08モード)とした場合の1年間のガソリン代は以下になります。

  • 5,000km×145円/L÷23.8km/L=30,462円

駐車場代

軽自動車は、車庫証明を取る必要はありませんが駐車場を持たずに所有するわけには行きません。自宅に車庫が無い場合には駐車場を借りる必要があります。駐車場代は、居住している地域によりばらつきがあり1か月の駐車場代相場で1番高いのは東京都の31,077円、1番安いのは長野県の4,144円で全国平均は8,288円です。全国平均の駐車場代をもとに1年間の駐車場代を算出すると以下になります。

  • 8,288円×12か月=99,456円

※ダイハツ・ウェイクは全高が1,835mmと1,550mm以上あるため、機械式立体駐車場に駐車できず普通車よりも駐車場の選択肢が狭くなり駐車場代が高くつく場合があります。

車検代

ダイハツ・ウェイクは中古車での購入になりますので車検は2年ごとになります。指定工場(民間車検場)に車検を依頼し、交換パーツが無かった場合の一般的な相場をご紹介します。

・車種:Gターボ SA Ⅲ
・自賠責保険:25,880円
・重量税:6,600円
・印紙代:1,100円
・点検費用:16,000円
・車検代行料:8,000円
・合計金額:57,580円

  • 1年あたりの費用:57,580円÷2年=28,790円

消耗品

ダイハツ・ウェイクに使われている消耗品の寿命はさまざまです。1年間の走行距離を5,000㎞としてダイハツディーラーに依頼した場合、代表的な消耗品の年間費用は以下になります。

  • エンジンオイル:年1回の交換で約7,000円
  • ブレーキオイル:車検ごとに交換で約2,500円
  • ブレーキパッド:30,000kmごとの交換で約2,700円
  • タイヤ:3年ごとの交換で約6,000円
  • ワイパーブレード:車検ごとの交換で約750円

ダイハツ・ウェイクの購入時にかかる費用は?

 

車体価格

ダイハツ・ウェイクは新車・中古車どちらでも購入することが可能です。それぞれの車体価格は以下になります。

  • 新車:1,350,000円~1,841,400円
  • 中古車:655,000円~1,898,000円

中古車は、基本的には年式が新しいほど本体価格も高くなりますが、走行距離をはじめボディ・内装のキレイさ、グレードなども本体価格に影響するため場合によっては年式が古くても本体価格が高いことがあります。

オプション

ダイハツ・ウェイクを新車で購入する場合には、ユーザーが装着・装備したいオプションを選択することが可能です。軽トールワゴンという車種のため、釣りやサイクリング、キャンプ、登山、ウィンタースポーツからマリンスポーツまで幅広く使用されることを想定したオプションが豊富に取り揃っています。

重量税

ダイハツ・ウェイクの重量税は、新車購入時は3年後の車検のため9,900円、車検切れの中古車購入時では2年車検のため6,600円が必要となり、車検が残っている中古車なら支払はありません。

自動車取得税

自動車取得税とは、本体価格+オプション価格の合計金額をもとに算出される税金です。軽自動車の場合、初年度登録から4年以上経過している中古車もしくは取得価格が50万円以下では無税となります。

ダイハツ・ウェイクの新車での自動車取得税は一番安いグレードのDで18,000円、一番高いグレードのG TURBO リミテッド SAⅢ(4WD )で30,600円となります。ただし、メーカーオプションやディーラーオプションを装着して合計の購入価格が上がれば自動車取得税も上がりますのでご注意ください。

自賠責保険

ダイハツ・ウェイクの自賠責保険は新車購入時で35,610円、車検切れの中古車購入時なら2年間分(25か月)の25,880円が必要となります。車検が残っている中古車なら自賠責保険料は必要ありません。

リサイクル料金

リサイクル料金は、自動車を解体したあとに出たゴミをリサイクルもしくは廃棄するために必要な料金です。中古車であっても購入時に支払います。ダイハツ・ウェイクのリサイクル料金は9,010円~9,360円になります。

ディーラー代行手数料

ダイハツ・ウェイクをダイハツディーラーで購入する場合の代行手数料は、おおよそ30,000円前後になります。内訳は以下の内容になります。購入した中古車を自分で取りに行けば納車費用はカットすることができます。

  1. 登録費用
  2. 整備費用
  3. リサイクル法関連費用
  4. 納車費用

ダイハツ・ウェイクの壊れやすいところや注意するべき点

4WDのリアデフオイル漏れ

ダイハツ・ウェイクの4WDにおいて、リアのデフオイルが漏れるというトラブルがあるようです。ダイハツ・ウェイクの2WDはFFという駆動方式のためデフは存在しないのですが、4WDは後輪も駆動させるためデフというパーツが存在します。デフは内側と外側のタイヤの回転を調節して車がちゃんと曲がるようにするためのパーツです。

デフオイルが漏れたままになれば、デフが正常に機能しないためカーブでのコーナーリングがうまく曲がれなくなったりデフのギアが摩耗し、最悪の場合は走行不能になってしまいます。また漏れたオイルにタイヤが乗ってしまったら車が滑ってしまい大変危険です。

このデフオイル漏れについてはリコール対象になっている場合がありますので、今は大丈夫でもダイハツに問い合わせてリコール対象車であればすぐに無償修理をしてもらいましょう。

まとめ

キャンプや旅行、ウィンタースポーツへ出かけるためにダイハツ・ウェイクを選んでも維持費が高くて旅費が出せないとなっては本末転倒なので、実際の維持費を調べてみました。普通車のミニバンなどに比べればかなり維持費は安くつくようでさすが軽自動車という感じです。

今の軽自動車は昔と違ってボディサイズも大きく、エンジンもパワフルなので少しでも旅費を捻出するために安い維持費の車を選ぶならダイハツ・ウェイクは候補上位間違いないでしょう。

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