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コンパクトカーなら外車がオススメ!200万円前後で買える車5選

「人気上昇中のコンパクトカーは、外車もオススメ」
こんなことが言われていますし、私も同感です。

とはいえ、
「そもそもコンパクトカーとは?」
「どうして外車のコンパクトカーがオススメなの?」
という方も多いと思います。

そこでこの記事では、そんな外車のコンパクトカーに関するお悩みを、元ディーラーの営業マンの私の観点から解決していきます。

具体的には、
コンパクトカーについて
外車をオススメする理由
外車に乗る時の注意点
の順番に重要なポイントだけをご紹介していきます。
5分くらいで読めますし、外車に対する疑問が解決する可能性が高いので、まずはご一読ください。

目次

人気上昇中のコンパクトカーとは


近年人気が急上昇しているコンパクトカーですが、コンパクトカーとはどういう車を指すのかわかっていない方も多いです。ではどのような車をコンパクトカーというのでしょうか。その答えは軽自動車よりも大きく、普通自動車(3ナンバー)よりも小さい5ナンバーの車のことです。正直これだけだと分かりづらいですよね。そこでコンパクトカーについて下記の順番で、詳しくご説明していきます。

  1. コンパクトカーの排気量
  2. 5ナンバーサイズ
  3. コンパクトカーに乗るメリット

コンパクトカーの排気量

コンパクトカーの排気量は、一般的に1,000cc~1,500cc程度と言われています。これには明確な基準があるわけではなく、メーカー側が2,000ccの車をコンパクトカーと言えばコンパクトカーになります。

5ナンバーサイズ

自動車のナンバーの1行目には、<地名300>や<地名500>などと書いてあるのをご存知でしょうか。この3桁の数字の1番左がその車の規格を表しています。具体的には、3であれば3ナンバー車を、5であれば5ナンバー車を意味しているという仕組みです。その5ナンバーの基準は次のように決まっています。この規格より大きい車が3ナンバー車です。国産車で例をあげると、ホンダのフィットや日産のマーチなどがあります。

  • 全長が4.7メートル以下
  • 全幅が1.7メートル以下
  • 全高が2.0メートル以下
  • 排気量が2000cc以下

コンパクトカーに乗るメリット

ではここからコンパクトカーに乗るメリットを整理していきます。簡単にまとめると下のようになります。

  • 軽自動車よりパワーがある
  • 比較的燃費が良い
  • 普通自動車に比べると維持費が安い
  • 5人乗れる
  • 街乗りがしやすく、高速道路も軽自動車より楽

コンパクトカーの維持費は、乗り方や車種によっては軽自動車とさほど変わらないものもあります。なおかつ5人乗ることができ、比較的荷物も積むことが可能です。また軽自動車よりもパワーがありホイールベースも長いので、高速道路も快適に走ることができます。

ちなみにホイールベースとは、前輪の中心から後輪の中心までの長さのことです。この長さが長いほど直線では安定し、短ければ曲がりやすいというメリットがあります。

最後にコンパクトカーのデメリットについても、簡単にご説明しておきます。

  • 普通自動車に比べるとパワー不足を感じる
  • 価格の安いモデルは内装が質素な場合が多い
  • 軽自動車よりも価格が高い
  • ハイトワゴンに比べると天井が低く狭いと感じる

ハイトワゴンとはホンダN-BOXなどの軽自動車の中で全高が高い車を指します。そのような車と比較すると、コンパクトカーは天井が低いため狭く感じてしまうことがあります。

外車のコンパクトカーをオススメする理由


外車のコンパクトカーをオススメする理由は、下記の4つです。外車と聞くと高そうなイメージですが、外車のコンパクトカーではそこまで高くもありません。また国産車にはないデザインや快適性、走行性能などたくさんの魅力があります。そのことについて詳しくご説明していきます。

  • 国別のデザイン性
  • 車内の広さと快適性が高い
  • 快適な走りをアシストするターボエンジン
  • 価格の安さ

国別のデザイン性

国によってデザインの特徴があります。それぞれの国の道路状況や地域性に違いがあるためです。ではどのような特徴があるのか、ご紹介していきます。ドイツにはアウトバーンという速度制限のない高速道路があるため、高速走行にも耐えるためにかなり丈夫に作られています。

イタリアとフランスは、日本のように道路が狭く石畳の道路もあるため、足回りがマイルドに設定されています。デザインも曲線が多く柔らかい印象の車が多いです。車の方向性が近いですが、フランス車はオシャレかつカジュアルなデザインとなっています。一方イタリア車は、洗練されていてどこか色気を感じるデザインです。
イギリスはお国柄として伝統を重んじる傾向にあるため、車も伝統的なデザインでクラシカルです。古風なデザインでも古臭さを感じさせず、上品な印象を受けます。

車内の広さと快適性が高い

車種にもよりますがドイツ車やフランス車は、比較的車内空間が広くとられています。また特にドイツ車はアウトバーンを走行することも考えられているため、長時間運転しても疲れにくいシートになっています。
一方フランス車やイタリア車は石畳の走行に対応するため、サスペンションが柔らかく凸凹する道でも快適に走れるように作られています。

快適な走りをアシストするターボエンジン

世界的な流れとしてコンパクトカーのエンジンは、排気量の小さいエンジンにターボを付けるのが主流になっています。近年のターボ技術の進歩により、快適な走りと燃費の良さの両方を実現できるようになってきたためです。

価格の安さ

先程もご紹介したように外車と聞くと高いイメージがつきものですが、意外とそうでもありません。実は車種にもよりますが、200万円前後で購入することができます。比較的低価格で国産車にはない良さを味わうことができるのが、このコンパクトカーです。

人気の外車のコンパクトカー


ではここからは人気の外車のコンパクトカーを5台ご紹介していきます。すべて200万円前後で購入できる車から選んでいるので、ぜひ参考にしてみてください。

  • フィアット500
  • フィアット・パンダ
  • フォルクスワーゲン・up!
  • ルノー・トゥインゴ
  • プジョー・208

フィアット・500

イタリアの自動車メーカーフィアットのコンパクトカーです。車のサイズは下記になります。内外装ともにオシャレで、とてもコンパクトなうえに走りも優秀な1台です。
全長:3,570mm
全幅:1,625mm
全高:1,515mm
ホイールベース:2,300mm
価格:¥1,998,000~

フィアット・パンダ

フィアットの4ドアのコンパクトカーがこのパンダです。日本ではあまり見かけない車のため、人とかぶりたく無いという方にはオススメの1台。独特のデザインであり、4ドアで実用性のある車です。
全長:3,655mm
全幅:1,645mm
全高:1,550mm
ホイールベース:2,300mm
価格:¥2,171,000~

フォルクスワーゲン・up!

フォルクスワーゲンの車の中1番コンパクトなモデルがこのup!になります。価格も1番低く設定されているため、内装や走行性能が必要最低限の仕様になっています。しかし小回りが利くため、あまり遠出をせず道が狭い地域にお住まいの方にはオススメの1台です。
全長:3,610mm
全幅:1,650mm
全高:1,495mm
ホイールベース:2,420mm
価格:¥1,619,000~

ルノー・トゥインゴ

フランスの自動車メーカーのルノーが販売している最小のコンパクトカーです。この車は丸みをおびたデザインがオシャレさを演出し、狭い道でもスイスイ走れるコンパクトさ特徴の1台。
全長:3,620mm
全幅:1,650mm
全高:1,545mm
ホイールベース:2,490mm
価格:¥1,770,000~

プジョー・208

フランスの自動車メーカープジョーのコンパクトカー。低価格を実現するため内装はシンプルな設定になっています。全幅が1,740mmあるため、3ナンバー車になってしまうことはマイナスポイントですが、特徴的なフロントグリルがありオシャレなデザインで人気があります。
全長:3,975mm
全幅:1,740mm
全高:1,470mm
ホイールベース:2,540mm
価格:¥1,990,000~

コンパクトカーはファミリーカーとしても人気


近年コンパクトカーがファミリーカーとして人気に上がってきています。それはスライドドア機能がついている車種が増えてきているためです。ではスライドドアにはどのようなメリットがあるのでしょうか。実はスライドドアのメリットは次の2つがあります。

  • 隣の車にドアがぶつかる心配がない
  • 子供の乗り降りが楽

ドアの開閉で場所を取らない

スライドドアはドアの開閉で場所を取らないため、隣の車にドアがぶつかる心配がありません。普通のドアの場合、隣に車が止まっていると、お子さんが1人でドアを開ける時にヒヤッとする場面がありますよね。しかしスライドドアであれば、その心配が無いのです。

子供の乗り降りが楽

特にチャイルドシートに座らせなければならないお子さんがいる場合は、スライドドアの方が乗り降りが楽です。これはスライドドアの方が開口幅が大きく、体を車内に入れやすいためです。雨が振っている日は、傘をしまいやすいというメリットもあります。

外車に乗る上でのデメリット

割とお手軽に買うことのできるコンパクトカーの外車。そんな外車に乗る上で注意しなければならないこともあります。そこでここからは外車に乗る上でのデメリットを以下の3つご説明していきます。

  • 電気系統が国産車に比べて弱い傾向
  • 使い勝手が良くない
  • マニュアル車が多い

電気系統が国産車に比べて弱い傾向

この記事を読まれている方のなかには、外車と聞くと壊れやすいというイメージを持っている方もいらっしゃるでしょう。確かに数年前までは壊れやすい車が多かったのが事実ですが、近年技術の進歩により外車も壊れにくくなってきました。特に足回りやエンジンなどは丈夫です。

しかし国産車に比べると電気系統は弱いです。これは日本の気候が高温多湿なため、それに対応できていないということが理由としてあげられます。一方で国産車が優秀で壊れないという理由もあります。

使い勝手が良くない

外車は内装のデザインがおしゃれで洗練されている分、使い勝手が良くない場合もあります。具体的にいうと国産車であれば、ほとんど装備されているドリンクホルダーなどがついていない場合が多いです。そのため購入を検討している場合は、実際に試乗していろいろなシチュエーションを想定してみる必要があります。

マニュアル車が多い

欧州車は特にマニュアル車が多いです。もちろんオートマのモデルも用意されていますが、あまり燃費がよくありません。またオートマ限定の人でも乗れるマニュアルに近い操作のオートマ車もあります。しかし操作が複雑でオートマに慣れている人には多少運転が難しく感じるかもしれません。

外車のリセールバリューはやや低め


一般的に外車のリセールバリューはやや低い傾向にあります。それには次の2つの理由があるためです。ちなみにリセールバリューとは売る時の価値を意味しています。

  • 国内での外車のシェアは低い
  • 買取業者が負うリスクは高め

国内での外車のシェアは低い

そもそも国内での外車のシェアが低い、つまり外車の需要が少ないため、リセールバリューが低くなってしまうのです。加えて日本車よりは壊れやすいので、いざ中古車で購入しようと思ってもなかなか踏み切れないという現状もあります。

買取業者が負うリスクは高め

先程もご紹介したように、そもそも外車の需要が少ないため、買取業者も再販できない可能性の高い外車を高値で仕入れるのはリスクが高いのです。時間が経てば経つほど、車の価値は下がっていってしまいます。そのため高値で車を仕入れた場合、車を在庫として抱えているだけで、その車の価値がどんどん下がり、損失が大きくなってしまうのです。

外車のコンパクトカーを高く売るなら外車専門店へ

ではここからはリセールバリューの低い外車をできるだけ高く売る方法はご紹介してきます。その方法は外車専門店に売るという方法です。

買取業者にもファミリーカーが得意な業者もあればスポーツカーが得意な業者もあります。そのような違いが生まれるのは、その地域の需要に違いがあるためです。また再販ルートを持っているかによっても違いが生まれます。そのため外車の買取や販売を得意とする外車専門店が高く買ってくれるというわけです。

加えて外車は査定するポイントや修理の仕方も国産車とは違います。そのノウハウがない買取店では査定額を低めに設定せざるを得ないのです。また自社で修理できなければ、修理費が高くなってしまうというリスクもあるため、査定額が低くなってしまいます。外車専門店であれば、上記のようなリスクも無いことから高く買い取ってもらえるのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。
国産車にはないデザインや乗り心地をお手頃価格で手に入れることができる外車のコンパクトカー。使い勝手の良くない車種やリセールバリューが低くなってしまう可能性もありますが、それに見合うだけの良さもあります。ぜひいろいろな車を見てみることをオススメします。

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