レジャーや子育て世代に特に人気の7人乗り。少し前まで7人乗りと言えばミニバンがほとんどを占めていましたが、今はSUV車の世界的な人気上昇もあり、SUV車の3列シート7人乗りもかなり増えています。
また国内メーカーだけではなく海外のSUV車の走行性能の高さや見た目のカッコ良さから、外車のSUV車の人気も上昇しています。今回はそんな外車のSUV車に限定してその特徴と人気の車種をご紹介していきます。
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7人乗りの外車の特徴
最近では街中で外車を見かける機会も珍しくなくなり、外車は一昔前に比べるとかなり身近な存在になりました。車種も様々な外車が日本の街を多く走っており、グローバル化が進んだ現代を表しているかのようです。
その中でも今人気を集めているのが7人乗りの外車です。7人乗りといえばファミリー層や子育て世代が乗るミニバンを想像しがちですが、外車の7人乗りはSUV車が世界的にも人気を集めています。
suvが基本
SUV車の発祥はアメリカであり、その後ヨーロッパや日本でも人気が出てきた車種です。ではなぜ世界的にSUV車が人気であり、輸入される外車はSUV車がその多くを占めているのでしょうか?
もともとSUV車は車重が重いことや、重いことで燃費が悪いこと、また走行安定性が乗用車には及ばないなどの理由でそこまでの人気車種ではありませんでした。しかし、新しくリリースされるSUV車の多くが乗用車ベースになり始め、走行安定性や燃費などのデメリットが解消され、加えてSUV車のメリットである<悪条件での強さ>や<実用性の高さ>が認知され始めたことで人気が上昇しました。
また海外のSUV車はその国ごとの特徴はありますが、機能性や実用性に加え独特のカッコよさが人気を集め、さらに昔のように全く手の届かない価格ではなくなってきたことで、年々日本でも外車SUVの需要が上がってきたのです。
ハイスペックモデルが多い
「車は日本車が一番だよ!」と思っている方が多いと思いますが、国産車に負けない室内空間や装備を充実させた外車も数多くあります。
特に外車の中では数少ないミニバンは、車種こそ少ないものの走行性能にかなり優れたモデルが多く販売されています。
デザインも良い
7人乗りのSUV車もミニバンもやはり見た目のカッコよさが評価されています。特にSUV車の全高や最低地上高の高さを備えたフォルムは頼もしくカッコよいので、その他の乗用車と並べて比べたときにSUV車に足が向いてしまう人も多いのではないでしょうか。
力強さとスタイリッシュなイメージを兼ね備えたデザインと、高い走行性能や実用性が、3列シート7人乗りSUVの外車の人気をより多く集めているといえます。
7人乗りの外車の注意点
7人乗りの外車の人気の理由を紹介してきましたが、実際に購入するとなった場合に気を付けなければいけない注意点をまとめましたので参考にしてください。
日本の道路に合うサイズを選ぶ
海外の車、特に外国産SUV車は広々としていて使い心地が良いというメリットと同時に、日本の道路の広さに対して大きめの車が多いという事を予め理解しておく必要があります。
例えば自分の住んでいる土地が郊外の広々とした場所でしたらあまり問題は無いかもしれませんが、住宅街で細めの道が入り組んでいるような場合や駐車場が狭い場合は車幅を確認する必要があります。
一般的に日本国内でストレスなく通行できる車幅は1,800mm以内と言われています。しかし外車のSUV車は基本的に大きめの車が多いので、購入を考えている場合は前もってネットなどで車幅を調べることをオススメします。
維持費が高額に
車の維持費には<税金><保険><修理費><車検代><ガソリン代>がありますが、国産車と外車で比較をするとどんな違いがあるのでしょうか。ここでは車を購入した後の維持費について予め抑えておくべきポイントを紹介いたします。
まずは税金に関してですが、基本的に自動車税や自動車重量税は国産車と同じとなっています。ただ、本体料金によって変わってくる<自動車取得税>に関しては、価格の高いメルセデス・ベンツやBMWなどの車を購入した場合、その価格に合わせて高くなることは予め把握をしておいた方が良いでしょう。
ハイオク指定車が多い
日本の車の多くがレギュラーガソリンを使用していますが、外車の特に欧州車は<ハイオク指定>になっている場合がとても多いです。これは日本と海外の販売されているガソリンの違いによるものです。
日本で扱われているガソリンの多くがオクタン価(ガソリンの燃えにくさを指し、値が高いほど性質が良いとされている)90がレギュラーで100がハイオクとされていますが、海外の特に欧州ではオクタン価95くらいのガソリンがレギュラーとなっています。
なので海外でレギュラーガソリン対応車であっても、日本のレギュラーガソリンではオクタン価が足りず、エンジン機能を十分に発揮するためにハイオク指定となっている場合が多いのです。
車検代が割高に
外車は車検代が割高になると言われていますが、本当のところはどうなのでしょうか?
車検費用は<検査手数料><自賠責保険><重量税>など必ず必要になってくる費用と<部品代><整備代>など車の状態によって必要になる費用に分けられますが、割高になってしまう理由としては主に部品や整備に関する費用です。
外車を整備する場合、その必要な部品を海外から輸入をしなければならないケースも考えられます。その場合はやはり国産車を整備するよりも費用は割高になってしまいます。
国別7人乗りの外車の特徴
車はその国の環境や道路事情、文化によって特徴が大きく変わってきます。まさに<お国柄>が車にもかなり出ていると言えるでしょう。ここでは主要な国別の7人乗りの外車の特徴をご紹介します。
ドイツ
外車と言えばドイツを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?頑丈で精巧な車を作ることで知られるドイツは<メルセデスベンツ><BMW><フォルクスワーゲン><アウディ><ポルシェ>など世界を代表するメーカーが数々の有名な車種を世に送り出してきました。
7人乗りの車種ではBMWの<Xシリーズ>やメルセデスベンツの<GLS>、アウディの<Q7>などが代表的な車種です。ミニバンでもフォルクスワーゲンの<シャラン>や<ゴルフトゥーラン>はドイツの人気車種です。
アメリカ
日本でも<アメ車>と親しみを込めて呼ばれているアメリカの車は、<ビッグスリー>と呼ばれている自動車メーカー大手3社の<ゼネラルモーターズ><フォード><クライスラー>が有名です。
アメリカ車の特徴としては<シボレー>や<ジープ>を見ても分かるように、未舗装の道路でも安定走行ができるボディの頑丈さです。
フランス
オシャレなイメージのフランス車は<ルノー><シトロエン><プジョー>が主な自動車メーカーです。
やはり特筆すべきはオシャレで洗練されたデザインです。またフランス独特の石畳などで安定しない路面が多かったことから、耐久性が高く柔らかい設定のサスペンションを採用することが多く、独特の乗り心地と走行性能を演出しています。
日本で買える7人乗りの外車おすすめsuv車
日本で買うことができる3列シート7人乗りの外車のSUV車の中からオススメの5台をご紹介します。
BMW X5
<BMW X5>はドイツのBMW社が販売しているスポーツ走行も楽しめるSUV車です。<BMW5シリーズ>をベースにした初のクロスオーバーSUV車で、多くの構成部品を同車から流用しています。
xDrive35dおよびxDrive35d MSportのみですが、通常は5人乗りですがオプションで3列シート7人乗りにすることが可能となっています。
一定の条件下であれば、渋滞に巻き込まれたときに車が自動でステアリング操作を行う、日本初の<ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能>や、狭い道でのバックをアシストしてくれる<リバース・アシスト/ 後退時ステアリング・ アシスト機能>などの最新技術も搭載。運転経験が浅い人でも安心してドライブできます。
【スペック:xDrive35d】
全長(mm):4,935
全幅(mm):2,005
全高(mm):1,770
室内長(mm):2,020
室内幅(mm):1,535
室内高(mm):1,200
車体重量(kg):2,180
エンジン型式:直列6気筒DOHCディーゼル
最高出力(PS):265
最大トルク(kgf・m):63.2
燃費(JC08モード:km/L):14.4
車体価格:9,380,000円
プジョー 5008
フランスの代表的なSUV車である<プジョー5008>はフランス車らしい洗練されたフロントマスクからボンネットまでのスタイリッシュなデザインが特徴の車です。
また広々としたラゲッジは多くのシーンで対応可能で、乗り心地はフランス車らしく不正路面でもボディが揺れないようにできています。
グレードは3タイプあり、<Allure>には1.6Lガソリンターボエンジン、<GT BlueHDi>と<CROSSCITY BlueHDi>には2.0Lディーゼルターボエンジンを採用。
エントリーモデルの<Allure>でもエンジンは軽快で伸びがあり、先進の安全システムをはじめハンズフリー電動テールゲートやフルLEDヘッドライト/LEDフォグランプ、デジタルヘッドアップディスプレイなど、十分に満足できる充実の装備になっています。
【スペック:Allure】
全長(mm):4,640
全幅(mm):1,840
全高(mm):1,650
室内長(mm):約2,600
室内幅(mm):約1,500
室内高(mm):約1,200
車体重量(kg):1,560
エンジン型式:1.6L ターボチャージャー付直列4気筒DOHC
最高出力(PS):180
最大トルク(kgf・m):25.49
燃費(JC08モード:km/L):14.3
車体価格:4,258,000円~
※室内サイズは公式データ不明のため、計測でのおおよその数値
https://anshinkuruma.jp/guide/%E3%83%97%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%81%AE7%E4%BA%BA%E4%B9%97%E3%82%8Asuv%EF%BC%81%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B8%E5%BE%8C%E3%81%AE5008%E3%81%AF%E9%AB%98%E5%80%A4/
シボレー キャプティバ
韓国のGMが製造したシボレーの中型SUV車<シボレーキャプティバ>は2011年から日本に正規輸入をしています。アメリカ車としては少し小さめですが、日本の中型SUV車と同等サイズなので使いやすさを備えながら、日本のSUV車には無いワイルドで力強いエクステリアが人気の秘密のようです。
ボディサイズ的には大きすぎないため、日本の道路でも普通に乗りこなすことができます。室内サイズが公式に発表されていないため正確な数値が不明ですが、2列目のスペースはゆとりがあります。3列目のシートは座面が低いため膝が上がりますが、ヘッドクリアランスは十分にあり大人も難なく乗車できます。
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【スペック:ベースグレード】
全長(mm):4,690
全幅(mm):1,850
全高(mm):1,790
室内長(mm):不明
室内幅(mm):不明
室内高(mm):不明
車体重量(kg):1830
エンジン型式:2.4L 直列4気筒エンジン
最高出力(PS):167
最大トルク(kgf・m):23.4
燃費(km/L):不明
車体価格:3,790,000円
※2018年で生産終了のため新車販売は無く、中古車相場で48~298万円
メルセデスベンツ GLS
ドイツのダイムラーが生産し、メルセデスベンツブランドで販売している人気のSUV車<メルセデスベンツGLS>。同車はメルセデスベンツのGLクラスの後継車種にあたり最上位クラスの証である<S>が付けられた正真正銘の高級SUV車です。
エクステリア、インテリア共に高級感にあふれ、また安全装備に関しても<レーダーセーフティパッケージ>が搭載されています。
全長5mオーバー、全幅約2mとかなり大柄なボディーからの恩恵で、室内空間は広々としています。2列目シートは身長高めの大人でもゆったりと座れるスペースを確保。3列目シートは膝まわりには正直ゆとりがあるとは言えませんが、ヘッドクリアランスは十分に確保されています。
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【スペック:GLS 400 d 4MATIC】
全長(mm):5,210
全幅(mm):1,955
全高(mm):1,825
室内長(mm):約2,700
室内幅(mm):約1,525
室内高(mm):約1,200
車体重量(kg):2,540
エンジン型式:2.9L DOHC 直列6気筒 ターボチャージャー付
最高出力(PS):330
最大トルク(kgf・m):71.4
燃費(WLTCモード:km/L):10.9
車体価格:12,630,000円
※室内サイズは公式データ不明のため、カタログを目視計測したおおよその数値
アウディ Q7
ドイツの<アウディQ7>はクロスオーバーSUVの中で最上級クラスのモデルであり、2016年3月に販売された2代目は更に上質なデザインや機能、安全性が向上しています。
そして、アウディの中で唯一の7人乗りのSUVです。
ボディはアルミとスチールを組み合わせた素材を採用することで、先代に比べて約300kgの軽量化に成功。軽量化は燃費向上や走行性能の向上に大きく貢献し、ボディの大きさを感じさせない走りが特徴です。
アウディ独自の4WD駆動方式<quattro>が標準装備されているので、雨の日や雪道など滑りやすい路面でも安定した走行を可能にしています。
3列目シートはオプションで電動分割可倒式シートに選択でき、フルフラットに対応可能。大きな荷物やたくさんの荷物を積むスペースを簡単に確保できます。
【スペック:55 TFSI quattro】
全長(mm):5,065
全幅(mm):1,970
全高(mm):1,735
室内長(mm):不明
室内幅(mm):1,571
室内高(mm):1,071(前席座面から天井まで)
車体重量(kg):2,120
エンジン型式:3.0L V型6気筒ガソリンターボチャージャー
最高出力(PS):340
最大トルク(kgf・m):51.0
燃費(WLTCモード:km/L):9.3
車体価格:9,570,000円~
日本で買える7人乗り外車おすすめミニバン
日本で買うことができる3列シート7人乗りの外車のミニバンの中からオススメの5台を紹介します。
BMW 2シリーズグランツアラー
BMWが初めて作ったFF車の<BMW2シリーズグランツアラー>。日本の人気のあるミニバンに比べると3列目がやや狭めですが、大人数でBMW本来のドライビングを楽しめると人気が集まっています。
室内サイズは公式データがないため不明ですが、2列目シートは座面が短めではあるものの膝まわりやヘッドクリアランスは十分に確保されゆったりと座れます。3列目シートは、座面が低いため大人だと足を曲げて乗る必要がありますが、横幅は大人2人でも十分座れるスペースが確保されています。
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【スペック:218i グラン ツアラー】
全長(mm):4,585
全幅(mm):1,800
全高(mm):1,640
室内長(mm):不明
室内幅(mm):不明
室内高(mm):不明
車体重量(kg):1,590
エンジン型式:1.5L 直列3気筒DOHCガソリン
最高出力(PS):140
最大トルク(kgf・m):22.4
燃費(JC08モード:km/L):15.4
車体価格:4,230,000円
フォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン
日本で人気の<ゴルフ>の名を持つ<フォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン>は全長4.5mとコンパクトな作りとなっていますが、エクステリアとインテリアのクオリティと質感や走行性能、安全性はかなり高い水準を持っています。
グレードは、エントリーモデルの<Comfortline(コンフォートライン)>、スポーティモデルの<R-Line(アールライン)>、質感を高め装備を充実した<Highline(ハイライン)>の3タイプ(<Trendline(トレンドライン)>は店頭販売分のみで販売終了)。
国産のミニバンではもはや当たり前のスライドドアをトゥーランでは採用しておらず、3列目もやや狭めですが、シートアレンジが多様にでき荷室を広く使えることから、ミニバンというよりも実用性の高いワゴンといった印象です。
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【スペック:TSI Comfortline Limited】
全長(mm):4,535
全幅(mm):1,830
全高(mm):1,670
室内長(mm):不明
室内幅(mm):1,370
室内高(mm):1,010(2列目シート座面から天井まで)
車体重量(kg):1,560
エンジン型式:1.4L 直列4気筒 DOHC インタークーラー付ターボ
最高出力(PS):150
最大トルク(kgf・m):25.5
燃費(JC08モード:km/L):18.5
車体価格:4,042,000円~
フォルクスワーゲン シャラン
同じくフォルクスワーゲンからリリースされた<フォルクスワーゲンシャラン>。トゥーランとの違いはシャランの方が一回り大きいという点と、シャランではスライドドアを採用しているという点です。
また両方とも3列シート7人乗りですが、トゥーランは2列目までが独立シートであるのに対し、シャランは全席独立シートとなっています。
グレードは、快適なクルージングを実現するアダプティブクルーズコントロールやバックでの駐車をサポートするリアビューカメラを標準装備した<Comfortline(コンフォートライン)>アルカンターラ&レザーシートやパワーテールゲートを標準装備した<Highline(ハイライン)>の2タイプ。ハイラインではガソリンエンジンとディーゼルエンジンが選択できます。
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【スペック:TSI Comfortline】
全長(mm):4,855
全幅(mm):1,910
全高(mm):1,750
室内長(mm):不明
室内幅(mm):1,430
室内高(mm):1,010(前席座面から天井まで)
車体重量(kg):1,820
エンジン型式:1.4L
最高出力(PS):150
最大トルク(kgf・m):25.5
燃費(JC08モード:km/L):15.0
車体価格:4,199,000円
メルセデスベンツ Vクラス
メルセデスベンツのラインナップの中で唯一のミニバンが<Vクラス>です。メルセデスの高い安全性と走行安定性を兼ね備え、ファミリーやレジャーで楽しめる快適さがあります。
シートレイアウトは前席×2、2列目×2、3列目×3で、2列目がキャプテンシートになっておりひとりひとりが落ち着いて乗車できます。また中央がウォークスルーになっているので、3列目や運転席・助手席へのアクセスも容易です。
3列目シートは右側席と中央席は一体型ですが、座面と背もたれは3座席独立の形状。全体としては2:1の分割可等式になっています。2列目、3列目のシートは全て脱着レバーの操作で簡単に取り外し可能。フルフラットで広いラゲッジスペースも作れます。
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【スペック:V 220 d AVANTGARDE】
全長(mm):4,905
全幅(mm):1,930
全高(mm):1,930
室内長(mm):不明
室内幅(mm):不明
室内高(mm):不明
車体重量(kg):2,320
エンジン型式:2.1L DOHC 直列4気筒 ターボチャージャー付
最高出力(PS):163
最大トルク(kgf・m):38.7
燃費(WLTCモード:km/L):11.4
車体価格:7,810,000円
シトロエン グランドC4スペースツアラー
フランスのシトロエンから発売されている3列シート・7人乗りで4枚のヒンジドアを持つミニバン<グランドC4スペースツアラー>。日本国内ではディーゼルエンジンを搭載したモデルのみ。またグレードも1タイプのみです。
日本の代表的なミニバンに比べるとややコンパクトな方だが、デザインとスタイリングは独創的で秀逸な車です。
運転席・助手席のシートは厚みがありサイドのサポートもしっかりとしています。乗り心地もよく長時間の運転でも疲れにくい印象です。2列目シートは3席独立可倒式で大人3名が乗車すると横幅がややタイトな感じですが、足元にはゆとりがあります。
3列目シートは肉薄でヘッドクリアランスや足元スペースは小さく大人には少々狭くなっていまが、座面高さがあり膝を無理に曲げなくても座れます。
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【スペック:グランドC4スペースツアラー】
全長(mm):4,605
全幅(mm):1,825
全高(mm):1,670
室内長(mm):不明
室内幅(mm):不明
室内高(mm):不明
車体重量(kg):1,660/1,680
エンジン型式:2.0L ターボチャージャー付直列4気筒DOHCディーゼル
最高出力(PS):163
最大トルク(kgf・m):40.8
燃費(JC08モード:km/L):18.8
車体価格:4,200,000円
SUV車のリセールバリュー
将来車を売却しようと考えている人にとって、リセールバリューは気になるところですね。しかし、外車は一般的に国産車に比べてリセールバリューは低めです。これは需要と供給のバランスが原因で、外車を購入する人の多くは新車として購入することに意味や喜びを感じることが多いので、中古車では魅力を感じてもらいにくいということが挙げられます。
また日本のディーラーが外車を嫌う理由として、販路の確保が難しい点と相場変動が激しいことを理由にしている場合が多いです。
とはいえ、世界的なSUV人気の中で、国産車に負けず劣らず機能的な車が増えてきたSUVの外車ですので、全てがリセールバリューが低いとも言い切れません。時期的なものもありますし、また外車であっても単純に需要がある車ならディーラーも欲しいと思うのは当然のことです。
現在リセールバリューが高いSUVの外車は<アウディQ7>ですが、3年落ちでリセールバリューが50%に届かないことが多く、60%を超える国産車に比べると低い傾向にあります。
まとめ
3列シート7人乗りの外車には魅力的な車がたくさんあります。車自体のスペックの魅力も当然ですが、乗っている人が日本車に比べて少ないため、希少性という点でも魅力を感じることができます。
国産の7人乗りの多くがファミリー向けだったり子育て世代が喜ぶ車であるのに対して、外車の7人乗りは機能性や走りを楽しむ、内外装を楽しむといった部分に重点が置かれているようなイメージです。
また外車の7人乗り、特にSUV車の購入を検討する際は予めサイズの大きさやガソリンの種類、維持費の違いなどを把握しておくことが大事な点となります。
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