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新型デリカのデザインはひどい⁉それでもデリカが選ばれる理由

新型デリカ(デリカD:5)は、その特徴的なデザインから賛否が分かれる車です。

「SUVらしくて好き」「他と被らないデザインがいい」と好意的な意見がある一方で、「全体的なフォルムがダサい」「フロントデザインがひどい」といった批判的な意見も散見されます。

そこで今回は、賛否両論ある新型デリカについて詳しく解説し、デリカの魅力について探っていきます。

目次

新型デリカ(デリカD:5)がひどいといわれている理由とは

《画像提供:Response》

特徴的なフロントデザイン

デリカD:5の賛否が分かれる大きな理由は、特徴的なフロントデザインにあります。デリカD:5は「ダイナミックシールド」と呼ばれるフロントデザインが採用されており、非常に個性的です。

歴代のデリカと比べてもフロントラインの丸みが無くなり、ヘッドライトも従来の大きめのヘッドライトから「ランプグラフィック」という細長いデザインが採用されています。

これらの先進的なデザインを採用したことで、好みが分かれるようになりました。

一部ユーザーからは「従来のデザインよりもダサくなった」などの声もありますが、「SUVっぽくて良い」「斬新でいい」など賞賛の声も挙がっています。

個性的なボディライン

デリカD:5のボディは、一般的なミニバンとは異なり、SUVのような無骨さと力強さを感じさせるデザインなのが特徴です。

これは他の車種との差別化を意識した結果であり、ファミリー層はもちろん、アウトドア好きのユーザー、他の車と差別化を図りたいユーザーから高評価を得ています。

また、デリカD:5は高い地上高やオフロード走行を想定して設計された車体の高さにより、運転時の視認性が上がったり、荒れた道や未舗装道路でも車両底面を擦らずに走行することができるようになっています。

被らないデザインが好評

近年は似たようなデザインの車が増えている中、デリカD:5は他の車と被りにくいデザインを採用しているため、個性的なデザインを求めるユーザーから人気を集めています。

「他の人と被りたくない」「存在感のある車が欲しい」と考えるユーザーに対し、デリカD:5は最適な選択といえるでしょう。

デリカD:5のような個性的なデザインは、選択肢が多い市場でも強みになっています。

アウトドアファンから高評価

デリカD:5はアウトドアシーンにおいて最高の性能を発揮する車であり、それには主に3つの理由があります。

1つ目は、四輪駆動システムを備えているので、悪路や危険な山道でも安定した走行ができること。勾配を登る際に必要な高いトルクを発生させるエンジンを搭載しているため、最大45度の坂道でも登ることができます。

2つ目は、車体の最低地上高が185mmと高めに設定されていること。

最低地上高が高いことで、石や木の根などの段差も乗り越えやすくなり、車両の下を擦る心配が少なくなります。

3つ目は、大容量のラゲージスペースを備えていること。

アウトドアは、荷物が多くなりがちですが広いラゲージスペースを備えていることで大量の荷物を運ぶことができます。

また、フロントシートを含めて全シートがフラットにできるので、車中泊にも最適です。

高い走行性能を持っており、災害時でも頼りになる車

デリカD:5は、四輪駆動システムと高い地上高を確保しているので災害時でも活躍します。

災害時には道路状況が悪くなり、一般的な乗用車では走行が困難な道でも、デリカD:5なら走行性能に優れているので走行することができます。

例えば、大雨による冠水時や土砂流入などにより道が荒れていても一般車両が通行できない場所をデリカD:5なら走行できる、ということです。

また、最大消費電力100W以下の家電を使用できるアクセサリーコンセント(AC100V)を備えているので、停電時にも電気を供給することができます。

これにより、スマートフォンの充電はもちろん、PCの電源確保、扇風機なども使用することができます。

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新型デリカの販売台数

《画像提供:Response》

デザインに賛否がある一方で、デリカD:5の販売台数は堅調といえる数字を出しています。

三菱自動車が発表しているデリカD:5の月間目標台数は1,500台ですが、実際の販売台数を確認してみます

期間 販売台数 前年比
2024年1月
1,303台 82.9%
2024年2月 1,552台 98.3%
2024年3月 2,384台 104.4%
2024年4月 1,045台 75.5%
2024年5月 1,200台 105.0%
2024年6月 1,667台 111.4%
2023年度通年 17,022台 102.1%
2024年上半期 9,151台 96.8%

上記の表からデリカD:5の販売台数は月によって多少の増減がありますが、全体的には安定した販売を継続しているといえます。

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デリカD:5の後継車として登場するデリカD:6

《画像提供:Response》

デリカD:5は2007年に発売されてから、これまで三菱自動車の主力車種として活躍してきました。

ミニバンのサイズとSUVとしての性能を兼ね備えている車は少なく、その実用性の高さから、ファミリー層はもちろんやアウトドア好きからも支持されています。

そんなデリカD:5ですが、2025年頃に後継車の登場が噂されています。

デリカD:6について

デリカD:5の後継車として噂されているのが「デリカD:6」。これまでに出ている噂についてまとめていきます。

 

  • 発売時期は2025年頃
  • これまでのデザインに、さらに現代的な要素を取り入れたデザイン
  • PHEVシステムなどのハイブリッドシステムの採用
  • 自動運転機能の搭載

これらの情報はあくまで噂のため、公式発表を待つ必要がありますが、急速に進化している自動車業界のことを考えると、十分あり得る内容と思われます。

特に、PHEVシステムの搭載は、同メーカーのアウトランダーで行われていることから実現の可能性が高いのではないでしょうか。

今後の発表を楽しみに待ちたいですね。

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まとめ

《画像提供:Response》

新型デリカD:5はその独特のデザインから賛否が分かれます。

しかし、ファミリー層やアウトドア好きのユーザーからは、その走行性能や機能性が高く評価されています。

特に、四輪駆動システムや高めに設定された最低地上高による悪路走破性の高さが魅力です。

この魅力は、災害時でも性能を発揮することから注目されるポイントでもあります。

新型デリカD:5の販売台数は堅調に売れ続けており、2025年頃には後継車として「デリカD:6」の発売も噂されています。

デリカD:6については不確実な要素が多いものの、昨今の自動車業界の状況を考えると、より安全性が向上し、環境にも優しいクルマとしての登場が期待されています。

以上のことから新型デリカは、一定数以上のユーザーから高い信頼を得ており、今後も進化が期待できる車といえるでしょう。

よくある質問

Q1 新型デリカの燃費はどのくらい?

新型デリカの燃費は、JC08モードとWLTCモードで異なります。

  • JC08モード・・・13.6km/L
  • WLTCモード・・・12.6km/L
  • WLTCモード(市街地)・・・10.1km/L
  • WLTCモード(郊外)・・・12.6km/L
  • WLTCモード(高速道路)・・・14.1km/L

実際の燃費は、走行条件や運転方法によって異なる可能性があります。

Q2 新型デリカがおすすめできる人はどんな人?

新型デリカは以下のような人に特におすすめできます。

  • アウトドアが好きな方
  • 大家族や大人数で移動することが多い方
  • ミニバンとSUVの両方の特徴を求める方
  • 雪国に住まれている方
  • 他と被らないデザインを求めている方

これらの特徴を求める人にとって新型デリカは最適な選択となります。

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