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大人気のメルセデス・ベンツCクラス!維持費に優しいディーラーサービスも?

メルセデス・ベンツ車は全体的に日本での人気が高いメーカーですが、その中でもCクラスは特に長く愛されている車種です。長く使用できる車の要素としては、お手頃な維持費が挙げられますがCクラスの維持費はどのくらいかかるのでしょうか。

今回は、Cクラスの維持費についてご紹介します。

目次

Cクラスの特徴

Cクラスはメルセデス・ベンツ車の中で、最も人気な車種と言って良いでしょう。セダン・ステーションワゴン・カブリオレなど、異なるボディタイプが設定されていますが、特にセダンの人気が高く、老若男女に選ばれている印象です。

モデルチェンジのたびにダイナミクスが高まったエクステリアと、クラス最上級と言える上質なインテリアが採用され、スタイリング・居住性と素晴らしい魅力を感じることができます。

Cクラスはユーザーの想像を超える、一体感のための軽く強固なボディを持っています。そして俊敏で滑らかなハンドリングを支える、しなやかで強靱なシャーシが安定感をもたらし、ドライバーの心をしっかり掴む、効率を極めたパワートレインが搭載され、ユーザーの満足度を高めています。

Cクラスの安全性能

メルセデス・ベンツでは、ボディサイズや車両価格に関わらず、安全性は平等であるべきという信念があります。

新型Cクラスでは、最高級車種のSクラスと同レベルの、先進運転支援システムが搭載されていますが、近年年注目されている自動運転化を見据えたような機能が、Cクラスには目立ちます。

ウインカーを点灯させると、進路車線に車がいないことを確認して、自動で車線変更するアクティブレーンチェンジングアシストや、超音波センサーによって最適な駐車スペースを検出し、ハンドリング・ブレーキ・シフト操作を自動で行うアクティブパーキングアシストなどから、その進化が見て取れます。

さらに、ステアリングアシスト機能を備えた、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニックは、ステアリングに手を沿えるだけで、走行中の車線内を一定の車間距離をキープして前走車に追従します。

まるで人間のような知性を持ったCクラスの先進安全機能は、安全かつ快適なドライブをサポートし、ドライバーの疲れを軽減します。

Cクラスのボディサイズ

Cクラスの現行モデルのボディサイズは下記になります。

  • 全長:4.69m~4.72m
  • 全幅:1.81m
  • 全高:1.43m~1.45m

メルセデス・ベンツの車種と比較すると、AクラスとEクラスの中間のボディサイズとなります。このようなサイズ感の車種は女性が取り回しに苦労するというデメリットもありますが、先述した先進安全機能によって、狭い道や駐車場での操作においても、事故のリスクが大きく軽減されています。

インテリアの広さや質感からは、サイズ以上の快適性を味わうことができますが、操作性においては、日常で気軽に使うことができ、日本の狭い道路環境にも問題なく適応できる車種だと言えます。

Cクラスのサポートシステム

メルセデス・ベンツ車に関しては、購入後の維持費が高いのではないかという、懸念を持つ方が多いかと思います。

現在新車で販売されるCクラスには、購入から3年間、一般保証修理・定期メンテナンス・地図データやソフトウェアの更新などが無償で提供される、走行距離無制限の保証プログラムメルセデス・ケアが付帯サービスとして用意されています。

万が一のトラブルの際にも、24時間365日、コールセンターで受付・サポートを行う24時間ツーリングサポートも含まれています。そして、購入から3年が経過したあとも、有償での保証・メンテナンスパッケージが設定されています。

また、メルセデス・ベンツのサポートでメルセデス・ミー・コネクトというサービスがあります。車自身が通信機能をもつことによって、インターネットを介して車の情報を送受信したり、車の機能を遠隔操作することが可能になり、より安心性を高めたサービスも受けることができます。

万が一の事故や走行不能時にも、管制サポートシステムにつながり、適切な一次対応を行うことができます。このようにCクラスは、車としての性能も非常に高いですが、故障や事故など万が一のトラブルに関しても、充実した保証やサービスが用意されています。

Cクラスにかかる維持費は年間どのくらい?

続いては、Cクラスにかかる維持費について、ご紹介します。

税金

Cクラスを所有すると定期的に発生する税金として、自動車税と自動車重量税が挙げられます。自動車税は毎年4月1日に、そして自動車重量税は新規登録時と車検時に課税される税金です。

自動車税

自動車税は、対象車両の排気量によって税額が決まります。Cクラスはグレードごとに異なる排気量となりますが、現行モデルでは1,497cc~2,996ccとなります。これを自動車税の税率に当てはめると、年間34,500円~51,000円の支払い義務が生じる計算となります。

重量税

自動車重量税は車重によって加算されます。現行モデルを見ると、Cクラスの車重は1,490kg~1,690kgとなります。自動車重量税は500kgごとに税額が区切られていますが、これをCクラスに当てはめると、1年あたり12,300円~16,400円の自動車重量税が発生します。

現行モデルでは、基本モデルのC180のみ1,500kg以内の車重となるため、他のグレードより若干お得です。

保険

車を所有した際には、加入が義務付けられている自賠責保険と、任意での加入が必要となる任意保険の保険料が発生します。

自賠責保険

自賠責保険は法律で加入が義務つけられている保険で、加入していないと車検を受けることができません。多くの方は、車検のタイミングで更新をしているようですが、自賠責保険料はいくらかかるのでしょうか。

自賠責保険を取り扱っているのは民間の保険会社となりますが、保険料は車種や用途によって一律で定められています。そして加入期間によっても、月額が異なりますが、Cクラスは自家用乗用自動車に分類されるので、加入期間と金額は下記になります。

  • 12ヶ月:15,520円
  • 13ヶ月:16,380円
  • 24ヶ月:25,830円
  • 25ヶ月:26,680円
  • 36ヶ月:35,950円
  • 37ヶ月:36,780円

任意保険

任期保険は基本的な補償内容や手続き方法を定めた普通保険約款と、付帯サービスがついた補償内容などを定めた特約で成り立っています。

任意保険には自動車に関する様々な保証内容が用意され、保険会社によってサービス内容や保険料も異なります。任意保険は、下記のような様々な要素によって料率が異なります。

  • 車種・型式・用途
  •  車の安全性能
  • 付保台数(ノンフリート・フリート)
  • 登録年月
  • 支払限度額
  • 運転者の年齢
  • 過去の事故歴
  • 運転者の範囲

同じCクラスでも、所有する方や保険内容によって、料金が大きく異なりますので、ご自身の使用環境などを加味して、インターネットの保険料シミュレーションサイトなどを参考にすることをお勧めします。

その他費用

税金や保険料は、ある意味計算できる維持費ですが、流動的な維持費も発生します。これらのコストも踏まえてCクラスの維持費を検証します。

ガソリン代

Cクラスの現行モデルでは、ガソリン車とディーゼル車のグレードを選択することができます。燃料がガソリンか軽油かによっても、維持費は異なってきますので、燃費はグレードを検討する際には外せない項目です。

Cクラスのカタログ燃費は、ガソリン車で13.6km/L~14.3km/L、ディーゼル車で19.0km/Lとなっています。

2019年5月現在で、ガソリンの平均価格が、レギュラー143円・ハイオク154円・軽油124円となっています。年間10,000km走行すると考えた場合には、ガソリン車では約108,000~114,000円、ディーゼル車で約65,000円がガソリン代として発生します。
あくまで、カタログ燃費と実燃費は違うので参考値となりますが、ガソリン代はディーゼル車の方が安くなるようです。

駐車場代

自宅に駐車スペースがない場合は、駐車場を契約する必要があります。様々なタイプの駐車場があり、金額もエリアによって異なりますが、全国47都道府県の月極駐車場の平均相場は8,288円となっています。

したがって、新たに自宅周辺などで駐車場を契約する場合には、年間100,000円程度の駐車場代が発生する計算となります。

Cクラスのボディサイズであれば、機械式駐車場などサイズ制限のある場所も問題ないかと思いますが、あくまで平均的な規格からのものですので、機械式駐車場を契約する際にはサイズも確認しておきましょう。

車検代

車検は新車購入の3年後、それ以降は2年に1回受ける必要があります。車検にかかる費用として、法定費用・車検基本費用・部品交換費用の3つが挙げられます。

法定費用とは、先ほどご紹介した自動車重量税と自賠責保険のことで、印紙代も含まれます。法定費用のうち自動車重量税と自賠責保険にかかる費用は先ほどご紹介した通りですが、Cクラスの印紙代は1,800円となります。

そして車検基本費用とは、定期点検料・検査料・代行手数料が含まれます。Cクラスの車検をディーラーで受けた際の車検基本費用の相場は、71,000円となっています。

さらに点検時に不具合があり、整備が必要な際にかかる部品交換費用がありますが、消耗品としてタイヤ・オイル・バッテリー・ブレーキパットなどが挙げられます。

これらを合算すると、Cクラスの車検代金には150,000円以上かかることも珍しくないようです。ただし、車検に関してもどこの整備工場で受け、どんな整備内容かによっても金額は異なります。特に部品交換費用によって、金額は大きく変わってきますので、日頃から細かなメンテナンスを行いましょう。

Cクラスの購入時にかかる費用は?

続いて、Cクラスの購入時にかかる費用についてご紹介します。

車体価格

Cクラスの車体価格は、グレードごとに4,550,000円〜6,270,000円となっています。基本モデルのC180というグレードが最も安く、オープンカーのC180カブリオレスポーツが、最も高い価格設定です。

オプション

オプションには、工場出荷時に取り付けられるメーカーオプションと、ディーラーで取り付けられるディーラーオプションがあります。どのオプション品を搭載するかによっても費用は異なりますが、平均的に車体価格の5%~10%程度となっています。

自動車重量税

車重によって税額が異なりますが、Cクラスの場合は1年あたり12,300円~16,400円の自動車重量税が発生します。

自動車取得税

自動車取得税は、購入時に発生する税金です。Cクラスには取得価格(税抜き車体価格×0.9)の3%が発生しますが、エコカー減税によって減免されるケースもあるので、ディーラーで確認をしておきましょう。

自賠責保険

陸運局でナンバーの登録を行う際に、加入義務が生じます。Cクラスの場合は次回車検時までの有効期限を踏まえると、37ヶ月契約で36,780円となります。

リサイクル料金

買った車が廃車になったときに行う、シュレッダーダスト・エアバック・フロン類などのリサイクルの費用で、購入時に前払いします。現行のCクラスでは、グレードごとに20,170円~23,480円となっています。

ディーラー代行手数料

諸手続きをディーラーに代行してもらう場合に発生する費用となります。新車購入時には、主に下記手数料が発生します。

  • 納車費用
  • 検査登録代行費用
  • 車庫証明書(印紙代)
  • 下取り車手続き代行費用

これらの手続きを全て自分で行う場合には発生しませんが、ほとんどのユーザーは諸手続きをディーラーに委託しているケースが多いです。

壊れやすいところや注意するべき点

Cクラスでは、下記のような不具合が、多く報告されています。

  • 経年劣化によるエアコンの不調(ニオイ・動作不良)
  • ラジエーターからのオイル漏れ
  • ECUのカムシャフトセンサー取付部からのオイル漏れ
  • 電気制御ユニットの不具合
  • 段差やハンドル操作の際に異音(W203型)
  • センターコンソール付近からの異音(W204型)
  • 操作した反対側のウィンカーが点灯(Cクラスワゴン)

修理費用は該当箇所によって異なりますが、電気制御ユニットの交換などは、30万円〜40万円ほど発生します。リコール対象になった不具合もありますので、特に中古車を購入する際には注意が必要です。

まとめ

今回は、Cクラスの維持費についてご紹介しました。Cクラスを長く乗るためには、維持費のシミュレーションは欠かせません。グレードごとに税金や保険料も異なるので、それぞれの違いをしっかり把握した上で、Cクラスを購入しましょう。

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