スズキの販売している軽自動車の王者とルーキーともいえる存在がジムニーとハスラーです。「ジムニーVSハスラー。」待ち乗りするにはどちらが?オフロード走行により優れているのはどちら?
基本概要はもちろんのこと、安全性能やデザイン、エンジンなどを徹底比較していきましょう。
目次
【ジムニーVSハスラー】オフロードに強いスズキの軽自動車TOP2
軽SUV車として人気の高いスズキのジムニーとハスラー。SUV車はオフロード走行に長けているものとシティ派に分けられます。
悪路走破性を重視するか、乗り心地やデザインの方に注目するかによってジムニーVSハスラーの比較の着眼点も異なるでしょう。まずは、それぞれの基本概要をご紹介します。
ジムニーの基本概要
新車価格 | 145~184万円 |
駆動方式 | 4WD |
サイズ | 全長3,395㎜×全幅1,475㎜×全高1,725㎜ |
重量 | 1,030/1,040kg |
排気量 | 658㏄ |
燃費 | 13.2~16.4㎞/L |
カラーバリエーション |
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グッドデザイン金賞受賞
スズキジムニーはスズキ初のグッドデザイン金賞を受賞した車種です。もともとのジムニーの固定ファンだけではなく、改めて4WD車種に注目し始めた方や軽自動車を購入する必要が生じた新顧客の注目を集めています。人気が集まり過ぎて納車までは1~2年待たなければならない場合もあるでしょう。
グッドデザイン賞は2018年に受賞しており、社会的な有望性や完成度の高さなど様々な観点からデザイン性が優れているとグッドデザイン賞審査委員会が評価したデザインに贈られます。世界的に見て競合製品のない独自の洗練されたデザインが評価を得ている軽自動車です。
オフロード車として地方で活躍
ジムニーはオフロード車として世界的に人気のある車種です。ジープと同じように4輪駆動車であり軽量化されていますが、悪路走破性が高く、耐久性の面でも信頼できる軽自動車と言えるでしょう。乗用車してはもちろんのこと、本格的なオフロード走行でも活躍してくれます。
ジムニーの最低地上高は高いため、安心して雪道を走ることができます。ですから積雪量の多い地方では重宝され活躍しています。雪が降る時期は家族共用で乗ることも多く、ほとんどはAT車を選択していますが、オフロード走行を満喫したい方はMTタイプを選択するようです。
修理しながら長年愛用できる
スズキジムニーは一台で10年以上愛用できる軽自動車として人気があります。多くの車は10万㎞以上走行距離が膨らむ前に売却するケースがほとんどでしょう。
ジムニーはボディとラダーフレームが強固な素材でできているため、壊れたら買い替えるというよりは修理しながら長年乗り続けられる車といえます。
また、廃車レベルの状態になっても次の購入する車もジムニーを選ぶというリピーターが多いようです。同じ車に愛着を持って長年乗り続けたいという方にとってはジムニーのような車はとてもおすすめです。
簡単に売却するのではなく修理してでも乗り続けることのできる車であればハスラーよりもジムニーがぴったりです。
ハスラーの基本概要
新車価格 | 110~173万円 |
駆動方式 | FF/4WD |
サイズ | 全長3,395㎜×全幅1,475㎜×全高1,665㎜ |
重量 | 750~820kg |
排気量 | 658㏄ |
燃費 | 24.2~26.6㎞/L |
カラーバリエーション |
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軽自動車とは思えない安全性能
最近の車には安全運転をサポートするための様々な先進技術が搭載されています。なかでもスズキハスラーには軽自動車とは思えない高い安全性能が搭載されているため人気があります。
スズキセーフティサポートが標準装備されているため、車線をはみ出さないように、踏み間違いによる衝突を避けられるようにトップクラスの安全性能を持ち合わせているのです。
また、グレードやオプション設定によってはさらにレベルの高い全方位モニター・デュアルカメラブレーキサポートも搭載することができます。操縦安定性を保ち、正確にレスポンスしてくれる安全面でレベルの高い軽SUV車と言えるでしょう。
低燃費
スズキハスラーの2つ目の魅力は高い燃費性能です。
- JC08モード燃費:32km/L
- ターボ車燃費:27.8km/L
同クラスのホンダN-BOXやダイハツのムーヴなどの人気軽自動車よりも高い燃費性能を誇っています。もちろんカタログで乗せられている燃費との違いは実際に走ってみると感じるものですが、ターボエンジンを搭載している軽SUV車で燃費15.0km/L以上ある車はハスラー以外になかなか見当たらないでしょう。
デザイン性が高い
スズキハスラーが人気の高い3つ目の理由はデザイン性です。ハスラーは車体のカラーバリエーションが非常に多く内装・外装共に個性的なデザインが特徴となっています。角ばっているように見えてあちこちに丸みを帯びているハスラーのデザインは女性と男性両方の心をつかむものと言えるでしょう。
ロングルーフ採用により、室内空間は広々としています。また、ブラックとの2トーンルーフを採用することにより、SUVらしい強さを感じられるデザインともなっています。カスタムしやすくアクセサリーを付ければ世界で1台だけのオンリーワンマイカーを作ることができるでしょう。
スズキ ジムニーのグレード別特徴(エクステリア・エンジン)
ジムニーには3種類のグレードが展開されています。それぞれの新車価格とデザインや性能の面での特徴を見ていきましょう。ジムニーはグレードにかかわりなくスズキセーフティサポートが標準装備されているため、安全性能に関してはほとんど違いはありません。
XG
- 4AT:1,555,200円~
- 5MT:1,458,000円~
ジムニーのエントリーグレードがXGです。おすすめグレードに選ばれていないエントリーモデルでジムニーのライフを楽しく送ることはできるのでしょうか。XGグレードはエントリーグレードならではの使い勝手の良さがメリットの一つです。
XCグレードの本革ステアリング仕様と異なり、ハンドルの表面はウレタン仕様となっているため、汗で汚れても簡単にタオルで拭き取ることができます。清潔感を重要視される方にとってはメリットの一つとなるでしょう。
また室内はカーペット張りになっているため、荷物を床に置いても傷が付きづらいという特徴もあります。さらにリアガラスと後ろ側面ガラスはスモークがかかっていないため、ジブニーの全グレードの中で特に後方視界が良好なグレードと言えるでしょう。
外装デザインから見てもXGだからといって、とりわけ質素であるということはありません。細かい部分ではスッキリした印象を受るかもしれませんが、安物感が目立つということはなく、傷を気にせずオフロード走行を楽しめるエントリーグレードです。
XL
- 4AT:1,679,400円~
- 5MT:1,582,200円~
- キーレスプッシュスタートシステム
- 電動格納式リモコンドアミラー
- 撥水ファブリックシート
- 後部座席5:5分割可倒式
- オートエアコン
さらに、後部座席のシートベルト警告など様々な装備がXLから標準装備されるようになっています。リアシートが、可倒式になっており、背もたれが半分に分割されるため収納力と座席数のどちらも諦めずに広々とした室内空間を利用できるという特徴があります。
XLグレードから撥水ファブリックシートが採用されているため、冬や雨の日など天候が悪い状態でもドライブを十分に楽しめます。車内で飲食を行った時にこぼしてしまってもシミになりにくいでしょう。
加えてヒーテッドドアミラーが搭載されているので寒暖差の激しい地方でも重宝されるグレードとなっています。
XC
- 4AT:1,841,400円~
- 5MT:1,744,200円~
- キーレスプッシュスタートシステム
- 電動格納式リモコンドアミラー
- 撥水ファブリックシート
- 後部座席5:5分割可倒式
- オートエアコン
- クルーズコントロール
- ヘッドランプウォッシャー
- 本革巻きステアリング
- 16インチアルミホイール
加えて、ヘッドライトはLEDヘッドライトに変更され、ヘッドランプウォッシャーが追加されるため、雪でランプが隠れてしまうような時でも対応できるようになっています。どのグレードにも、スズキセイフティーサポートが標準装備されていますが、XCグレードにはクルーズコントロールという装備が追加されています。
設定した速度を自動的に維持してくれるこの機能は、高速道路での長距離運転の疲労を軽減してくれることでしょう。アダプティブクルーズコントロールとは異なり、車間距離を保ち続ける機能は搭載されていません。
スズキ ハスラーのグレード別特徴(エクステリア・エンジン)
では、スズキハスラーのグレードはどのように異なっているのでしょうか。標準装備されている機能の差や金額などに注目してみましょう。ハスラーで最も人気のあるグレードはGでありリセールバリューも高いのですが、他のグレードには魅力がないのでしょうか?
ちなみに、ここで紹介する3つの基本グレードのほかにもタフワイルドとワンダラーという特別仕様車も展開されており2WDか4WDかを選択できます。
A
- 1,100,520円~
ハスラーで展開されているグレードの中で最も価格帯が安いものはAです、グレードAの15インチスチールホイールになっていますが、アルミホイールのラグジュアリーな印象が苦手な方にとってはこちらの雰囲気の方が好印象でしょう。
ベーシックグレードであるAでは誤発進抑制装置などのスズキセイフティーサポートの先進安全性能は標準装備されていません。必要最低限の装備のみを搭載した価格最重視のグレードと言えるでしょう。
ただ、キーレスエントリーやマニュアルエアコン、イモビライザーなどお車を快適に運転し、乗り心地を良くするための基本的な装備は揃っています。快適に運転を楽しみ、街乗りするためには申し分のないシンプルな作りと言えるでしょう。ベーシックグレードのボディカラーは5色展開となっています。
G
- G:1,197,720円~
- Gターボ:1,409,400円~
- デュアルカメラブレーキサポート
- 誤発進抑制機能
- 車線逸脱警報機能
- エコクール
- キーレスプッシュスタート
- シートシーター
- シルバー加飾
- リアシート分割可倒式
さらにアイドリングストップ中でもエアコンの風を一定時間キープしてくれるクール機能。運転席や助手席ではシートシーターが搭載されているため、寒い時期や暑い時期などの快適な空間を提供してくれるでしょう。加えてステアリングガーニッシュやエアコンガーニッシュなど、デザインにおいても華飾が施されています。
インテリアの上質な印象がアップし実用的な装備をすべて揃えた最もおすすめのグレードと言えます。ベーシックグレードの5色展開に、2ト-ンルーフカラーが9色加わって14色バリエーションとなっています。
J
- J:1,485,000円~
- Jターボ:1,578,960円~
- デュアルカメラブレーキサポート
- 誤発進抑制機能
- 車線逸脱警報機能
- エコクール
- キーレスプッシュスタート
- シートシーター
- シルバー加飾
- リアシート分割可倒式
- 本革巻きステアリングホイール
- 助手席・運転席バニティミラー照明付
- ブラックインテリアパッケージの選択可能
ボディにはハスラーアルファベットエンブレムが追加されるなど、AやGグレードと比べて明確な差を明らかにしているのがJです。また、グレードJでは全方位モニター用カメラパッケージが追加可能なオプションとして設定されています。
ターボエンジンモデルも展開されています。街乗り中心ならノーマルエンジンでも不満はないかもしれませんが、多人数乗車で高速移動をするなど、パワーを必要とするオフロード走行を基本用途とする方であれば、ターボエンジンの搭載されているグレードがおすすめです。
【ジムニーVSハスラー】デザインはどちらが人気?
オフロード走破性重視<ジムニー>VSデザイン性の高い待ち乗りSUV車<ハスラー>。デザインだけで比較するとどちらが魅力的なのでしょうか。あなたの理想とするデザインにマッチするのはどちらですか?
日本の小さい巨人「ジムニー」
ジムニーは1970年代に発売されたスズキの軽自動車です。始めは一般大衆向けには不成熟なデザインでした。本格的な四駆自動車としての魅力を高めつつだんだんと好意的に受け入れられるようになりました。現在ジムニーは世界中の190近い国で愛されており日本の小さい巨人とも呼ばれています。
ジムニーのデザインは軽自動車の限られた全幅の中でも光のコントラストを利用して力強い印象を与えています。ルーフやサイドウィンドの処理により視覚の変化によう印象の違いを楽しめるでしょう。愛くるしい丸目のヘッドライトは女性にも人気です。
ジムニーのデザインはツールに直結しています。スクエアボディですので狭い道や悪路でも車両のサイズ感覚をつかみやすく走行しやすいでしょう。また、車内空間と荷室の確保にも役立っています。ハスラーと比較すると効率の良さを重視したデザインがジムニーの特徴です。
遊び心満載でつかみやすい「ハスラー」
ジムニーと比較して遊び心が満載なSUV軽自動車デザインなのがハスラーです。ジムニーはオフロード走行に強いいかにもなデザインが苦手だという方もおられることでしょう。ハードすぎるジムニーよりも見た目のおしゃれ度を重視したい方にはハスラーがおすすめです。
デザイナーが「楽しんでデザインできた」という言葉を残しているほどの車でもあります。モダン・レトロをテーマとしたオールドファンに愛される柔らかい印象のデザインが特徴的です。丸形のヘッドランプや2トーン使用のカラーバリエーションはいろいろな遊びに連れていきたくなる斬新なデザインのポイントです。
【ジムニーVSハスラー】居住空間・シートアレンジを徹底比較
スズキのSUV軽自動車として競合しているジムニーVSハスラー。居住性やシートアレンジに着目するとどちらが快適なのでしょうか。シート性能や居住空間の確保に関して魅力的なのはどちらなのかを比較しながらチェックしてみましょう。
【ジムニー】着座姿勢が安定するシート性能
ジムニーのシートはグレードによって異なり、XC・XLグレードは撥水ファブリックシートとなっているため、悪天候の際や車内で食事をする時に便利です。シート自体の性能は幅広のシートフレームとクッション性能最適化が施されているため高いといえます。
フロントシートは10㎜となっており、前後に240㎜スライドできます。そのため子供から大人まで幅広い体格の人が最適なポジションで快適なドライブを楽しめるでしょう。シートの座面形状と×ウレタンのチューニングにより着座姿勢が安定する快適なシート性能を提供してくれています。
【ハスラー】小型SUVならではの優れた居住性
ハスラーは小型SUVとして抜群の居住性を維持しています。まず、ドライビングポジションではステアリングを握ったまま通話することができるハンズフリー機能が装備されています。また、上下に30㎜稼働するチルトステアリング機能やシートリフター機能<などは最も快適なポジションでドライブできる魅力的なポイントです。
前席だけではなく後部座席の居住性も優れています。背もたれを前側に倒すことによってフルフラットな広い荷室をつくることができます。そのため車中泊もこなせるSUV軽自動車といえるのです。表面がつるつるとしているシートの形状はジムニーと比較すると劣る点かもしれません。
【ジムニーVSハスラー】インテリア・収納を徹底比較
続いてインテリアや収納に関してジムニーVSハスラーを見ていきましょう。どちらのインテリアがどのような人に魅力的に映るでしょうか。SUV軽自動車として利便性の高いジムニーとハスラーのどちらの方が収納力に長けているのか見てみましょう。
【ジムニー】スポーティで黒基調のインテリア
ジムニーのインテリアは機能性を突き詰めたデザインになっています。黒基調で立体感のあるインストルメントパネルやアームレストはジムニーらしい強くたくましい印象を与えるでしょう。メータークラスターのヘアラインは反射が抑えられており、スポーティで硬質なイメージが高まります。
操作部にも表面処理を施して反射を抑えることで傷や汚れを目立ちにくくする工夫が施されています。操作性と機能性を追求するという点ではハスラーと比較するととても魅力的でアウトドアにもってこいのSUV軽自動車といえるでしょう。
【ハスラー】大型荷物にも対応するリヤシートアレンジ
ハスラーの内装・シートアレンジはどのような点が魅力的なのでしょうか。内装が機能的でシンプルなジムニーと比べてハスラーは街中でもオフロードでも荷物をたくさん積んで走行できる便利性が際立っています。
ハスラーではリヤシートアレンジが4種類もあります。目的に合わせてアレンジすることでその状況で最適な室内空間を提供してくれるでしょう。ハスラーはフルフラットモードにできるため2人であれば車中泊も余裕でできます。また、大きな荷物を積み込んだりしなければならないスポーツアウトドアも快適に過ごせるでしょう。
【ジムニーVSハスラー】運転支援システムはどちらが充実しているか
車を選ぶときの一つの重要なポイントは安全性能です。ジムニーVSハスラーの安全性能をチェックしてみましょう。どちらの装備の方が充実しているでしょうか。
【ジムニー】サポカーSワイド
スズキの定めている安全性能の高いサポカーの中でもトップレベルのサポカーSワイドに位置しているのがジムニーです。ハスラーに搭載されている安全装備よりもワンランクアップしているという点は注目に値します。
サポカーSワイドになるとスズキセーフティサポートの自動ブレーキシステムは歩行者にも対応します。また、車線逸脱警報機能は標準装備されており、先進ライトもプラスされるのです。非ビームアシストにより視認性の高い運転進路を教えてくれるでしょう。
基本的な安全装備のほかにジムニーには特別に次のような衝突安全技術が搭載されています。万が一衝突してしまったときに被害を最小限に抑えるための装備です。
- 衝突衝撃吸収ボディテクト
- 歩行者傷害軽減ボディ―
- SRSエアバッグ6
- ESP
- エマージェンシーストップシグナル
ジムニーの最高レベルの安全技術の中でもハスラーと比較するとカメラの機能は劣っています。しかし、6つのSRSエアバッグを搭載しているという点はオフロード走行を強く意識している安全装備であるといえるでしょう。
【ハスラー】サポカーSベーシック+
ハスラーではスズキセーフティサポートが搭載されています。また、運転支援機能や予防安全機能としても機能的な工夫が施されているため、安全面では他の軽自動車と差をつけています。ハスラーに標準装備されているセーフティサポートには次のようなものが含まれています。
- デュアルカメラブレーキサポート
- 車線逸脱警報機能
- ふらつき警報機能
- 先行車発進お知らせ機能
- 誤発進抑制機能
- 全方位モニター(オプション)
さらに、ハスラーにはこのような安全装備も搭載されているため、運転に自信のない方や事故への過度な不安を抱えておられる方にもお勧めできます。
- ヒルホールドコントロール
- エマージェンシーストップシグナル
- ヒルディセントコントロール
- グリップコントロール
【ジムニーVSハスラー】リセールバリューが高いのはどちら?
ジムニーのリセールバリューと買取価格
ジムニーはどのタイミングで売却すれば損なく高額買取してもらえるのでしょうか。3年落ちのグレードで3万㎞前後の走行距離である修復歴なしのジムニーのリセールバリューをチェックしてみましょう。もちろんグレード級によって異なりますが、リセールバリューは約62,1~73.4%です。
もっとリセールバリューが高いのは660ランドベンチャーです。特別仕様車や限定車はもちろん残価が高くなるということが明らかです。ジムニーの中で最も売り上げの高い人気グレードXCも70%を超えるリセールバリューを持っています。では具体的な買取相場の例を見てみましょう。
- XC/パール/2019年式/1万㎞:167.9万円
- XC/黒/2018年式/1万㎞:166.9万円
- XLスズキセーフティサポート/シルバー/2018年式/1万㎞:148.5万円
- XL/黒/2018年式/1万㎞:159.3万円
- ランドベンチャー/Dグリーン/2018年式/2万㎞:108.5万円
ハスラーのリセールバリューと買取価格
3年落ち・3万㎞前後の走行距離・修復歴なしのハスラーのリセールバリューはどれくらいでしょうか。グレードやカラー、オプションによって残価率は異なりますが、平均50%~60%台のリセールバリューが報告されています。特に4WDグレードはリセールバリューが高くなる傾向にあります。
特別仕様車であるJグレードがもっとも残価率の高いハスラーのグレードです。MTの流通台数は少ないのでATモデルの方がリセールバリューが高いという結果になっています。2WDと4WDでのリセールバリューの差がそれほどないGグレードが一番販売台数が多く人気のあるものです。では具体的な買取相場の額を見てみましょう。
- JスタイルⅢ/パール/2018年式/1万㎞:103.2万円
- Jターボ/黒/2018年式/1万㎞:107.0万円
- ワンダラー/パールⅡ/2019年式/1万㎞:107.5万円
- Xターボ/黄/2016年式/2万㎞:99.5万円
- JスタイルⅡターボ/ワインⅡ/2015年式/4万㎞:94.9万円
まとめ
スズキジムニーVSハスラーの様々な面を総合的に比較してご紹介してきました。どちらも軽SUV車として魅力満載です。
しかし、デザインや居住性、シートアレンジバリエーションや安全性能の面でどこを最重要視するかによってあなたにぴったりの車がどちらなのかは異なるでしょう。
今回比較してきた点を参考に、それぞれの優れている点と劣っている点をしっかり考慮して賢い車選びができるとうれしいです。