目次
- 1 時代を揺るがしてきたトヨタクラウンとメルセデスベンツEクラス
- 2 トヨタクラウンの基本概要
- 3 メルセデスベンツEクラスの基本概要
- 4 グレード別に見るトヨタクラウンの特徴
- 5 グレード別に見るメルセデス・ベンツEクラスの特徴
- 6 【トヨタクラウン VS メルセデス・ベンツEクラス】どちらが力強い?
- 7 【トヨタクラウン VS メルセデス・ベンツEクラス】どちらのインテリアがオシャレ?
- 8 【トヨタクラウン VS メルセデス・ベンツEクラス】走行安定性能に優れているのは?
- 9 【トヨタクラウン VS メルセデス・ベンツEクラス】どちらの安全性能が優れている?
- 10 【トヨタクラウン VS メルセデス・ベンツEクラス】買取価格や残価率が高いのは?
- 11 まとめ
時代を揺るがしてきたトヨタクラウンとメルセデスベンツEクラス
大衆車から高級車まで幅広いラインアップを持つトヨタに対し、メルセデスベンツはプレミアムカーに専念して車を作り続けてきました。そういった背景から、トヨタクラウンとメルセデスベンツEクラスは、同じクラスでありながらも違った発展を遂げてきたのです。
1980~1990年代、国産車の技術は驚きの進化を見せます。技術面でトヨタクラウンが上位に立つと、2000年代にはメルセデスベンツがハードウエアでの革新的な発展を見せるようになりました。
そこでクラウンは、独自のスポーティーな走りや操舵性、静粛性や快適性を武器にプレミアムカーの領域にまで進歩したのです。そうなると、メルセデス・ベンツEクラスはボディの軽量化や高剛性を重視し、新しい素材を投入してきます。
このように、トヨタクラウンとメルセデス・ベンツEクラスは、ライバル車として自動車の生産技術を高め、時代を揺るがしてきました。
トヨタクラウンの基本概要
<3.5L ハイブリッド車 2WD>
- 新車価格:5,698,000円~(税込)
- 全長×全幅×全高(mm):4910×1800×1455
- ホイールベース(mm):2920
- 総重量(kg):1860~1900
- 排気量(cc):3456
- 燃費(km/L):17.8~18.0
<ボディカラー>
標準色
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- シルバーメタリック
- プレシャスシルバー
- プレシャスガレナ
- ブラック
- プレシャスブラックパール
- ダークブルーマイカ
ジャパンカラーセレクション
- 夜霞:よがすみ(ダークレッドマイカメタリック)
- 紅:くれない(リッチレッドクリスタルシャインガラスフレーク)
- 茜色:あかねいろ(オレンジメタリック)
- 翡翠:ひすい(アルミナジェイドメタリック)
- 碧瑠璃:へきるり(ダークブルーマイカメタリック)
- 天空:そら(ピュアブルーメタリック)
いつかはクラウン!憧れのセダンの代表格
トヨタクラウンは、「いつかはクラウン」といわれるほど成功者の証として扱われてきた車です。憧れのセダンの代表であり、頑張れば手が届きそうな絶妙な価格設定も行われてきました。
高級感と走りの良さを追求したこともトヨタクラウンの魅力であり、独自のフロントフェイスで多くのファンを惹きつけています。また、フロントフェンダーはタイヤの存在感を際立たせ、一目でクラウンだとわかるデザインも特徴でしょう。憧れのクラウンに乗っているという所有する喜びも満たす車です。
さらに、室内には<トヨタマルチオペレーションタッチ>と呼ばれるタッチパネルを採用。これは、エアコンや車両設定などをタッチパネルで行うスタイルであり、このような新しいテクノロジーの導入により若い世代のファンも増やしています。
初代から変わらないスタイルが日本人の心をつかむ
1955年の発売開始以来、幾度となくモデルチェンジを繰り返してきたトヨタのクラウン。新型が出るたびに新しい驚きと発見を生み出し、人々を魅了してきました。
しかし、どれだけモデルチェンジが行われても、トヨタのクラウンには初代から変わらないスタイルを守り続けている車です。そのスタイルの基準となるのが高級感にあります。
あくまでも高級車であることにこだわった内外装は目を見張るものがあるでしょう。日本人の好む派手すぎない上質感が得られるのがポイントです。それでいて、大きすぎないボディは日本の道路事情にもぴったりとマッチし、自分好みの車と感じる人が多くみられます。
このような独特のオーラをまとったトヨタのクラウンは、これまで日本のユーザーをターゲットとして絞り込み、彼らが求める車を作り続けてきました。これらトヨタの努力により、クラウンに憧れるユーザーが後を絶えないのです。
メルセデスベンツEクラスの基本概要
- 新車価格:7,340,000円~(税込)
- 全長×全幅×全高(mm):4930×1850×1455/1460
- ホイールベース(mm):2940
- 総重量(kg):1695~2115
- 排気量(cc):1496~1949
- 燃費(km/L):12.1~21.0
<ボディカラー>
- ポーラーホワイト(S)149
- オブシディアンブラック(M)197
- イリジウムシルバー(M)775
- カバンサイトブルー(M)890
- セレナイトグレー(M) 992
- ヒヤシンスレッド(M) 996
- ダイヤモンドホワイト(M) 799
メルセデス・ベンツの中核ミドルサイズセダン
Eセグメントと呼ばれるカテゴリーに属すメルセデス・ベンツEクラスは、BMW5シリーズやアウディA6などと同じクラスのミドルセダンです。
欧州車のなかでもライバルが多いクラスではありますが、2016年のフルモデルチェンジにより、テクノロジーやデザインなどが一新され、ライバルに差をつけてきました。
メルセデス・ベンツの主要モデルとなるCクラスに似たイメージがありつつ、Sクラス譲りの上質なインテリアが採用されていることから、高級感がプラスされた車です。
よって、法人の車に使用されることも多く、ビジネスマンから愛される車だといえるでしょう。また、新しくなったEクラスには自動運転開発の新技術である<ドライブパイロット>も導入されています。これは、渋滞中などの場合には自動運転によるサポートが受けられ、ドライバーの負担が軽減されるシステムです。
大型のボディではありながらも軽快な走りが可能であり、扱いやすい車としても評価されています。
大人の高級車らしいスタイリング
高級車の代名詞ともなるメルセデス・ベンツ。そのなかでも中核クラスとなるEクラスは40代以上の男性から高い人気を獲得しています。
その理由となるのが、大人っぽいスタイリングにあるでしょう。フロントグリルにはまっすぐにのびるシルバーラインが採用され、威厳たっぷりのフロントバンパーとの組み合わせにより、迫力のあるスタイルを完成。
クーペタイプの場合には横からのなめらかなルーフラインにより、シャープなイメージが生み出されています。そのほかにも、クロームメッキを使用した後ろ姿など高級感とスポーティーさが絶妙なバランスで組み合わせられているのが魅力です。
これらの理由から、男性が乗りたいと感じる車だといえるでしょう。ボディバリエーションも豊富で、セダンやステーションワゴンだけでなく、クーペやカブリオレなどのラインアップが揃えられています。
さらに、自動運転技術だけでなく、衝突被害軽減などのメルセデス・ベンツの最新のテクノロジーが導入され、安全性能が高められているのも選ばれる秘密でしょう。
グレード別に見るトヨタクラウンの特徴
トヨタクラウンにはいくつかのラインアップが存在しますが、代表的な2つのグレードを紹介しましょう。
2.5G
- 新車販売価格:5,725,500円
- 北海道地区:5,732,100円(税込)
- 燃費性能:WLTCモード 20.0km/L/JC08モード 24.0km/L
- 全長×全幅×全高(mm): 4910 × 1800 × 1455
- エンジン:2.5L直列4気筒+モーター
- 最高出力:135kW[184PS]/6,000r.p.m.
- 最大トルク:221N・m[22.5kgf・m]/ 3,800〜5,400r.p.m.
2.5リッター直4自然吸気184psと電気モーター143psを搭載したハイブリッドタイプが2.5Gです。6段MTモード付き電気式無段変速機を介した後輪駆動が特徴であり、1760kgという車体を軽々と走らせます。
街中だけでなく高速道路や上り坂でも力強さを発揮することから、気持ちのいい走りが楽しめる車だといえるでしょう。また、クラウンのなかでもホイール径を小さくおさえているのも特徴です。ボディ剛性やサスペンションの硬さ、ダンパーのセッティングなども絶妙なことから、見事なまでの乗り心地を生み出しています。
3.5 RS Advance
- 新車販売価格:7,034,500円 北海道地区:7,048,800円(税込)
- 燃費性能:WLTCモード 16.0km/L/JC08モード 18.0km/L
- 全長×全幅×全高(mm): 4910 × 1800 × 1455
- エンジン:3.5LV型6気筒+モーター
- 最高出力:220kW[299PS]/ 6,600r.p.m.
- 最大トルク:356N・m[36.3kgf・m]/ 5,100r.p.m.
高い走行性能を誇るクラウンにおいて、最もスポーティなグレードがRSです。RSは、俊敏性の高いセッティングが特徴で、スポーツドライビングを楽しむために開発されました。
なかでも、3.5Lハイブリッド車となる3.5 RS Advanceは、有段ギヤが組み合わせられたマルチステージハイブリッドです。エンジンだけでも299psといったパワーを持ち、ハイブリッドならではのスムーズな加速感も楽しめることから、走りを求めるユーザーから選ばれています。
スポーツカーのような走りを体感し、クラウンならではの静粛性や上質な乗り心地が楽しめるモデルです。
グレード別に見るメルセデス・ベンツEクラスの特徴
Eクラスには4種類のボディタイプに加えてさまざまなグレードが存在します。ここからは、人気の2つのグレードを紹介していきましょう。
E450 4MATIC EXCLUSIVE
- 新車販売価格:10,940,000円(税込)
- 燃費性能:JC08モード 10.4km/L
- 全長×全幅×全高(mm): 4930 × 1850 × 1455
- エンジン:DOHC V型6気筒ツインターボチャージャー付
- 最高出力:270kW(367PS)
- 総排気量:2996cc
E400 4MATICは4気筒モデルよりも少し遅れて販売が開始されました。3.5リッターV6ツインターボ・エンジンに4WDを組み合わせたパワフルなモデルであり、高級感が得られるセダンです。
いかなる状況でも早く、快適に移動できるクラスとしても知られ、価格帯も高めに設定されているのが特徴でしょう。そんなE400 4MATICにおいて、メルセデス・ベンツの伝統的なスタイルを大切に作られたのがE450 4MATIC EXCLUSIVEです。
通常のEクラスとは一線を画すスタイルが特徴的で、メルセデス・ベンツらしいスタイルを好む人から選ばれています。また、ふわふわの乗り心地も人気の理由であり、マシュマロに乗っているかのような柔らかさを感じる車です。
Mercedes-AMG E 63 4MATIC+
- 新車販売価格:17,330,000円(税込)
- 燃費性能:JC08モード 9.1km/L
- 全長×全幅×全高(mm): 4995 × 1905 × 1460
- エンジン:DOHC V型8気筒ツインターボチャージャー付
- 最高出力:420kW(571PS)
- 総排気量:3982cc
メルセデス・ベンツの誇るミドルクラスセダンにおいて、最速モデルといわれるのが<メルセデスAMG E63 S 4MATIC+>です。最高出力600psを超えるターボエンジンを搭載したこのグレードは、0-100km/h加速3.4秒という驚きの速さを誇ります。
それでいで上質な走りが楽しめ、まるで絨毯の上を走っているようだと表現されるように、極めて高い安定性能も持った車です。また、メルセデスAMG E63 S 4MATIC+にはドリフトモードが標準装備されているのも特徴でしょう。
ドリフトモードに切り替えると、メルセデスAMG E63 S 4MATIC+が完璧な後輪駆動モデルへと変身します。後輪駆動によってパワフルな走りを可能にし、スポーツカー並みの走りが楽しめるようになるのです。
【トヨタクラウン VS メルセデス・ベンツEクラス】どちらが力強い?
そこで、トヨタクラウンとメルセデス・ベンツEクラスのパワーについて調べてみました。
3.5Lクラスが魅力のトヨタクラウン
トヨタクラウンにはさまざまなグレードがあるため、一概にその力強さを比べるのは難しいといえます。直列4気筒2リッターターボを搭載したトヨタクラウンと、メルセデス・ベンツEクラスのE250アバンギャルドスポーツの性能にはそれほどの違いはありません。
しかし、3.5Lクラスに搭載されたV型6気筒3.5リッターハイブリッドの場合には、驚くほどのパワーを持っているといえるでしょう。
パワーなら負けないメルセデス・ベンツEクラス
日本市場で販売されているメルセデス・ベンツEクラスには4種類のエンジンが用意されています。このうちの3種は直列4気筒2リットルエンジンであり、残りの1つには3.5リットルV6ツインターボが搭載されました。
E250アバンギャルドスポーツに搭載されたのは直列4気筒2リットルエンジンです。ただ、2リットルでありながらも3.5リッターエンジンに近いため、運満足のいく走りが楽しめるでしょう。
また、このエンジンは総力性能を自然吸気タイプのノーマルガソリンエンジンとして考えると4.5リッター並みのパワーがあるのです。よって、同クラスの2リッターガソリンターボ車と比べた場合にはEクラスに軍配が上がるといえます。
【トヨタクラウン VS メルセデス・ベンツEクラス】どちらのインテリアがオシャレ?
そこで、トヨタクラウンとメルセデス・ベンツEクラスのインテリアを比較してみましょう。
快適空間が広がるトヨタクラウン
クラウンには長く木目調のインパネが使用されてきました。高級感のあるインパネにより、クラウンであることが認識しやすいともいわれ、クラウンの象徴的な存在とされてきたのです。
しかし、新型となったクラウンには木目調のインパネが取り払われ、一般的な形状が採用されています。ただ、質感には徹底的にこだわり、ドアトリムやインストロメントパネルには表皮巻きが施されることで上質に仕上げられました。
また、シフトレバーブーツなどに施されたステッチは、形状や感覚などの見え方をうまく統一することで、高級感を高めていまます。細部にまでこだわり抜くことで、心地よい快適空間を生み出した車です。
欧州車ならではの上質さを持つメルセデス・ベンツEクラス
木目調のインパネを取り払ったトヨタクラウンに対し、Eクラスの最上級グレードとなるエクスクルーシブでは、新たに本木目パネルが採用されました。
また、欧州車独特の高い質感により、高級感あふれる空間を作り上げています。さらに、ドライビングモードに合わせて変化する車内イルミネーションも採用され、独特の雰囲気が楽しめると人気です。
そのほかにも、デジタルメーターの採用により、先進的なスタイルが生み出されています。上位モデルでは12.3インチとサブディスプレイ7インチのディスプレイが搭載され、インパクトのある車内空間が楽しめる車です。
【トヨタクラウン VS メルセデス・ベンツEクラス】走行安定性能に優れているのは?
走行安定性が向上したトヨタクラウン
新型となったクラウンは大幅なプラットフォームの刷新を行い、走行安定性を向上させています。操舵性も高まり、車両が正確に反応することから扱いやすいのが魅力です。
また、直進時だけでなく旋回時の接地性にも優れ、軽快で安心の走りが楽しめるようになりました。しかしながら、直列4気筒2リッターターボと、2.5リッターハイブリッドの場合にはバランスに問題があるため注意が必要です。
高い動力性能を持ったRSアドバンスも、重量のある車体を受け止めるのが難しいといえるでしょう。ドライブモードをコンフォートにした際には、柔らかめの乗り心地が楽しめるものの、カーブ走行時に車両に落ち着きがなくなってしまうのが問題です。
高性能な足回りのメルセデス・ベンツEクラス
メルセデス・ベンツのEクラスは、AMGを含めたE400以上のグレードに4WDを搭載しています。そのため、極めて高い走行安定性能が楽しめるでしょう。シャシーと足回りの性能が極めて高く、乗り心地にも優れているのがEクラスです。
【トヨタクラウン VS メルセデス・ベンツEクラス】どちらの安全性能が優れている?
そこで、両車の安全性能について調べてみました。
充実した安全性能のトヨタクラウン
トヨタのフラッグシップモデルとして君臨するクラウンは、全グレードにトヨタの予防安全パッケージである<Toyota Safety Sense>を標準搭載しています。
Toyota Safety Senseというのは、単眼カメラとミリ波レーダーによって車の周囲の状況を把握するシステムです。衝突事故の回避や衝突被害軽減、運転支援などが可能で、極めて高い安全性を提供します。
Toyota Safety Senseに搭載されているのは、次の5つの先進機能です。
- プリクラッシュセーフティ(自動ブレーキ)
- レーントレーシングアシスト(ハンドル操作サポート)
- ロードサインアシスト(標識読み取りディスプレイ)
- 前車速追従機能付きレーダークルーズコントロール(追従ドライブ支援機能)
- オートマチックハイビーム/アダプティブハイビームシステム(自動ハイビーム)
アシスト機能を持つ メルセデス・ベンツEクラス
メルセデス・ベンツEクラスに採用されているのも、トヨタクラウンと同様の安全予防パッケージです。レーダーカメラなどのセンサー機能を活用し、前を走る車との車間距離のキープも可能で、運転者の負担も軽減します。
また、車線逸脱を防止するレーンキープや衝突被害軽減ブレーキも備わることから、極めて高い安全性能が期待できるでしょう。それに加えて、メルセデス・ベンツEクラスには<アクティブレーンチェンジアシスト>と<緊急回避補助システム>が搭載されています。
アクティブレーンチェンジアシストはウインカーを出すことで、カメラが衝突しそうな障害物がないかを確認し、車線変更のステアリング操作をアシストする機能です。
自動運転へのステップともいわれる機能であり、安全に車線変更が行えると高く評価されています。また、緊急回避補助システムは、衝突の危険を感じると回避操作をアシストするだけでなく、自然な流れで衝突を避けるサポートも行うのが特徴です。
このようなアシスト機能を持ったメルセデス・ベンツEクラスは安全性能に優れているといえるでしょう。
【トヨタクラウン VS メルセデス・ベンツEクラス】買取価格や残価率が高いのは?
2013年式の最新買取価格と残価率
- <クラウン2.5ロイヤルサルーンG>
年式:2013年(平成25年) 走行距離:8万km カラー:ホワイトパール系
新車価格:495.0万円 買取価格:148.5万円 残価率:約30% - <E350 ベースグレード>
年式:2013年(平成25年) 走行距離:4万km カラー:ホワイトパール系
新車価格:872.0万円 買取価格:153.2万円 残価率:約17%
同じ年式であるにもかかわらず、トヨタクラウンの残価率が極めて高い結果となりました。新車価格が安くリセーリュバリューが高いことから、お得感が得られますね。
2002年式の最新買取価格と残価率
- <クラウン2.0ロイヤルエクストラ>
年式:2002年(平成14年) 走行距離:3万km カラー:ホワイトパール系
新車価格:309.0万円 買取価格:15.9万円 残価率:約5% - <E240 ベースグレード>
年式:2002年(平成14年) 走行距離:5万km カラー:ブラック系
新車価格:635.0万円 買取価格:18.4万円 残価率:約2%
年式が下がるとどちらの車も残価率が10%を切る結果となりました。ただ、メルセデス・ベンツEクラスの場合には約2%と極めて低い値がみられます。
この理由には、国産車としての故障の少なさや信頼性の高さが挙げられるでしょう。よって、トヨタクラウンのほうが、売却時には高く売れるといえます。
まとめ
ただし、残価率に関してはトヨタクラウンが高いため、売却時には得をすることが多いようです。国産車は故障が少ないといった安心感があり、売却時に力を発揮します。
しかしながら、どちらも富裕者向けのアッパーミドルクラスセダンであり、高い性能を誇ることはいうまでもありません。今回紹介した内容を踏まえ、どちらの車が自分に向いているのかを選んでみてはいかかでしょうか。
欧州車としての誇りを持ち、上質で高級感にあふれるEクラスは、トヨタクラウンの人気をも打ち破るといわれているのです。
そこで、今回は、トヨタクラウンとメルセデス・ベンツEクラスの性能を比較してみました。どちらの性能が優れ、どちらの車を購入するべきかを検証します。