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自動車保険会社の2つのタイプ【ネット系VS店舗系】
自動車保険は損害保険会社が販売しているサービスです。どのようなスタイルで販売するかによって加入方法やサービス内容が異なります。自動車保険の販売スタイルには2種類あり、<ネット系>と<店舗系>です。
自動車保険においてネット系vs店舗系の決着は未だ付いておらず、人それぞれが重視するポイントによって最適な自動車保険が異なります。本記事ではネット系自動車保険と店舗系自動車保険を徹底的に比較していきますので、あなたにとって本当に最適な自動車保険の形態を見つけていただければと思います。
ネット系VS店舗系自動車保険の価格を徹底比較
自動車保険を決めるときに絶対に見逃したくない比較ポイントが価格です。同じ補償を受けられるとしても保険会社によって保険料は異なります。ネット系自動車保険と店舗系自動車保険の価格はどのように異なるでしょうか。
- 車の情報:普通・小型乗用車
- 車種:ホンダ アコードハイブリッド
- 年齢:22歳
- 等級:6S
- 範囲:記名被保険者と配偶者に限定
- 同居家族の最年少:21~25歳
- 記名被保険者の免許証の種類:ブルー
ネット系(三井ダイレクト損保) | 約170,000円 |
---|---|
店舗系(東京日動火災保険) | 約22,0000円 |
※詳細な補償内容の違いや個人情報によって保険料は変動しますのであくまでも参考価格としてください。
ネット系自動車保険と店舗系自動車保険の価格を比較すると明らかにネット系の方が保険料が安くなっています。価格だけで考えるとネット系自動車保険を選びたくなりますが、安いゆえのデメリットはないのでしょうか。
以下の見出しからネット系自動車保険について詳しく解説します。その後、店舗系自動車保険についても説明します。
ネット系自動車保険とは
ネット系自動車保険は代理店による介入がなく、保険契約者と保険会社がダイレクトに契約を交わします。インターネットで見積もりや申し込みができるのでネット系自動車保険と呼ばれているのです。店舗に足を運ぶ必要がなく、人とかかわらずに簡単に自動車保険に加入ができるネット系自動車保険は人気です。
見積もりから契約までの流れ
ネット系自動車保険の見積もりから契約までの流れはすべてインターネット上で行われます。手続きの流れの詳細をネット系自動車保険の代表ともいえるソニー損保の例を参考にしてご紹介します。
- 個人情報不用の簡単な見積もり依頼をする
- おすすめプランが提示され自分に合ったものを選ぶ
- 必要に応じてカスタマイズしたりカスタマーセンターに相談できる
- 申し込みフォームに入力(印鑑不用)
- 申し込み完了
- 保険始期日から補償開始
ネット系自動車保険は必要書類を集めて印鑑を押して郵送したり店舗に持ち込むという手間がかからないため、とてもスピーディに契約できます。最短翌日保険開始も可能です。もちろん、自動車保険のことで分からないことや相談したいことがあればカスタマーセンターに連絡できるので、すべて自分で考えなければいけないわけでもありません。
保険料の支払方法
ネット系自動車保険の主な保険料の支払い方法は以下の3つです。
- 銀行振り込み
- コンビニエンスストア入金
- クレジットカード払い
インターネットの申込フォームでクレジットカード払いを選択すれば、申し込みの延長線上でクレジットカードの詳細を入力し即時支払いも可能です。どうしても現金で支払いたいというのであれば書類をおくってもらって入金手続きをすればよいでしょう。
銀行振り込み | コンビニエンスストア入金 | クレジットカード払い | |
---|---|---|---|
手数料 | 契約者負担 | 保険会社負担 | クレジットカード会社による |
支払期限 | 満期日1週間程度前 | 満期日3日程度前 | 満期日3日程度前 |
ネット系自動車保険ではクレジットカードによる分割払いにも対応しています。まとまって支払うと家計のやりくりが大変というときには上手に活用してください。
ネット系自動車保険が「安い」と言われるのはなぜ?
ネット系自動車保険のもう一つの大きな特徴は保険料が安いことです。CMでもよく耳にすると思いますが、ネット系自動車保険は店舗系自動車保険と比較するとかなり保険料を抑えられます。なぜ、リーズナブルな自動車保険が可能なのでしょうか。2つの理由を知ると納得できます。
社費・代理店手数料のコストカット
ネット系自動車保険が安い1つ目の理由は、社費と代理店手数料が必要ないためコストカットできているからです。自動車保険料には<純保険料>と<付加保険料>があります。保険金を支払うための原資となる純保険料に加えて保険会社を運営するための経費として付加保険料も求められているのです。
純保険料は事故が起きる確率や万が一事故が起きたときに支払わなければならなくなる補償額を過去の例に基づいて決定されています。ですから、保険会社の系統によって大きく異なる料金ではありません。
しかし、付加保険料は保険会社の運営の仕方によって大きく変わってきます。店舗系自動車保険で必要な代理店手数料や書類作成費などが必要ないのでネット系自動車保険の付加保険料は安くなるのです。
細かいリスク区分
保険会社は様々なリスク要素を考えて保険料を算出します。自動車保険においても同じで、車種や運転手の実績に応じて事故のリスクや事故を起こしたときに求められる賠償額を考えて保険料が産出されています。
ネット系自動車保険は店舗系自動車保険に比べてかなり細かいリスクの細分化を行っているので保険料を抑えられるのです。細分化されたリスクの中で本当に必要な補償のみをつけて無駄のない保険料を支払うことができます。
ネット系自動車保険のメリット
保険料が安い
まず、ネット系自動車保険の一番大きな強みは保険料が安いことです。ネット系自動車保険と店舗系自動車保険で全く同じ条件を入力して見積もりを取ると、ネット系自動車保険の方が必ず安くなります。
代理店が必要なく書類郵送の手間がかからないため、人件費や社経費が必要ないのです。店舗系自動車保険よりもネット系自動車保険はコストカットされるため保険料が安くなります。
また、ネット系自動車保険ではインターネット割引という割引制度があります。電話で加入・継続手続きをすることもできるのですが、インターネットで加入すると約10,000円割引されるのです。家計に優しい自動車保険はネット系自動車保険ですね。
手続きがスピーディで簡単
ネット系自動車保険の2つ目のメリットは加入手続きがスピーディで簡単ということです。ネット系自動車保険はインターネットを使えば深夜や早朝かかわらず24時間手続きが行えます。申し込み画面は分かりやすく簡易化されているの、初めて自動車保険に加入する方でも戸惑うことなくスムーズに手続きを進められるでしょう。
店舗系自動車保険は代理店にこちらから出向かなければなりません。代理店が営業している曜日と時間を選ばなければならないため時間を制約されてしまいます。ですから、自分のタイミングで好きな時にどこにいてもPCやスマートフォンで簡単に手続きが行えるネット系自動車保険は魅力的です。
対応の流れをマイページで確認可能
ネット系自動車保険は安いからと言って事故対応が店舗系自動車保険よりも劣っているわけではありません。代理店を通さずにダイレクトに保険会社と連絡を取れるため、事故が起きたときの状況を説明しやすく、事故後の対応の流れをインターネット上で確認できます。
店舗系自動車保険の方が、事故現場に駆けつけてくれるなどのメリットが大きいイメージがありますが、現場は警備会社のプロを派遣し、示談交渉などの対応を保険会社が進めてくれるというネット系自動車保険の方法もメリット大と言えるでしょう。
ネット系自動車保険のデメリット
手続きは全て自己管理
1つ目のネット系自動車保険のデメリットは手続きをすべて自分で行い完結させなければならないことです。保険の加入から継続、補償内容の変更などを自分で考えて行わなければなりません。車を買い替えたり、住所や年齢が変わったり、運転する人の範囲を広げたい時に自分で変更手続きを行わなければならないのです。
店舗系自動車保険であれば、代理店の担当者に連絡すれば変更手続きを行ってくれるので任せればよいのですが、ネット系自動車保険はそうはいきません。保険の自己管理が出来ない方や手続きのための時間を取りたくないという方はネット系自動車保険をおすすめできません。被保険者が35歳以上になったのに年齢区分が20代の時のままで無駄な保険料を支払い続けていると言ことにもなりかねません。
保険内容に関するある程度の知識・リサーチが必要
2つ目のデメリットは保険に関する知識が必要であるということです。ネット系自動車保険は提示されるおすすめプランから自分に合ったものを選んだり、適切な保険料を支払うために自分でカスタマイズしなければなりません。補償内容を決めるときにはリスクの高さや補償に関する知識をある程度持っておくべきです。
ネット系自動車保険ではカスタマーセンターに電話して補償内容を相談したり分からないことを質問することができます。しかし、自分でリサーチして理解していく必要もあるでしょう。店舗系自動車保険のように対面して補償内容を確認し決定していくことができないため不安が残るかもしれません。
事故対応能力が低い危険性を秘めている
先ほど、ネット系自動車保険のメリットで事故対応もしっかりしている、と述べました。しかし、ネット自動車保険の中にはコスト削減をし過ぎた結果、事故対応能力が低くなってしまっている保険会社もいくつかあります。
店舗系自動車保険は事故が起こったときに担当者を事故現場に向かわせたり、電話相談・代車手配・病院への連絡を24時間体制で行ってくれる保険会社が多いです。
ネット系自動車保険を選ぶときには事故対応時の能力がどれほどあり、実際に事故を起こした人の口コミ評価がどうなのかを調べておくようお勧めします。事故対応の時間に制限を設けているネット系自動車保険は避けましょう。
ネット系自動車保険の事故時対応は大丈夫?
ネット系自動車保険の不安要素の一つは事故時の対応です。ネット系自動車保険や保険料が安いだけあって事故時の対応に満足がいかないという声も確かに聞くでしょう。しかし、ネット系自動車保険だから事故時対応が甘いということはありません。
店舗系自動車保険であっても、事故対応を担うのは保険会社であり事故が起きたときに代理店が過失割合を判断したり示談交渉を行うことはできません。もし、代理店側が事故時に示談交渉を行おうとすると非弁行為となり法律違反になります。
ですから、保険会社の系統により事故時の対応がスピーディーで確実なものかを判断するのではなく、保険会社一つ一つの事故対応サービスを比較しなければなりません。実際に事故を起こしてしまったときに保険会社がどのような対応をしてくれたのか、口コミをチェックするのが一番良い方法です。
手続き方法や加入方法がインターネットを通しているか、代理店を通しているかによって事故時の対応は影響されないということを覚えておきましょう。
ネット系自動車保険会社人気ランキングTOP5
- ソニー損害損保
- チューリッヒ保険
- セゾン自動車火災保険
- アクサダイレクト
- イーデザイン損害保険
CMで何度も見かけたことのある保険会社でしょう。それぞれ自動車保険の特徴について簡単に説明していきます。
ソニー損害保険
ソニー損害損保はネット系自動車保険の売り上げNo.1を15年連続獲得している保険会社です。
- 24時間年中無休でユーザーに寄り添う事故対応力
- 急なトラブルにもすぐに対応する無料付帯ロードサービス
- 走行距離に合わせた保険料算出
休日に起きた事故にも初期対応してくれます。契約者の専任担当者がスムーズにスピーディに対応してくれます。補償内容に応じて弁護士事務所や医師とも連携してサポートしてくれるので頭をなませる難しい交渉や手続きもお任せできるでしょう。
チューリッヒ保険
チューリッヒ保険は無駄なコスト削減を徹底的に行い格安な保険料を提案してくれるネット系自動車保険です。
- 事故リスクの低い30~40代ドライバーは安くお得な保険料
- 自動車保険業界最高ロードサービスをオプション付帯
- 全国9500箇所に拠点を置き24時間365日受付可能
チューリッヒ保険のシンプルで充実した保険プランは人気があります。<対人賠償・対物賠償/人身傷害保険/車両保険(オプション)>と<対物超過/弁護士費用/ロードサービス>の補償を組み合わせたプランが可能です。チューリッヒ保険は事故対応満足度調査が96%を超えている自動車保険です。
セゾン自動車火災保険
セゾン自動車火災保険の保険商品は<おとなの自動車保険>という名称で2018年度の価格com満足度調査で上位を獲得している人気のネット系自動車保険です。
- 事故リスクの低い40~50代の大人にやさしい格安保険
- インターネット保険契約で毎年10000円割引適用
- 損保ジャパン日本興亜との連携で全国260箇所のサービスセンターからサポートが可能
万が一事故を起こしたときにはアルソック隊員が事故現場に急行してサポートしてくれるので事故対応力も優れているといえるでしょう。日本全国どこでも駆けつけてくれて、救急車を手配したり安全を確保し適切なアドバイスをしてくれます。現場の状況撮影や状況チェックを
スピーディに行ってくれるので気が動転してしまったときでもサポートしてもらえます。
アクサダイレクト
アクサダイレクトは他社自動車保険から乗り換えた方の保険料満足度が97%という人気の高いネット系自動車保険です。
- 無駄のない補償内容と大幅な割引サービス
- 全国9,385箇所のサービス拠点を展開しどこでもスピーディな対応が可能
- 車両修理期間中の無料代車サービス
イーデザイン損害保険
損害保険大手会社の東京海上グループが展開しているネット系自動車保険がイーデザイン損害保険です。2018年度の価格com補償内容満足度とオリコン顧客満足度ランキング事故対応の両方で1位を獲得しています。
- 東京海上グループならではの豊富な経験と実績によるスムーズな対応サポート
- 全国9300箇所で待機する24時間365日対応無料ロードサービス
- インターネット割引10,000円
店舗系自動車保険とは
店舗系自動車保険は<代理店型自動車保険>とも呼ばれます。損害保険代理店を通して加入する自動車保険です。代理店の担当者が加入したい契約者と対面でやり取りができます。店舗系自動車保険は代理店で働く人たちの人件費や書類を作成し印刷し郵送するための経費が掛かるため、保険料が割高になる傾向にあります。
店舗がある自動車保険ということで、気になることや相談をすべて対面ですることができます。自動車保険に関する知識がほとんど無く、初めて自動車保険に加入する人でも安心して任せられるでしょう。事故が起きたと故意には代理店が保険会社に取り次ぐ流れになります。なかには担当者が事故現場まで来てくれる店舗系自動車保険もあります。
見積もりから契約までの流れ
店舗系自動車保険に加入するときの見積もりから契約までの流れは次の通りです。
- 代理店担当者に見積もりを依頼する
- プランの提案
- 補償内容を確認・必要に応じて変更
- 申込書と必要書類を揃えて手渡しする
- 保険料を支払う
- 手続きが滞りなく進めば満期翌日から補償開始
代理店のほとんどには保険料計算用のシステムが備え付けられており、補償内容に応じた保険料を即座に確認できます。自動車保険の契約終了や切替、補償内容の変更は代理店担当者に連絡すればすぐに手続きをしてもらえるので安心ですね。
保険料の支払方法
店舗系自動車保険の主な支払方法は<現金払い>もしくは<銀行振替>です。
保険を申し込む前に支払方法の種類を確認しておきましょう。もし、保険始期日までに支払いが確認されなければ契約不成立となり、もし事故が起きても補償を受けられないかもしれません。契約したなら保険料はできるだけ早く支払うようにしてください。7等級以上の被保険者の場合、未入金のまま補償が受けられず等級を失うということもあります。十分注意しましょう。
店舗系自動車保険では一括払い以外にも分割払いの幅が広い保険会社が多くあります。一括で支払うと家計が厳しい、という方は月々もしくは半年ごとの分割払いを活用しましょう。
- メリット
まとまった金額が不要になり月々の支払の負担が軽くなる
- デメリット
引き落としが確認できないと補償出来ない場合があり、支払総額が5~10%増しになる
店舗系自動車保険のメリット
店舗系自動車保険はネット系自動車保険と比較して割高になるからあまり選びたくないと感じている方もおられるでしょう。
選択肢が多く比較可能
店舗系自動車保険は複数の保険を比較できるので魅力的です。代理店の多くは複数の保険会社の自動車保険を扱っているため、それぞれの保険内容を比較し検討することができます。自分のカーライフに最適な保険を選び、無駄な保険料を支払わなくて済むでしょう。
ネット系自動車保険も一括見積などで保険料を比較することはできますが、補償内容や割引制度などの詳しい内容を保険会社ごとに一つずつ比較していくのは相当大変です。自動車保険に関する知識がないならなおさらです。保険を扱うプロとともに比較検討すれば自分にピッタリの自動車保険を見つけられるでしょう。
保険内容の組み合わせ・見直しをアドバイスしてもらえる
2つ目のメリットは保険内容の組み合わせや見直しを保険のプロに対面でアドバイスしてもらえるという点です。保険契約は複雑で分かりにくいため自分で選ぶとなると考えることが難しくなるかもしれません。
代理店で自動車保険を選べば、契約者のスタイルに合った最適な保険を提案してくれますし、保険の組み直しや特約の選び方も教えてもらえます。保険の切り替えの時にも心強いでしょう。良心的で親身になってくれる保険代理店は自動車保険を契約・継続手続きを行うときの良いアドバイザーとなること間違いありません。
複数の保険の窓口の一本化が可能
店舗系自動車保険を選ぶ3つ目のメリットは複数の保険の窓口を一本化できるというものです。保険代理店は自動車保険ではなく生命保険や医療保険、火災保険などの様々な保険を扱っています。
1つの代理店経由、出来れば一人の担当者を経由して複数の保険に加入していれば、どの保険の手続きを行うときにも担当してもらっている代理店に連絡するだけで済むので利便性が高いといえます。保険金を請求するときや保険の見直しをする時にも気軽に相談できるでしょう。
店舗系自動車保険のデメリット
しかし、デメリットもあります。最も有名なデメリットがネット系自動車保険よりも割高であることです。そして、よきアドバイザーとなってくれる親切な代理店を簡単に見つけることはできないかもしれません。
保険料が高い
店舗系自動車保険の最大のデメリットは保険料が高いことです。ネット系自動車保険に比べて代理店の仲介料や人件費、書類を扱うための経費が付加保険料に組み込まれるため割高になってしまうのです。
しかし、追加料金で代理店の安心サポートサービスを利用できると考えれば安いものかも知れません。自動車保険にかける予算をできるだけ削減したいという方には不向きかもしれませんが、お金を出してもいいから対面でしっかり相談できる保険がいいという方は店舗系自動車保険がおすすめです。
相性の良い代理店を見つけるのが難しい
2つ目のデメリットは、良い代理店を見つけるのは難しいという点です。先ほど、追加料金で代理店のサービスを利用できれば割高料金も納得できると述べましたが、それほど良いサービスだと感じさせてくれる親切で安心感のある保険代代理店を探すのは簡単ではありません。
代理店の担当者自身が知識や経験が不足していたり、被保険者よりも代理店の利益を優先しようとするところも存在します。信頼できる保険代理店を見つけるまでが手間と労力がかかるでしょう。
店舗系自動車保険のメリットを実感するためには、大前提として相性のいい信頼できる代理店を利用することが必要です。
店舗系自動車保険会社人気ランキングTOP5
- 共栄火災海上保険
- 東京海上日動火災保険
- ATG損害保険
- 損保ジャパン日本興亜
- 日新火災海上保険
それぞれ自動車保険の特徴について簡単に説明していきます。
共栄火災海上保険
自動車の使用目的によって保険料が変動しない珍しい保険会社が共栄火災海上保険です。
- 使用目的に縛られない<KAPくるま>
- 2年または3年契約による長期契約割引で2%お得
- オリジナル特約<ペット補償>
東京海上日動火災保険
保証サービスが充実している大手損害保険会社の東京時海上日動火災保険の店舗系自動車保険です。
- 国内損害サービス拠点240箇所で24時間365日待機
- お客様満足度93.3%
- 3つの基本保養と3つの基本特約で補償サービスが充実
AIG損害保険
2018年にAIU損害保険と富士火災海上保険が吸収合併してできた店舗系自動車保険がAIG損害保険です。
家庭用総合自動車保険と一般用総合自動車保険の2種類があり、保険料をリスク細分化して細かく設定できるようになっています。法人も対象としている一般用総合自動車保険ではオプションが充実しており、事業で使用していた車で事故に遭った場合スタッフのケガや事業用動産損害も補償してくれる保険サービスです。
損保ジャパン日本興亜
損保ジャパンと日本興亜損保が合体してできた日本国内最大の保険会社が損保ジャパン日本興亜です。<THE クルマの保険>という自動車保険サービスを提供しています。
損保ジャパン日本興亜ではポータブルスマイリングロードというカーナビアプリを使用して最先端のサポートを提供しています。ドライブプランの提案、安全なルートの提案、運転診断を行い、高評価を獲得した契約者は保険料が最大20%割引になるというお得なサービスです。
日新火災海上保険
東京海上グループに属している店舗系自動車保険の日新火災海上保険は事故対応能力の満足度が93%です。日新火災海上保険の自動車保険は<YOU-SIDE>という名称で契約者に寄り添った親切なサポートを行います。
全国100か所に構えている拠点からスタッフがスピーディにサポートしてくれます。初期対応スタッフが適切なアドバイスを行い、保険金の案内、代車手配、医療機関との打ち合わせ、整備工場との連絡を行ってくれます。ロードサービスも対応しており、急なトラブルが起きても充実したサポートで対応してくれるでしょう。
あなたにはどちらがおすすめ?【ネット系VS店舗系】
ネット系自動車保険と店舗系自動車保険について詳しく解説してきましたが、どちらもメリットとデメリットが存在するため一概にどちらが勝っているという結論を出すことはできません。しかし、オススメできる人は分けられます。
- 保険の自己管理ができる人
- 保険料を安くしたい人
- 保険会社ごとをしっかり比較し理解したうえで自分で補償内容を選びたい人
対面で安心して保険に関するサポートを受けられる店舗系自動車保険がおすすめの人は以下の通りです。
- コストよりもサービスの充実を重視したい人
- 自動車保険に関する知識が全くない初心者
- 自分で決めるのが面倒ですべてを丸投げしたい人
まとめ
ネット系自動車保険VS店舗系自動車保険。あなたの中の勝敗は決まりましたか?
自分で考えて決定し管理できるネット系自動車保険とプロに相談しながらアドバイスしてもらえる店舗系自動車保険。どちらも魅力的であり、デメリットもあります。自動車保険を選ぶときに何を重視するかでピッタリの自動車保険の形態は異なるでしょう。
インターネットを使用するダイレクト型自動車保険と対面式で色々と相談できる代理店型の自動車保険。それぞれの価格、手続きの流れ、メリットとデメリットを解説します。
あなたのニーズにあった最適な自動車保険。ネット系vs店舗系の結果は本記事を読んで変わるでしょうか。