【ミライース VS アルト】燃費や価格はどっちが優位?人気の軽自動車を徹底比較

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ビッドちゃん
軽自動車にハイト系のワゴンタイプが目立つ中、軽自動車らしいコンパクトなボディで勝負を挑むミライ―スとアルト。ダイハツとスズキの車作りにかける情熱が感じられるこの2台は、軽自動車のスタンダードであり続ける車といっても過言ではないでしょう。

そんなミライースとアルトでは、どのような点に違いがあり、どちらの性能が優れているのでしょうか。どちらを買うべきか迷っている人は、この記事を読んでみるのがおすすめです。

今回は、ミライースとアルトの性能の違いについて調べ、両車を比較します。

それぞれにこだわりをもって誕生したミライースとアルト

水色のミライース

ミライースとアルトは、ともに5ドアハッチバックタイプの軽自動車です。軽自動車の規格ギリギリのサイズにまで拡大された大きさが特徴であり、全く同じ全長、全幅を持つ車でもあります。

ともに立体駐車場に適応が可能な1550mm以下のサイズですが、ミライースの全高は15mm高く仕上がっているのが異なる点です。しかしながら、極めてわずかな差であるため、その大きさだけで両車を見分けるのは難しいともいえるでしょう。

ミライースはベーシックな軽自動車をモットーとして作られていることから、高価な機能は搭載されていません。ただ、必要な機能はしっかりと備えられ、低価格をウリに作られています。

それに対するアルトは、燃費性能にこだわり、軽自動車のなかでも燃費性能に優れた車として高く評価されている1台です。よって、両車には異なる目的で作られ、違ったこだわりも感じられます。

ミライースの基本概要

  • 新車価格:858,000円~(税込)
  • 全長×全幅×全高(mm):3395×1475×1500/1510
  • ホイールベース(mm):2455
  • 総重量(kg):650~740
  • 排気量(cc):658
  • 燃費(km/L):32.2~35.2

<ボディカラー>

  • スカイブルーメタリック〈B83〉
  • レモンスカッシュクリスタルメタリック〈Y13〉
  • マゼンタベリーマイカメタリック〈R72〉
  • スプラッシュブルーメタリック〈B80〉
  • プラムブラウンクリスタルマイカ〈R59〉
  • ブラックマイカメタリック〈X07〉
  • パールホワイトⅢ〈W24〉
  • ブライトシルバーメタリック〈S28〉
  • ホワイト〈W19〉

新しくなったミライース

ミライースは、2017年5月にフルモデルチェンジを行い、2代目となりました。新しくなった新型ミライースは、約80kgもの軽量化に成功しています。

また、女性スタッフの意見を採用し、シンプルでありながらも嫌味にならず、しっかりとした主張のあるデザインが選ばれているのも特徴でしょう。

女性目線でシンプル・クオリティーが追求されたことで、女性に人気の車となったのです。さらに、パワーがあり、エコロジーで信頼性の高いパワーユニットも採用。このことにより、男性からの支持も得ています。

性別や年齢を問わず、誰からも好かれる車となった新型ミライースは、全ての面でトップレベルを目指して開発されました。

高い安全性能

新型ミライースのプラットフォームに採用されたのは、ダイハツムーヴにも使われた<Dモノコック>。Dモノコックは<高張力鋼(ハイテン)>を随所に使用することで、強度を保ったまま軽量化が図れるのが魅力です。

さらに、アンダーボディの補強により、軽量で剛性の高いボディを実現しています。よって、新型ミライースには極めて高い安全性が期待できるといえるでしょう。

アルトの基本概要

  • 新車価格:863,500円~(税込)
  • 全長×全幅×全高(mm):3395×1475×1475/1500
  • ホイールベース(mm):2640
  • 総重量(kg):610~700
  • 排気量(cc):658
  • 燃費(km/L):27.3~33.2

<ボディカラー>

  • ピュアレッド(ZUZ)
  • シフォンアイボリーメタリック(ZVG)
  • フィズブルーパールメタリック(ZJH)
  • アーバンブラウンパールメタリック(ZSF)
  • ブルーイッシュブラックパール3(ZJ3)
  • シルキーシルバーメタリック(Z2S)
  • ピュアホワイトパール(ZVR)

軽自動車のスタンダードとして知られるアルト

スズキアルトは、1979年5月に誕生して以来、約37年間で国内累計販売台数500万台を突破したロングセラーモデルです。2014年12月には8代目が登場し、その人気を後世につなげています。

新型となったアルトには、軽量で剛性の高いプラットフォームや極めて高効率のパワートレインを装備。その結果、ガソリン車において最も燃費性能の高い車となりました。

長きに渡り愛され続けてきたアルトは優れた燃費性能を持つことから、お財布に優しい車として知られています。

大幅なダウンサイジングで軽量化に成功

8代目となったアルトの最大の特徴は、大幅なダウンサイジングと軽量化にあります。先代よりもルーフが下げられて車高も低くなり、材質にもこだわった結果、先代と比べると100kgもの軽量化に成功したのです。

先代の710kgから100kgもの軽量化を行っていますので、その努力は高く評価されています。それでいて軽やかな走りは損なわれず、効率を性重要視したエンジンにより、スポーティーな走りが楽しめる車です。

軽量化の恩恵は燃費性能にまでおよび、2WDでは37km/Lと驚くほどの燃費性能を手に入れました。

グレード別に見るのミライースの特徴


ビッドちゃん
ミライースにはたくさんのグレードがあり、自分好みの1台が見つかると高く評価されています。そのなかでも、人気の2つのグレードについて詳しく紹介していきましょう。

X・SAIII

  • 新車販売価格:2WD・1,248,500円 4WD・1,372,800円(税込)
  • 燃費性能:WLTCモード 25.0/23.2km/L/JC08モード 34.2/32.2km/L
  • 全長×全幅×全高(mm): 3395×1475×1500/1510
  • エンジン:水冷直列3気筒12バルブDOHC横置
  • 最高出力:36kW[49PS]/6,800r.p.m.
  • 最大トルク:57N・m[5.8kgf・m]/ 5,200r.p.m.

ミライースの上位グレードとなるのがX ・SA Ⅲ。LEDヘッドランプや全面UVカットガラス、ボディと同色の電動格納式ドアミラーなどが採用され、上位グレードらしい充実した装備が揃っているのが特徴です。

また、ホイールもインチアップし、14インチのフルホイールキャップが採用されました。インテリアにもこだわり、随所にメッキが施されるなど上位グレードならではの高級感にあふれています。さらに、インパネはツートンカラーが採用され、インテリアの質感が高められているのも魅力でしょう。

ボディカラーも、オプションカラーを含めた8色から選択が可能で、X ・SA Ⅲ以上のグレードしか選べないレモンスカッシュクリスタルメタリックやスプラッシュブルーメタリックが用意されています。

L・SAIII

  • 新車販売価格:2WD・957,000円 4WD・1,089,000円(税込)
  • 燃費性能:WLTCモード 25.0/23.2km/L/JC08モード 34.2/32.2km/L
  • 全長×全幅×全高(mm): 3395×1475×1500/1510
  • エンジン:水冷直列3気筒12バルブDOHC横置
  • 最高出力:36kW[49PS]/6,800r.p.m.
  • 最大トルク:57N・m[5.8kgf・m]/ 5,200r.p.m.

Lグレードに<スマートアシストⅢ>が追加されたL ・SA Ⅲ。エントリーグレードとなるBグレードの上位グレードであり、パワーウィンドウがフロントとリアの両方に装備されているのが特徴です。

また、オプションでブラックマイカメタリック塗装のドアミラーやLEDフォグランプなどが選べ、カスタマイズしやすいモデルとして人気があります。

グレード別に見るアルトの特徴

ビッドちゃん
アルトには4つのグレードがあり、それぞれに装備などが異なります。ただ、どのグレードが人気なのか気になりますよね。そこで、アルトで人気の2つのグレードについて詳しく紹介します。

F

  • 新車販売価格:2WD・863,500円 4WD・971,300円(税込)
  • 燃費性能:JC08モード 29.6/27.4km/L
  • 全長×全幅×全高(mm): 3395×1475×1475
  • エンジン:水冷4サイクル直列3気筒
  • 最高出力:38kW[52PS]/6,500r.p.m.
  • 最大トルク:63N・m[6.4kgf・m]/ 4,000r.p.m.

アルトのエントリーモデルとなるのがFです。エントリーモデルでありながらも、29.6km/Lという燃費性能をもつグレードであり、安価でありながらも燃費性能の高いモデルとして人気があります。

また、MT設定があるのはFグレードのみですので、MT車を好む人から高く支持されているといえるでしょう。

L

  • 新車販売価格:2WD・910,800円 4WD・1,018,600円(税込)
  • 燃費性能:JC08モード 37.0/33.2km/L
  • 全長×全幅×全高(mm): 3395×1475×1475
  • エンジン:水冷4サイクル直列3気筒
  • 最高出力:38kW[52PS]/6,500r.p.m.
  • 最大トルク:63N・m[6.4kgf・m]/ 4,000r.p.m.

アルトの中間グレードとして位置づけられているのがL。37.0km/Lという驚くほどの燃費性能を誇り、エントリーモデルであるFの29.6km/Lに大差をつけているのが特徴です。

29.6km/Lでも十分すぎるほどの燃費性能だといわれているなか、37.0km/Lを実現したLは、ハイブリッド並みの燃費性能を持つ加ガソリン車として高く評価されています。

アルトのなかでもLを選ぶ人が多く、新車価格も安いことからお財布に優しい車として人気です。

【ミライース VS アルト】どちらの走行性能が魅力?


ビッドちゃん
スタンダードなスタイルをキープしているミライースとアルト。自動車としての走行性能はどうなのでしょうか。そこで、ミライースとアルトの走行性能を比較してみました。

ターボなしでもパワフルなミライース

新型となったミライースには最高出力49馬力(6800回転)、最大トルク5.8kg-m(5200回転)のエンジンを搭載。ターボを搭載しない自然吸気エンジンのみが採用されています。

新型のミライースにターボモデルが用意されなかった理由には、車両の軽さが挙げられるでしょう。構造や使用する素材に徹底的にこだわり、初代モデルから大幅な軽量化に成功しています。

ボディが軽くなったことで燃費性能が向上したのはもちろんですが、走行性能も高くなり、力強さが加わりました。さらに、新世代のエンジンコントロールユニットも採用され、CVT制御も改良されたことでエンジンの特性が最大限に活かせるようになったのです。

これらが理由となり、ターボエンジンがなくても優れた加速が楽しめる車となりました。整備された道路でのスムーズな乗り心地や、走り出しでも自然な加速感が感じられます。

ただし、石畳では路面の凹凸を感じやすく、高速道路でのパワフルな走行は期待できません。それでも、価格をおさえた軽自動車として満足のいくレベルの走行性能があるといえるでしょう。

快活な走りが楽しめるアルト

アルトにはさまざまなグレードが用意され、グレードごとにエンジン性能が異なります。アルトで人気のグレードは無段変速ATを搭載したグレードであり、このエンジンでは最高出力52馬力(6500回転)、最大トルク6.4kg-m(4000回転)が可能です。

どのグレードであっても車両重量はそれほど変わらず、余裕のある実用回転域の駆動力を持っているといえるでしょう。AGSモデルを選ぶと、アクセルを踏んだ瞬間の軽やかな加速が楽しめます。

また、13インチのタイヤで路面からの突き上げを受け止め、快適なドライビングが楽しめる車です。燃費性能はそれほど高くないものの、快活な走りが魅力のモデルだといえるでしょう。

最上級グレードのXを選択すると、JC08モードで37.0km/Lという低燃費が楽しめます。静粛性も高く、アイドリングストップからの再始動も素早いことからスムーズなドライビングができる車です。硬めの乗り心地と、スポーティーなハンドリングにより、申し分ない走りが楽しめます。

【ミライ―ス VS アルト】どちらの内装が人気?

赤色のミライース

ビッドちゃん
快適なドライビングには、内装が重要な鍵を握ります。ミライースとアルトでは、インテリアのデザインや車内空間の広さがどのように異なるのでしょうか。ここからは、両車のインテリアについて検証します。

使い勝手のよさを重視したミライース

新型ミライースに採用されたのは、視認性のいいデジタルメーターです。速度表示の右側にはマルチインフォメーションディスプレイが設置され、アイドリングストップ時間や平均燃費を示してくれるため、燃費性能も一目で分かります。

X・SAIIIグレードからはTFT液晶となり、メンテナンス関連の情報なども表示してくれることから、利便性も向上するといえるでしょう。通常の走行時にはブルー、エコ走行時にはブルーと色の変わるメーターパネルの縁取りも採用。エコドライブへの意識も高めてくれるのが魅力です。

さらに、X・SAIII以上のグレードからは後席のヘッドレストも採用されました。ただし、座面は少々硬めであり、座り心地がいいとはいいきれないのが問題です。

居住性の高いアルト

アルトには4つのグレードが用意されていますが、コックピットの装備以外は、ほぼ同じデザインが採用されました。インテリアのベースとなるのはブラック系の落ち着いた雰囲気です。

インパネガーニッシュにはブラックが選ばれ、エアコンセンタールーバーやエアコンサイドルーバーリングにはサテンメッキ調を採用。質感がアップし、スタイリッシュなデザインとなっています。また、XとSの2つのグレードではオプションでオーディオレス仕様にすることも可能です。

メーターには、燃費がいいドライビングをすると色が変わるステータスインフォメーションランプを搭載。メーター横にはマルチインフォメーションディスプレイが採用され、エコスコアやアイドリングストップ時間が表示されます。これらの機能により、エコドライブを目で見て確認できるようになりました。

そのほかにも、Xグレードにはフルオートエアコンを採用。X・S・Lのグレードはアイドリングストップ中でも涼しさが保てる<エコクール>が標準装備となりました。使い勝手がよく、高い居住性も誇るため、快適な車内が楽しめる車です。

【ミライ―ス VS アルト】燃費性能に優れているのは?

ビッドちゃん
軽自動車を購入する人にとって、気になるのは燃費性能でしょう。少しでもガソリン代をおさえられる車は、ミライースとアルトのどちらであるのか気になりますよね。

そこで、ミライースとアルトの燃費性能について調べてみました。

満足のいく燃費のミライース

ミライースはグレードにより燃費性能が異なる車です。新型ミライースの燃費性能はB・SAIIIとL・SAIIIにおいて35.2km/Lであり、X・SAIIIとG・SAIIIでも34.2km/Lを実現しました。

これだけ高い燃費性能を誇りながらも、ミライースの燃費性能はアルトに一歩及ばないといえるでしょう。その理由となるのがエネチャージです。アルトに搭載されたエネチャージがミライースにはつけられなかったことから、燃費性能で後れを取る結果となりました。

しかしながら、先代のミライースと比較すると、実燃費は2WDで1km/Lや4WDで1.7km/Lと大きく向上しています。よって、満足のいく燃費性能をもつ車だといえるでしょう。

世界一の燃費性能をもつアルト

自動車ユーザーに省エネへの関心を高めてもらう目的から、国土交通省は、毎年自動車の燃費性能を評価した<自動車燃費一覧>を公表しています。

平成30年度の自動車燃費一覧の軽自動車部門において、ずば抜けた成績を納め、見事1位を獲得したのがアルトです。これは、アルトのエネチャージとCVTを搭載したL以上のグレードにおける37km/Lという燃費が評価されたものでした。

価格の安いFグレードにおいても、5速AGSで29.6km/Lもの高い燃費性能を誇ります。Lグレード以上の37km/Lという数字はトヨらのハイブリッドカーである<アクア>と並ぶ数字であり、世界一の低燃費車といえるのです。

ガソリン車のアルトが世界一の燃費性能を誇る秘密には、徹底した軽量化にあるでしょう。4人乗りの乗用車において国内最軽量となったアルトには、部品の形状や材料の1つ1つにこだわり、軽量化が図られました。

小さな努力の積み重ねにより、世界に誇れる燃費性能を手に入れたのがアルトです。よって、アルトは、ミライースの燃費をはるかに凌ぐ燃費性能を持つ車だといえるでしょう。

【ミライース VS アルト】購入価格はどちらがお得?


ビッドちゃん
普通車並みの装備が充実し、快適性能も高められた軽自動車。そんな軽自動車を選ぶ理由に車両本体価格の安さを挙げる人は多いものです。

少しでも安く自動車を手に入れたいという人から選ばれることの多い軽自動車は、家計を支える力強い味方だともいえるでしょう。

ただ、ミライースとアルトではどちらの車両本体価格が安いのでしょうか。ただ安いだけではなく、装備も充実し、満足度の高い軽自動車が欲しいという人もいるでしょう。

そこで、ミライースとアルトの車両価格について装備の観点も交えて調査してみました。

低価格で勝負するミライース

ミライースは、エントリーモデルを858,000円に設定し、低価格をモットーに作られた車です。90万円台のグレードであっても先進安全装備となるスマートアシストⅢが採用され、充実した装備が楽しめるのも魅力でしょう。

スマートアシストⅢは、デュアルカメラによるセンサーを使用し、車だけでなく歩行地まで検知できるシステムです。衝突の危険性があると車が判断した場合には自動でブレーキが作動して危険を回避します。

さらに、衝突回避のスピードも早くなり、精度も高められているといえるでしょう。そのほかにもコーナーセンサーを採用し、前後の誤発信抑制機能も盛り込まれました。

高齢者の運転で問題視されている誤発進が最小限におさえられることから、さらなる安全性を高めています。上級グレードを選択した場合には、シートヒーターチルトステアリングキーフリーシステムなどが標準装備されているため、満足度が高いといえるでしょう。

高品質でありながらも、コスト削減に力を入れたダイハツは、低価格であってもユーザーの満足度が高められるミライースを作りあげました。

その性能の高さからコストパフォーマンスのいい車であると高く評価され、アルトなどのライバル車に差をつけています。

装備が充実し割安感のあるアルト

アルトの初代モデルが誕生したのは1979年のことでした。当時47万円という低価格で誕生し、これまで自動車の所有を夢見ていた人たちに希望を与えた車です。

そんなアルトは8代目となり、低価格を保ちながらも装備を充実させています。運転席のシートヒーターシートリフターリアワイパーなどを装備し、ミライースに差をつけてきたのは事実です。

実用装備を搭載し、日常生活をより便利に使える車として高く評価されるアルトに、割安感を得る人も多いでしょう。200万円をこえる軽自動車も多い中、十分な装備を備えたアルトは、エントリーモデルの価格を863,500円におさえています。

ただし、ミライースのエントリーモデルよりも少し高めの値段設定となりました。その分の差額は装備の充実度で補えると考える人も多くみられますが、価格だけで勝負するのであれば、ミライースに一歩及ばない結果であるといえます。

それでも、100万円以下で購入でき、装備が充実した自動車であることは間違いないのです。

【ミライース VS アルト】買取価格や残価率が高いのは?

ビッドちゃん
どれだけ安く車を購入できても、売却時に高く買ってもらえないのであれば、損をすることもあるでしょう。買取相場はその車の人気に比例することから、中古車市場で人気の車を購入することで高く売れる可能性が上がります。

ミライースとアルトでは、どちらの車が高く売れるのか気になりますよね。売却時に高く売れると次の車の購入費用にも充てられるため、買取相場は購入前にしっかりとチェックしておくのがおすすめです。

ただし、買取相場は年式や走行距離によって異なるといった性質があります。そこで、今回はミライースとアルトの買取相場を年式別に調べてみました。

2018年式の買取相場

  • < ミライース L・SAⅢ>
    年式:平成30年(2018年) 走行距離:1万km カラー:レッド系
    新車価格:95.0万円 買取価格:58.4万円 残価率:約61%
  • < アルト F>
    年式:平成30年(2018年) 走行距離:1万km カラー:ブラウン系
    新車価格:86.0万円 買取価格:48.6万円 残価率:約56%

2018年式の場合には、ミライースの残価率が高い結果となりました。これは、ミライースが L・SAⅢと人気のグレードであったことも理由の1つです。人気のモデルは買取価格に大きく反映されますので、できるだけ人気モデルを選ぶのがいいでしょう。

2011年式の買取相場

  • < ミライース X>
    年式:平成23年(2011年) 走行距離:8万km カラー:ブラック系
    新車価格:99.0万円 買取価格:5.3万円 残価率:約5%
  • < アルト G>
    年式:平成23年(2011年) 走行距離:6万km カラー:ブラウン系
    新車価格:89.0万円 買取価格:11.7万円 残価率:約13%

2011年式と年式が古くなると両車ともに残価率が大きく落ち込みます。しかし、アルトのGは約13%と高い残価率を誇る結果となりました。アルトは年式が古くても故障が少なく、信頼性が高いと評価されていることが分かります。

まとめ

ミライースとアルトを比較してみると、ほとんど同じ大きさであり、インテリアなどの車内空間にはそれほどの違いが感じられません。走行性能に関しても、両車ともに街乗りでは満足のいく走りが楽しめるといえるでしょう。

ただし、燃費性能は大幅な軽量化に成功したアルトが優勢です。それに対し、ミライースは価格をおさえ、費用面での充実を見せています。

ミライースを購入して価格をおさえるのか、アルトを選んで燃費のいい車で走るのか、それを決めるのはユーザーの好みでもあるでしょう。

今回紹介したミライースとアルトの性能を頭に入れ、軽自動車選びの役に立ててみてください。

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