コンパクトカーのおすすめ車種は?メリットやデメリット、選ぶポイント

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低価格、低燃費で幅広い層から人気のコンパクトカー。普段の買い物や子どもの送り迎えなどの街乗りにちょうど良いサイズと、軽自動車よりもゆったりとした車内でちょっとしたレジャーにも使える万能さが魅力です。

そんなコンパクトカーのメリットやデメリット、メーカー別のおススメ車種と購入時のポイントを解説します。

コンパクトカーのメリット

コンパクトカーのメリットは、何と言ってもコストパフォーマンスの良さです。車内は十分な広さと快適さがあり低価格な車体と、燃費の良さでコンパクトカーを選ぶ人が増えています。大きなSUVやワゴンなどは街乗りにはちょっと使いにくく、軽自動車では窮屈という中間のところで多くの人のニーズに応えています。

各費用が普通車より安い

自動車を所有していると、様々な維持費がかかってきます。自動車税や車検代金、自動車保険にガソリン代に点検やメンテナンス代などなど。年間にすると結構な額を自動車の維持費に使っているのではないでしょうか。できれば維持費は少しでも少なくしたいですよね。

コンパクトカーは3ナンバーサイズの普通車に比べて車体が軽いので燃費も良く、故障やメンテナンスの際の部品やタイヤなども消耗品も比較的安い傾向にあります。最近のコンパクトカーはハイブリッドのものが多く、燃費は30km/L前後とかなり良くなっています。

軽自動車より広くて快適

コンパクトカーも軽自動車も、外から見る車体の大きさはそれほど変わりません。しかし、車内はコンパクトカーのほうがゆったりとしていて、シートの具合や内装も軽自動車に比べると快適にできています。荷物の収納スペースも、コンパクトカーの方が広い車種が多いです。

そして、コンパクトカーは小さくても普通車なので、軽自動車よりも馬力があります。山道を走る時や坂道で発進するときなど、軽自動車だとパワー不足を感じる人はコンパクトカーを選ぶと良いでしょう。

普段使いには最高

コンパクトカーは小回りが利くので日常の買い物や子どもの送り迎えなどに便利で、普段使いには最高です。週末に遠出をするのにも、大人が5人乗れる快適さがあります。ボディサイズが小さめなので、洗車もそれほど苦にはならないですね。ディーゼルやハイブリッドも選べるので、選択肢もたくさんあります。

コンパクトカーのデメリット

そんなメリットだらけに見えるコンパクトカーですが、もちろんデメリットもあります。コンパクトカーは手頃な価格と小回りの利く街乗りに便利な特徴があり、コストを削減するために素材の質を落としたり、安全性に多少の不安があるという場合があります。

安全性に不安があることも

車は、大きい方が安全性は高いと考えられます。例えば、トラックとコンパクトカーが衝突したら、トラックにも少しはダメージがあると思いますが、コンパクトカーはつぶれてしまう可能性が高いです。

コンパクトカーには、歩行者を感知して自動的にブレーキをかける先進予防安全装備の装備がない車種が多く、装備できるものでもオプションだったりと安全面で少し遅れていました。ただ、最近では安全装置を搭載した車種も増えてきており、安全性も上がってきていると言えます。

素材の質が高くない

コンパクトカーは、低価格というのがセールスポイントです。そのため、価格を抑えるために内装の素材の質を落とすなどしてコストダウンしています。高級感を売りにしている車種もありますが、全体的には内装が少しカジュアルな印象のコンパクトカーが多い傾向にあります。

コンパクトカーを選ぶポイント

コンパクトカーを選ぶポイントは、自分の用途に合ったボディサイズやエンジンの性能を選ぶということです。燃費を重視するのであれば小排気量で軽いタイプ、車内の広さや使い勝手を重視するなら天井の高いタイプ、実用性よりも見た目の良さや走行性で選ぶならスポーティなタイプとたくさんの選択肢があるのがコンパクトカーの魅力でもあります。

エンジンの設計が燃費に影響

コンパクトカーは燃費が良いのがあたりまえという認識になってきており、30km/Lを走る車種も珍しくありません。各自動車メーカー間で激しい燃費競争が行われていて、低燃費なハイブリッドカーも豊富です。

コンパクトカーにはガソリン車、クリーンディーゼル車、ハイブリッド車、電気自動車などがあり、車を選ぶ際に迷ってしまいそうです。エンジンの違いによって燃費に影響するので、しっかりと違いを理解しましょう。

ガソリン車

ガソリン車は、クリーンディーゼルとハイブリッドに比べると燃費がやや悪いというデメリットがありますが、エンジンの軽量化ができ他の2種に比べると車体価格が安いというメリットがあります。

クリーンディーゼル車

クリーンディーゼル車は、燃料として軽油を使うので価格が安く燃費が良く、またパワーもあるので発進や加速など走行性が良いというメリットがあります。デメリットは、コストが高いこととエンジン音がうるさいことが挙げられますが、新エコカー減税の対象になっていることに加えてランニングコストが安いことでカバーするといった考え方もできます。

ハイブリッド車

ハイブリッド車は、ガソリン車と電気モーターを合わせた車です。燃費が良く環境にも良いということで人気がありますが、モーターやバッテリーを搭載しなければいけないのでどうしても重たくなります。渋滞で停まったり発進したりが多い都会では燃費が良くなりますが、高速道路などの長距離運転が多い使い方だとそれほど恩恵を受けることはありません。車体価格も高いので、自分がどのような運転をするかによってはガソリン車の方がコストがかからない場合があります。

電気自動車

電気自動車は、モーターの駆動力でタイヤを回して動きます。音が静かで発進時から最大トルクを発生させることができるので、発進や加速がスムーズです。燃料を燃やして走るガソリン車やディーゼル車と違い、走行時に二酸化炭素が発生しないので環境にもやさしい車です。デメリットは、フル充電に8時間以上という時間がかかることと、充電スタンドがまだまだ少ないことです。一度の充電で走行できる距離も新型日産リーフでは400kmと公表されていますが、条件によっては実際に走れる距離はその6割ほどと言われていますので長距離運転には向きません。

安全性を重視するなら新しい年式を選ぶ

従来のコンパクトカーには、30㎞/h以下の対車両のみ感知できる赤外線感知型という簡易型自動ブレーキシステムが使われていました。最近のコンパクトカーは最新の安全装置を搭載し始めていて安全面にも配慮がされているので、安全性を重視するなら新しい年式の車を選ぶことをおすすめします。

日産のおすすめコンパクトカー

電気自動車のパイオニアとも言える日産のコンパクトカーは、ハイブリッド車と電気自動車が人気です。

ノート

日産のノートは、サブコンパクトクラスと呼ばれるエコカーです。その中でも、エンジンは発電のみに使い、モーターだけで駆動するハイブリッドシリーズである<ノートe-POWER>が爆発的な人気を誇ります。JC08モード燃費は34.0km/Lで、操作性の良さや前後のシートもたっぷりと余裕がある作りです。

高速走行時のステアリング介入なしの運転支援システムや、アクセルだけで加速と減速ができるワンペダルドライブ、フロントカメラを搭載した衝突回避の支援システムのある安全装置など、快適に運転するためのサポートもしっかりしています。

リーフ

リーフは、電気のモーターだけで走る電気自動車です。一度の充電で、約400kmも走行することができると公表されていますので、他の電気自動車に比べると航続可能距離が長いです。運転席に設置された7インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイの画面に、バッテリー容量やパワーメーター、走行可能距離、次の充電までの目安時間などの必要な情報がすべて表示されます。

高速道路の運転支援システム<プロパイロット>の搭載や、自動で駐車してくれる「プロパイロットパーキング」で駐車のニガテな人でも楽々運転ができます。最先端の安全装置も搭載しているので、運転初心者でも安心です。

トヨタのおすすめコンパクトカー

トヨタの得意分野のハイブリットシステムをコンパクトカーにも取り入れて、幅広い層から支持されています。

ヴィッツ

トヨタのコンパクトカーと言えばヴィッツ!と言われるくらい、爆発的な人気を博したヴィッツ。デザインや品質、安全性もすべてがバランス良く、運転がしやすく燃費も良い車です。ボディが軽いので動力性能と燃費性能が優れています。価格が比較的割安ですが、安全のための緊急自動ブレーキが搭載されています。ガソリン車とハイブリッド車があります。

アクア

アクアは、トヨタ最小のハイブリッド車です。より多くのお客様にハイブリッドカーのうれしさをお届けするのを目的に、低価格・低燃費・使いやすさと楽しさを追求したモデルです。JC08モード燃費は37.0km/Lと燃費効率がとても高いのが特徴で、発進の際にはモーターのみを使うので、高いトルクと快適な走りを実現します。最小回転半径がわずか4.8mという小回りの利く街乗りにピッタリの車です。すべてのグレードがハイブリッド車です。ボディカラーは14種類から選べます。

パッソ

丸みを帯びたかわいらしいデザインと、低価格低燃費で女性を中心に人気のあるパッソ。カイテキ・カワイイ・カッコイイの頭文字を取った「軽じゃないK」のキャッチフレーズでCMでも話題になりました。アイドリングストップ機能や、衝突回避支援システムも搭載して安全面でも安心です。コンパクトで操作性も良く、その外観に反して室内はゆったりしていて、大人が5人乗ってもゆとりのあるスペースを確保できます。

その他メーカーのおすすめコンパクトカー

日産とトヨタ以外の自動車メーカーからもコンパクトカーは発売されています。その他のメーカーのおすすめコンパクトカーを紹介します。

スズキ ソリオ

室内空間の広さを重視するなら、スズキのソリオがおすすめです。天井が高く足元も広いので、ゆったりと座ることができます。また、後席の背もたれをフラットに倒せるので、広い荷室に大きな荷物を積むこともできます。後方両サイドのドアがスライド式で乗り降りしやすいデザインになっています。

マツダ デミオ

マツダのデミオはガソリン車とクリーンディーゼル車のモデルがあり、走行性に特化したスポーツタイプのコンパクトカーです。走りを楽しむタイプのモデルのため、フロントシートの座り心地の良さに比べて後部座席は狭いです。外観もスポーティでカッコよく、内装は他のコンパクトカーに比べて高い質感となっています。

ホンダ フィット

アクアやノートをライバルとするコンパクトカーです。ホンダのフィットには、ガソリン車とハイブリッド車がラインナップされています。燃料タンクを前席の下に配置するという特徴のある作りで、車内空間を広くしています。多彩なシートアレンジができ、フラットにしてサーフボードなどを入れることができます。安全運転支援システムのホンダセンシング搭載で、安心・快適なドライブをサポートします。

コンパクトカーを売る際の価格相場

コンパクトカーは、同じような目的で乗る軽自動車と人気を二分しているので、中古車市場でも高価買取される車種が限定されています。その中でもトヨタのヴィッツとアクア、ホンダのフィット、日産のリーフ、マーチなどは高価買取が期待できます。

10万~100万以上の差がでる

コンパクトカーの売却時に重要になるのが走行距離です。もちろん、車のコンディションによっても変わりますが、走行距離が影響することが多く、10万円~100万円以上の価格差が出ることもあります。通常の査定では、1年で1万km走行することを目安としているところが多く、それ以上の走行距離があるとさらに減額になるようです。

日産やトヨタ製は高額になることも

コンパクトカーにはたくさんの種類がありますが、電気自動車で頭一つ飛びぬけている日産と、ハイブリッド車のエキスパートであるトヨタのコンパクトカーには根強い人気があり、軽自動車と比較しても遜色のない日産やトヨタ製は高額になることもあります。特に、ヴィッツは海外での需要も高いため、型式の古い物や過走行の物は海外に流通経路のある中古車買取店へ相談するのが高額買取の秘訣です。

まとめ

大人気のコンパクトカーについて、メリットやデメリット、おすすめの車種などをご紹介しました。コンパクトカーはどれだけ低燃費になれるかという、各自動車メーカーの技術競争が行われています。一番低燃費なハイブリッドモデルの種類も豊富で、これからますます燃費が良くなっていくのではないでしょうか。

コンパクトカー選びに迷ったら、自分が使うスタイルに合わせた車種を選びましょう!