コンパクトミニバン頂上決戦!【フリード VS シエンタを徹底比較】

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ビッドちゃん
車内が広く運転がしやすいことから、若い奥様やご年配の方から高い支持を集めているコンパクトミニバンです。チャイルドシートやベビーカーの積み下ろしもしやすく、シートアレンジも豊富な所が人気の理由になっています。

コンパクトミニバンを代表する「フリード」と「シエンタ」を比較してみましたので紹介していきます。

目次

フリード/シエンタの特徴

2018年9月にマイナーチェンジが行われてから、コンパクトミニバンの中では独走状態だったシエンタですが、最強のライバル車であるフリードのマイナーチェンジが2019年10月に行われたことで、ボーナス商戦や年末商戦に向けてコンパクトミニバンの熾烈な争いが始まります。

コンパクトミニバンで首位争いを繰り広げているホンダ・フリードとトヨタ・シエンタの特徴を紹介していきます。

フリードの特徴

フリードは、2008年まで販売されていたモビリオの後継車として販売されているコンパクトタイプのミニバンです。ミディアムクラスのミニバンとしては、既にステップワゴンが存在していますが、ステップワゴンはボディサイズが大きいため、女性や高齢者とっては運転しにくいと言う問題がありました。

運転しやすいボディサイズで、「室内が広い」「価格が手頃」「低燃費」「安全性能が高い」などの要望を全て叶える車が必要とされ、開発されたのが3列シートを装備したフリードです。

フリードは、2019年10月にマイナーチェンジが行われたばかりで、LEDヘッドライトとフロントグリルが一体化されたデザインや、安っぽかったインテリアも木目調パネルにウォールナットデザインが採用されるなど、大幅にデザインの変更が行われました。

また、最近のコンパクトSUV人気にあやかり、このマイナーチェンジを機にクロスオーバータイプの「CROSSTAR」がフリードに追加されました。安全装備も充実して、ホンダの先進安全運転支援システム「Honda SENSING」が全グレードに標準装備されています。

シエンタの特徴

現在販売されているシエンタは、2018年9月にマイナーチェンジが行われたモデルで、テレビCMに渡辺直美を起用したことでも注目を集めています。シエンタで最も売れていた「X Vパッケージ」を廃止して、特別仕様車として販売していた「G Cuero」を最上級グレードとして現在はラインナップに追加しています。

また、ボディカラーにツートンカラーが追加され、ガソリンモデルとハイブリッドモデルの2WDの6人乗りが廃止となり、7人乗りが欲しいユーザーはガソリンモデルの4WDを選択するしかありません。

安全装備では、衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティーセンス」が全グレードに標準装備されています。

フリード/シエンタのサイズスペック比較

フリード白色

フリードとシエンタのエクステリアと室内サイズスペックを紹介していきます。

フリードのサイズスペック

全長      :4,265mm
・全幅      :1,695mm
全高      :1,710mm~1,735mm
・ホイールベース :2,740mm
・車両重量    :1,340kg~1,500kg

室内長さ    :3,045mm
・室内幅     :1,455mm
室内高さ    :1,275mm~1,285mm

荷室開口部高さ :1,110mm
・荷室開口部幅  :1,080mm
荷室開口部地上高: 480mm

シエンタのサイズスペック

・全長      :4,260mm
・全幅      :1,695mm
・全高      :1,675mm~1,695mm
ホイールベース :2,750mm
車両重量    :1,320kg~1,380kg

・室内長さ    :2,535mm
室内幅     :1,470mm
・室内高さ    :1,280mm

・荷室開口部高さ :1,085mm
・荷室最大幅   :1,260mm
・荷室開口部地上高: 505mm

フリード/シエンタのサイズスペック比較結果

ビッドちゃん
フリードとシエンタは、どちらも5ナンバーサイズのコンパクトミニバンで、エクステリアのサイズスペックはフリードの全高が少し高いだけで、殆ど同じサイズスペックです。エクステリアは殆ど同じサイズにも関わらず、フリードの室内長さがシエンタよりも510mmも長いので、全体的に広く感じます。

ラゲッジルームの開口部は、フリードの方が開口部高さは25mm広く、地面からフロアまでの高さが25mm低いので、ベビーカーや大きな荷物の積み下ろしをする場合は、フリードの方が利便性に優れています。

フリード/シエンタのエンジンスペック比較

フリードとシエンタに用意されているエンジンのスペック内容を紹介していきます。

フリードのエンジンスペック

●フリード

・エンジン種類 :水冷直列4気筒DOHC16V i-VTEC
・総排気量   :1,500cc
最高出力   :129ps
最大トルク  :15.6kgm
燃費     :16.4km/L~19.0km/L(JC08モード)

●フリード

・エンジン種類   :水冷直列4気筒DOHC16V i-VTEC+i-DCD
・総排気量     :1,500cc
最高出力     :110ps
最大トルク    :13.7kgm
・モーター最高出力 :29.5ps
・モーター最大トルク:16.3kgm
・バッテリー    :リチウムイオン電池
・燃費       :26.0km/L~28.0km/L(JC08モード)

シエンタのエンジンスペック

●シエンタのガソリンエンジン(2WD)

・エンジン種類:直列4気筒DOHC
・総排気量  :1,500cc
・最高出力  :109ps
・最大トルク :13.9kgm
燃費    :20.2km/L(JC08モード)

●シエンタのガソリンエンジン(4WD)

・エンジン種類:直列4気筒DOHC
・総排気量  :1,500cc
・最高出力  :103ps
・最大トルク :13.5kgm
・燃費    :15.4km/L(JC08モード)

●シエンタのハイブリッドエンジン

・エンジン種類   :直列4気筒DOHC+電気モーター
・総排気量     :1,500cc
・最高出力     :74ps
・最大トルク    :11.3kgm
モーター最高出力 :61ps
モーター最大トルク:17.2kgm
・バッテリー    :ニッケル水素電池
燃費       :28.8km/L(JC08モード)

フリード/シエンタのエンジンスペック比較結果

ビッドちゃん
フリードには、ガソリンモデルに「1,500cc 水冷直列4気筒DOHC16V i-VTEC」、ハイブリッドモデルには「1,500cc 水冷直列4気筒DOHC16V i-VTEC+i-DCD」が搭載されています。

ガソリンエンジンは、燃焼効率の良い直噴V-TECエンジンと高効率CVTの組み合わせで、大人数が乗車しても力強い走りができます。

フリードのハイブリッドシステムは、直噴V-TECガソリンエンジン+7速AT+高出力電気モーターを組み合わせた「SPORT HYBRID i-DCD」を搭載しているため、スムーズな走りとJC08モード・28.0km/Lの低燃費を実現しています。

シエンタのガソリンモデルには、2WDと4WDに馬力が異なる「1,500cc 直列4気筒DOHCエンジン」と、ハイブリッドモデルに「1,500cc 直列4気筒DOHCエンジン+電気モーター」の3種類が用意されています。

シエンタのエンジンは、ガソリンモデルとハイブリッドモデルともに、数値だけを見るとフリードには劣っています。両車とも燃費性能は、それほど大きな差はないので、パワーのあるフリードの方がストレス無くドライブすることができます。

フリード/シエンタのグレード比較

フリードとシエンタにラインナップされているグレードと新車車両本体価格を紹介していきます。尚、表示価格に消費税は含まれておりません。

フリードのグレード

マイナーチェンジに伴い、安全運転支援システム「Honda SENSING」が全グレードに標準装備されたことで、「B」⇒「B Honda SENSING」へ、「G」⇒「G Honda SENSING」に改名されています。また、クロスオーバーSUVタイプの「CROSSTAR」が新たにラインナップに加わりました。

ガソリンモデルはベースグレードの「B Honda SENSING」、装備が充実している「G Honda SENSING」、クロスオーバータイプの「CROSSTAR Honda SENSING」の3種類、ハイブリッドモデルには、ベースグレードの「B」の設定が無く、装備が充実している「HYBRID G Honda SENSING」と、クロスオーバーSUVタイプの「HYBRID CROSSTAR Honda SENSING」の2種類のみになっています。

●フリードのガソリンモデル

・B Honda SENSING(2WD/6人乗り)          :¥1,816,000-
G Honda SENSING(2WD・4WD/6人乗り・7人乗り):¥1,964,000-~¥2,199,000-
・CROSSTAR Honda SENSING(2WD・4WD/6人乗り):¥2,164,000-~¥2,379,000-

●フリードのハイブリッドモデル

HYBRID G Honda SENSING(2WD/6人乗り・7人乗り、4WD/6人乗り):¥2,329,000-~¥2,544,000-
・HYBRID CROSSTAR Honda SENSING(2WD・4WD/6人乗り)     :¥2,529,000-~¥2,744,000-

シエンタのグレード

シエンタのグレードは、ガソリンモデルにベースグレードの「X」、充実装備の「G」、最上級グレード「G Cuero」の3種類と、ハイブリッドモデルがベースグレードの「HYBRID X」、装備が充実している「HYBRID G」、最上級グレード「HYBRID G Cuero」の3種類が用意されています。先進安全機能「トヨタセーフティーセンス」と、レーザーレーダー+単眼カメラ方式「プリクラッシュセーフティ」が、Xタイプ以外に標準装備されています。

●ガソリンモデル

・X(2WD・4WD/6人乗り・7人乗り)   :¥1,873,300-~¥2,024,000-
G(2WD・4WD/6人乗り・7人乗り)   :¥2,081,200-~¥2,231,900-
・G Cuero(2WD・4WD/6人乗り・7人乗り):¥2,236,300-~¥2,387,000-

●ハイブリッドモデル

・HYBRID X(2WD/7人乗り)   :¥2,291,300-
HYBRID G(2WD/7人乗り)   :¥2,447,500-
・HYBRID G Cuero(2WD/7人乗り):¥2,602,600-

フリード/シエンタのグレード比較結果

ビッドちゃん
ガソリンモデルで人気があるグレードは、フリードが2WDの「G Honda SENSING」で、シエンタが2WDの「G」です。ハイブリッドモデルで人気のあるグレードは、フリードが「HYBRID G Honda SENSING」で、シエンタが「HYBRID G」です。

両車とも装備が充実している「G」グレードが人気ですが、車両本体価格ではガソリンモデルとハイブリッドモデルともに、フリードの方が安く設定されています。

しかも、「車両本体価格が安く」「安全装備が充実」していることからも、フリードをオススメします。ハイブリッドモデルで6人乗りを希望する場合は、シエンタにはハイブリッドモデルに6人乗りの設定がないため、無条件でフリードを選択するようになります。

フリード/シエンタのボディカラー比較

 

フリードとシエンタに用意されているボディカラーを紹介します。

フリードのボディカラー

フリードのボディカラーは、全9色が用意されています。

  • シーグラスブルー・パール
  • プレミアムクリスタルオレンジ・メタリックⅡ
  • シルバーミストグリーン・メタリック
  • プラチナホワイト・パール
  • スーパープラチナグレー・メタリック
  • クリスタルブラック・パール
  • プレミアムクリスタルレッド・メタリック
  • ルナシルバー・メタリック
  • ミッドナイトブルービーム・メタリック

シエンタのボディカラー

シエンタのボディカラーは、単色8色とツートンカラー5色の全13種類が用意されています。

  • ホワイトパールクリスタルシャイン
  • シルバーメタリック
  • ブラックマイカ
  • センシュアルレッドマイカ
  • ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン
  • エアーイエロー
  • ラディアント グリーンメタリック
  • ブルーメタリック
  • ブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ
  • ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン×ホワイトパールクリスタルシャイン
  • ブラックマイカ×エアーイエロー
  • ブラックマイカ×ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン
  • ブラックマイカ×ラディアント グリーンメタリック

フリード/シエンタのボディカラー比較結果

ビッドちゃん
フリードとシエンタのボディカラーを比較すると、単色に加えてツートンカラーも選択することができるシエンタに軍配が上がります。

ボディカラーのバリエーションが豊富だと、他人と被ることも減るため、女性にとっては車を選ぶ上では重要なポイントになります。

フリード/シエンタの便利装備比較

フリードとシエンタに装備されている便利な装備や機能を紹介していきます。

フリードの便利装備

●ロングスライドシート

前席の背面形状が工夫されていることで、2列目シートに大人が座っても膝があたることがありません。また、6人乗りの2列目キャプテンシートは2WD車で360mmのロングスライドシートを採用しているため、足を組んでゆったり座ることができます。

●ウォークスルー

6人乗りの2列目キャプテンシートの場合は、シート間で大人が通れるスペースが確保されているため、前席から最後部の3列シートまで外に出ることなく移動することができます。

●室内確認用ミラー

小さなお子様を乗せている場合など、走行中でも後ろを振り向くことなく、ルーフに設置したミラーで後席を確認することができます。

●両側パワースライドドア

キーレスや運転席に付いているスイッチ操作で、両側のスライドドアを開閉することができます。また、ドアハンドルを少し引くことでも自動開閉することができます。

●ハンズフリースライドドア

ディーラーオプションになりますが、両手が塞がっている状態でも、スライドドアの下部に足先をかざすだけで、スライドドアを自動で開閉することができます。

シエンタの便利装備

●フロントシートウォークスルー

運転席と助手席の間と、2列目シートの間を大人が通ることができるため、雨の日でも外に出ることなく、後席へ移動することができます。

●タンブル機構付セカンドシート

小さなお子様や女性でも力を入れることなくワンタッチ操作でセカンドシートを折りたたむことができるので、最後部の3列シートへスムーズに乗降することができます。

●シアターレイアウト

前席から後席に掛けて少しずつシート位置が高くなっているため、映画館のように後席からでも前方の視界を広く確保することができます。

●両側パワースライドドア

スマートエントリーシステムとプッシュスタートシステムを装着している車は、スマートキーを携帯するだけで、スライドドアのボタンを押してドアロックを解錠することができますし、スライドドアを自動で開閉することもできます。

●パワースライドドア予約ロック機能

スライドドアを閉めている途中に施錠予約操作を行うことで、スライドドアが閉まった後に自動で施錠することができます。スライドドアが閉まり切る前に車から離れた場合でも、自動でロックしてくれる便利機能です。

●リアシートリマインダー

後席に荷物を置き忘れた場合に、マルチインフォメーションディスプレイへ荷物の置き忘れ防止の通知メッセージが表示されます。このシステムは日本初の機能で、マルチインフォメーションディスプレイを装着している車に標準装備されています。

フリード/シエンタの便利装備比較結果

フリードとシエンタの便利装備を紹介してきましたが、どちらも充実した装備で甲乙つけがたいのですが、スライドドアの機能だけを見てもシエンタの方が装備内容のバリエーションが豊富です。

また、日本初のリアシートリマインダーも装備されていることなど、細かい装備が充実しているシエンタに軍配が上がります。

フリード/シエンタの走行性能比較

 

フリードとシエンタの燃費性能や走行性能について紹介していきます。

フリードの走行性能

●インテリジェント・コントロール・システム

ハイブリッドモデルには2WDの設定しか無い車が殆どですが、フリードのハイブリッドモデルには4WDの設定があります。フリードに採用されている4WDには、路面状況を自動で検知して、2WDと4WDを電気制御で切り替えるリアルタイムAWDが採用されています。

●ブレーキ操作ステップダウンシフト制御

オートマティック車は、ミッション車と比べて坂道を下る場合、エンジンブレーキが殆ど効きません。フリードには、ブレーキ操作ステップダウンシフト制御が搭載されているため、一定以上のブレーキ操作を行うことで、自動でエンジンブレーキを効かせてくれます。

ブレーキを過度に踏む事無く坂道を下ることができるため、ブレーキの高熱化を防ぐことができ、ブレーキをフェードさせること無く、ブレーキの効きを持続させることができます。

シエンタの走行性能

●モードスイッチ

ハイブリッドモデルに標準装備されているモードスイッチは、走行状況に応じて「エコドライブモード」「EVドライブモード」2種類の走行モードを選択することができます。

エコドライブモードは、ガソリンエンジンを使いつつ、消費電力を抑えて燃費優先の走行をすることができるモードです。EVドライブモードは、深夜の住宅街や排気ガスを抑えて走行したいときなど、電気モーターだけで走行することができるモードです。

●クルーズコントロール

高速道路などで、一定の速度で巡航する場合に、クルーズコントロールをセットすることで、アクセルペダルを踏まずに一定の速度で巡航することができる機能です。

フリード/シエンタの走行性能比較結果

ビッドちゃん
フリードとシエンタの走行性能を比較すると、エンジン性能では「パワーのフリード」「低燃費のシエンタ」で分けることができます。フリードのガソリンエンジンは、最高出力・129psで、シエンタが最高出力・103psと同じ1,500ccでもフリードがパワーで圧倒しています。

ハイブリッドモデルでも、フリードは最高出力・110ps+モーター最高出力・29.5psを発揮するのに対して、シエンタのハイブリッドモデルは、最高出力・74ps+モーター最高出力・61psで、フリードの方がパワーでは上回っています。

燃費性能では、フリードのガソリンモデルが「2WD・19.0km/L」「4WD・16.4km/L」で、シエンタが「2WD・15.4km/L」「4WD・20.2km/L」です。

ハイブリッドモデルは、フリードが「2WD・28.0km/L」「4WD・26.0km」で、シエンタが「2WD・28.8km/L」となっています。ガソリンの2WDこそ、フリードの燃費がシエンタよりも上回っていますが、他のタイプについてはシエンタの燃費性能がフリードを大きく上回っています。

シエンタには、ハイブリッドモデルに4WDの設定がないため、ハイブリッドモデルで4WDを求めるユーザーは、リアルタイムAWDを搭載しているフリードしか選択肢することができません。

低燃費を求めるユーザーは、ガソリンモデルならフリードの2WDで、ハイブリッドモデルならクラストップレベルの低燃費を誇るシエンタの2WDをオススメします。燃費性能と走行性能の両立では、パワーと低燃費を兼ね備えたガソリンモデルのフリード・2WDが最適な選択と言えます。

フリード/シエンタの安全装備比較

 

フリードとシエンタに装備されている先進安全装備について紹介していきます。

フリードの安全装備

●Honda SENSING

Honda SENSINGは、ホンダの先進安全技術で、ミリ波レーダーと単眼カメラで事故を未然に回避する支援システムです。

・衝突軽減ブレーキシステム(昼歩行者)
・誤発進抑制機能
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・ACC
・LKAS
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・後方誤発進抑制機能

2019年10月のマイナーチェンジによって、全グレードに標準装備されています。

●衝突安全性能

平成28年度自動車アセスメントにおいて、衝突安全性能評価で最も高い評価の「ファイブスター賞」を獲得しています。

●i-Sizeチャイルドシート対応ISOFIXロアーアンカレッジ+トップテザーアンカレッジ

チャイルドシートの装着は、小さなお子様を持った人には意外と重労働です。フリードには、汎用型ISOFIXチャイルドシートを誰にでも簡単に取り付けることができるように、i-Sizeチャイルドシートにも対応した固定金具を2列シートに装着しています。

●セーフティ・サポートカー

セーフティ・サポートカーは、政府が交通事故防止対策の一環として普及啓発しているもので、自動ブレーキなどの安全運転をサポートする機能や装置などを搭載して、運転する人の安全運転を支援します。

フリードの「B Honda SENSING」「G Honda SENSING」「CROSSTAR Honda SENSING」には、「セーフティ・サポートカー S(ベーシック+)」が、「G Honda SENSING」「CROSSTAR Honda SENSING」「HYBRID G Honda SENSING」「HYBRID CROSSTAR Honda SENSING」は、最高ランクの「セーフティ・サポートカー S(ワイド)」が該当します。

●LEDヘッドライト+LEDアクティブコーナリングライト

省電力で高光度のLEDヘッドライトと、コーナーリング時にステアリングに合わせて、進行方向の内側を照らすLEDアクティブコーナリングライトを搭載しています。視界の悪い夜間や雨天時でも、歩行者などを出来るだけ早く発見することができ、事故を未然に防ぐことに貢献してくれます。

●エマージェンシーストップシグナル

走行中に急ブレーキを踏んだ時に、後続車に追突されないようにブレーキランプの点灯に加えて、ハザードランプが高速で点滅する機能です。

●VSA (ABS + TCS + 横すべり抑制)

VSAは、「アンチロックブレーキシステム」+「トラクションコントロール」+「横滑り抑制機能」のことで、滑りやすい悪路などでの「車輪の空転」「ブレーキのロック」「車体の横滑り」を抑えて、車体の挙動を安定させる機能です。

●ヒルスタートアシスト機能

坂道で停止した場合、ブレーキペダルからアクセルペダルへ踏み替える瞬間、約1秒間車の後退を抑制する機能です。

シエンタの安全装備

●トヨタセーフティーセンス

シエンタには、トヨタの先進安全機能「トヨタセーフティーセンス」に、レーザーレーダー+単眼カメラ方式「プリクラッシュセーフティ(昼間・対歩行者)」を検知する機能が追加されています。「X」以外のグレードに標準装備されていますが、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違えを防ぐ「インテリジェントクリアランスソナー」は、G Cueroに標準装備されています。

・衝突軽減ブレーキシステム(昼歩行者)
・誤発進抑制機能
・路外逸脱抑制機能
・先行車発進お知らせ機能
・後方誤発進抑制機能
・オートマチックハイビーム

●Bi-Beam LEDヘッドランプ

i-Beam LEDヘッドランプは、省電力で白く明るい光を照射し、1灯でハイビームとロービームを切り替えることができます。先行車や対向車へ眩しくないように照射軸を一定に保つオートレベリング機能が付いています。

●緊急ブレーキシグナル(ハザードランプ点滅式)

急ブレーキを踏んだ時に、後続車に追突されないようにブレーキランプの他に、ハザードランプを点滅させる機能です。

●ヒルスタートアシストコントロール

坂道発進で、ブレーキペダルからアクセルペダルへ踏み替える時に、車体が後方へ下がらないようにする機能です。

●セーフティ・サポートカー

トヨタセーフティーセンスに加えて、「プリクラッシュセーフティ」「レーンディパーチャーアラート」「オートマチックハイビーム」を装備することが条件です。

●セーフティ・サポートカーS(ワイド)

トヨタセーフティーセンスに加えて、「インテリジェントクリアランスソナー」「プリクラッシュセーフティ」「レーンディパーチャーアラート」「オートマチックハイビーム」装備することが条件です。

●衝突安全性能

平成27年度自動車アセスメントにおいて、衝突安全性能評価で最も高い評価の「ファイブスター賞」と、予防安全性能評価で最高ランクの「ASV+」を獲得しています。

フリード/シエンタの安全装備比較結果

ビッドちゃん
フリードとシエンタとも高い先進安全技術を装備していますが、シエンタには「オートマチックハイビーム」、フリードには「歩行者事故低減ステアリング」「ACC」「LKAS」「標識認識機能」などの機能が搭載されています。

圧倒的にフリードの方が多くの安全機能を備えていることが分かり、どちらも高い安全機能を備えた車ですが、「Honda SENSING」を搭載しているフリードに軍配が上がります。

フリード/シエンタの中古車相場比較

ガソリンモデルでは、フリードが「G Honda SENSING」で、シエンタが「G」が人気グレードで、ハイブリッドモデルは、フリードが「HYBRID G Honda SENSING」で、シエンタが「HYBRID G」が最も人気のあるグレードです。

フリードとシエンタの人気グレードの中古車相場を比較してみました。

フリードの中古車相場

・G Honda SENSING       :¥1,599,091-~¥2,320,000-
・HYBRID G Honda SENSING:¥1,871,812-~¥2,452,727-
※新車・修復歴車を除く、2019年以降の対象グレードの中古車のみ。
※ボディカラー、走行距離は関係なく調べています。
※表示価格に消費税は含まれていません。

シエンタの中古車相場

・G       :¥1,490,000-~¥1,940,000-
・HYBRID G:¥2,089,091-~¥2,372,727-
※新車・修復歴車を除く、2019年以降の対象グレードの中古車のみ。
※ボディカラー、走行距離は関係なく調べています。
※表示価格に消費税は含まれていません。

フリード/シエンタの中古車相場比較結果

フリードよりもシエンタの方が、新車の価格が¥100,000-~¥150,000-ほど高く設定されています。

ハイブリッドモデルの中古車相場は、両車とも価格に大きな差はありませんが、ガソリンモデルの中古車相場は、「走行性能」「低燃費」「安全装備」でシエンタに勝っているフリードの方が高い価格で取引が行われています。

2019年10月にマイナーチェンジが行われたばかりのフリードは、中古車相場もしばらくの間、高い位置でキープすると予想することができるのに対して、マイナーチェンジが行われてから1年以上が経過したシエンタは、機能的にも劣っていることが多いため、中古車市場でも下降することが予測できます。

まとめ

コンパクトミニバンで人気を分け合っているフリードとシエンタを色々な面で比較してきましたが、低価格でパワフルな走りを楽しみたい人には「フリード」ボディカラーのバリエーションが豊富で、低燃費を求める人には「シエンタ」をオススメします。

総合的にはシエンタをライバル視して、マイナーチェンジを行ったフリードに軍配が上がりますが、コンパクトミニバンとしての性能はどちらも優れているため、予算やライフスタイルにあわせてフリードとシエンタのどちらを選択しても損をすることはありません。

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