「サーフィンをするためによく海に出かけるけど、そろそろ新しい車がほしい!どんな車種がサーフィンに向いているか知りたい。」
と考えているあなたへ。そこで今回は、サーフィンにおすすめの車種10選をご紹介!また、車選びのポイントまで詳しく解説していきます。サーファーにとっては、道中の移動のしやすさも重要なポイントですよね。選ぶ車によって、波乗りをもっと快適に、もっと楽しくできますよ。
目次
1.サーフィンにおすすめの車種や車の特徴とは
サーファーの相棒といえば、サーフボード。そして、サーフィンがしたい!と思ったときにすぐに海まで連れていってくれる「車」も重要な相棒と言えますよね。では一体、サーフィンにはどのような車が適しているのでしょうか?
どんな車種がサーフィンに適している?
ひとくちに車と言っても、数え切れないくらい種類があります。なかでもサーフィンに適している車種は「ステーションワゴン」「ミニバン」「ワンボックス」です。
- ステーションワゴン:車高の高くないワゴン車で、荷物を多く載せることができます。また、見た目がスタイリッシュなので、家族でのショッピングなど、サーフィン以外での利用でも違和感がない。
- ミニバン:搭載機能が高い。スライドドアのあるものや、天井の高いものもある。多くのサーファーが愛用している。
- ワンボックス:圧倒的なキャパシティ。普通の車では積めないロングボードでさえ、楽々積むことができる。車内が広々としていて快適。
ワゴンとバンの違いとは?
車選びにおいて、ワゴンとバンの違うになってしまう人も少なくないはず。ここで、2つの違いをおさらいしておきましょう!
ワゴンとは、定員数を増やすことで大人数での移動を可能にした「乗用車」のことです。なかでも車高の高くない車を「ステーションワゴン」といいます。
バンとは、商用車のこと。貨物を運搬するときに使う自動車のことで、「屋根付きの車」を意味しています。ミニバンとは、文字通り小さなバンのことで、6名以上の乗車定員で、3列シートなのが特徴です。
実際にサーファーはどんな車に乗ってるの?
全国のサーファー150人にとったアンケートによると、人気度の高さから順に「ワンボックス」「ステーションワゴン」「軽自動車」「RV」「コンパクト」「セダン・スポーツカー・トラックなど」となりました。(サーフィン@マガジンによる調査より)
【各車種の割合】
ワンボックス:39%
ステーションワゴン:31.5%
軽自動車:10.5%
RV:9.7%
コンパクト:6%
その他セダン・スポーツカー・トラックなど
ワンボックスが圧倒的に多いという結果から、やはり車内の広さを重要視するサーファーが多いと予想できます。また意外にも、軽自動車を使っているサーファーもいるようです。
2.サーフボードを車両の中や外に積むためのカスタム方法
続いては、サーフボードの積み方について解説します。先述したように、サーフボードには「中積み」と「外積み」の2つがあります。
中積みのカスタム方法
多くの人は、サーフボードを車内に中積みにしていると思います。
基本的には、ソフトケースやハードケースに入れて積みます。サーフボードの素材は、ある程度の熱にも耐えられるように設計されていますが、炎天下に長時間さらすとボードが痛んでしまうので、必ず保護しましょう。また、ケースに入れずに中積みすると、ボードにヒビが入ったり、ワックスで車内が汚れたりすることがあります。
外積みのカスタム方法
11フィート(約3.3m)のロングボードだと、そもそも車の中に積むことができません。また、外積みが好みな人もいるはずです。
外積みの場合は、ボードを固定するために、「サーフキャリア」を使います。運転中にサーフボードが飛んでいかないように、しっかりと固定することが大切です。
また、サーフボードを外積みするときは「風の抵抗」を意識しましょう。
ソフトケースで積む場合:テールをしっかりと縛る。ボードが凹むのできつく絞めすぎない
ハードケースで積む場合:チャックを全て締めて、しっかりと絞める
カバー無しで詰む場合:テールが前で下向きにし、きつく締め付けすぎない
複数のボードを積む場合:板と板の間に緩衝材を入れ、均等にバランスよく積む
「テールを前にして積まなければ!」と思っているサーファーもいますが、載せるボードの数や車の構造によっては、ノーズが前になっていても問題はありません。しかし、サーフボードには「ロッカー」と呼ばれる”反り”があるため、ノーズを前にした場合、風圧がかかってボードへの負担が大きくなることがあります。可能であればテールを前にして、裏返した状態で積むのがおすすめです。前にあるフィンが引っかかって、脱落防止にもなります。
簡易キャリアも便利
カーシェアでサーフィンをしたり、コストを抑えたい人は、「簡易キャリア」がおすすめ。文字どおり簡単にボードを取り付けられるキャリアのことで、車体の小さな軽自動車でも使える上に、かつロングボードでも積載可能です。コストが安いうえに、しっかりとボードを固定できるのでオススメですよ。
ノーズ:サーフボードの先端部分のこと
テール:サーフボードの後方部分のこと
3.サーフィンに向いている車の選び方
続いては、車選びのポイントを解説します!サーフィンを少しでも有意義に楽しむためにも、じっくりと考えて車を選びましょう。特にチェックしたいポイントをいくつか挙げました。
燃費の良い車
車の燃費は、サーフスタイルにも影響を与えます。低燃費であるということは、交通費を抑えられるということでもあります。浮いたお金でサーフボードを買ったり、ウェットスーツを新調したり、また波乗りの回数も増やせますよね。今まで行ったことのない、遠くのポイントへ遠征することも可能です。
車内泊が快適な車
「車中泊の快適さ」もサーファーにとって車選びの重要ポイントです。ときに早朝のグッドウェーブを狙うために、サーフポイントの近くで前泊することもあるでしょう。そこで、車内のシートを倒したときに、広々としていて安らげる状態になっていた方がうれしいですよね。しっかりと身体を休ませることで、波乗りのパフォーマンスも上がりますよ。
中積みor外積みで選ぶ
サーフボードを中積みにするか、外積みにするかで、車の選び方も変わってきます。中積みの場合は、「ボードを傷つけなくて済む」「雨が降っても大丈夫」といったメリットが、外積みの場合は、「フォルムがカッコいい」「車内を広々と使える」といったメリットがあります。
サーフボードを上に積んだときの見た目の相性は良いか?
サーフボードを車内に積んだとき、どれくらいのスペースが余るか?
などを考えておくと良いでしょう。
4.国産車?外車?どの車がサーフィンに向いているのか
続いては、「サーフィンに向いている車種は?国産車?それとも外車?はたまた軽自動車でも大丈夫?」という疑問にお答えします。
国産車は?
「車種の多さ」や「安心感」で選ぶなら、国産車がダントツですね。一時期、空間の広さから、国産車より外車がおすすめされていた時期もありましたが、今では星の数ほど車種があるので、最適な国産車を選ぶことができるでしょう。
外車は?
外車の最大の魅力は、「車内の広さ」です。日本車と比べてもかなり空間が広く、サーフボードも積みやすいのが特徴です。ただ、車両そのものの値段が高いので、特に車両にこだわりのない人であれば、国産車でも十分に思うかも。
軽自動車は?
続いては自動車です。軽自動車のメリットは、なんといっても「燃費の良さ」と「維持費の安さ」です。その圧倒的なコストパフォーマンスから、軽自動車を選ぶサーファーも増えています。一方で、長距離運転には向いていないため、遠方の海へ出かけるサーファーにはちょっと大変かもしれません。
5.サーフィンにおすすめの車種10選
それでは最後に、海を愛するサーファーにおすすめの車をご紹介します!多くのサーファー御用達の有名車種から、スタイル重視の車種まで、合わせて10種をピックアップしました。
日産 エクストレイル
トヨタと並ぶ王手、日産が手がける「エクストレイル」。2.0Lのガソリンエンジンモデル(16.4km/L)とハイブリッド(20.6km/L)から選ぶことができ、どちらも燃費の良さはピカイチです。駆動方式には2WDと4WDがありますが、どちらも見た目は変わりません。深い砂浜に駐車するなら、4WDがおすすめです。
トヨタ カローラフィールダー
きっとテレビのCMなどで目にしたことがある人も多いはず。こちら「カローラ フィールダー」は、多くのサーファー御用達の人気モデルです。1.5kmガソリンエンジンなら23km/L、ハイブリッドなら33.8km/Lと、圧倒的な燃費の良さと、407Lにも及ぶ荷室容量が魅力。後ろの席を倒せば872Lにも拡大できるので、ロングボードも積み込めますよ。
フォルクスワーゲン ゴルフオールトラック
ドイツの大手メーカー、フォルクスワーゲンの人気車「ゴルフオールトラック」。車高が高くなっているため、路面とのクリアランス(隙間)が広くなっています。1.8Lのガソリンターボエンジンが搭載されており、力強い加速を楽しむことができます。走りとスタイルを重視したいサーファーにはおすすめです。
ボルボ V60
スタイリッシュさを追求したいサーファーにおすすめしたい「ボルボ V60」。ヨーロッパ最新のディーゼルエンジンを搭載したモデルで、燃費も20.2km/Lと安定しています。パワフルな走りが特徴ながらも、室内はとっても静か。海が遠くても疲れのたまらない運転を実現してくれます。リアシートを倒せば、ボードも楽々積めますよ。
ホンダ ステップワゴン
ミニバンとして人気を集めている、ホンダの「ステップワゴン」。サーフィンだけでなく、家族でのお出かけにも使える万能車です。スタイリッシュな見た目ながら、広々とした車内が魅力的。走りもスムーズで、上り坂でもスイスイ進みます。もちろんロングボードも積めますよ。
日産 キャラバン
複数本ものロングボードを積めるほどのキャパシティが魅力の「キャラバン」。商用車として使われることが多い車種ですが、長旅でも疲れない、居心地のよい室内設計となっています。車内の荷室にはいくつか穴が設けられていて、積むものに応じてネットや棚を取り付けることも可能です。
トヨタ ハイエース
サーファー界では定番中の定番「ハイエース」。そのシンプルさと、運送業界でも使われるほどのキャパの広さは、他の追随を許しません。シートデザインも自由にでき、三列目のシートをたためば、何本ものロングボードを積めますよ。
メルセデス・ベンツ Gクラス
言わずと知れた高級自動車メーカー、ベンツが手がける「Gクラス」。走りのスムーズさ、力強さ、室内スペース、どれをとっても完璧といえる車です。ただ、やはり高級車だけあって車両価格や維持費はかなり高め。
ハマー H2
人気メーカー、ハマーが手がけるフルサイズSUV「H2」。外国人好みのゴツゴツした車両が特徴で、多くのサーファーが憧れる一台です。しかし、燃費の良さはあまり良いとは言えず、部品交換代が高いなどメンテナンス費用が嵩んでしまうのが懸念ポイント。
トヨタ ハイラックス
トヨタが手がけるピックアップトラック「ハイラックス」。日本人には馴染みのない車種ですが、使い勝手の良い荷台は、サーファーにはぴったりです。ピックアップトラックに乗っている日本人は少ないので、ひとたび海沿いにハイラックスを駐車すれば、注目の的になるかも。
まとめ
サーフィンにおすすめの車、また車選びのポイントまで詳しく解説しましたが、いかがでしたか?サーファーにとっての車は、サーフボードと同じくらい重要な役割を担っています。価格、乗り心地、車内の広さなど、選ぶ基準は人それぞれなので、ぜひ自分のサーフスタイルに合った車選びをしましょう!