ディーゼル車はやめとけ!といわれる理由を解説!人気のディーゼル車10選も紹介!

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ディーゼル車は、トラックなどをはじめとした大型車両に搭載されていることからわかるように、力強いエンジンが最大の特徴です。しかしながら、環境への影響が大きいことで様々な規制あり、ディーゼル車はやめとけなどといった否定的な意見も聞かれます。

この記事では、ディーゼル車のメリット・デメリット、ガソリン車との違いやディーゼル車の特徴を解説していきます。

さらに、現在ではクリーンディーゼルとよばれる環境に配慮したディーゼル車のラインアップの中から、人気のディーゼルエンジンモデルを10選紹介します。

ディーゼル車とは

ディーゼル車は、軽油を燃料とするエンジンが搭載されたクルマを指し、ガソリンやハイオクに比べ燃料費が安く、燃費の良さや力強さが特徴です。

しかし、燃焼時に発生するNOx(窒素酸化物)やPM(ススなど)といった大気汚染物質が排出されることが問題となり、一部の都市では走行を制限されるなど、環境への配慮に伴う規制が厳しくなっています。

現在では、クリーンディーゼルとよばれる有害な物質の排出を抑制したエンジンを搭載することで、再び注目を集めています。

クリーンディーゼル車は、規制のかかった都市でも走行が可能かつ、従来のディーゼル車同様の高いトルク、低燃費など、多くのメリットがあります。

ディーゼル車はやめとけといわれる理由

ディーゼル車には環境に対する影響だけでなく、特有のデメリットがあることから、ディーゼル車を選ぶのはやめとけ!といわれることがあるようです。

例えば、排ガス浄化装置に使われるアドブルーを定期的に補充することによるメンテナンス費用や自動車税の重課時期がガソリン車に比べると早いなど、ランニングコストがかかる点など。

また、ちょい乗りともいわれる短距離走行に不向きなことから、使用環境によってはディーゼル車を選ばない方が良い場合もあります。

ディーゼル車にはメリットがある一方、デメリットも多いことが、ディーゼル車はやめとけといわれる一因になっているのでしょう。

ディーゼル車のデメリット

ディーゼル車には、車体価格など費用面や燃料、構造上によるデメリットがいくつかあります。

それぞれのデメリットを確認していきましょう。

車体価格の設定が高め

ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比べ、高い耐久性能を有することからコストが高くなる傾向があります。それに伴い、各モデルではガソリン車と比較してディーゼル車の車体価格が高くなっています。

ガソリン車とディーゼル車の価格比較

【マツダ CX-5(2WD)】
ガソリンモデル
20S Smart Edtion:¥2,645,000(消費税抜)
ディーゼルモデル
XD Smart Edtion:¥2,935,000 (消費税抜)

【メルセデス・ベンツ】
ガソリンモデル
C 200 AVANTGARDE:¥6,318,182 (消費税抜)
ディーゼルモデル
C 220 d AVANTGARDE:¥6,445,455 (消費税抜)

モデルによって異なりますが、ディーゼル車の方が10万円以上高いことがわかります。

メンテナンスなどにかかる維持費が高い

ディーゼル車はガソリン車と比べ、オイル交換頻度が早くなります。

一般的にガソリン車は15,000kmを目安とするのに対し、ディーゼル車は10,000kmでの交換が推奨されています。これは、エンジンの圧縮比が高く、カスが残りやすいことなどでオイルが汚れやすいためです。

また、排出ガスの浄化システムに私用されているアドブルーの補充も必要になります。おおよそ1,000kmの走行で1Lが消費するとされ、アドブルーが無くなった場合、エンジンを切ると再始動ができなくなります。

ガソリン車よりも多くのメンテナンスが必要となる点が、ディーゼル車のデメリットといえるでしょう。

自動車税の重課時期が早い

車は新車登録より一定期間経過すると自動車税が重課税されます。

ガソリン車では13年を超えたタイミングに重課されますが、ディーゼル車では11年を超えたタイミングで重課されます。

重課税は約15%で、ガソリン車より早く税金が高くなることも、ディーゼル車のデメリットでしょう。

また、ガソリン車も同様ですが、13年超より自動車重量税も重課されます。自動車重量税に関しては、13年超と18年超の2段階に分けて重課されることから、長く所有することでのデメリットもあることを知っておきましょう。

寒冷地での燃料凍結リスク

ディーゼル車の燃料として使用される軽油は、ガソリンに比べ凝固点(流動点)が高いことから寒さの厳しい寒冷地では凍結する可能性があります。そのため、冬場などは朝出勤しようとしたらクルマのエンジンがかからない、などといったケースもあるので注意が必要です。

凍結リスクを抑えるために、寒冷地では性能を変化させた軽油が用いられます。

各燃料の凝固点(流動点)

ガソリン -100℃
軽油(特1号) +5℃以下 夏季に用いられる
軽油(1号) -2.5℃以下 夏季に用いられる
軽油(2号) -7.5℃以下 冬季に用いられる
軽油(3号) -20℃以下 冬季に用いられる
軽油(特3号) -30℃以下 冬季に用いられる(北海道一部地域)

このように、軽油は季節や地域によって使い分けることで、凍結によるトラブルを防止しています。ここでの注意点として、軽油1号や2号を取り扱う地域で給油し寒冷地へ移動した場合の凍結リスクです。

こういった場合、リスクを回避するため寒冷地で給油を行います。ディーゼル車で冬季の移動は燃料に対する配慮も必要となります。

ちょい乗りに不向き

ディーゼル車には、有害物質が排出されないようにDPFとよばれるフィルターが装着されており、このフィルターにススなどの粒子状有害物質(PM)を吸着させ、排気ガスのみを通過させる仕組みとなっています。

フィルターに吸着させたPMなどは、蓄積することで目詰まりし、浄化機能を低下させるため、燃焼させることによって再生を行っています。この再生を行うには、一定以上の速度で一定時間走行する必要があります。

目安として、エンジンが暖気状態になってから15〜20分程度の走行が必要となることから使用環境によってはディーゼル車が向かない場合もあるでしょう。

休日などを使ってロングドライブを行い、車のコンディションを整える必要があるため、ちょい乗りといわれる短距離走行でのみ使用するのであれば、ガソリン車がオススメです。

ガソリン車と比べて馬力が低い

ディーゼル車の強みは低回転域からのトルクフルです。そのため、高回転域からの伸びるような加速は、ガソリン車に軍配が上がります。

その理由には、ディーゼルエンジンの構造が影響しています。高い圧縮比による燃焼圧力が高いことで、頑丈に造られたエンジンは重量が増してしまう問題があります。大きく重いものは止まりにくいという慣性により、エンジンのピストン運動は速くなればなるほど止まりにくくなります。結果、ピストンの上下運動が鈍くなることから回転数が上がらなくなります。

そのため、ディーゼル車は馬力が上がらないという特徴があります。しかし、近年ではディーゼルターボエンジンを搭載したディーゼル車がラインアップし、ガソリン車に負けず劣らずの馬力となっていることから、馬力の低さは大きなデメリットとはいえないかもしれません。

ガソリン車とディーゼル車の馬力比較

【マツダ CX-5(2WD)】
ガソリンモデル
20S Smart Edtion:最高出力115kW(156ps)/6,000rpm
ディーゼルモデル(ターボ)
XD Smart Edtion:最高出力147kW(200ps)/4,000rpm

【メルセデス・ベンツ Cクラス】
ガソリンモデル
C200 AVANTGARDE:最高出力150kW(204ps)/5,800-6,100rpm
ディーゼルモデル
C220d AVANTGARDE:最高出力147kW(200ps)/3,600rpm

ディーゼル車のメリット

これまで、ディーゼル車のデメリットを紹介してきましたが、もちろんメリットも多くあります。

特に燃料代の安さ、燃費性能はディーゼルの魅力の一つともいえます。

燃料代(軽油)が安い

ディーゼル車の燃料は軽油です。ガソリンよりも1Lあたりの価格が安く経済性に優れているのは大きなメリットといえるでしょう。

現在のガソリンと軽油価格は次のようになっています。

令和6年6月12日時点
経済産業省資源エネルギー庁 石油製品価格調査より

レギュラーガソリン:174.8円/L
軽油:154.5円/L

レギュラーガソリンと軽油の価格差は20.3円/Lで、燃料代の安さがわかります。特に燃料タンクの大きい車は一回での給油量も大きいため、より経済性に優れているといえるでしょう。

ガソリン車より燃費性能が高い

ディーゼル車は燃料代が安いだけではありません。ガソリン車よりも燃費性能が優れていることも大きなメリットの一つです。

その理由として、点火式のガソリンエンジンに対して圧縮して高温となった空気に燃料を噴射するディーゼルエンジンの方が、エネルギー効率が高いことが挙げられます。

また、高いトルク性能による低回転での走行が可能であることで、燃料の使用を抑えられるのも燃費性能が高い理由です。

ガソリン車とディーゼル車の燃費比較

【マツダ CX-5(2WD)】
ガソリンモデル
20S Smart Edtion:14.6km/L(WLTCモード)
ディーゼルモデル(ターボ)
XD Smart Edtion : 17.4km/L(WLTCモード)

【メルセデス・ベンツ Cクラス】
ガソリンモデル
C 200 AVANTGARDE:16.4km/L(WLTCモード)
ディーゼルモデル
C 220 d AVANTGARDE:18.5km/L(WLTCモード)

低回転域からの力強い走り

ディーゼル車の特徴として、低回転域からの高いトルク性能があります。

その背景は、燃料の違いによるものです。軽油はガソリンに比べ、カロリーが14%高く、その分燃焼時に発生するエネルギーが大きくなります。また、ディーゼルエンジンの高圧縮で燃焼効率が良いという特徴が、高いトルクを生み出しています。

エンジントルクの高さにより、スムーズな走り出し、坂道や追い越し時などの加速性などに優れているのは、ディーゼル車の特徴でありメリットとなります。

ガソリン車とディーゼル車の最大トルク比較

【マツダ CX-5(2WD)】
ガソリンモデル
20S Smart Edtion:199N・m(20.3kgf・m)/4,000rpm
ディーゼルモデル(ターボ)
XD Smart Edtion:450N・m(45.9kgf・m)/2,000rpm

【メルセデス・ベンツ Cクラス】
ガソリンモデル
C200 AVANTGARDE:300N・m/1,800-4,000rpm
ディーゼルモデル
C220d AVANTGARDE:440N・m/1,800-2,800rpm

頑丈な構造による耐久性の高さ

ディーゼルエンジンは、高圧縮した空気へ燃料を噴射するため燃焼時の圧力がガソリン車に比べ高くなっています。この圧力に耐えるために頑丈に造られていることから、耐久性の高さもディーゼルエンジンの特徴でありメリットとなります。

この耐久性の高さは、長距離を走るトラックやバスなどにディーゼルエンジンが選ばれている理由の一つといえるでしょう。

しかしその反面、軽油を燃焼することで発生するススを放置することで性能が低下してしまうデメリットもあります。定期的なメンテナンスを行うことがエンジンの寿命を長持ちさせるポイントとなります。

ガソリン車との違い

ガソリン車とディーゼル車の大きな違いとして、燃料、着火方式があります。

エンジンは、吸気、圧縮、燃焼、排気の4サイクルを繰り返します。

ガソリンエンジンは、吸気時に空気と燃料を混合させ、圧縮、点火プラグを用いて着火、燃焼させるのに対し、ディーゼルエンジンでは、吸気で取り入れた空気を圧縮時に加熱し、燃料を噴射して自然着火させて燃焼しています。

軽油の性質として、熱を与えることによる着火性がガソリンよりも優れているため、ディーゼルエンジンには軽油が使用されています。

【各エンジンの特性比較表】

ディーゼル車 ガソリン車
燃料 軽油 ガソリン
着火方式 圧縮熱で自然着火 スパークプラグによる着火
性能の特徴 低回転域から最大トルクを発揮 高回転域における加速性能が高い
燃費 ガソリン車より良い傾向 ディーゼル車より悪い傾向
車体価格 ガソリン車より高い傾向 ディーゼル車より安い傾向

ディーゼル車の注意点

ディーゼル車の注意ポイントは、燃料間違い、規制について、ちょい乗り(短距離走行)の3点が挙げられます。

それぞれ確認していきましょう。

燃料の入れ間違いに注意

まず、起こりがちなのが燃料間違いです。ガソリン車からの乗り換えや複数台車を所有している場合、うっかりガソリンを入れてしまう可能性があるので、給油時は十分注意しましょう。

燃料を間違えた場合、燃料噴射ポンプなどが故障し、エンジントラブルにつながります。

万が一間違えてしまった場合は、エンジンを停止させロードサービスなどへ連絡し、整備工場やディーラーで燃料を抜くなどの適切な対応が必要です。

年式によっては規制対象

環境問題が深刻化している中で、ディーゼル車は車両や地域によって走行規制が課せられています。

東京や神奈川をはじめ各都市で規制が設けられており、基準値に満たない車両の運行を禁止、従わない場合は罰則が設けられているので注意が必要です。

規制対象は、以下です。

東京都ディーゼル車規制内容
(2018年2月9日更新日)
参照:https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/vehicle/air_pollution/diesel/regulation/detail

対象車種 ディーゼル車
①貨物自動車(1、4、6ナンバー)
②乗合自動車(乗車定員11人以上)(2、一部5、7)ナンバー)
③特殊用途自動車(8ナンバー)
対象となる型式 ①記号のない昭和54年頃まで製造された車両
②U、W、S、P、N、K、KA、KB、KC
③KE、KF、KG、KJ、KK、KL、HA、HB、HC、HE、HF、HM
対象地域 東京都全域(伊豆諸島、小笠原諸島など、島部は除く)
規制基準 国の新車に対する排出基準と同じ

主にバスやトラックなどが規制対象となりますが、古いディーゼル車も型式によっては対象となります。

ただし、必ずしも乗り替える必要はなく、指定された粒子状物質減少装置(酸化触媒など)を装着し、検査を受け合格することで規制対象地域への乗り入れが可能となります。

定期的にロングドライブを心掛ける

現在ラインアップされているクリーンディーゼル車には、有害物質を除去するためのDPFなどのフィルターが装着されています。このフィルターではPMとよばれる粒子状物質を付着させますが、蓄積すると目詰まりを起こします。

このPMを除去するため、高温の排気ガスを利用し燃焼させる「再生」が行われるのですが、ちょい乗りなどの短距離走行では再生が十分に行なわれません。

しっかり再生をするためには、一定以上の車速で一定時間の走行が必要なため、普段ちょい乗りが多いライフスタイルの方は、週末などを利用してロングドライブをすることが、故障防止のポイントです。

オススメのディーゼル車10選

ここでは、街乗りだけでなく、ディーゼルのトルクを活かしたオフロード走行を楽しむことのできるモデルなど、オススメしたいディーゼル車10選を紹介します。

マツダ MAZDA2

 

《画像提供:Response》〈写真撮影:中村孝仁〉マツダ2 XD Sport+

国産コンパクトカーにおいて、唯一ディーゼルエンジンを搭載しているのがMAZDA2です。

ディーゼルモデルにMT車をラインアップし、スポーツ走行を楽しむことができるのも、MAZDA2の特徴といえるでしょう。

ファイブポイントグリルが際立つマツダらしいスタイルですが、グリルやルーフ、ホイールなど各所のカラーアレンジができることで、個性的で多彩なスタイルを楽しめます。

MAZDA2には、SKYACTIV-D 1.5のエンジンが搭載され、最大トルク250N・m/1,500-2,500rpm(6EC-ATモデル)を発生させ、ディーゼルエンジン特有の低回転域からの力強い走りを実現しています。

また、燃費はWLTCモードで21.6km/L(6EC-ATモデル)と低燃費で、お財布にも優しい実用性の高いモデルです。

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【マツダ MAZDA2 XD(2WD)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,080mm×1,695mm×1,500mm
ホイールベース 2,570mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,140kg
燃費 21.6km/L(WLTCモード)
エンジン種類 水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ
1,498cc
エンジン最高出力 77kW(105ps)/4,000rpm
エンジン最大トルク 250N・m(25.5kgf・m)/1,500-2,500rpm
駆動方式 2WD(FF)
トランスミッション 6EC‐AT
新車価格 1,778,000円(消費税抜)

(2024年6月現在 マツダ公式サイトより)

マツダ CX-5

《画像提供:Response》〈photo by Mazda〉マツダ CX-5 の2020年モデル

CX-5は落ち着いた雰囲気で高級感ある内外装、ワイド感を強調した意匠でありながら全幅1,845mmと扱いやすいサイズ感で、マツダ車のSUVラインアップの中でも人気の高いモデルとなっています。

CX-5のディーゼルモデルは、2WDと4WDを選択できるほか、それぞれのグレードで特色が異なるのが特徴的です。

ベーシックな“Smart Edition”、黒を基調として引き締まったスタイルの“Black Tone Edition”、充実した装備を纏った上級モデルとなる“Exclusive Mode”など全6グレードが展開されています。基本スペックはほぼ同じですが、スタイル、装備、内装カラーなどに違いがあるため、好みに合わせて選択すると良いでしょう。

CX-5のエンジンは、SKYACTIV-D2.2が搭載されており、最大トルク450N・m/2,000rpmと強力なトルクでありながらアクセルに対するレスポンスが良く、加減速がスムーズで力強い走りが強みとなります。

また、“G-ベクタリング コントロールプラス”とよばれる、ハンドル操作に応じて車両挙動を制御する世界初の技術により、ドライバーや同乗者の疲労軽減、安定感のある走りを可能にしている点も注目です。

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【マツダ CX-5 XD Black Tone Edition(2WD)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,575mm×1,845mm×1,690mm
ホイールベース 2,700mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,650kg
燃費 17.4km/L(WLTCモード)
エンジン種類 水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ
2,188cc
エンジン最高出力 147kW(200ps)/4,000rpm
エンジン最大トルク 450N・m(45.9kgf・m)/2,500rpm
駆動方式 2WD(FF)
トランスミッション 6EC‐AT
新車価格 3,235,000円(消費税抜)

(2024年6月現在 マツダ公式サイトより)

マツダ CX-8

《画像提供:Response》マツダ CX-8 XD Lパッケージ

マツダにおいて唯一の3列仕様モデルであったCX-8は、2023年12月に生産が終了された、全長4,900mm、全幅1,840mmの大型SUVです。

ミニバン以外で3列シートを備えたSUVは、国産車においては希少な存在で、価格も¥2,680,000からとリーズナブルに設定されていたため人気のSUVでした。

CX-8は3列シートだけでなく、こだわり抜かれた質感の高さも注目ポイントです。上級グレードとなるL Packageでは、シートにナッパレザーを採用、フロントシートのベンチレーションや2列目のシートヒーターなど高級車並の装備が魅力となります。

また、全車に自動ブレーキ制御となるアドバンストSCBSや走行時に隣車線を走行する車両を検知し知らせてくれるBSMなど安全装備を搭載しています。

CX-8に搭載されるエンジンは、SKYACTIV-D2.2となっており、最高出力190ps/4,500rpm、最大トルク450n・m/2,000rpmと低回転域での力強さ、ディーゼルでありながら高回転でもしっかり加速していく走行性能の高さが伺えます。

シートアレンジによる荷室空間の広さもCX-8の強みであり、アウトドアでも大活躍するマルチな1台といえるでしょう。

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【マツダ CX-8 XD PROACTIVE(2WD・7人乗り)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,900mm×1,840mm×1,730mm
ホイールベース 2,930mm
最大乗車定員 7名
車両重量 1,830kg
燃費 15.8km/L(WLTCモード)
エンジン種類 水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ
2,188cc
エンジン最高出力 140kW(190ps)/4,500rpm
エンジン最大トルク 450N・m(45.9kgf・m)/2,000rpm
駆動方式 2WD(FF)
トランスミッション 6EC‐AT
新車価格 3,420,000円(消費税抜)

※2018年11月諸元表参照

三菱 デリカD:5

《画像提供:Response》〈撮影:島崎七生人〉三菱 デリカD:5 (P 8人乗り)

ミニバンの代表格といえばトヨタ アルファードを思い浮かべるかもしれませんが、デリカD:5はミニバンとSUVを融合させた新ジャンルのモデルであり、オフロードコースも走行できる悪路走破性の高さが最大の特徴です。

ミニバンの利便性はそのままに、グランドクリアランスの確保、高度な操縦安定性を誇る三菱独自の4WD技術でもあるAWCシステム、走行シーンに合わせて選択するドライブモードセレクトによりオフロード走行性能を高めています。

エンジンには、2.2L クリーンディーゼルターボエンジンが搭載され、最大トルク380N・mを発揮、さらにエンジン構成部品を見直すことで約17%の軽量化を達成したことで力強くレスポンスの良い走行となっています。

デリカD:5は7/8人乗りとなっていることで、家族や友人など多人数を乗せて快適に移動することができます。室内環境を快適にするため、フロントガラスやルーフをはじめとした防音対策や、ステアリングやシートヒーターが装備されています。

また、ミニバンとSUVを掛け合わせたスタイルであることでネックとなる乗降時の高さは、電動ステップを設けることでスムーズに乗り降りできます。

幅広いシーンで活躍する車であることは間違いないでしょう。

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【三菱 デリカD:5 G-Power Package(7人乗り)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,800mm×1,795mm×1,875mm
ホイールベース 2,850mm
最大乗車定員 7名
車両重量 1,970kg
燃費 12.6km/L(WLTCモード)
エンジン種類 DOHC16バルブ4気筒
2,267cc
エンジン最高出力 107kW(145ps)/3,500rpm
エンジン最大トルク 380N・m(38.7kgf・m)/2,000rpm
駆動方式 4WD
トランスミッション 8速スポーツモード A/T
新車価格 4,086,000円(消費税抜)

(2024年6月現在 三菱公式サイトより)

トヨタ ランドクルーザー250

《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ・ランドクルーザー250

トヨタの人気SUVランドクルーザー プラドの後継モデルとして、2024年4月に登場したのがランドクルーザー250です。ランドクルーザー250はライトデューティーモデルと位置づけられ、基本性能の追及と扱いやすさをコンセプトに磨き抜かれた本格SUVモデルとなります。

オフロード性能として、ラダーフレーム構造のGA-Fプラットフォームを採用。強度、剛性に優れた骨格により悪路走破性を高めています。また、走行支援モードでもあるマルチテレインセレクトや極低走行が可能なクロールコントロール、シーンに応じたトルク配分を行うトルセンLSDを採用したフルタイム4WDなどを装備することで、過酷な走行シーンも対応してくれます。

エンジンは直4 2.8Lディーゼルエンジン、または直4 2.7Lガソリンエンジンとなっており、ディーゼルエンジンでは、最大トルク500N・m/1,600-2,800rpmを発揮することで力強い走りを感じることができるでしょう。

ランドクルーザー250は、ヘッドランプデザインが3種類用意されています。標準装備としてはプロジェクター式3眼LEDまたはリフレクター式3眼LEDがグレードによって割り振られていますが、販売店装着オプションとして丸目型Bi-BeamLEDヘッドランプを選ぶこともできます。丸目型に変更することで、レトロな雰囲気となりオシャレ度が増すので好みによって選択すると良いでしょう。

兄弟車でもあるランドクルーザー300は注文停止が続いています。ランドクルーザー250も長納期化が予想されるので、気になる方は早めに販売店へ問い合わせましょう。

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【トヨタ ランドクルーザー250 VX】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,925mm×1,980mm×1,925mm
ホイールベース 2,850mm
最大乗車定員 7名
車両重量 2,380kg
燃費 11.0km/L(WLTCモード)
エンジン種類 直列4気筒
2,754cc
エンジン最高出力 150kW(204ps)/3,000-3,400rpm
エンジン最大トルク 500N・m(51kgf・m)/1,600-2,800rpm
駆動方式 4輪駆動(フルタイム4WD)
トランスミッション Direct Shift-8AT
(電子制御8速オートマチック)
新車価格 5,727,273円(消費税抜)

(2024年6月現在 トヨタ公式サイトより)

トヨタ ハイラックス

《画像提供:Response》トヨタ ハイラックス

ハイラックスは、迫力ある存在感が人気のピックアップトラックです。

車体後方の荷台は最大500kgの荷物が積載可能で、キャンプなどのアウトドアを趣味としている方をはじめ、仕事にも活躍する幅広い用途で頼りになる1台です。荷台にオプションのトノカバーを装備すれば、雨などの悪天候でも荷物が濡れる心配がありません。

オフロード走破性の高さもハイラックスの強みでしょう。シャーシは、ラダーフレーム構造が採用され頑丈なボディ構造となっており、駆動方式にはパートタイム4WDが採用されています。

路面状況に応じて2輪駆動と4輪駆動を切り替えることができるほか、4輪駆動にはH4とL4が選択でき、状況に応じて使い分けることでオフロードにおける走破性が期待できます。

ハイラックスのエンジンは、直4 2.4Lディーゼルターボエンジンが搭載され最大トルク400N・m/1,600-2,000rpmを発揮、アイドリングストップ機能などにより車両重量2tを超えるボディでありながら、WLTCモードで11.7km/Lの優れた燃費性能となっています。

トラックボディであることで見た目の迫力や使い勝手に優れた1台となっています。ただし、1ナンバー登録であることで毎年の車検、高速道路料金が乗用車に比べ高くなるデメリットもあるため、購入前に維持費のシミュレーションをしておくと良いでしょう。

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【ハイラックス Z】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 5,340mm×1,855mm×1,800mm
ホイールベース 3,085mm
最大乗車定員 5名
車両重量 2,100kg
燃費 11.7km/L(WLTCモード)
エンジン種類 直列4気筒
2,393cc
エンジン最高出力 110kW(150ps)/3,400rpm
エンジン最大トルク 400N・m(40.8kgf・m)/1,600-2,000rpm
駆動方式 4輪駆動(パートタイム4WD)
トランスミッション スーパーインテリジェント6速オートマチック(6 Super ECT)
新車価格 3,701,818円(消費税抜)

(2024年6月現在 トヨタ公式サイトより)

MINI COOPER SD 5 DOOR

《画像提供:Response》〈photo by MINI〉新型MINI クーパー 5ドア

クラシックカーのような装いで、オシャレ度抜群の人気コンパクトカーMINI 5 DOORは、ゴーカートフィーリングとよばれる乗り味で、高いハンドリング性能や優れた走行性能が魅力です。

MINIは様々なコーディネートをすることができ、全9色のボディカラー、ルーフやドアミラーキャップのカラー、ホイールデザインなどを組み合わせることで自分だけの特別な1台ができあがります。

また、純正アクセサリーも豊富で、ユニオンジャックデザインのルーフステッカーやボンネットストライプ、エンブレムのブラックバッジなど、オプションを装備することでより特別な車へと仕立てることができるでしょう。

MINI 5DOORには、ガソリンとディーゼルが用意されており、どちらのエンジンにもMINI ツインパワーターボが採用され、パワフルな走りが強みとなります。

ディーゼルエンジンには、1.5Lエンジンと2.0Lエンジンが用意されています。2.0Lエンジンを搭載したCOOPER SDは、通常モデルと比べスポーツ性能が高く最高出力170ps/4000rpm、最大トルク360N・m/1,500-2,750rpmを発揮。車両重量1,350kgの軽量ボディと相まって、見た目とは裏腹にスポーツカー顔負けの走りを魅せてくれるでしょう。

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【MINI COOPER SD 5 DOOR】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,040mm×1,725mm×1,445mm
ホイールベース 2,565mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,350kg
燃費 18.9km/L(WLTCモード)
エンジン種類 4気筒DOHC MINIツインパワー・ターボ
1,995cc
エンジン最高出力 125kW(170ps)/4,000rpm
エンジン最大トルク 360N・m/1,500-2,750rpm
駆動方式 前輪駆動
トランスミッション 8速AT
新車価格 4,109,091円(消費税抜)

※2023年8月カタログ参照

BMW 320d xDrive ツーリング

BMWの人気モデルである3シリーズは、セダンとワゴンスタイルのツーリングを選ぶことができます。

3シリーズの魅力は、BMWの中核を担うモデルで、俊敏性、機能性、安全性など車としての機能をバランス良く備えていること。また、車体サイズも全幅1,825mmと、日本の狭い道路事情でも扱いやすいサイズ感です。

ツーリングならではの特徴でもある荷室容量の大きさは、通常時で500L、後席をフラットにすれば最大1,510Lと、日常使いだけでなく、レジャーをはじめ多くのシーンで活躍してくれるはず。また、テールゲートを開けずにバックドアウィンドウだけを開ける機能はちょっとした荷物の出し入れに便利です。

320dツーリングのエンジンは、直4 2.0Lディーゼルエンジンが搭載されています。最高出力190ps/4,000rpm、最大トルク400N・m/1,750~2,500rpmと十分なパワーとなっており力強い走りを体感できるでしょう。また、ディーゼルモデルは4輪駆動方式のxDriveで走行安定性が高く、意のままに車を操舵することができます。

ワゴンボディによる利便性に、走る楽しさも合わせ持つオススメの1台です。

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【BMW 320d xDrive ツーリング MSport】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,720mm×1,825mm×1,455mm
ホイールベース 2,850mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,740kg
燃費 15.5km/L(WLTCモード)
エンジン種類 直列4気筒DOHCディーゼル
1,995cc
エンジン最高出力 140kW(190ps)/4,000rpm
エンジン最大トルク 400N・m(40.8kgf・m)/1,750-2,500rpm
駆動方式 4輪駆動
トランスミッション 電子油圧制御式8速AT
新車価格 6,945,455円(消費税抜)

(2024年6月現在 BMW公式サイトより)

メルセデス・ベンツ C 220 d

《画像提供:Response》

メルセデス・ベンツの中でもトップセールスを誇るモデルがCクラスです。Cクラスはセグメントのベンチマークとされるモデルで、モデルチェンジごとに常に最新装備を取り入れ、進化を続けてきました。

現行のCクラスでは、メルセデス最上級モデルとなるSクラスの要素が多く取り入れられ、高級感の高い仕上がりとなっています。

シンプルで落ち着いたデザインのエクステリア、インテリアでは先進的でタブレットのような大型のメディアディスプレイが配置され、ドアやダッシュボードなどにはアンビエントライトが備わり、夜間のドライブをさらに楽しませてくれます。

また、オプションとなるAMGラインパッケージを装着するとバンパー形状、ホイールが専用エクステリアとなり、スポーティさが増し迫力ある外観となります。

ディーゼルモデルとなるC 220 dには、直4 ディーゼルエンジンが搭載され、最高出力200ps/3,600rpm、最大トルク440N・m/1,800-2,800rpmと、パワフルなエンジンとなっています。また、ISGも搭載されており最高出力15ps/2,500rpm、最大トルク208N・m/100rpmとアシストが加わることでスムーズな加速を実現しています。

C 220 dには、セダンとステーションワゴンが設定されています。ライフスタイルに合わせてボディタイプを選ぶと良いでしょう。

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【メルセデス・ベンツ C 220 d Stationwagon AVANTGARDE】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,755mm×1,820mm×1,455mm
ホイールベース 2,865mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,790kg
燃費 18.2km/L(WLTCモード)
エンジン種類 直列4気筒
1,992cc
エンジン最高出力 147kW(200ps)/3,600rpm
エンジン最大トルク 440N・m/1,800-2,800rpm
モーター種類
交流同期電動機
モーター最高出力 15kW/2,500rpm
モーター最大トルク 208N・m/100rpm
駆動方式 後輪駆動
トランスミッション 電子制御9速A/T
新車価格 6,863,636円(消費税抜)

(2024年6月現在 メルセデス・ベンツ公式サイトより)

RANGE ROVER EVOQUE S

《画像提供:Response》〈写真提供 ジャガー・ランドローバー・ジャパン〉レンジローバーイヴォーク(2021)

高級SUVメーカーでもあるランドローバーにおいて、シンプルで洗練された佇まいと、みるからに高級感のある都会的SUVとしてレンジローバー イヴォークがラインアップされています。

レンジローバーは高級クロスオーバーSUVを主体としてラインアップしており、イヴォークはエントリーモデルともいえるでしょう。全長4,380mm、全幅1,905mmとレンジローバーシリーズの中でも比較的小さめなサイズです。

フローティングルーフやデプロイアブルドアハンドル採用による滑らかなボディライン、シャープなグラフィックが特徴のピクセルLEDヘッドランプなど、レンジローバーらしい高級クロスオーバーSUVに仕上がっています。

インテリアにおいてもタッチスクリーンで各機能を操作することでコックピット周りにスイッチが少なくスッキリと上品な空間となっているほか、3Dサラウンドカメラやドライバーディスプレイにはナビゲーションやメディアなどの情報が表示されるなど、先進機能も搭載されています。

イヴォークに搭載されるエンジンは、ディーゼルマイルドハイブリッドとなっており430N・m/1,750-2,500rpmと低回転域からの力強い走りとなることで走り出しや加速性能に優れています。SUVとしての走破性にも優れており、全輪駆動とアンダーステアを軽減するトルクベクタリングブレーキにより安定した走行となるほか、水深530mmまでであれば渡河可能となっています。

都会的なSUVの見た目でありながら、SUVとしての高い悪路走破性を持つことで幅広いシーンで活躍するでしょう。他と差をつけたい方にはオススメしたい1台です。

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【RANGE ROVER EVOQUE S D200】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,380mm×1,905mm×1,650mm
ホイールベース 2,680mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,920kg
燃費 13.3km/L(WLTCモード)
エンジン種類 水冷直列4気筒
1,997cc
エンジン最高出力 150kW(204ps)/3,750rpm
エンジン最大トルク 430N・m/1,750-2,500rpm
駆動方式 4WD
トランスミッション 電子制御9速オートマチック
新車価格 6,600,000円(消費税抜)

(2024年6月現在 レンジローバー公式サイトより)

まとめ

ディーゼル車は環境負荷への影響から多くの規制を受けているものの、現在ではクリーンディーゼルに代わり各自動車メーカーより様々なディーゼル車がラインアップしています。

ガソリンエンジンと異なるメンテナンスなどデメリットがある一方、燃料費にかかるコストが安いなどのメリットもあります。普段からロングドライブをする方やアップダウンの険しい地域であれば、ディーゼル車の強みが実感できるでしょう。

それぞれのライフスタイルに合わせてガソリン車かディーゼル車を選ぶと良いのではないでしょうか。

よくある質問

ディーゼル車は環境に悪いのか?

ディーゼルエンジンは、燃焼時に発生するNOx(窒素酸化物)やPM(ススなど)といった大気汚染物質が排出されることから環境へ悪影響を及ぼすとされ規制がされるようになりました。

その反面、燃費の良さや力強さはガソリン車よりも優れている点でディーゼル車における最大のメリットとなります。

現在では、DPFなどの排出ガスに含まれる有害物質の排出を低減するフィルターが搭載されたクリーンディーゼル車が登場しており、ディーゼル車規制地域においての走行も可能となっています。

今後、世界的に電動化が進んでいくことでディーゼル車だけでなくガソリン車も影響を受ける可能性はあるものの、現段階ではまだ主力のパワートレインであることは間違いないでしょう。

グリーンディーゼル車には税制優遇がある?

令和3年3月に自動車重量税のエコカー減税についての見直しがされ、従来クリーンディーゼル車は2回免税であったのが改正後ではガソリン車と同等に見直しがされました。

【国土交通省 エコカー減税の概要より】

適用期間:令和6年1月1日~令和7年4月30日
2030年度燃費達成基準:120% 2回免税
2030年度燃費達成基準:90%達成 免税
2030年度燃費達成基準:80%達成 50%軽減
2030年度燃費達成基準:70%達成 25%軽減

従来の免税措置が撤廃され燃費基準に準ずる形での減税となりました。今後、こうした減税措置は厳しくなっていくことでしょう。

ディーゼル車を維持するのに気をつけることは?

ディーゼル車を維持する中で気をつけることとして大きく燃料間違いとちょい乗りとなります。

ガソリン車に慣れているとうっかり燃料を間違える可能性もありえます。ディーゼル車とガソリン車は機構が違うことから燃料を間違えることで思わぬ故障へ繋がります。万が一燃料を間違えた場合はエンジンを停止すること。直ちにディーラーや整備工場で燃料を抜いてもらうようにしてください。

また、ディーゼル車には排出ガスに含まれる有害物質を低減するためのフィルターが搭載されています。付着した有害物質はエンジンの熱を利用した再生を行いますが、ちょい乗りなどの短距離走行では再生処理が十分されず故障へ繋がるリスクが発生します。

週末などを利用したロングドライブを心掛けましょう。