軽自動車で快適なドライブを楽しむには、乗り心地が良い車種を選ぶのがポイントです。サイズが大きいほど乗り心地が良いというイメージがあるかもしれませんが、軽自動車の中にも車内で快適に過ごせる車種はたくさんあります。
乗り心地が良い軽自動車を探すメリットについても簡単に触れながら、乗り心地が良い軽自動車を紹介しますので自分の好みや重視するポイントをチェックしながら気になる車を選んでみてください。
乗り心地が良い軽自動車を選ぶ理由
エクステリアなどの見た目や動力性のはもちろんのこと、車種を選択するときに注目したい一つのポイントは乗り心地の良さです。コンパクトな軽自動車であっても、長距離の移動に利用する機会はあるでしょう。
街乗りだけでなく様々なシーンで、快適にドライブを楽しむために乗り心地が良い軽自動車を選ぶのは大切です。ドライバーと後部座席に座る人では乗り心地が異なるため、乗員みんなが快適に感じる車種を選ぶのがおすすめですよ。
最近では軽自動車の中でも、スーパーハイトワゴンと呼ばれる車高が高い種類が多くなっているため、乗り心地には不利な要素が増えています。利便性と乗り心地の良さの両方を実現している軽自動車をチェックしましょう。
乗り心地が良い軽自動車ランキングTOP10
ではさっそく、乗り心地が良い軽自動車を実際に乗っている人の声をもとにランキング形式で紹介します。
※価格.com 軽自動車満足度ランキング(乗り心地)(2021年12月)
それぞれの新車価格もグレード別にいくつか載せているので、予算内で購入できるかについてもチェックしてみてくださいね。
乗り心地が良い軽自動車1位 N-BOX カスタム/ホンダ
グレード | 新車価格(FF/4WD) |
L | 1,789,700円/1,922,800円 |
L・ターボ | 1,988,800円/2,121,900円 |
EX | 1,899,700円/2,032,800円 |
N-BOXは室内長が220cmを超えていて、大人4人が乗ってもしっかりくつろげる室内空間に開発されています。2.0Lのミニバン並みにシート間隔を確保できるため、後部座席でも足元やひざ回りに余裕が生まれるのも乗り心地の良さにつながっているポイントです。
厚さ・肌触り・柔らかさを追求して体を優しく包み込むシートを採用しています。セダン同等サイズのしっかりしたシートフレームを使っているのも快適さにつながっています。
静粛性が高いため街中での加速や高速道路でのクルージングでも静かな環境をキープ。振動が抑制され、適所に吸音材が配置されたN-BOXはドライブをリラックスして楽しめる軽自動車です。
乗り心地が良い軽自動車2位 ムーヴ/ダイハツ
グレード | 新車価格 |
Xターボ”SA Ⅲ” | 1,375,000円~ |
X”SA Ⅲ” | 1,298,000円~ |
L”SA Ⅲ” | 1,201,200円~ |
車の基本的な走行性能である、「走る・曲がる・止まる」を大幅にレベルアップさせた「フォースコントロール」というD’sテクノロジーを搭載している軽自動車。軽量高剛性ボディとDサスペンションにより、フラットな乗り心地を実現しています。
ドライバーが運転しやすいドライビングポジションや、腰回りと背中をやさしく包み込むシート形状など座り心地の良さにつながる設計。Xターボ“SA Ⅲ”とX“SA Ⅲ”に標準装備されている、運転席シートリフターは体格に合わせてドライビングポジションを細かく調整できる便利な機能です。
手触りの良いシート素材を採用しているため、乗る人みんなにくつろぎと上質な室内空間を提供してくれるでしょう。フロントドアにはスーパーUV&IRカットが施され、紫外線を約99%カットします。
乗り心地が良い軽自動車3位 N-WGN/ホンダ
グレード | 新車価格(FF/4WD) |
L・Honda SENSING | 1,364,000円/1,497,100円 |
G・Honda SENSING | 1,298,000円/1,431,000円 |
L・ターボHonda SENSING | 1,529,000円/1,662,100円 |
「なじむ」というコンセプトのもと、ふっくらしたほどよい厚みで体を包み込むシート形状が特徴です。姿勢を安定させるため、長時間乗っていても安心とくつろぎを感じられるでしょう。幅広なアームレストが前席・後席に装備されているのもポイント。
Hondaならではの技術であるセンタータンクレイアウトにより、後席でも足を組んだり引いたりしやすい十分な空間が生まれています。防音材・遮音材を適所に配置しているため、高速走行中も風切音が遮断され高い静粛性を実現しています。
アジャイルハンドリングアシスト機能により、カーブが多い道でも安定感のあるコーナリングをサポートしてくれるN-WGN。すべてのタイプに4WD車を設定できるので、積雪量が多い地域に住まれる方でも、乗り心地の良さを実感できるでしょう。
乗り心地が良い軽自動車4位 ハスラー/スズキ
グレード | 新車価格(2WD/4WD) |
HYBRID Xターボ | 1,612,600円/1,746,800円 |
HYBRID X | 1,518,000円/1,652,200円 |
HYBRID Gターボ | 1,459,700円/1,593,900円 |
ハスラーのタイヤは通常の軽自動車よりもやや大きめのサイズが採用されているため、安定した走りと乗り心地の良さを実現しています。全タイプに4WDシステムを選択できるようになっているので、荒れた路面でも快適にドライブを楽しめます。
ヒルディセントコントロールにより、急な下り坂ではドライバーが操作しなくても速度を約7km/hに制御できます。さらに、HYBRID Xターボ・HYBRID Gターボに搭載されている「R06A」エンジンは大人4人が乗っていてもスムーズな加速力を発揮します。
燃費性能が高く、軽自動車には珍しいパワフルな走りを見せてくれるので、乗り心地の良さだけでなく他の性能にもこだわりたい人にぴったりです。
乗り心地が良い軽自動車5位 ワゴンR/スズキ
グレード | 新車価格(2WD/4WD) |
HYBRID FZ | 1,421,200円/1,544,400円円 |
HYBRID FX | 1,280,400円/1,403,600円 |
FA | 1,163,800円/1,289,200円 |
ワゴンRは車に乗り降りする人の体や動作を研究し、より使いやすい車を目指して開発されているため、ドライブ中はもちろん、乗り降りも快適な1台です。コンパクトな外観からは想像できない、高さ・前後・左右すべてにゆとりがある室内空間。街乗りやロングドライブでの乗り心地の良さを期待できます。
フロントドア・リヤドア・助手席オープントレー・インパネ・シート下など、室内のいたるところに収納ポケットが配置されているためドライブ中の利便性も高い軽自動車です。
ボディには軽量で高強度な素材を使用しているため、軽やかな走りと低燃費に貢献しています。HYBRID FZ・HYBRID FXにはエコクール機能が搭載されているので、アイドリングストップ中でも冷たいエアコンの風を一定時間キープできるのも狙い目です。
乗り心地が良い軽自動車6位 N-ONE/ホンダ
グレード | 新車価格(FF/4WD) |
Premium Tourer | 1,889,800円/2,022,900円 |
Original | 1,599,400円/1,732,500円 |
RS | 1,999,800円 |
軽量ボディながら走りをしっかり支えて安定感をもたらす骨格設計です。スタビライザーをフロントとリアに搭載しているため、カーブが続く道でも車体の傾きを抑制して乗り心地の良さをキープします。
Premium Tourerはターボエンジンを搭載しているため、乗り心地の良さだけでなくパワフルな走りも重視したい人におすすめです。
フロントにセパレートシートを採用し、視界が広がる開放感あふれた室内空間も特徴です。一人ひとりの体をしっかり支える形状のシートで、ドライバーは運転に集中できます。ディーラーオプションで、合皮×ラックススエード素材のアームレストをセットできるのも注目です。
乗り心地が良い軽自動車7位 デイズ/日産
グレード | 新車価格 |
ハイウェイスターX アーバンクロム | 1,600,500円~ |
ハイウェイスターX アーバンクロム プロパイロットエディション |
1,699,500円~ |
ハイウェイスターGターボ | 1,648,900円~ |
高剛性なエンジン骨格により、走行中の騒音や不協和音が低減されています。エンジン回りやドア回りには吸音材が配置されているため、静かで会話を楽しみやすい室内空間が実現しますよ。
すべての座席が十分な幅を確保しているので、大人4人でも余裕を持ってくつろげる広さです。後席のひざ回りスペースも広いため、足が組めるほどで窮屈さを感じにくいでしょう。
グレードによってはフルタイム4WDを設定できるので、雨や雪の日など滑りやすい路面では多くの駆動力を後輪に配分して安定した走りが可能です。さらにブレーキLSD機能により、片側のタイヤが空転してもグリップしているタイヤの駆動力を確保して走行安定性をキープできます。
乗り心地が良い軽自動車8位 ミラトコット/ダイハツ
グレード | 新車価格 |
G”SA Ⅲ” | 1,254,000円~ |
L”SA Ⅲ” | 1,162,700円~ |
チルトステアリングを全車に標準装備し、G”SA Ⅲ”には運転席シートリフターを装備しているため、ハンドルやシートの位置を細かく調節して自分にピッタリの運転姿勢を確保できます。女性の目線に合わせたほどよい車高で、前方の死角が少ないためより広く周囲を見渡せられるのもポイントです。
座席から移動せず、手の届く範囲内にセンターコンソールトレイやUSBソケットなどがあり、持ち物の収納や取り出しに便利。フロントウィンドウにはスーパーUV&IRカットが施されているため、日焼けや肌への刺激を抑制できます。
また、G“SA Ⅲ”にはスーパークリーンエアフィルターが標準装備されているので、花粉やPM2.5などをキャッチして、車内のクリーンな空気を保ってくれます。微粒子に敏感な人は特に、クリーン機能を搭載している車は乗り心地が良いと感じるでしょう。
乗り心地が良い軽自動車9位 ルークス/日産
グレード | 新車価格 |
ハイウェイスターGターボ | 1,823,800円~ |
ハイウェイスターX アーバンクロム | 1,800,700円~ |
AUTECH | 1,747,900円~ |
上下方向にたっぷりとゆとりのあるルークスは、室内高がなんと139cm。後席は足元も広いスペースがあるので、大人が4人乗ってもロングドライブを快適に楽しめます。ドアトリムを工夫すれば前席で広いエルボールームも実現可能です。
プラズマクラスター技術を搭載したリヤシーリングファンを装備しているので、室内の温度を均一にクリーンに保ちます。ロールサンシェード・撥水加工シート・パーソナルテーブル・USBソケットなどの便利機能も充実しています。
シートには、中折れ形状で疲れにくい背もたれパッドを採用しているため、従来のシートに比べて2時間連続走行における腰の疲労感は30%程度軽減されているのが特徴です。そのほかにも、前席ヒーター付シート・オートエアコン・プッシュエンジンスターターなど、ドライバーへ乗り心地の良さを提供する機能も搭載されています。
乗り心地が良い軽自動車10位 スペーシアカスタム/スズキ
グレード | 新車価格 |
HYBRID XS TURBO | 1,883,200円~ |
HYBRID XS | 1,811,700円~ |
HYBRID GS | 1,663,200円~ |
HYBRID XSターボ・HYBRID XSには、スリムサーキュレーターが装備されているので、空気の偏りを解消し室内を適温にキープできます。また、大型9インチ画面のスマートフォン連携メモリーナビゲーションでは、ナビ機能をはじめ様々な機能を楽しめます。
電気の力でサポートするマイルドハイブリッド車なので、ガソリンの消費量を抑え、静かでスムーズな加速を実現しています。モーターアシストを使えば、坂道や高速道路での力強い加速も可能です。
乗り心地が良い軽自動車を選んで快適なドライブを
乗り心地が良い軽自動車TOP10を紹介しましたが、気になる車種は見つかったでしょうか。
シート形状や走行性能は乗り心地の良さに直接関係しています。ゆとりのある広い室内空間や力強い走りも両立させている、乗り心地の良い軽自動車を見つけて快適なドライブを楽しみましょう。