販売台数日本一の秘密は維持費にあり!日産ノートの維持費を大公開

[PR]本ページはプロモーションが含まれています

⏳この記事は約3~4分で読めます。

外観の流れるようなラインが特徴的な日産ノート。2005年1月の日本での販売開始から人気を集めたノートは、日産の世界戦略車として位置づけられています。

そんなノートの年間の維持費はどのくらいなのでしょうか。そこで、日産ノートの維持費についてまとめてみました。ノートの魅力と共に、たっぷりと紹介します。

日産ノートの特徴

コンパクトカーとして日産から登場したノートは、2018年の1年間で13万6324台を売り上げ、販売台数日本一に輝いたクルマです。

コンパクトカーだけでなく、ミニバン、セダン、SUVをすべて含んだジャンルでの販売台数日本一であり、1カ月に1万台以上の販売台数を誇ります。

豊富なカラーバリエーション

シンプルでスタンダードな外観にこだわったノートは、多くの人から受け入れられました。また、カラーバリエーションが豊富で、自分好みの1台が見つかるのも魅力でしょう。

13色のカラーバリエーションに加え、10パターンのツートンカラーを用意することで、年齢や性別を問わず多くのファンに支持されてきたのです

さらに、コンパクトさもノートの特徴のひとつ。コンパクトでありながらも、室内にはセダンに匹敵するほどのスペースを確保し、後席の足元まわりにゆったりとした空間を実現しています。

安全性能を搭載した安心の1台

ノートは安全性能にも徹底的なこだわりが感じられるといえるでしょう。車線逸脱警報のLDWをはじめ、エマージェンシーブレーキや踏み間違い衝突防止アシストを搭載。

これらの先進の安全性能によって安心してドライブが楽しめます。さらに、なめらかなエンジンは気持ちいい加速が感じられると評判です。

街中を走る分際に不自由さを感じさせないクルマであり、ハンドリングの操舵感もしっかりと楽しめるでしょう。ガソリンエンジンであっても燃費がよく、渋滞の市街地でも15km/Lを実現します。

日産ノートのスペック

<2WD15X SV>

  • 全長×全幅×全高(mm):4,020×1,690×1,535
  • 燃料消費率JC08モード(km/L):18.0
  • 運転タイプ:エクストロニックCVT(無段変速機)

日産ノートでかかる維持費は年間どのくらい?

税金

自動車を維持する際には<自動車税>と<重量税>が必要です。ノートの場合には自動車税と重量税はどのくらいかかるのでしょうか。

年間あたりにかかる税金の計算方法もあわせて紹介していきましょう。

自動車税

ノートの自動車税は、排気量ごとに決定されます。ノートの排気量は1,200ccですので、自動車税の金額は34,500円です。また、どのエコカー減税が適用されるかによって翌年度の自動車税の金額が異なります。

自動車税50%減税のモデルであれば、2年目の自動車税は17,500円です。3年目からは34,500円に戻りますので注意しましょう。ただし、自動車税に減税が適用されないモデルは2年目でも34,500円がかかります。

重量税

自動車重量税は車両重量ごとに変化します。0.5トンごとに4,100円ずつ増えますが、2019年4月30日までに燃費基準をクリアしたエコカー減税対象車を新車登録すると、0.5トンごとに2,500円ずつ加算される仕組みです。

エコカー減税対象のノートを新車で購入した場合には、購入時に支払う3年分の自動車重量税が安くなるといえるでしょう。ノートの車両重量は1,030~1,090kgですので、3年目までの年間の自動車重量税は22,500円です。

エコカー減税によって重量税が50%になるモデルの場合には、11,300円の減税が受けられます。つまり、最初の3年間は1年あたりおよそ3,433円となるのです。

ただし、4年目からは年間7,500円の重量税がかかります。エコカー減税50%対象のモデルで、10年間ノートを維持した場合の重量税は3,433×3+7,500×7となり、10年間でおよそ59,747円です。

この場合の1年あたりの重量税はおよそ5,974円となります。

保険

クルマを所有する際には、加入が義務付けられている<自賠責保険>が必要です。また、万が一の事故に備えて<任意保険>へ加入する人も多くみられます。

ここからは、これらの2つの保険について説明していきます。

自賠責保険

自賠責保険というのは、法律で定められた保険です。加入が義務付けられており、どこで加入しても保険料は変わりません。自賠責保険料は新車購入時に3年分をまとめて支払います。

3年分の自賠責保険料は35,950円です。その後、車検の度に2年分の25,830を支払います。ノートを9年間維持した場合の自賠責保険料は

35,950円+25,830円×3年=113,440円

1年間あたりで計算すると、およそ12,604円となります。

任意保険

任意保険は運転者の年齢や車両保険の有無、等級などによって異なります。ここでは、運転者の年齢を20~60歳にし、6~10等級の場合で計算していきましょう。車両保険はなしとします。

この場合の任意保険の金額は、加入する保険会社にもよりますが、1年あたり30,000~90,000円です。

その他費用

ノートを維持するにはガソリン代や車検代も忘れてはいけません。ここからは、ノートのガソリン代や車検代について紹介していきます。

ガソリン代

ガソリン代の計算にあたり、年間1万km走ったと仮定し、ガソリン価格を1Lあたり125円で計算していきましょう。ノートのカタログ燃費は23.4km/Lです。ただ、実燃費は16.4km/Lくらいですので、ここでは実燃費で計算します。

1万km÷16.4km/L×125円/L=76,300円

駐車場代

マイホームや車庫を持っている場合には駐車場代は必要ありませんが、マンションや集合住宅に住んでいる場合には駐車場代がかかるケースが多いでしょう。

駐車場代は地域によって異なり、東京は全国でも駐車場代が高い地域です。一方で駐車場代が安いのは長野県でした。全国の月当たりの駐車場代の平均はおよそ8,000円です。年間で計算すると96,000円が相場だといえるでしょう。

車検代

ノートの車検はどこに依頼するのかによって料金が異なります。ディーラーに車検を依頼すると高い傾向があるといえるでしょう。ただし、ディーラーは高い技術力とサービスを提供していますので、安心感が得られます。

車検にかかる費用は業者によって異なりますが、平均的な価格は44,000円程度です。しかしながら、走行距離や車の年式によって部品の交換が必要なケースもみられます。そういった場合には、車検代として100,000円がかかることもあるでしょう。

新車購入時に、メンテプロパック54に加入している際には、新車1カ月点検や6カ月点検が無料です。さらに、9回分のエンジンオイル交換や4回分のオイルフォイルター交換なども含まれています。

点検費用やオイル交換工賃などの費用がかかりませんので、車検時の料金が抑えられますね。

日産ノートの購入時にかかる費用は?

車体価格

  • 2WD S:1,421,280円
  • 2WD X:1,523,880円
  • 2WD X ブラックアロー:1,638,360円
  • 2WD X DIG-S:1,766,880円
  • 2WD MEDALIST X:1,734,480円
  • 2WD MEDALIST X ブラックアロー:1,805,760円
  • 2WD MEDALIST:2,091,960円
  • 2WD X シーギア:1,793,880円
  • 4WD X FOUR:1,739,880円
  • 4WD MEDALIST X FOUR:1,950,480円
  • 4WD MEDALIST X FOURブラックアロー:2,021,760円

オプション

日産ノートの人気のオプションは以下の通りです。

  • インテリアパネルキット(ピアノブラック仕様):38,469円
  • センターアームレストコンソール:32,292円
  • 革調シート全カバー:59,246円
  • バックビューモニター(カラー映像):36,000円

自動車重量税

新車購入時に支払うノートの自動車重量税は22,500円です。エコカー減税対象で、自動車重量税が50%のノートの場合には、11,300円が減額されます。つまり、新車購入時には3年分の自動車重量税として11,200円を支払うと考えましょう。

自動車取得税

ノートの購入時には自動車取得税もかかります。自動車取得税というのは50万円以上の自動車を取得したものに対して課される税金であり、ノートのような自家用普通自動車の場合には税率は3%です。

ノートの車両価格はモデルによって異なりますが、自動車取得税にもエコカー減税が適用されます。例を挙げると、2WDエクストロニックCVT XDIG- S ブラックアローの場合には自動車取得税は46,000円です。

ただ、WDエクストロニックCVT XDIG- S ブラックアローはエコカー減税が適用され、自動車取得税が50%免税になります。つまり、購入時に23,000円を自動車取得税として納めるのです。

自賠責保険

自賠責保険料は法律で加入が義務付けられている国の保険です。そのため、保険料はどこで加入しても料金は変わりません。日産ノートは自家用乗用自動車に分類されていますので、新車購入時に3年分をまとめて支払う自賠責保険料は35,950円です。

リサイクル料金

日産ノートのリサイクル料金は、発売時期によって異なります。

<E12/2012年~>

  • シュレッダーダスト料金:4,460~4,680円
  • エアバッグ類:1,700~2,000円
  • フロン類:1,600~1,800円

合計:7,760~8,480円

<E11/2005年~>

  • シュレッダーダスト料金:6,100~6,400円
  • エアバッグ類:2,050~2,700円
  • フロン類:2,000~2,030円

合計:10,150~11,130円

ディーラー代行手数料

中古車としてノートを購入する際、中古車販売業者などを利用する人もいるでしょう。そういった場合にはディーラ代行手数料がかかることがあります。

本来であればディーラーが行う手続きを代行することで発生する手数料であり、その金額は業者によって異なるのが特徴です。そのため、いくつかの業者に見積りを依頼し、手数料を比べてみるのもいいでしょう。

ディーラー代行手数料の相場はおよそ15,000円です。

壊れやすいところや注意するべき点

ブレーキマスターシリンダーの経年劣化

ノートを長い間使用していると、ブレーキマスターシリンダーの経年劣化を感じることがあります。マスターシリンダーというのは、ブレーキペダルを踏んだときの力を液圧に変換し、ホイールシリンダーなどにブレーキオイルを送る装置のことです。

経年劣化によってブレーキマスターシリンダーがひび割れを起こすと、ひび割れ部分からブレーキオイルが漏れだしてしまうことがあります。

漏れ出たブレーキオイルがマスターバックに入り込んでしまった場合には、制動距離が長くなることやブレーキが効かなくなることも考えられるでしょう。

マスターシリンダーのみの交換の場合であれば 5万円程度で済みます。しかし、マスターバックに入り込んだオイルがさびてしまったケースでは10万円以上の修理費用がかかることもめずらしくありません。

ラジエーターホースの破損

ノートはラジエーターホースが破損しやすいともいえるでしょう。冷却水を運ぶためのラジエーターホースは、ホースとラジエーターの取り付け部分に摩擦が起こりやすく、長く使い続けていると薄くなり切れてしまうことがあります。

中古で購入時に水が漏れていなくても、すでにかなり薄くなっている可能性は考えられるでしょう。裂け目が入ってしまい冷却水が漏れ始めてしまうケースは多くみられています。

ラジエーターホースの破損は初代のノートに多いトラブルですので、中古で購入する際には気を付けておくのがいいでしょう。ラジエーターホースの交換には2~3万円程度がかかります。

まとめ

日産ノートの維持費は、このクラスでも一般的な金額です。毎年の自動車税や、2年ごとの車検でかかる自賠責保険料や重量税などは、まとまった金額ですので前もって用意しておく必要があります。

ただし、車検をどこに依頼するかで、車検にかかる費用は異なります。また、任意保険料の見直しなどでも維持費を抑えることは可能です。自分に合った方法を選び、大切なノートを上手に維持していきましょう。