車のローンは何年まで組める?長く組むリスクとベストな期間について

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車をローンで買う時は、何年で組めばよいのでしょうか?どうせなら、少しでも早く返済を終えたいですが、短期間にすれば月々の負担は大きくなります。「何年も払い続けるのはイヤだけれど、家計の負担は少なくしたい」という人に、車を買うのにベストなローンの組み方を解説します。便利なローンを上手に使う、必見の情報です。

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マイカーローン(自動車ローン)は何年組める?


マイカーローン(車のローン)は、一体何年まで組めるのでしょうか?車が欲しいと思った時に、今それほどお金がなくても分割払いで購入することができるオートローンは、とっても便利です。とはいえ、気になるのは月々の支払金額が生活の負担にならないかということです。それでなくても、毎月の生活費や公共料金、スマホの利用料金などいろいろとお金が必要です。

例えばローンで100万円を借り入れたとして、10回払いなら月の支払額は10万円ですが、これが100回払いだと月に1万円の負担で済みます。もちろん毎月の負担が少ない方がいいですが、一体、借り入れ期間はどれくらい長くできるのでしょうか?

最短は6カ月

銀行が提供するマイカーローンで、もっとも短い返済期間は6カ月です。当たり前ですが、ローンを利用すると借り入れ金に利息がつきます。100万円を10回払いにしても、毎月の返済に利息がつくため、支払額は10万円よりも多くなります。利息は、支払い回数が長いほど金額が大きくなるため、最短期間で完済すればムダがなくてお得です。

最長は10年

マイカーローンでは、最長10年までの借り入れ期間が設定できます。10年ローンを組んだとすると、支払い回数を120回まで増やすことができ、借り入れ金が100万円ならば、毎月の支払いは単純計算で8,333円となり返済もラクラクです。しかし、残念ながらそう上手くはいきません。

借り入れ期間を10年にすれば、もちろん10年分の利息がしっかりとついてきます。ローンを利用する時は、ここが重要なポイントです。借り入れ期間が短いと利息が少なくてお得ですが、その分毎月の支払い負担が重くなります。逆に、借り入れ期間を長くすると月々の返済はラクになりますが、その分利息が大きくなって、結果的に損をしてしまいます。

大切なのは、現在の収入とのバランスを考慮して、借り入れ期間を設定することです。

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マイカーローン(自動車ローン)ごとの平均期間


オートローンには、大手メガバンクや地方の信用金庫などの、金融機関が提供する銀行系のローンと、信販会社が取り扱うディーラー系のローンがあります。ディーラー系と銀行系では、設定可能な借り入れ期間が異なり、ユーザーによって選択される傾向も違います。それぞれのローンで、平均借り入れ期間はどのようになっているでしょうか?

ディーラー系ローン

ディーラー系のローンで設定できる借り入れ期間は、最短で3カ月、最長で8年までです。銀行系のローンに比べて短い理由は、購入する車を担保にして資金を借りるためです。車は古くなるほどにその価値が下がり、新車から10年経つとほぼゼロになることもあります。そうなると、信販会社は資金を回収できなくなることから、借り入れ期間が短くなっています

ディーラー系ローンの平均借り入れ期間は、3年~5年です。これは、ユーザーが3年後または5年後の車検の時に、車の買い替えを想定しているためで、その時にローンを完済できるようにしています。また、ディーラー系ローンの金利は、平均して年利5~7%と銀行系に比べて高く、長期のローンに向いていないことも理由です。

銀行系ローン

銀行系のローンの金利は、年利が約3~5%と安く、中には2%を切るものもあります。この金利の安さから、銀行系はディーラー系に比べて長期のローンに向いていると言えます。しかし、銀行系のローンの場合も、ユーザーの平均借り入れ期間は3~5年です。

やはり車の場合は、ユーザーによるライフスタイルの変化を考えて、3年から5年後の買い替えを想定した借り入れ期間が選ばれていますね。

マイカーローン(自動車ローン)は何年で組むのがベスト?


マイカーローン(車のローン)は、一体何年で組むのがベストでしょうか?利用者数の多い3年と5年の場合について、それぞれ見ていきましょう。

3年の場合

3年ローンで車を買った場合について説明します。ローンを組む時に大切なのは、年間の支払額がいくらぐらいなら、家計の負担にならないかを考えることです。そうすることで、毎月の返済に無理のない支払金額が見えてきます。マイカーローン(車のローン)に使える金額は、おおむね年収の20~25%以下と見るのが適切でしょう。この数字を元に、借り入れ期間を何年にするかを決定します。

また、ローンの利息は、借り入れ金額に比例して増えていきます。ローンの借入金を購入代金の80%以下に抑え、差額分の頭金を用意しておくのが、上手に車を手に入れる方法です。購入金額が諸費用を含めて300万円という車の場合は、頭金を60万円とし、残りの240万円をローンで支払います。

年利5%のローンを3年で組むと、月々の返済額は7万1,930円で利息の総額は18万9,486円、支払総額は258万9,486円です。3年では、年間の支払額は86万3,160円となり、年収350万円(25%が87万円)~430万円(20%が86万円)がベストとなります。

5年の場合

3年と同じ条件で、5年でローンを組んだ場合はどうなるでしょうか?車の購入代金300万円のうち240万円を、年利5%で5年間借り入れすると、毎月の支払額は4万5,291円で、利息の総額は31万7,458円です。支払総額は271万7,458円となり、年間の支払額は54万3,492円となります。

5年ローンがベストな人は、年収270万円(20%が54万円)~220万円(20%が55万円)です。オートローンを利用する際にベストな借り入れ期間は、年収と年間の支払額とのバランスで決まります。

マイカーローン(自動車ローン)のリスクが上がるのは何年目から?


マイカーローン(車のローン)を組む時には、金利にも注目しましょう。金利には固定金利と変動金利に種類があります。固定金利とは、元本に掛かる金利が、契約時から完済日まで変わらず一定のものです。変動金利とは、金融相場によって金利が上下するもので、半年ごとに見直しが行われます。

自動マイカーローン(車のローン)は住宅ローンなどとは違って、短期で利用されることから、金利の変動によるリスクは小さいと言えます。では、銀行系のオートローンを10年で組んだ場合を参考に、長く組むメリットとデメリットを見ていきましょう。

10年で組んだ場合

銀行系のオートローンを10年で組んだ場合、固定金利と変動金利ではどちらがお得でしょうか?契約時の金利を見ると、固定金利に比べて変動金利の方が低く設定されており、変動によるリスクがなければ、変動金利の方が利息が少なくなるでしょう。また変動金利では、金利が上がることもあれば、逆に下がることもあります。

問題なのは、ローンのリスクは5年目をさかいに上がっていくことです。10年ローンの場合は、いかに低金利のローンでも利息の総額が高いため、5年目以降に金利が上がると、利息がさらに増える分支払総額も高くなります。

長く組むメリットとデメリット

マイカーローン(車のローン)を長く組むメリットとしては、支払い回数が多いほど月々の返済額が少なくなり、家計への負担が優しくなるため、ワンランク上のより高価な車を購入できることです。できるだけ低金利のローンを選び、年間の支払額が年収の20~25%を超えない範囲でシミュレーションをすれば、どれくらいの金額の借り入れが可能かがわかります。

デメリットは、やはり借り入れ期間が長い分だけ利息が増えることで、相場の変動によって金利が上がれば、支払総額が上がって損をしてしまいます。さらに、返済期間が長くなれば、その間に車の価値が下がっていき、完済した後の買取価格が低くなってしまうのも問題です。

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マイカーローン(自動車ローン)の返済期間は延長できるか


車をローンで購入したのは良いが、いろいろな事情によって収入が減ってしまったら、どうすればよいでしょう。契約時に設定した、毎月の返済額を支払えなくなった場合、借り入れ期間を延長してもらえるのでしょうか?

基本は延長できない

オートローンの返済期間の延長は、基本的にはできないようになっています。ローンを提供する銀行など金融機関の利用規約を見ると、借り入れ後の期間や返済方法などの変更はできないと記されています。ただし、これには例外があって、返済期間の延長に関する正当な理由があり、なおかつ金融機関が延長を認めた場合は可能です。

契約条件の変更をしたい時は、その理由を銀行などにしっかりと説明できなければなりません。こちらも利用規約に明記してあるため、ローンを利用する前に注意して確認をしておきましょう。

ローンの借り換えなどでできる場合も

返済期間を延長する方法としては、ローンの借り換えをすることがあります。借り換えとは、返済期間中に他の銀行などとローンの契約をして、現在利用中のローンを一括返済することで、新しくローンを組みなおすことです。

こうすることで、返済期間の延長が可能ですが、借り換えとは本来、より金利の安いところにローンを組み換えるために行います。そのため、返済期間の延長を理由に、借り換えに応じてくれる金融機関は少ないということを、ぜひ注意しておきましょう。

車のローンを組む時に気にするポイントや注意点

ローンを利用すれば手元にまとまったお金が無くても、すぐに車に乗れるメリットがあります。しかし途中でローンを返済できなくなってしまえば、車を手放すことになってしまいます。確実に返済できるローンを組むための、気にするポイントや注意点をお伝えします。

毎月返済できる金額からローン期間を決める

まずは自分の収入がいくらあり、毎月生活していく上でどれくらいのお金が必要なのかという、収入と支出をしっかり確認する必要があります。月々の返済金額を適当に考えて決めると、ローンが始まってから返済できないということにもなりかねません。

 

ローンに使える金額は、おおむね年収の20~25%以下と見るのが適切です。例えば年収300万円の人ならローンに使える金額は60~75万円です。これを12カ月で割ると毎月の返済金額は5~6.25万円になります。この返済金額は金利も含んでの金額であることを忘れないでください。

 

また車を維持していくにはガソリン代や駐車場代、自動車保険や毎年の自動車税に2年毎の車検、その他タイヤやオイルなどの消耗品などにもお金が必要になります。欲しいと思っている車は、年間でどれくらい維持費がかかるのかも調べておく必要があります。

 

もし欲しいと思っている車が、年間で10万円の維持費がかかるなら、先ほど計算したローンで使える金額からこの10万円は必ず引いておかなければなりません。

 

これらの計算はあくまでも一例になりますので、実際にはご自身の支出額や残る金額によってローンで使える金額は変わります。しっかりと事前に計算して、毎月無理なく返済できる金額でローンを組むようにしましょう。

何年乗るかでローン期間を決める

できれば車を乗り換える前にローンを完済したいものです。ローンが残っているのに乗り換えようとすれば、その車を売る必要があります。ローン中の車を売却するには、残っているローンを一括返済しなければなりません。

 

乗り換えを考えるタイミングの多くは車検を迎える時です。新車で購入なら車検は3年後、5年後、7年後に来ます。車検2年が付く中古車の場合は2年後、4年後、6年後になります。

どちらにしても車検が来る前にローンを終わらせたいので、新車なら3、5、7年以内の期間、中古車なら2、4、6年以内の期間に設定するのが良いでしょう。

 

ローン期間よりも返済金額を優先しなければ、ローンの返済が滞ってしまい車を手放すことにもなりかねません。キリがいいからと3年など短いローン期間を選択して、毎月の支払い金額が多くなるようなことがないように注意しましょう。

生活変化も考えてローンの返済金額や期間を決める

独身で当分の間、結婚する予定もなく大きな生活変化がない人であれば、今の状態でローンの返済金額や期間を決めても問題はないでしょう。しかし結婚している人、子供が近々産まれる人、来年には子供が入学や進学する人など、これからどんどん生活が変化していく人は、変化を見据えてローンを考えなければなりません。

 

子供が増えると養育費が必要となり出費が増えます。そして子供の成長とともに養育費は大きくなっていきます。お子さんの養育費がいくら必要になるのかを把握して計算した上で、無理のないローンの返済金額や期間を決めるようにしましょう。

 

ボーナス払いは避ける

ローンには毎月の返済とは別に「ボーナス払い」というものがあります。このボーナス払いは任意に設定できるものです。ボーナス払いを併用すると、同じ返済金額でも毎月の返済額が少なくなったり、返済期間を短くすることができます。

 

返済額が少なくなったり、返済期k眼が短くなるのは嬉しいことなのですが、ボーナス払いの金額は毎月の金額に比べてかなり高額に設定されます。ボーナスは会社が利益を出した時に出るものなので、もしもの時には出ないことも考えらえます。

 

万が一ボーナスが出なくても不安なくローンの返済をしたいのであれば、ボーナス払いは使わないようにしましょう。

 

繰り上げ返済の活用

住宅ローンでよく聞く「繰り上げ返済」ですが、これは車のローンにもあります。繰り上げ返済とは、ローン残金の一部もしくは全部を、毎月の返済とは別にまとめて返済することです。

 

繰り上げ返済には「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2つがあります。毎月の返済額はそのままでローン返済期間を短くしたいなら期間短縮型、ローン返済期間はそのままで毎月の返済額を減らしたいなら返済額軽減型を選びます。どちらにしても繰り上げ返済をすれば、ローン残金が減るので利息も下がり得になります。

 

金融機関や信販会社によっては、どちらかしか選択できない場合もあります。また繰り上げ返済できる回数が決まっている場合もあります。そして繰り上げ返済には手数料がかかる場合もあります。

複数回の繰り上げ返済を行うと手数料がかさばり、逆に返済金額が大きくなることもあります。繰り上げ返済を行うときは手数料などを事前に調べて損にならないように行いましょう。

マイカーローン以外の方法

マイカーローン以外にも車を手に入れる方法があります。車の利用方法によっては、マイカーローンを組んで車を購入するよりも便利でお得になる場合もあります。ここではローン以外の方法として、残クレ、リース、サブスクについてお伝えします。

残クレ(残価設定クレジット)

残クレとは残価設定クレジットの略語で、残価設定ローンとも呼ばれます。残価設定とは、その車の数年後の価値(残価)をあらかじめ設定することです。

例えば車両価格300万円の車が、5年後には150万円の価値(残価)があると設定されたとします。300万円から残価の150万円を差し引くと残りは150万円になります。この150万円を5年で返済するという仕組みです。

普通は売却する時に査定を受けて価格が決まるのですが、残クレはその逆になるのです。これによるメリットは、高額な車でも月々の返済額を抑えることができます。普通のローンでは手が出なかった高額な車にも乗れるチャンスが出てきます。

デメリットは走行距離が予定以上に多いや事故による損傷などで、車の価値が予定していた価値よりも低くなれば、その差額を支払わなければなりません。元に戻せないようなカスタムをすることもできません。そのまま乗り続ける場合は、残価を支払わなければなりません。

残クレは新車のみ適用となりますので、車は道具と言う感覚で数年ごとに新しい車に乗り続けたいと思う人にとってはメリットのある方法ではないでしょうか。

リース

車のリースは法人では前から利用されている方法です。営業車を何台も購入するのは多額の費用が必要になります。そして古くなったり故障すれば買い替えが必要となります。そのため法人にとっては車を購入するよりも、リースで利用する方がメリットがあるのです。

このリースが最近では個人でも流行り始めています。そして車のリース会社も増えてきています。ほとんどのリース会社は頭金0円で諸経費から保険・税金・車検・メンテナンスと、車にかかる費用も含めて月々のリース料金を打ち出しています。

リースも残クレと同じように残価をあらかじめ設定します。車両価格から残価を引いた金額と車の維持費を合計した金額を、リース期間の月数で割って月々の料金を算出します。リース期間が終了したら車を返却するか、残価を支払って買取するかのどちらかになります。

残価を下げないようにするために、走行距離があらかじめ設定されていたり、元に戻せないカスタマイズができないなどの制約はありますが、維持費も含めて毎月一定額の支払いにできるのは安心できます。

サブスク(サブスクリプション)

動画や音楽配信サービスでよく耳にする「サブスク」。サブスクとはサブスクリプションの略で、意味は「製品やサービスなどの一定期間の利用に対して、代金を支払う」というものです。月額課金や定額制とも表現されます。

このサブスクが車業界でも増えてきています。大手の自動車メーカーや大手リース会社など何社も存在します。利用期間が長さや取り扱い車種の数、残価0円で車が貰えるなど会社ごとに特徴はいろいろあります。

カーリースと同じように毎月の支払い額には、車両価格と維持費(保険・税金・車検・メンテナンスなど)が含まれているので、車に関する急な出費が発生することもほとんどなく、安心して車に乗ることができます。

まとめ


マイカーローン(車のローン)を利用する時は、適切な借り入れ期間を選択することが重要です。期間が短い方が利息が少なくてお得ですが、毎月の支払い負担が大きくなります。期間が長いと月々の負担は減りますが、長ければ長いほど利息が増えることに要注意です。

大切なのは、収入とのバランスがとれていることで、無理のない返済計画ができるような期間を選びましょう。ローンでは難しいと思ったら、残クレ・リース・サブスクという方法も視野に入れてみてもよいでしょう。せっかく手に入れた車を十分に楽しめるように、ローンを返済しながら家計にもゆとりを持てる、ベストな借り入れ期間でローンを組むようにしてくださいね。