年齢を重ねていくとどうしても視覚や聴覚が嫌でも衰えを感じるようになるもの。しかし、移動のためにはどうしても車を運転しなければならないというかたも少なくないでしょう。反射神経が鈍くなってしまった高齢者でも安全に運転できるおすすめの車を16選ご紹介します。特に安全装置の充実性に注目しながらおすすめの車を見ていきましょう。
目次
高齢者による車の事故が増加している
高齢になると車の選び方により注意が必要になるのはなぜでしょうか。それは年齢を重ねるごとに判断力が鈍くなっていくからです。高齢者ドライバーによる悲惨な交通事故が多発していることを考えると、高齢者でも安全に運転できる車を選ぶ必要性を感じることでしょう。
高齢者が車を選ぶ5つのポイント
1. 安全装置の充実性
最も重要なポイントは安全装置です。高齢になり素早く正確な判断が下せなくなってしまうと、運転免許を返却することが求められます。しかし、車を運転していなければ自由に出かけられない地域性や、ライフスタイルによってはできるだけ長く運転を続けなければならないかもしれません。
高齢者であっても安全に運転して、事故を起こさないために車の安全装置が非常に重要な役割を担うことになります。高齢者が車を選ぶときに見てほしい、特に必要な安全装置について3つ考えてみましょう。
ブレーキシステム
一つ目はブレーキシステムです。近年、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる交通事故が増加しています。そのため、適切なタイミングでブレーキをかけられるようにアシストしてくれる安全装置が必要でしょう。
高齢の方でも踏み間違いを心配せずに安心して運転できる安全装置として以下のようなものがあります。
- 衝突防止警報装置
- 衝突被害軽減ブレーキ
- 踏み間違い時加速抑制装置
これらの装置は衝突の危険性を早めに察知して警告を発してくれます。ドライバーが正確に判断できていない時には車の自律ブレーキが作動することによって万が一衝突した際にも被害を最小限に抑えることができるでしょう。さらに、踏み間違いをした時には警報音が鳴り、急発進を抑制し、自動ブレーキ機能を作動させることによって衝突を回避させてくれます。
車間距離保持
ブレーキを踏めば衝突を回避できますが、それ以前に十分な車間距離を維持する必要もあります。視覚が衰えることにより前走車との正確な距離が判別できなくなる可能性があります。特に車の色によっては実際よりも車間距離を長く感じさせる場合があるので要注意です。
高齢者のドライバーが安心して運転できるように、最近の車には車間距離を保持するための安全装置も装備されるようになりました。
- 車線逸脱警報装置
- 車間距離制御装置
前走車だけではなく反対車線の車との距離感も測るため、車線逸脱警報システムというものもあります。自動的に車の位置を正位に戻してくれるため、疲労しやすい長距離の移動でも安心して任せられます。また、ブレーキとアクセルを自動的に調整して、前走車との距離を一定に保つこともできます。
視界確保
高齢であってもなくても、夜になると視界が狭くなり歩行者との距離が近くなったり、車間距離を取りづらくなることがあります。また、標識を認知するタイミングが遅れて違反してしまう可能性もあるでしょう。そのような危険を避けるために次のような安全装置が存在します。
- 自動切替型前照灯
- 標識検知機能
夜間の運転でハイビームとロービームの切り替えを自動的に行ってくれるシステムは、歩行者をはじめとする様々な障害物を早めに察知する助けになります。また、標識を自動的に認識して、違反しないように警告音を発してくれる機能は高齢者の安全運転をサポートしてくれるでしょう。
2. セーフティ・サポートカー
高齢者が車を選ぶときに最初に目を付けることができるのはサポカーです。正式名称は<セーフティ・サポートカー>と呼びますが、安全面において政府が推奨している車がサポカーとなっています。
メーカーごとにサポカーとして認証されている車種が違いますが、どれも衝突被害軽減ブレーキが搭載されているため、高齢者にとって最小限の安全装置が充実している車と言えるでしょう。さらに踏み間違い時加速抑制装置が搭載されているスペシャルタイプのサポカーも存在しています。
新車を購入される際には、メーカーごとのサポカーやサポカーSを調査してみる事から始めると良いでしょう。
3. コンパクトカー
高齢者にとって乗りこなしやすい車のサイズ感は非常に重要です。サポカーの次におすすめの選び方はコンパクトカーです。軽自動車よりは広く室内環境が快適ですが、乗用車の中では小さいサイズ感ですので、都会や狭い道でも運転しやすいでしょう。
コンパクトカーは小回りが利くので、前走車との車間距離を広くとったり、歩行者に注意するためにも便利です。コンパクトカーのサイドブレーキシステムはレバー式になっているため、左足を使う必要がなく高齢者でも操作がしやすいでしょう。
4. 低床設計
高齢者にとって乗りやすい車の特徴は低床設計です。低床フロアになっている車はステップの位置が低いため、車に乗るためにあまり足を上げる必要がありません。ただし、低ければいいというわけではありません。
シートが低く設定されていると足腰に負担がかかるので、低床フロアの中でもシートは標準高度のものを選ぶようにお勧めします。特に、スポーツカーの類は低床フロアであり、低シート位置に設計されているので要注意です。
5.暖色系
高齢者におすすめの車を選ぶときにポイントとなるもう一つの要素はカラーです。暖色系カラーは膨張色であるため、実際の距離よりも接近しているように感じるでしょう。ですから、前走車との距離をしっかり開くことができます。前走車に近づきすぎて、事故を起こしてしまうということを避けられるでしょう。
暖色系以外にも、反射力のあるホワイト系・シルバー系・グレー系も高齢者が選ぶ車のカラーバリエーションにおすすめです。光を反射して歩行者や前走車に気づきやすくなるからです。反対にブラック系や寒色系の車は暗くなってくると見えづらくなりますし、車間距離を取りづらくなりますので要注意です。
<メーカー別>高齢者におすすめの車12選
ホンダ
N−BOX
新車価格 | 138~197万円 |
車高 / 室内高 | 1800㎜/1400㎜ |
安全性能 | 単眼カメラ・CMBS・誤発進抑制機能・歩行者事故低減ステアリング・路外逸脱抑制機能等 |
カラーバリエーション | プラチナホワイトパール・ルナシルバーメタリック・クリスタルブラックパール・ピーチブロッサムパール・プレミアムアイボリーパール・プレミアムアガットブラウンパール・ブリリアントスポーティブルーメタリック・モーニングミストブルーメタリック・ブリティッシュグリーンパール |
燃費 | 25.4~27.0km/L |
多くの軽自動車では最上級グレードのみに安全装置が装備されるようになっていますが、ホンダのN-BOXの新型はすべて<ホンダ センシング>という名称の安全装置が標準装備されています。
ミリ波レーダーと単眼カメラによって、衝突の予測をし、車間距離を適度にとり、道路標識を教えてくれます。判断力が鈍くなっている高齢者の方の目に見えないパートナーとして安全運転をサポートしてくれることでしょう。
シビック ハッチバック
新車価格 | 280万円 |
車高 / 室内高 | 1435㎜/1160㎜ |
安全性能 | Honda SENSING標準装備 |
カラーバリエーション | ホワイトオーキッドパール・ルナシルバーメタリック・クリスタルブラックパール・フレームレッド・ブリリアントスポーティブルーメタリック |
燃費 | 17.4~18.0km/L |
2017年9月29日日本だが発売を始めたシビックの10代目は高齢者を狙って設計されています。シビックハッチバックはホンダの先進安全運転支援システムである<ホンダ センシング>を標準装備してます。それだけではなく、レーダーとカメラで危険を早めに察知してくれる予防安全性能を装備しています。
平成29年度には自動車アセスメント予防安全性能評価において最高ランクを獲得している、評価の高い安全な車なのです。ホンダのセーフティサポートカーとも定められていますので、広い視界を取って安心感のある運転を高齢者にも提供してくれる車と言えるでしょう。
N−VAN
新車価格 | 126.7~156万円 |
車高 / 室内高 | 1945㎜/1365㎜ |
安全性能 | VSA・ヒルスタートアシスト機能・Honda SENSING標準装備 |
カラーバリエーション | タフタホワイト・ルナシルバーメタリック |
燃費 | 23.8km/L |
N-VANは働いている高齢者や女性を対象にして設計されているホンダの軽自動車です。働く際に車を用いる場合には、仕事の時間を楽しめるような装置とものをたくさん詰め込める積載量が重要です。N-VANは荷室が広いだけではなく、床は低く天井は高く縦に広い室内空間を設計しているため、乗り降りがしやすく快適なドライブを楽しむことができます。
トヨタ
カローラアクシオ
新車価格 | 150.7~248.2万円 |
車高 / 室内高 | 1460㎜/1200㎜ |
安全性能 | インテリジェントクリアランスソナー・衝突回避支援パッケージ等 |
カラーバリエーション | スーパーホワイト・シルバーメタリック・メローシルバーメタリック・ブラックマイカ・ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン・ライトブルーメタリック・ダークブルーマイカ |
燃費 | 16.4~34.4km/L |
カローラシリーズはトヨタの車種の中でも高齢者にとって耳馴染があるため、選びやすいといえます。カローラアクシオは運転しやすく燃費もいいため長年愛され続けてきました。2017年のマイナーチェンジで安全装置にインテリジェントクリアランスソナーが加わったことにより、さらに衝突を回避するための予防安全装置が充実しているといえるでしょう。
プリウス
新車価格 | 251.8~328.4万円 |
車高 / 室内高 | 1470㎜/1195㎜ |
安全性能 | 自動ブレーキ・Toyota Safety Sence等 |
カラーバリエーション | スーパーホワイト・シルバーメタリック・スティールブロンドメタリック・グレーメタリック・アティチュードブラックマイカ・ブルーメタリック |
燃費 | 34.0~39.0km/L |
燃費効率が良いトヨタの車といえばだれもが思い浮かべる車、それがプリウスです。プリウスの魅力は燃費だけではなく低重心化されたプラットフォームや室内空間の広さにも表れています。予防安全装置である<Toyota Safety Sense>は2016年に行われた予防安全性能アセスメントにおいて高評価を得ています。
障害物を早めに察知して自動ブレーキをかけるシステムがあり、障害物との距離が近くなると注意喚起してくれるため踏み間違いや判断力の衰えによる巻き込み事故などを事前に防げるでしょう。
カローラスポーツ
新車価格 | 252.7~268.9万円 |
車高 / 室内高 | 1460㎜/1155㎜ |
安全性能 | レーンとトレーシングアシスト・プリクラッシュセーフティ・レーダークルーズコントロール等 |
カラーバリエーション | スーパーホワイト・シルバーメタリック・アティチュードブラックマイカ・オキサイドブロンズメタリック・シアンメタリック |
燃費 | 25.6~34.2km/L |
トヨタのカローラシリーズは高齢者に人気がある車種です。オプションとしてインテリジェントクリアランスソナーやリヤクロストラフィックオートブレーキシステムを標準装備しているため、安全装置が充実している車種と言えるでしょう。カローラシリーズの中でもカローラスポーツは全グレードに専用通信機が備わっているため、緊急時には専用オペレーターにより警察や消防、さらにはドクターヘリの手配までが可能です。
日産
ノート
新車価格 | 142.1~245.3万円 |
車高 / 室内高 | 1520㎜/1255㎜ |
安全性能 | VDC・ABS・SRSエアバッグシステム+SRSカーテンエアバッグシステム等 |
カラーバリエーション | |
燃費 | 23.4~37.2km/L |
コンパクトなボディサイズなだけではなく、安全装置も充実している日産の高齢者におすすめの車はノートです。自動ブレーキをはじめとする、車線逸脱警報システムや踏み間違い衝突防止アシストなども標準装備されています。全グレードに装備されているのでおすすめです。低燃費グレードで話題のe-POWERグレードも200万円前後で購入できるので要チェックです。
リーフ
新車価格 | 324.3~403.2万円 |
車高 / 室内高 | 1540㎜/1185㎜ |
安全性能 | インテリジェントエマージェンシーブレーキ・インテリジェントクルーズコントロール等 |
カラーバリエーション | ブリリアントシルバー・ラディアントレッド・ダークメタルグレー・スーパーブラック |
燃費 | ー |
日産の電気自動車として話題を読んでいるリーフにはmark>プロパイロットという先進技術が搭載されているため、高齢者の方でも安心して長距離ドライブを楽しむことができます。例えば車間距離をキープしたり、車線中央をキープしてくれるなどの安全装置が標準装備されています。また、プロパイロットのパーキングアシストシステムによって、駐車時の微調整や切り返しなどが余裕を持って綺麗に行えるでしょう。
デイズ
新車価格 | 127.3~164.7万円 |
車高 / 室内高 | 1620㎜/1400㎜ |
安全性能 | ハイビームアシスト・インテリジェントオートシステム・踏み間違い衝突防止アシスト・LDW等 |
カラーバリエーション | ブラック・ホワイトパール・スターリングシルバー・プレミアムパープル・アッシュブラウン・ソーダブルー・ホワイト・チタニウムグレー・スパークリングレッド・プレミアムサンシャインオレンジ・ブロッサムピンク・プレミアムオリーブ |
燃費 | 19.2~29.8km/L |
これまで普通車やコンパクトカーを乗っておられた高齢者の方がさらにダウンサイジングを測る際には日産デイズがおすすめです。経トールワゴンという種類の車になりますが、インテリアに高級感があり、年齢とともに車には高級感を忘れたくないというこだわりのある方でも納得のいく車でしょう。2018年に行われた大幅改良では予防安全装置が改良され、カメラによって対車両だけではなく歩行者の検知の質も高まっています。
https://anshinkuruma.jp/guide/%e3%83%95%e3%83%ab%e3%83%a2%e3%83%87%e3%83%ab%e3%83%81%e3%82%a7%e3%83%b3%e3%82%b8%e7%9b%b4%e5%be%8c%e3%81%ae%e5%88%9d%e4%bb%a3%e6%97%a5%e7%94%a3%e3%83%87%e3%82%a4%e3%82%ba%ef%bc%81%e6%b0%97%e3%81%ab/
スバル
フォレスター
新車価格 | 280.8~309.9万円 |
車高 / 室内高 | 1730㎜/1270㎜ |
安全性能 | ツーリングアシスト・クルーズコントロール・誤発進抑制機能等 |
カラーバリエーション | クリスタルホワイトパール・アイスシルバーメタリック・マグネタイトグレーメタリック・クリスタルブラックシリカ |
燃費 | 13.2~18.6km/L |
乗り降りしやすく、疲れにくい車として高齢者におすすめの車はスバルのフォレスターです。オンロードもオフロードも走破性の高い新型フォレスターはドアの開口部が90度開きますし、以前のモデルよりも30㎜程Cピラーが下げられているため、開口部が広くなり乗り降りしやすくなっているのです。
また、ステップが大きくなっているため、フォレスターの車高は高いのですが、以前のモデルよりも格段に乗り降りのしやすい車として重宝されています。
https://anshinkuruma.jp/guide/%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%ac%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%81%ae%e9%ab%98%e9%a1%8d%e8%b2%b7%e5%8f%96%e3%81%ae%e3%83%9d%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%88%e3%81%af%ef%bc%9f%e7%9b%b8%e5%a0%b4%e3%82%84%e3%82%b0/
シフォン
新車価格 | 128.5~187.3万円 |
車高 / 室内高 | 1750㎜/1365㎜ |
安全性能 | スマートアシストⅢ・衝突警報機能・被害軽減ブレーキアシスト等 |
カラーバリエーション | パールホワイト・プライトシルバーメタリック・ブラックマイカメタリック・ライトローズマイカメタリック・ディープブルークリスタルマイカ・プラムブラウンクリスタルマイカ |
燃費 | 24.6~38.0㎞/L |
スバルのシフォンはセーフティー・サポートカーSに該当している車です。2016年度に行われた予防安全性能アセスメントの評価試験では最高ランクを獲得している車でもあります。スマートアシストⅢは運転中の万が一のアクシデントやヒヤッとするような状況でも安心に変えられるようにシフォンの安全性能を高めています。ステレオカメラとソナーセンサーにより、様々な道路状況を的確にとらえて運転者に注意を促します。
インプレッサ
新車価格 | 194.4~261.3万円 |
車高 / 室内高 | 1455㎜/1200㎜ |
安全性能 | アイサイト・スバルリヤビークルディテクション・ハイビームアシスト等 |
カラーバリエーション | ホワイトパール・シルバーメタリック・ブラックシリカ・ダークブルーパール・ダークグレーメタリック・クォーツブルーパール・ピュアレッド |
燃費 | 15.8~18.2km/L |
スバルのインプレッサは高齢ドライバーが一度は注目してほしい車種です。国産車の中ではスバルが自動ブレーキシステムの開拓者となっており、安全装置システムが充実しており国産メーカーの中では特に信頼のおけるものといえます。アイサイトを標準装備しているインプレッサは200万円以下で購入できるため、退職後にできるだけ予算を抑えて新車を購入したいという方にもおすすめです。
<目的別>高齢者におすすめの車4選
高齢者におすすめできる車はたくさんありますが、何を最も優先して選ぶかによって最適な車種は異なるでしょう。この部分では4つの目的別におすすめできる高齢者向けの車を4つ選んでご紹介します。
乗り降りがしやすい低床設計の<セレナ>
2018年にモデルチェンジが行われた新型セレナは乗降性が高いことで人気です。スライドドアの開口部は他の新型ステップワゴン車と比較しても比べ物にならないほど広くなっており、2列目シートの間からウォークスルーも設置されています。
3列シートをフル活用する家族の多いケースでは子供や高齢者の家族のために乗り降りがしやすいセレナを選択することをおすすめします。
https://anshinkuruma.jp/guide/%e3%82%bb%e3%83%ac%e3%83%8a%e3%81%ae%e8%b2%b7%e5%8f%96%e3%81%a7%e6%b0%97%e3%82%92%e3%81%a4%e3%81%91%e3%82%8b%e3%81%b9%e3%81%8d%e3%83%9d%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%88%ef%bc%81%e3%82%bb%e3%83%ac%e3%83%8a/
扱いやすいコンパクトカー<アクア>
高齢者にとっても扱いやすく乗りやすいハイブリッドカーといえばトヨタのアクアです。非常に燃費が良いため、維持費が安く高齢者の方でも維持しやすいでしょう。トヨタの先進的安全装置も標準装備されてますが、さらにオプション装置を選択することもできます。
アクアの最小回転半径は4.8mです。日本の狭い道路でも快適にすいすいと進むことができるでしょう。モデルチェンジを繰り返しているわけでは合いませんが、常に新しい先進技術を搭載し、安全面においても安心できるコンパクトカーです。
維持費が安く小回りが利く軽ハイブリッド<ワゴンR>
維持費が安く小回りが利く車を選ぶのであれば軽自動車の中のハイブリッドカーがおすすめです。ワゴンRは最小回転半径が4.1mとなっておる他の軽自動車の中でも小回りの利きがとびぬけています。車両重量が軽く、小さいサイズ感であるからこそ燃費もよくなり、維持の負担が少なくて済むでしょう。
高齢者の方は判断力と操作性が鈍くなってしまいがちですので、できるだけ動き回りやすい軽自動車を選ぶようにすることをおすすめします。
車間距離を維持しやすい暖色バリエーション豊富な<ハスラー>
はじめの方で、高齢者は暖色系の車を選んだほうが良い、と紹介しましたが、暖色系カラーのバリエーションが豊富な車はあるのでしょうか。スズキのハスラーはその点でおすすめの車です。
高齢者の方が選ぶのにおすすめのカラー。
- パッションオレンジ
- キャンディピンクメタリック
- アクティブイエロー
- フェニックスレッドパール
- シフォンアイボリー
- クリスタルホワイトパール
高齢者はなるべく新しいグレードの車を選ぶべき
最近の車はグレードアップするごとに、安全装置の充実性も増していっています。ですから、高齢者の方がこれから新車を購入することを検討しておられるのであれば、できるだけ新しいグレードの車を選ぶと良いでしょう。どのメーカーも最先端の安全装置を搭載しています。
まとめ
高齢者でも安全に運連ができるように安全装置が充実しているサポカーをはじめ様々な車をご紹介しました。注意力や判断力が若いころよりも衰えてしまって入るものの、車の選び方次第で安心してドライブが出来るのです。車を購入される際は、おすすめした16選の車や選び方のポイントを参考にしながら、高齢者による事故を見腺に防げるよう注意していただければ幸いです。