不正問題で悪いイメージが拭い切れないイメージのある三菱。しかし、根強いファンがいるのも事実です。三菱自動車が販売しているきた人気車種をまとめてみました。車の種類別に19種類の車種を徹底紹介いたします。
耐久性の高さがトップレベルの三菱
2000年のリコール事件。
2016年の燃費不正問題。
問題が明らかになるたびに危機に追いやられる三菱自動車ですが、今なお新車の販売は続いており、根強いファンから人気を得ている国産自動車メーカーです。
現在、自動車業界の競争は激化しているため、不正問題が明るみになるたびに大きく取り上げられてしまうものです。しかし、三菱の自動車を開発する技術は高く、耐久性はトップレベルであるといえます。
ekワゴンやデリカD:5など有名な車種もあります。燃費性能は20.0km/Lを超えるものですし、全車に安全装備が充実しているという点は魅力的でしょう。
では三菱が販売してきた人気車種26のまとめをどうぞご覧ください。
三菱のSUVまとめ
アウトランダーPHEV
- 新車価格:393~509万円
- エンジン駆動方式:4WD
- JC08モード燃費:18.6km/L
- 排気量:2359㏄
- 全長×全高×全幅:4,695mm×1,710mm×1,800mm
ハイブリッドカーとして最も有名なトヨタプリウスと同じプラグインハイブリッドカーがアウトランダーPHEVです。電気モーターが動力の基盤となっているため、街ノリや短距離移動ではガソリンを使う必要がないでしょう。
アウトランダーPHEVは充電施設が近くになくても自宅で充電できます。本格的な4WD駆動方式の車であるためオフロード走行も難なくこなすSUVであるといえるでしょう。電気をメインとして使うため、低燃費でほとんどガソリンを次に行く必要がありません。お財布に優しい車です。
エクリプスクロス
- 新車価格:253~342万円
- エンジン駆動方式:FF/4WD
- JC08モード燃費:14.0~15.0km/L
- 排気量:1,498㏄
- 全長×全高×全幅:4,405mm×1,685mm×1,805mm
2018年3月に三菱が販売開始したエクリプスクロスはコンパクトSUVです。グッドデザイン賞を受賞しており、スタイリッシュで存在感のあるエクステリアが人気です。国内だけではなく海外のプロフェッショナルも高く評価しており、注目の的となっています。
アクティブ好きな方でもアウトドアを思いっきり楽しめるようにドライビングポジションのヒップ&アイポイントが高めに設計されています。開口部と床の面がフラットな形状になっているため重い荷物の詰め込みも簡単に行えるでしょう。
パジェロ
- 新車価格:339~495万円
- エンジン駆動方式:4WD
- JC08モード燃費:8.0~10.4km/L
- 排気量:2,972㏄
- 全長×全高×全幅:4,900mm×1,870mm×1,875mm
三菱が販売している全輪駆動車といえばパジェロです。パジェロはラリー競技にて何度も輝かしい功績を残しており、国内だけではなく、世界中にファンをもつ車です。現在販売されているモデルはパワートレインというもので、ディーゼルエンジンを使用します。
3.0L直列6気筒エンジンが搭載されているガソリンエンジンモデルを選択することもできます。ディーゼル車の方がパワーが強くオフロード走行に適していますが、ガソリンモデルよりも45万円近く価格が高くなっているため購入する際にはどちらのモデルの方が便利なのか自分のライフスタイルに照らし合わせて考慮すると良いでしょう。
パジェロミニ
- 中古車価格:~142万円
- エンジン駆動方式:FR/イージーセレクト4WD
- JC08モード燃費:13.8~16.2km/L
- 排気量:659㏄
- 全長×全高×全幅:3,300mm×1,630mm×1,475mm
パジェロの軽自動車版がパジェロミニです。キュートなデザインになっており男女関係なく幅広い年代に愛され続けている車です。パジェロミニには直列4気筒DOHC20バルブエンジンが搭載されています。コストを犠牲にしてまでもトルクや出力の高い軽自動車を精算しようとする三菱のこだわりが明らかな車種と言えるでしょう。
駆動方式には後輪駆動タイプとパートタイム式4WDの2種類があります。イージーセレクト4WDモデルを選択すれば、雪道や悪路走行の際に快適なドライブを楽しみアウトドアを満喫できるでしょう。街乗りで小回りのきく軽自動車を購入したいのであれば後輪駆動タイプの方が適しています。
三菱のセダンまとめ
ランサーエボリューションX
- 新車価格:415~540万円
- エンジン駆動方式:4WD
- JC08モード燃費:-km/L
- 排気量:1,998㏄
- 全長×全幅×全高:4,495mm×1,810mm×1,480mm
三菱のセダン車として長年名を轟かせている車種といえばランサーエボリューション です。ランサーエボリューション xはギャランフォルティスがベースとなっているため、大人っぽい洗練された渋さを感じさせるエクステリアになっています。
クラッチがなく、AT限定免許でもランサーエボリューション の走破性をたっぷり実感できます。重量感のあるランサーエボリューション Xは走る環境によってノーマル、スポーツ、S−スポーツのパターンから適切な走行性能に切り替えてくれるというシステムが搭載されていることも魅力的です。
ランサーエボリューションIX
- 新車価格:331万円
- エンジン駆動方式:4WD
- JC08モード燃費:-km/L
- 排気量:1,997㏄
- 全長×全高×全幅:4,490mm×1,450mm×1,770mm
ランサーエボリューション IXは2005年3月に登場したランサーエボリューション の新型モデルです。性能的に正しい形と言えるフロントマスクを装着し、可変バルブタイミングアンドリフト機構MIVECが装着されています。
低速域でのアクセルレスポンスがいくらか遅いことがそれまでの難点ともいえましたが、このモデルチェンジをきっかけに大幅にレスポンスが向上し、アクセルの操作性を実感しながら走りを楽しむことができます。
歴代最強のランサーエボリューションとして多くの人が認めるほど、パワフルで豪快で重心のあるIXは今でもたくさんの人に愛用されています。
ギャランフォルティス
- 新車価格:309万円
- エンジン駆動方式:4WD
- JC08モード燃費:-km/L
- 排気量:1,998㏄
- 全長×全高×全幅:4,570mm×1,490mm×1,760mm
ランサーエボリューションXのベースとなっているギャランフォルティスはGTOやFTOのイメージが強いかもしれません。コアな三菱ファンにとって絶対に逃せない人気車種ともいえます。
三菱ギャランフォルティスは4ドアスポーティセダン車の中で上級レベルに分類されており、海外ではランサーフォルティスという名称で親しまれています。<勇敢な><果敢な>といった名前の意味を持っています。
走るということに特化した作りになっており、乗り心地も快適です。アウトドアに出かける際のオフロード走行でも静寂性が保たれるため、ストレスをあまり感じることなくドライブを楽しめるでしょう。
ランサーエボリューションVII
- 新車価格:299万円
- エンジン駆動方式:4WD
- JC08モード燃費:-km/L
- 排気量:1,997㏄
- 全長×全高×全幅:4,455mm×1,450mm×1,770mm
ランサーエボリューショVIIは2001年にデビューした車です。ランサーエボリューション が大型化していったため、価格が上がってもしょうがないのですが、ランサーエボリューション VIIは値下げされるという異例の事態により、人気が急上昇しました。
アクティブセンターデフや電子制御可変他版クラッチ機構などの最先端技術を搭載している車でもあります。内容歴には劣化していないのに、値段が下げられシェア率も高まった車です。
三菱のクーペまとめ
GTO
- 新車価格:299万円
- エンジン駆動方式:4WD
- JC08モード燃費:7.8~8.0km/L
- 排気量:2,972㏄
- 全長×全高×全幅:4,600mm×1,285mm×1,840mm
GTOはバブル経済絶頂期に販売され始めたスポーツカーです。エンジンには3LV型6気筒DOHCエンジンが採用され、自然吸気とインタークーラー付ターボモデルの2種類から選択できるようになっています。
マニュアルタイプとオートマタイプも選択できるため、運転している実感をより強く感じたい方は5速マニュアルタイプを選ぶと良いでしょう。GTOはオール・ホイール・コントロール理論を基本として設計されているため、直進・コーナリング双方において高度な制御術が実現しています。
FTO
- 新車価格:164~251万円
- エンジン駆動方式:FF
- JC08モード燃費:10.4~13.4km/L
- 排気量:1795/1998㏄
- 全長×全高×全幅:4,320mm×1,385mm×1,735mm
日本カー・オブ・ザ・イヤーで功績を残しているFFクーペが三菱のFTOです。1944年に登場し2000年位販売終了していますが、今でも三菱のスポーツカーを愛する人は少なくありません。現行車であるミラージュがベースデザインとなっています。
和製クーペフィアットと呼ばれるような和風な個性的ボディデザインが特徴です。可変バルブタイミングリフト機構が使用され、2リットルV型6気筒エンジンが搭載されています。国産車の中ではスポーツモードとATを切り替えることのできる車はFTOが初でした。
スタリオン
- 新車価格:264万円
- エンジン駆動方式:FR/RWD/FF
- JC08モード燃費:7.0km/L
- 排気量:2,555㏄
- 全長×全高×全幅:4,410mm×1,320mm×1,745mm
三菱のセダン車の中でも特に根強いファンがいる車種がスタリオンです。1982年に登場し1990年まで生産されていました。広すぎず狭すぎない車内空間と剛性の強いボディが魅力的です。安全性能が充実している時代ではありませんでしたが、安心感を持って運転を楽しめるセダン車です。
かっこよさだけを追い求めるのではなく、直線以外にもブレーキングやコーナリングで素早いアクセルresponseを持っており、90年代の車とは思えないポテンシャルを持っている車です。
エクリプス
- 新車価格:247~298万円
- エンジン駆動方式:FF
- JC08モード燃費:-km/L
- 排気量:1,997㏄
- 全長×全高×全幅:4,395mm×1,295mm×1,745mm
1989年に三菱から発売されたエクリプスは流線型を基調としているボンネットデザインが特徴でした。その見た目は当時の20から30代の若い人々をターゲットとしており、トヨタのスープラをはじめとする車に対抗するものとなっています。
格納式ヘッドライトが採用されており、スポーツカー全盛期の中で活躍する車となりました。1800ccと2000ccから選択出来るターボモデルも展開されている車であり、近未来的なインテリアデザインが高く評価されている三菱の車です。
三菱のコンパクトカーまとめ
デリカD:2
- 新車価格:182~216万円
- エンジン駆動方式:FF/4WD
- JC08モード燃費:23.8~27.8km/L
- 排気量:1,242㏄
- 全長×全高×全幅:3,710mm×1,745mm×1,625mm
デリカD:2はソリオと基本スペックがほとんど変わらないOEM車です。ベーシックモデルのほかドレスアップモデルも用意されており、それが次に紹介するデリカD:2カスタムです。
デリカD:2には<mark<ハイブリッドモデルとマイルドハイブリッドモデルがありますが、どちらも25km/Lを超えており、燃費性能の高さが魅力的です。
デリカD:2カスタム
- 新車価格:207~220万円
- エンジン駆動方式:FF/4WD
- JC08モード燃費:23.8~27.8km/L
- 排気量:1,242㏄
- 全長×全高×全幅:3,720mm×1,745mm×1,625mm
デリカD:2のドレスアップモデルがカスタムです。標準モデルよりも約5万円程価格が高く設定されています。
ミラージュ
- 新車価格:138~148万円
- エンジン駆動方式:FF
- JC08モード燃費:23.8km/L
- 排気量:1,192㏄
- 全長×全高×全幅:3,795mm×1,505mm×1,665mm
三菱のコンパクトカーといえばすぐに思い浮かべられるものがミラージュです。タイで生産されており世界中で愛されているグローバルコンパクトカーです。燃費性能が高く、手の出しやすい良心的な価格設定であり、扱いやすいコンパクトボディという3つの魅力がある車といえます。
ミラージュは2種類のグレード構成となっており、上級グレードはベースグレードよりも10万円程高い価格設定です。ミラージュのカタログで掲載されている燃費は20km/Lを超えていますが、実燃費はその70%ほどであると報告されています。
i-MiEV
- 新車価格:294万円
- エンジン駆動方式:MR
- JC08モード燃費:-km/L
- 排気量:-㏄
- 全長×全高×全幅:3,480mm×1,610mm×1,475mm
<アイ>をベースとしたデザインの三菱電気自動車がI-MiEVです。軽自動車のサイズ感ですが、車の種類はコンパクトカーとして販売されています。i-MiEVは世界で初めて量産された電気自動車です。
100パーセント電気だけが動力となっているため、静粛性が高く、加速性能もガソリン車やディーゼル車よりも優れています。1回の充電で約160km走行できます。軽自動車と同じサイズ感は街乗りに適しており、狭い道や狭い駐車場でも取り回しやすいでしょう。
三菱のミニバン まとめ
デリカD:5
- 新車価格:244~421万円
- エンジン駆動方式:FF/4WD
- JC08モード燃費:10.6~13.6km/L
- 排気量:1,998/2,267/2,359㏄
- 全長×全高×全幅:4,790/4,800m×1,850~1,875mm×1,795mm
デリカD:5は三菱デリカシリーズの5代目車種です。SUV×ミニバンの融合させた世界唯一のコンセプトを持つオールラウンドミニバンとして愛されてきました。
雪道や山道などの悪路走破性は非常に高く、傾斜45度の坂道を登ることもできます。室内空間は非常に広いため居住性も高いと言えるでしょう。
ekワゴン
- 新車価格:129~150万円
- エンジン駆動方式:FF/4WD
- JC08モード燃費:24.6~29.4km/L
- 排気量:659㏄
- 全長×全高×全幅:3,395mm×1,640mm×1,475mm
ekワゴンは日産と三菱の合併により開発されたトールワゴンタイプの軽自動車です。同じ型のものが日産ではデイズとして販売されています。ワゴンタイプとスポーティなタイプのボディデザインで設計されています。
ekワゴンには安全装置が充実しており、衝突被害軽減ブレーキシステムや踏み間違い衝突防止アシスト機能が設定されているため、歩行者や乗員を安全に保護してくれる車と言えるでしょう。
ekスペースカスタム
- 新車価格:162~1997万円
- エンジン駆動方式:Ff/4WD
- JC08モード燃費:20.6~22.2km/L
- 排気量:659㏄
- 全長×全高×全幅:3,395mm×1,775mm×1,475mm
ekスペースカスタムも三菱と日産の合併により開発されたトールワゴンタイプの軽自動車です。スペースカスタムは標準モデルよりもスポーティなデザインになっているため若い世代の方に好まれる車といえます。
室内空間は広々しており、<mark<両側スライドドアが採用されているため、荷物の多い旅行やアウトドアにぴったりです。小さいお子さんがおられるママさんにもオススメの軽自動車です。
まとめ
三菱は歴史のある車をたくさん排出してきた名ある国産メーカーですが、リコールや偽装などが起きて問題視されてきました。ルノー・日産アライアンスの傘下で最新の技術を搭載した新型車をこれからも開発していくことでしょう。
耐久性が高い三菱の自動車まとめを、これから購入するであろうマイカー選びの参考にしていただければ嬉しく思います。