7人乗りコンパクトカーは乗りやすくて便利!今買える車種を紹介!

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人気の高いコンパクトカーの中でも、7人乗りは乗りやすくてとても便利です。家族全員がゆったり座れて車内の移動もしやすく、荷物もたっぷり載せることができるなど、メリットがたくさんあります。

今回は7人乗りコンパクトカーの購入を考えている方のために、車の特徴であるメリットやデメリット、そして新車から中古車まで「今買うことができる車種をまとめました。

コンパクトカーとは

コンパクトカーとは乗用車の形状の一種で、小型の普通車のことを指します。特に明確な定義があるわけではないため、一般的に市場でコンパクトカーと呼ばれる車の特徴について解説します。

軽と普通車の中間

コンパクトカーは軽自動車ではなく普通車に分類される車ですが、軽自動車に比べて大きく、普通乗用車よりも小さいサイズです。

つまり、軽自動車と普通車の中間に位置する車というのがコンパクトカーの特徴です。

一般的に言われているコンパクトカーのボディサイズは全長約4,400mm、全幅約1,700mmほど、排気量は1,000ccから1,500cc程度の車になります。軽自動車に関しては大きさや排気量、定員などに厳格な基準がありますが、コンパクトカーの場合は、おおよそ上記の基準をみたせば、コンパクトカーとして分類されます。

5ナンバー規格

コンパクトカーの特徴として一番わかりやすいのは、ナンバーが5ナンバー規格という点です。自動車のナンバープレートの上部に書かれている「品川5○○」や「大阪3○○」などの3桁の数字の最初の数字が「5」であることを「5ナンバー」と言います。5ナンバー規格の条件は以下のようになっています。

  • 全長4,700mm以下
  • 全幅1,700mm以下
  • 全高2,000mm以下
  • 総排気量が2,000cc以下

5ナンバー規格を取得するには、これらすべての条件を満たす必要があり、1つでも基準を超えると3ナンバーの普通乗用車になってしまいます。

すべての5ナンバーがコンパクトカーに当てはまるわけではないですが、見分ける基準としてナンバーをチェックするのはわかりやすい方法です。

2ボックスタイプが多い

コンパクトカーのボディタイプは2ボックスタイプが多く、ハッチバックやトールワゴンなどの車種が人気です。

車種についても明確な基準があるわけではないですが、セダンはコンパクトカーに含まれません。また、ステーションワゴンは小型車には分類できない大きさなので、こちらもコンパクトカーには含まれません。

7人乗りコンパクトカーは小さいがすべて


人気の7人乗りコンパクトカーですが、最大の特徴は7人乗りなのに小さいという点です。車のサイズが小さいことで得られるメリットとデメリットをまとめました。

小さいことのメリット

サイズが小さい車のメリットとして挙げられるのが、維持費と運転のしやすさです。コンパクトカーは、軽自動車の良さを持ちながら、足りない部分をカバーしてくれます。

維持費

コンパクトカーは燃費に優れた車種が多く、車の維持費が安いというメリットがあります。ハイブリッドタイプの車種も人気で、燃費を重視する方には非常におすすめです。

また、車体が軽いため重量税が安いなど、税金が3ナンバーの普通車よりかかりません。

万が一故障した際も、大型車や中型車に比べて部品代が安く、修理代も抑えられるケースが多いため、普通者の中では圧倒的に維持費のコストがかかりません。

運転性

小型車に乗る層は、街乗りがメインという方が多いです。コンパクトカーはその名の通り車体が小さいため、狭い道路でも小回りが利いて運転性は抜群です。

軽自動車に比べると排気量が倍以上あるので、多少の坂道でもパワー不足を感じることはないでしょう。

街乗りをメインとして、休日には高速を使って遠出したいというファミリー層には、小型かつパワーもそれなりにあるコンパクトカーは、ベストな選択肢のひとつと言えます。

小さいことのデメリット

何かとメリットの多い小型車ですが、やはり小型車なりのデメリットというのもあります。小さいことで考えられるデメリットの代表格は、走行性能と安全性です。

走行性能

車の性能は、車体の大きさと排気量で決まります。そのため、軽自動車より優れているコンパクトカーも、3ナンバーの普通車と比較すると、やはり性能の違いを感じてしまいます。

最近ではコンパクトカーも各社走行性能の技術が向上しているため、街乗りレベルではあまり差を感じませんが、高速走行時はやはり物足りなさを感じるかもしれません。

特に高速走行時の加速性や安定性は、3ナンバーの普通車に劣ります。また、車体が小さくボディの剛性が低い分、静音性にも欠けるので、長時間の高速走行はあまり快適ではないでしょう。

メインはあくまで街乗りと考える分にはまったく不便ではありませんが、パワフルな走行性能を期待すると、物足りなさを感じてしまうのがデメリットです。

安全性

自動車の安全性は、車体の重さや大きさが大きく影響します。車体が軽くて小さい軽自動車は安全性が最も低いですが、コンパクトカーは軽自動車より安全性は高いものの、3ナンバーの車に比べると安全性は低いです。

コンパクトカーは小回りの良さと軽量化を実現するため、サイズが小さくボディも薄くなっているので、事故時の対衝撃性は弱いです。

車体の剛性が低いというデメリットをカバーするため、最近のコンパクトカーは高度な安全システムを備えています。自動ブレーキなどの機能を搭載することで、事故を未然に防ごうというのが、コンパクトカーの安全対策の一つです。

新車で買える7人乗りのコンパクトカーたち

トヨタ・シエンタ

7人乗りコンパクトカーの大人気車種といえば、トヨタのシエンタです。遊び心を感じるデザインで、車の性能だけでなく見た目にもこだわりたいという方におすすめです。

シエンタの特徴は燃費の良さと広い車内スペースです。また、人気の車種という事もあり、リセールバリューも比較的高く、中古車市場でも需要があります。

燃費の良いハイブリットタイプ

シエンタにはガソリンタイプとハイブリッドタイプがありますが、ハイブリッドタイプは発売からわずか1ヶ月で全受注の約半分を占めるまでに成長した人気ぶりです。

現在ではメーカーもシエンタのメインはハイブリッドタイプと位置付けており、今後もさらにモデルチェンジによる改良が期待できるでしょう。

トヨタのハイブリッドカーといえばアクアやヴィッツが有名ですが、シエンタもアクアやヴィッツのハイブリッド技術を採用しています。また、駆動用モーターと発電用モーターが別なので、効率よく運転することができ、燃費性能も抜群です。

小さくても広々

7人乗りコンパクトカーは、3列目のシートが形だけになっていることが多く、あまりスペースを有効に使えないというデメリットがあります。しかし、シエンタはこれまでの常識を覆す広々としたスペースを確保し、3列目のシートもゆったり座ることができます。

シエンタのリセールバリュー

シエンタの2019年現行モデルは2015年7月に発売された2代目です。初代と比べ2代目の人気は圧倒的で、モデルチェンジから3年以上経過した今でも売れ筋コンパクトカーとしての地位を不動のものにしています。

そんなシエンタのリセールバリューは高く、2代目の3年落ちシエンタであれば、ほぼどのグレードであっても残価率は70%を超えます。

7人乗りシエンタの中で最も高いリセールバリューを持つのは1.5Gの4WDで、新車価格約210万円に対し、3年落ちの価格はおよそ170万円と、78%程度の高い残価率を維持しています。

シエンタはハイブリッドよりガソリンの方がリセールバリューが高く、1.5X、1.5G、1.5G クエロの3年落ち残価率がおよそ77%前後なのに対し、1.5 ハイブリッドXは約68%、1.5 ハイブリッドGと1.5 ハイブリッドG クエロも70%前半の残価率です。

4WDモデルと2WDモデルの違いはそれほど大きくないので、リセールバリューを考えてシエンタを選ぶなら、ガソリンモデルの2WDでグレードが高いものを選ぶのがおすすめです。

ホンダ・フリード


ホンダのフリードは、7人乗りのコンパクトカーでありながら、荷物を置くスペースも十分に余裕があるという点が人気のポイントです。

さらに、3人掛けのシートで中央に座る際もシートベルトが利用できるため安全性が高く、子供を乗せても安心という点も見逃せません。まさに、ファミリー向けにぴったりの車種といえます。

4WD設定付きのハイブリッド

フリードは、4WD設定付きのハイブリッドコンパクトカーです。7人乗りタイプでは業界で初めて4WD設定付きのハイブリッドカーを発売したことで、ライバル車種に大きな差を付けました。

ガソリン車の7人乗り4WDはシエンタにもありますが、ハイブリッド4WDがあるのはフリードの大きなアドバンテージです。

しかも、フリードは2WD車と4WD車の燃費の差が少ないという特徴があります。4WDの持つパワーとハイブリッドの燃費効率の良さを両立することができるので、アウトドアや高速走行、雪道などでの走行もストレスを感じません。

高い安全性

ホンダの車は安全運転支援システムに力を入れており、フリードにもグレードによってHonda SENSINGと呼ばれるシステムが搭載されています。

平成28年度には、自動車アセスメントの予防安全性能評価で、最高ランクの「ASV++」を獲得し、その安全性の高さが保障されています。

コンパクトカーは5ナンバー規格の制限があるため、小型で軽量の車体にする必要があります。フリードは車体の骨格に軽量で強度の高い鋼板を使用し、衝撃を制御するG-CON技術を採用し、コンパクトカーでありながら高い剛性を手に入れました。

その他にも、ホンダ独自のi-SRSエアバッグシステムを全グレードに搭載し、チャイルドシートをしっかり固定するための金具を標準装備するなど、細かい部分まで安全設備を搭載しています。

フリードのリセールバリュー

7人乗りフリードには、ガソリンタイプの1.5G・ホンダセンシングとハイブリッドタイプの1.5 ハイブリッドG・ホンダセンシングがあります。リセールバリューはガソリン車の方が若干高いですが、そこまで大きな違いはありません。

また、ガソリン、ハイブリッド共に4WDと2WDがありますが、4WDの市場流通数が少なく、中古車市場ではハイブリッド4WDの人気が非常に高いです。

今後もハイブリッド4WDの人気は安定して続くことが予想されるため、リセールバリューの高さで考えるなら、ハイブリッド4WDを選ぶのがおすすめです。

日産・NV200バネット(16X-3R)

日産・NV200バネットは、バンタイプをメインにラインアップされている車種なので商業車イメージが強いですが、7人乗りで全長4,400mm、全幅1,695mmのコンパクトカーと呼べるサイズの「16X-3R」というワゴンタイプがあります。

商業車をベースとしたワゴンなので、室内の雰囲気や作りに上質感を求めることは難しいですが、荷物をたくさん積むことに関しては優れています。また現代の車には欠かせない安全装備も充実です。

安心の低燃費

毎日たくさんの距離を走る商業車にとって、燃費はとても重要な性能です。その流れはバネット16X-3Rにも受け継がれており、実走行に近いWLTCモードにおいて14.0km/Lという安心の低燃費を実現しています。

トップクラスのラゲッジスペース

たくさんの荷物を積載する商業車をベースに作られているので、ラゲッジスペースはトップクラスの広さを確保。3列目シートを使う状態でも、それなりの積載能力をもっており、3列目を左右に跳ね上げれば長い荷物も、背の高い荷物も楽々と積載可能です。

充実の安全装備

バネットには「NISSAN INTELLIGENT MOBILITY」と呼ばれる先進の安全技術が多数装備されています。

具体的には、車や人との衝突回避を支援する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」、ハイ・ローの切替えを自動で行う「ハイビームアシスト」、車線からのはみ出しを警告する「LDW(車線逸脱警報)」、標識の見落としを知らせる「標識検知機能」などです。

バネットのリセールバリュー

商業車ベースの7人乗りコンパクトカーワゴンのため、一般的に人気がある車種ではありません。そのため、リセールバリューに大きな期待を望まない方が良いでしょう。リセールバリューに影響するのは、ボディカラー、走行距離、内・外装のコンディションなどです。

とくにボディカラーは、購入時に決まるものなのでリセールバリューが少しでも高くなるボディカラーを選びましょう。一般的には、ホワイト・ブラック・グレーになります。

中古車でなら買える7人乗りのコンパクトカーたち

日産・キューブキュービック

日産キューブは、その名の通り角丸なデザインは女性からの支持が高く、豊富なインテリアカラーを選べるなど、個性を活かした自分好みの1台が見つかります。

2002年~2008年に発売された2代目モデルにはキューブキュービックという3列シートの7人乗りモデルがあり、大人気を博しました。

キューブキュービックの中古車相場

2020年8月現在のキューブキュービックの中古車相場価格は、39,000円~448,000円となってます。走行距離の幅は1.8万km~15.8万kmなので、低価格で走行距離の少ないキューブキュービックを手に入れることも可能となっています。

ホンダ・モビリオ

ホンダ・モビリオは、2001年~2008年に発売された7人乗りのコンパクトカーで、先ほど紹介したホンダ・フリードの先代にあたる車です。

全長はホンダ・フリードよりも約200mmも短く、小回りが利き街中の狭い道路でも乗りやすくなっています。サイドおよびリアのウィンドウは縦に長く開放的で、室内からの視界も広く見晴らしが最高です。

フリードと同じくFFの2WDと4WDの選択が可能。ボディカラーにおいて、前期型はカラフルなカラーを設定していましたが、後期型ではシックなカラーに設定変更されました。

2005年12月のマイナーチェンジでは、パワースライドドアが全車に標準装備されるなど、年を追うごとに利便性が上がっています。

モビリオの中古車相場

2020年8月現在のモビリオの中古車相場価格は、28,000円~488,000円となってます。走行距離の幅は1.6万km~16.4万km。2001年~2004年の前期型の方が低価格ですが、コンディションが良く、パワースライドドアなど充実装備を狙うなら2005年以降の後期型がおすすめです。

ダイハツ・ブーンルミナス

ダイハツ・ブーンルミナスは、2008年~2012年に発売された7人乗りのコンパクトカーで、親会社のトヨタ・パッソテッセの姉妹車。パッソテッセは先ほど紹介したトヨタ・シエンタ
の先代にあたる車です。

ミラ系の軽自動車から派生したブーンをベースに、大人7人が乗れる5ナンバーサイズのコンパクトカーとして登場。特徴は、女性をメインターゲットとしているため、運転のしやすさを追求しています。

ブーンルミナスの中古車相場

2020年8月現在のブーンルミナスの中古車相場価格は、100,000円~380,000円となってます。中古車台数が10台と少ないため、姉妹車のトヨタ・パッソテッセも合わせてお伝えすると、中古車相場価格が98,000円~670,000円、中古車台数が55台です。

車名が違うだけで車としては同じなので、ブーンルミナスとパッソテッセの両方から探すと希望に近い中古車を見つけられるでしょう。

ホンダ・クロスロード

ホンダ・クロスロードは、2007年~2010年まで販売された7人乗りの5ドアクロスオーバーSUVです。全幅が1,755mmなためコンパクトカーと呼ぶには少しサイズオーバーしていますが、全長は4,300mm弱であり、他にないオフロードタイプのため紹介しました。

エンジンも1,800ccと2,000ccの2タイプで、他のコンパクトカーに比べると排気量が大きくなりますが、その分パワフルな走行を楽しむことができます。コンパクトで、7人乗れて、オフロードなどアウトドア中心で楽しみたい人にはおすすめな一台です。

クロスロードの中古車相場

2020年8月現在のクロスロードの中古車相場価格は、180,000円~1,750,000円となってます。販売当時は人気がなく4年弱で生産中止になったクロスロードですが、中古車市場では個性的なデザインなどで人気があるため、比較的高値で取引されています。

まとめ

7人乗りコンパクトカーは街中などで乗りやすくて便利なので今も昔も若者やファミリー層に人気の高い車種です。

新車での購入は、トヨタ・シエンタ、ホンダ・フリード、日産・バネットの3車種のみの選択となりますが、中古車にまで視野を広げれば、より多くの車種から選ぶことができるので、自分の理想に近い7人乗りコンパクトカーを見つけることができるでしょう。

軽自動車と普通自動車の良さを兼ね備え、充実したスペースを持つ7人乗りコンパクトカー市場から、ますます目が離せませんね!