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SUVの特徴や維持費は?トータル維持費の安いSUVランキングもご紹介!

「SUVを買おうと思っているけどコストは?維持費は高いの?」と思っている方へ。
そこで今回は、SUVの維持費について解説します!【維持費の種類】をはじめ【維持費の安いSUVランキング】までご紹介していきます。

ひとくちにSUVといっても多岐に渡りますし、かかる維持費も異なるので、ここでしっかりと知識をつけておきましょう!

目次

SUVとはどういう車?

「SUVって見たり聞いたりするけど正直よく分からない」という人も多いはず。そこで、まずはSUVとは一体どんな車なのか解説します。

SUVとは「多目的スポーツ車」の意味

正式には【Sport Utility Vehicle(スポーツ ユーティリティ ビークル】と呼ばれ、これを日本語であらわすと【多目的スポーツ車】という意味になります。
簡単に言うと「街乗りなどの日常生活からアウトドアまで多様な使い方ができるスポーツ車」ということです。

ただSUVには「どこが〇〇mmで、ここが〇〇mm」というような車両の構造そのものの定義はありません。
多目的なのでさまざまな用途に使うことができ、例えば山道のオフロードでもスイスイと進む突破力を持ち合わせています。

SUVは長い歴史を持つ

最近ブームが来ているSUVですが、実は70年前から存在しています。初めて発売されたSUVは1946年の【ウィリス・ジープ・ステーションワゴン】で、その後1960年代にアメリカではSUV文化が盛り上がりを見せ始めました。

日本でSUVが発展し始めたのは1980年代。当時は「ハイラックスサーフ(トヨタ)」や「パジェロ(三菱)」といったモデルが徐々に人気を集めていきました。オフロードでも難なく走破できる力強さから、RVと呼ばれていました。

日本においては、RVをさらに細かく分けたものをSUVと呼んでおり、今ではハリアー、ヴェゼル、FJクルーザー、エスクードなどが挙げられます。

SUVのメリットは?

他の追随を許さないパワフルさ

SUVの最大のメリットは、やはり「パワフルさ」でしょう。なめらかな道を走るだけであればその馬力を感じることはないかもしれませんが、オフロードになると圧倒的なパフォーマンスを発揮します。

急な坂道、雪山、曲がりくねった山道など、どんな環境下でも揺るがない馬力を持ち合わせています。

排気量2,000ccのハリアー(SUV)とエスクァイア(ワゴン)の最大出力を比べてみると、エスクァイアの112kwに対してハリアーは170kwの出力です。SUVは、排気量が同じ車種と比較しても最大出力が圧倒的に大きくなるのが魅力です。

タイヤが大きいこと

SUVの大きなメリットのひとつに「タイヤが一回り大きい」ことがあります。SUV車はオフロードでも対応できるよう、普通の車に比べて大きめのタイヤが使われています。

タイヤが大きくなると車高も高くなるため、ドライバーの視線も高くなります。それに伴い視認が良くなり事故のリスクも下がります。

耐久性に優れている

SUV車はオフロード走行に特化して開発されているため、耐久性も高いです。他の車と比べて剛柔性の高いパーツが使われているため、多少のことではほとんど故障しません。

また故障しにくいということは「寿命が長くなる」ともいえます。何年経っても走行性能がキープされるので心強いですね。

キャパシティが大きい

キャパシティの大きさも大きな魅力のひとつ。SUV車には、キャンプや登山などのアウトドアに必要な荷物でもラクラク積めるほどの容量があります。

荷物が多くて車内に積みきれない場合でも、車の上にルーフキャリアを付ければ問題ありません。見た目のカッコよさも倍増しますね。

SUVのデメリットは?

車両価格・維持費が高い

先ほど「耐久性がある」と言いましたが、耐久性のあるパーツを使っているということは、コストも高いということです。新車の車両価格も割高になります。

そもそも高いパーツを使っているため、万が一故障した場合の修理費も高くなります。

燃費が悪いことも

SUV車はパワフルな走行ができます。その一方で、車に重量感があるためエネルギーをたくさん使います。

そのため排気量が多くなり、それに伴いガソリンも多く消費してしまいます。他の車と比べてもどうしても燃費が落ちるので、ある程度のガソリン代は覚悟しなければなりません。

乗降するときにストレスがかかる

SUV車は車高が高くなる反面、乗り降りに少し体力を使います。人によって感じ方は異なりますが、例えば子供やお年寄り、体力に自信のない女性であれば、乗降時にストレスを感じることがあるでしょう。

SUVの維持費とは

早速、SUVの維持費をカテゴリー別にご紹介します。費用にはいくつも種類があるので覚えるのが面倒かもしれませんが、まずはざっくりと把握しておきましょう。

自動車税

文字通り自動車そのものにかかる税金で、車を使っているか否かに関わらず【車を持っている全ての人】に課せられます。毎年5月末に排気量に応じた課税金額を納める必要があります。

自動車税は最安で1,000cc以下の29,500円~です。SUVの場合は排気量が多いので40,000円近くは見ておいた方が良いでしょう。

自動車重量税

自動車の重量によって課税額が変化する税金で、0.5トンごとに支払い額が高くなります。SUVは車両が重いので重量税が高くなる傾向にありますが、エコカー減税対象車であれば減税を受けることも可能です。

自賠責保険

全ての自動車所有者が加入しなければならない強制保険です。事故の際の被害者を救済するための保険で、支払額は一定です。12ヶ月・24ヶ月・36ヶ月と契約期間によって異なります。

任意保険

自賠責保険とは異なり任意で加入する保険です。入らなくても問題はありませんが、万が一に備えて入っておくのが良いでしょう。だいたい年間60,000円程度です。
※保険会社と内容によって異なります。

車検費用

文字通り車検を受けるときに発生する費用です。車検費用は【法定費用】と【車検基本料】の2つから成ります。車検は毎年受けるものではないので支払い頻度は少ないですが、SUVの場合、年間では20,000円程度を見ておくと良いでしょう。

ガソリン代

維持費と聞くとガソリンを思い浮かべますね。車種によってガソリン代は大きく異なるので一概には言えません。特にSUVの場合、年間でガソリン代が約60,000円代のものがあったり、200,000円以上かかるものがあったりと、車種によってかなり大きな差があります。

駐車場代

ガソリン代と並んでネックになるのが駐車場代です。借りる場所によって金額は大きく異なります。地方であれば月10,000円程度で済みますが、東京都内となると安くても20,000円代は覚悟しておいた方が良いでしょう。

メンテナンス代

自動車を安全に走らせるために必要な費用です。タイヤ交換やオイル交換がメイン。ただ、どちらも高頻度で替えるわけではないので、そこまで費用は大きくなりません。

SUVの車種によって維持費は変わる?

「SUVって車種によって維持費も変わるの?」と疑問に思っている人もいるはず。結論から言うと「車種によってかなりばらつきがある」です。

自動車税の納税額は異なる

SUVの車種によって自動車税の納税額が異なります。自動車税は【エンジン排気量】によって変化します。多くの場合は30,000円代で収まりますが、その中でも「34,500円なのか?39,500円なのか?」と車種にやってばらつきがありますね。

条件によって自動車重量税も異なる

自動車重量税の支払い額も異なります。車の重さだけでなく【エコカー減税対象車であるか否か】も大きく関係し、対象車の中でも「75%減税か?50%減税か?25%減税か?」と差があります。

もちろんエコカー減税対象車であった方がおトクになるので、SUVを選ぶ際にはしっかりとチェックしておきましょう。

SUVは平均的にガソリン代が高い

先述したように、SUVはガソリン代が高い傾向にあります。なかには年間200,000円を超えるものも。しかし、最近では技術の発達によってハイブリッド車が次々と発売されおり、高燃費なSUVもたくさん出回っています。

維持費が安いSUVランキング

CX-5 青色

それでは最後に「維持費の安いSUVランキング」をご紹介します。ガソリン代が高いと言われているSUVですが、近頃のハイブリッドモデルの誕生によって燃費の悪さは改善されています。

1 イグニス:282,988

スズキが手がけるSUV【イグニス】。全ての車にマイルドハイブリッドが搭載されており、JC08モードでは28.8km/Lの好燃費を実現。車高も高めに設定されているためドライバーからの視界も良く、小柄な人でも安心して運転できます。

もちろん雪道や曲がりくねった山道でも対応可能で、コンパクトながらもオフロードでは圧倒的なパフォーマンスを発揮します。

エコカー減税が適用される車種なのでコストも低くなります。

維持費の種類

金額

ガソリン代

71,428

10,000km/19,6km×140円)

自賠責保険

14,010

駐車場代

120,000

車検代

25,000

重量税

4,750

自動車税

32,800

メンテナンス費

15,000

合計

282,988

2 ヴェゼル ハイブリッド:295,825

大手ホンダが手がけるSUV【ヴェゼル ハイブリッド】。オフロードに限らず、街乗りや遠出などさまざまなシーンで活躍するSUVです。

風の抵抗を抑制する構造になっており、走行の安定性・静粛性に優れています。ハイブリッドモデルなので燃費性能も文句なしです。

また上質感あふれるエクステリア&インテリアにより、いつまでも乗っていられるほどの居心地を実現。さらにホンダが誇る安全装備、ホンダセンシングが搭載されているので運転への信頼度も高いです。

維持費の種類

金額

ガソリン代

85,365

10,000km/16,4km×140円)

自賠責保険

14,010

駐車場代

120,000

車検代

25,000

重量税

4,500

自動車税

31,950

メンテナンス費

15,000

合計

295,825

3 クロスビー:299,919

同じくスズキが販売するSUV【クロスビー】。国内車には他に存在しない独特のサイズ感が特徴的なSUVです。他のSUVにはない小さなサイズですが、車高が高く、またマイルドハイブリッド方式が組み込まれたモーターを搭載しています。

エンジンは1.0リットルを採用しているので税金コストも抑えることが可能です。

荷室のキャパシティも広々としており、荷室からもシートの調整が可能です。コンパクトながらも抜群の走破性を兼ね備えています。またかわいらしい見た目なので街乗りでもウキウキ気分で走行できます。

維持費の種類

金額

ガソリン代

90,909

10,000km/15,4km×140円)

自賠責保険

14,010

駐車場代

120,000

車検代

25,000

重量税

5,500

自動車税

29,500

メンテナンス費

15,000

合計

299,919

4 CX-3312,556

マツダが誇るSUVCX-3】。小さすぎず大きすぎない、まさにジャストサイズなSUVとも言える車種です。デザイン性にも優れており、スタイリッシュながらもパワフルな走りを魅せてくれます。

他のSUVと比べるとやや燃費性能は落ちますが、「ちょうど良いサイズ感」そして「見るものを魅了するデザイン」は見逃せません。アウトドアに限らず、ちょっとしたドライブでも旅を楽しませてくれますよ。

維持費の種類

金額

ガソリン代

86,956

10,000km/16,1km×140円)

自賠責保険

14,010

駐車場代

120,000

車検代

25,000

重量税

12,090

自動車税

39,500

メンテナンス費

15,000

合計

312,556

5 C-HR352,159

トヨタの大人気SUVC-HR】。ダイヤモンドをモチーフにした高級感あふれるエクステリアが魅力的な車種で。それに伴いインテリアまでもが官能的に施されており「さすがは世界のトヨタ」と思わせてくれます。

またトヨタならではのハイブリッドシステムを採用することで圧倒的な低燃費を実現。加えて、トヨタセーフティ全部の導入により走行性能・安全性もさらにアップしています。

維持費

金額

ガソリン代

129,629

10,000km/10,8km×140円)

自賠責保険

14,010

駐車場代

120,000

車検代

25,000

重量税

4,500

自動車税

36,550

メンテナンス費

15,000

合計

344,689

まとめ

いかがでしたか?最近人気を集めているSUVですが、車種によって維持費もばらばらです。好燃費で安いものもあれば、排気量が多く高いものもあります。

維持費をお得にするためにも、税金や保険料ことだったり、ガソリン代だったりをしっかりと把握しておくことが大切です。少し面倒かもしれませんが、今のうちに覚えておくことで、今後ずっと役立てることができますよ。

ぜひ今回の記事を参考にして、素敵なSUVライフを送りましょう!

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