MENU

【トヨタ・グランビア】の特徴や高額で買い取ってもらうポイントまとめ!

トヨタのグランビアといえば、1BOXカーでは初めてエンジンをフロントに装備した、圧倒的な室内の広さが特徴のミニバンです。グランドハイエースとは兄弟車で、当時のトヨタの最上級ミニバンでした。

1995年から2002年まで販売されており、当然今では新車で買うことができません。なかなかに古いグランビアですが、こんなに広いミニバンは現行では販売されていないので実は今でも人気のある車種なのです。

そこでこのページでは、今もなお求める人の多いグランビアの特徴や買取について、詳しく解説していきます!高く買い取ってもらえる可能性のある車もありますので必見です!

[myphp file=article-cta-parts-s]
目次

ファミリーカーとしても人気のグランビアの特徴

早速、グランビアの特徴をみていきましょう。先に述べたとおり、グランビアの一番のストロングポイントは何と言っても室内の広さです!パパ、ママ、子供たち(要チャイルドシート)が2~3人くらいなら余裕で載せられます。現在の道路交通法では5歳までの子供にはチャイルドシートの設置が義務付けられていますので、車内の使い方に頭を悩ませている方は非常に多いですよね。

チャイルドシートって本当に嵩張るので、2台載せたらキツキツという方も多いのではないでしょうか?

5人乗りのセダンだったらもう、ギューギューです。そんな時も、グランビアなら全く問題ありません。
現在の高級ミニバンといえばアルファードやヴェルファイアですが、これらの車種よりも断然、グランビアの方が室内空間は広いんです。たとえば、スライドドアからそのまま横向きで27インチの自転車を積み込むことができたり、サードシートを外せばまさかの125㏄のバイクも積むことができます。バイクまで積めるとは驚きの広さですね。

他にも、箪笥やキッチンまで積めるほどの広さです。また、今のミニバンでは見かけることがなくなってしまった回転式対面シートもファミリーに重宝されています。

車としての特徴

【これからの1BOXは、こうなる】というキャッチコピーのもと高級ミニバンとして位置付けられたグランビアは、それまでの【商用車】というイメージしかなかったミニバンのイメージを覆す戦略でした。商用車の積載量はそのままにエクステリアの格好良さと飽きのこないインテリアで、それまでのファミリーカーの概念を大きく揺るがしました。

エンジンはディーゼルターボのため外にでる音は大きいのですが、車内は外とは比べ物にならない静寂性で、さらにシートは【ミニバンのクラウン】と言われるほどの乗り心地です。(※ガソリンエンジンもあり)特に、それまでは無視されがちだった3列目シートの乗り心地を改良し、それまでの3列目シートの【堅い、痛い】という概念を覆しました。

加えて、現在一般的に採用されている3列目シートの左右跳ね上げ式格納ではなく、座面を垂直に立ち上げてシートを前後移動させる格納方法だったので、3列目を荷室にしたときの積載量は現在新車販売されているミニバンの比ではありません。キャンプなどのアウトドアにもってこいですね。しかし、グランビアは当時の欧州の衝突安全基準に対応するため、ハイエースの欧州仕様車とデザインやメカニズムの大部分を共有していました。そのため【最上級ミニバン】と謳い高額な割に、内装はチープで商用車の雰囲気を多く残していたのです。

ただ、欧州車との共有部分が多いとはいえ、グランビアの専用設計のパーツも多かったのです。そのためコストの増加となり、結果的に販売台数は伸び悩みました。
さらにヨーロピアンなシンプルな顔面はあまり大衆受けせず、グランビアの発売から2年後、グランビアと同クラスの対抗車種としてアメリカンな顔面のエルグランドを日産が売り出すと瞬く間に販売台数を抜かれてしまいました。

このような背景から売り上げ台数が伸び悩みました。その結果グランビアは2002年に生産終了となり、同年後継モデルとしてアルファードの発売に至りました。

グランビアが活躍するシーン

グランビアが特にその力を発揮し活躍するシーンはズバリ、ファミリーでの遠出と言えるでしょう。広々とした室内空間に比べ、他車種と比較して頑丈なボディはファミリーでの遠出に最適だと言えます。長時間のドライブに疲れたら足を伸ばして寝ることができますのでドライブによる疲労も軽減されます。

ちょっとした休憩のときは2列目を回転させて対面シートにし、真ん中にテーブルを置けば家族で向き合って食事をとることもできます。また、室内の広さゆえ、アウトドアにも向いています。大荷物になりがちなキャンプやバーベキュー、アウトドアスポーツにも向いています。

忘れてはならないのが車体の安全性ですが、グランビアのボディは非常に硬く頑丈にできているため非常に安全であり、万一の事故の際も乗員を守ってくれます。グランビアこそ大容量でタフなファミリーに最適な車といえるでしょう。

グランビアは古くても一定の支持を集めている


先述の通り、グランビアは1995年~2002年の販売となかなか古いタイプではあります。しかしその古さにも関わらず使い勝手が良いため、中古車で求める人もまだまだいます。中古車販売市場においても、古い車ではありますが100万円を超える値段で取引されているケースが多くあります。

室内が広い反面、車体が非常に大きく扱いづらいこと、重量が2tを超えるため維持費がかかるなど、大きさ故のデメリットもありますが、その問題をクリアできる人にはグランビアはまだまだ魅力的なのです。

グランビアの人気グレードと買取相場

繰返しになりますが、グランビアは2002年に生産が終了してしまっているそこそこ古い車です。2018年現在出回っているグランビアは新しいものでも16年前の車です。普通であれば廃車にしてしまうケースが多いですが、希少であり、また人気車種のためグランビアの場合はまだまだ買い取ってもらえることが多いのです。

そんなグランビアの、人気のあるグレードと買取相場を見ていきましょう。まず、グランビアのグレードの紹介をしていきましょう。グランビアは発売当初7人乗りの<Q>と8人乗りの<G>の二つのグレードのみで売り出されました。

のちに、現在のミニバン界では外せないと言っても過言ではない両側スライドドアを搭載した<Qデュアルスライドドア>、<Qエクセレントセレクションデュアルスライドドア>、<Qプレステージセレクション>、<Gクルージングセレクション>、<Gコンフォートセレクション>が追加されグレード数を増やしました。

エンジンは2.7Lの直4と3Lのディーゼルターボがありました。そして、駆動方式はFRと4WDの2種類となります。

グレードで見ると、上級グレードであるGが人気が高く買取価格が高めとなる傾向にあります。ですが走行距離が7万キロを越えたあたりから急激に査定額は下がってきますので、売却を考えている方は7万キロを越える前に一度査定に出してみると良いでしょう。
とはいえ、16年以上前の車であることと、車の性質から既に長距離を走っていることが多いと予想されますので、今となってはそんなに走行距離の少ないグランビアはかなり希少かもしれませんね。もしお持ちの方は売却のチャンスですね。

買取相場はというと、言わずもがな個体差が大きいので数字を示すのは難しいですが、人気のあるグレードの相場をみていきましょう。とてもあっさりいってしまうと、G(2000年)は約48万円、ターボ4WD(1997年)は約44万円、そして2001年のQエクセレントセレクションは約36万円というところです。

いずれも走行距離は7万キロより少ない車体の場合です。上記はあくまで相場であり、車の査定は実際に車を見てみないとわからないものなので、参考までにお考えください。

高額で買い取ってもらえるグランビアの特徴

それでは次に、高く買い取ってもらえるグランビアはどのようなものなのかを検証していきましょう。普通であればあまり値段のつかない16年落ちの車ですが、グランビアの場合は高く買い取ってもらえる特徴があるのです。そのポイントにあてはまる車体をお持ちのあなたは売り時かもしれませんよ!

走行距離

まず重要なのは走行距離です。先にも書いたとおりグランビアはファミリーで遠出をしたり、アウトドアに使ったりと実用性が重視されます。そのため、走行距離が短いとまだまだ十分に走ることができるとみられ、もちろん買取価格は高くなります。

逆に走行距離が長くなってしまうと、その先あまり走れないとみなされてしまい、買取価格は減額されてしまいます。走行距離が短い方が査定が高くなるのはグランビアに限らずどの車でも同じですが、ことグランビアに関しては中古車で求める人は長い距離を思い切り走ることを想定しているので、車体の走行距離は短いに越したことはないのです。
そのポイントは先述の通り7万キロです。この【7万キロ】という数字を超えてしまうと一気に査定額が落ちてしまうので、これから売却しようと考えている人は注意してください。

特別仕様車

グランビアには特別仕様車が存在します。パワーアシストドアやバックソナーを装備した<Qエクセレントセレクション>、本革シートで豪華装備の<Qプレステージセレクション>があります。

<G>をベースにしたものは<Gクルージングリミテッド>があり、ボディカラーも2色の特別ボディ色があり、内装にはQと同じく本革シート、専用木目調パネルを配し高級感を演出しました。ちなみに、オプションカラーであるエレガントパールトーニング、ホワイトジュエリートーニングは人気カラーのため、こちらも買取価格はアップします。そもそも新車販売台数の少ないグランビアですから、こうした特別仕様車、オプションカラーの車は特に買取価格が高くなります。

スライドドアモデル

グランビアはには、片側スライドドアと両側スライドドアがあります。今でこそ当たり前となった両側スライドドアですが、当時初めて両側スライドドアのミニバンが売り出されたときは非常に画期的でした。さらには特別仕様車にはパワーアシストドアも装備されることとなります。

やはり現在の中古車販売市場では、両側スライドドアは必須とまでは言わずとも求める人はかなり多くなっています。ファミリーカーと考えるのであれば両側スライドドアは必須ですよね。その点で言えば、スライドドアは買取価格を上げる要因となり得るでしょう。

グランビアを買い取ってもらうなら一括査定

グランビアの売却を考えた時、下取りか買取業者による査定か、迷いませんか?ズバリ、グランビアは査定が良いでしょう。なぜならばグランビアはなかなかに古い車であり、ディーラーに下取りをお願いしたとしても大して値段がつかないことが多いのです。
一方、買取業者による査定であれば古い車とはいえニッチなところに需要が見込める車種なので、思ったよりも高い査定額が出たというケースもあるようです。グランビアのような古い車は、買取業者によって得手不得手があるので一括査定で多くの業者に査定してもらうのがもっとも有効な手段ではないでしょうか。

ネット上で一括査定の申込をすると買取業者から一斉に電話がかかってきて対応が面倒だというデメリットもありますが、何社もの見積もりとサービスを比較して最も自分に合っている業者と取引するのが良いでしょう。

グランビアという車種には特に愛着を持って乗っている人が多いと思いますので、その点でも何社もの間で比較検討をし、一番納得のいく業者を見つけるのが愛車とお別れするのに必要なステップとなるでしょう。一括査定は面倒だと思っていても、グランビア売却の際は一括査定の利用をオススメします。

まとめ

グランビアの特徴、買取について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?今グランビアに乗っている人は、車を可愛がって乗っている人が多いと思います。そんな愛着のあるグランビアを手放すなら納得できる買取業者を選びたいですね。

グランビアは古い車ではありますが、ファミリーカーとしてまだまだ需要のある車です。買取を希望する場合は一括査定で多くの業者に見積もりを出してもらいましょう!相場を知ったうえで、複数の業者にコンタクトをとって自分と愛車にとって最良の業者を選んでみてください。

 

[myphp file=article-cta-parts]
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次