ボルボVの中で高性能かつ高い安全性を誇るV40クロスカントリー。美しいエクステリアが魅力であり、ボルボ車の中でもずば抜けた人気を誇る車です。
そのため、中古車市場でも高評価を受けているといえるでしょう。買取額や残価率を知っておくと買い替え時にも有利です。そこで、ボルボV40クロスカントリーの買取について詳しく紹介します。
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ボルボV40クロスカントリーの特徴
ボルボV40クロスカントリーの買取相場を知る前に、車体の特徴を知りましょう。
実際にボディーサイズやエンジンスペック、燃費性能を知ることで買取査定を有利に進めることができます。是非参考にしてみてください。
ボディーサイズ
ボルボV40クロスカントリーのボディーサイズは以下になります。
全長×全幅×全高 | 4,370mm×1,800mm×1,470mm |
ホイールベース | 2,645mm |
車両重量 | 1,580kg |
乗車定員 | 5人 |
タイヤサイズ | 225/55R17 |
全高は新型XVはおろかインプレッサよりも低く、SUVというよりスポーティコンパクトにより近いボディーサイズをしています。その一方でルーフレールは全車に標準装備と、活発的な姿も兼ね備えている車です。
エンジンスペック
ボルボV40クロスカントリーのエンジンスペックには、下記の3種類があります。
- 1,497cc直列4気筒ガソリンエンジン+ターボチャージャー
- 1,968cc直列4気筒ガソリンエンジン+ターボチャージャー
- 1,968cc直列4気筒ガソリンエンジン+ターボチャージャー
エンジン形式 | 1,497cc直列4気筒ガソリンエンジン | 1,968cc直列4気筒ディーゼル | 1,968cc直列4気筒ガソリンエンジン |
最大出力 | 112kW(152PS)/5,000rpm | 140kW(190PS)/5,000rpm | 180kW(245PS)/5,000rpm |
最大トルク | 250Nm/1,700-4,000rpm | 400Nm/1,750-2,500rpm | 350Nm/1,500-4,800rpm |
燃費性能
ボルボV40クロスカントリーの燃費性能は、JC08モードで14.8km/L〜21.2km/L。
JC08モード | 14.8km/l〜21.2km/L |
カタログ燃費 | 16,2km/L |
実燃費 | 10.8km/L |
ボルボV40クロスカントリーの燃費を平均すると、約10,0km/Lという数値の前後になるということが分かりました。
V40クロスカントリーには、<ディーゼルモデル>と<ガソリンモデル>があるため、燃費性能に多少の違いがありますが、基本的に燃費の優れた車です。
内装
ボルボV40クロスカントリーの内装は、オフローダー的外観とは全く違い、ボルボらしいモダンなインテリアとなっているのが特徴です。ツートーンカラーである本革シートは、なかなかキリッとしたデザインになっています。
また、ブロンドと呼ばれる明るいクリーム色をした内装色を選択すると、<シティ・ウィーブ>というチェック柄が織り込まれた独特でモダンなデザインになります。
V40クロスカントリーの最新買取相場
V40クロスカントリーの最新買取相場は、70万円〜230万円の間です。ボルボV40は丈夫で長持ちする車なのですが、買取査定の特徴として買取額が落ちやすい傾向があります。
- 2016年式(平成28年)<DRIVE-Eガソリンエンジン>オニキスブラック・メタリック
走行距離5万5000km 新車販売価格390万円 参考買取価格170万円 残価率43% - 2018年式(平成30年)<DRIVE-Eガソリンエンジン>クリスタルパールメタリック
走行距離6万km 新車販売価格490万円 参考買取価格350万円 残価率71% - 2013年式(平成25年)<V40 クロスカントリー T5 4WD>ゴールド
走行距離15万km 新車販売価格379.0万円 参考買取価格29.2円 残価率7%
査定額でいうと、大体2年で5割の値落ち、3年で6割強の値落ち率に価値が落ちてしまいます。購入から年数が経つにつれ買取価格は大きく減少するので、購入から2年が経過する前に買取に出すようにしましょう。
V40クロスカントリーの人気グレードと残価率
V40の買取について調べている方が、必ず忘れてはいけないことは<人気グレード>と<残価率>です。人気グレードと車の残価率を知っておくだけでも、あなたの車の買取査定に大きな違いが出ます。
もしあなたが人気グレードに乗っているなら、高価買取が期待できますよね。
人気グレード
V40クロスカントリーの中で人気グレードとなっているのが、<V40クロスカントリー T4 ノルディック>です。ボルボV40クロスカントリー T4 ノルディックは、ボルボV40のグレードの中でも唯一のAWDモデルとなっており、価値の高いグレードです。
また2014年に発売され、1.6リッターターボのT4エンジン搭載。燃費もよく、エコカー減税対象車としても人気の高い車です。オプション装備であるセーフティパッケージ、HDDナビシステム、電動パワーシートなどが標準で装備されていますので、長距離のドライブなどには最適な車となっています。
残価率
ボルボV40の残価率は1年以内であれば70%〜80%。3年であれば40%〜50%、5年であれば20%〜30%の間になっています。
革新的な機能性と安全性が優れているV40クロスカントリーですが、2018年〜2019年にかけての残価率が80%とかなり高水準が期待できる車です。
逆に3年から5年へと年数を重ねていくごとに残価率は減少していく傾向があります。V40クロスカントリーの買取を希望する方はなるべくはやい段階から買取販売店に車を持っていきましょう。
より高額に買い取ってもらうポイント
ここまでV40クロスカントリーの買取について紹介してきましたが、さらに高額で買取査定をしてもらう2つのポイントがあります。詳しくみていきましょう
V40クロスカントリーの人気カラー
高額査定をするために大切となる1つ目のポイントが人気カラーを知ることです。ボルボV40の中でも1番人気のカラーといえば<クリスタルホワイトパール>になります。
世界各国のボルボファンだけでなく、日本国内でも人気の高いカラーです。高級感あふれるボルボの外装と輝かしいほどの美しい光を放つクリスタルホワイトパールカラーの相性は抜群になっています。
買取査定の中でも、クリスタルホワイトパールカラーのV40クロスカントリーであれば通常買取価格よりも10%増しの買取査定期待できます。
V40クロスカントリーの人気オプション
ボルボV40クロスカントリー・オプションの中でも人気オプションは<パノラマ・ガラスルーフ(19万円〜)>です。パノラマ・ガラスルーフをオプションとして装着することにより、オープンカーを運転しているような気分になります。
安定感抜群のV40クロスカントリーにオープンカーのような開放性が加われば、運転が楽しくなること間違いなしですね。また、パノラマ・ガラスルーフ装着車は下取りで有利になり、非装着車に比べて4万円~8万円ほど買取額が高くなります。
V40クロスカントリー10年落ちの場合値段はつくか?
V40の中でも3年落ちの場合と5年落ちの場合での残価率を紹介してきましたが、10年落ちの場合は値段が付くのでしょうか?
V40クロスカントリーの中でも10年落ちの車になると買取額は10%〜15%ほどになります。買取査定額で考えると20万円〜50万円の間になってきます。
- 2009年式(平成21年)<DRIVE-Eガソリンエンジン>クリスタルパールホワイト
走行距離7万km 新車販売価格500万 買取参考価格60万円 残価率12% - 2008年式(平成20年)<DRIVE-Eガソリンエンジン>フュージョンレッドメタリック
走行距離8万km 新車販売価格470万円 買取参考価格47万円 残価率10%
先ほどもお伝えしましたが、ボルボV40クロスカントリーは買取額が落ちやすい車です。10年以上の車になってくると買取査定にあまり期待ができません。新車の価格の内、2割の金額が返ってくれば良い方になります。
10年落ちのボルボV40クロスカントリーの車の状態にもよりますが、走行距離も買取査定に関係してきます。10万kmを超える車であれば、買取査定してもお金が返ってこない可能性の方が高いです。
まとめ
SUVというよりスポーティコンパクトにより近いサイズ感を持つ、一方でルーフレールは全車に標準装備と、アクティブな一面も兼ね備えている車、ボルボV40クロスカントリー。
ボルボらしいモダンタイプのデザインに加え、燃費性能にも好評のある車として人気があります。
人気カラーと人気オプションの車であれば、通常査定額以上の金額が期待できますよ。下取り価格も非装着車に比べて4万円~8万円ほど有利な交渉が可能です。ボルボV40クロスカントリーを買取査定したい、と考える方はすぐにでも査定に出してみましょう。
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