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日産シルビアを売りたいは必読!高価買取を手に入れる秘訣を紹介

日産のシルビアは、すでに生産が終了している車種です。しかし、愛好家も多く、根強い人気を保っています。そのため、状態がいい場合には驚くような高額査定が出ることもあるでしょう。

そこで、シルビアを売却を考えている人に知ってもらいたい、シルビアで高額査定を出すコツをまとめてみました。この記事を読んで、上手な買取を実現させてください。

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目次

シルビアの特徴

シルビアは初代モデルが1965年発売の歴史のあるスポーティな2ドアクーペです。長年モデルチェンジを繰り返しましたが、7代目時の2002年に生産終了になりました。

初代モデル以来、高い走行性能とファッショナブルな外見で<スペシャリティカー>として販売されていたシルビアですが、1988年にフルモデルチェンジになった5代目ので転機を迎えます。

シルビアは一新された斬新なデザインで若者の心を掴み、時代の空気と相まって<デートカー>としての評価を確立するのです。当時は女性とのデートに車が必須の道具であり、大ヒットしたシルビアはそれまで大人気だったホンダの<プレリュード>と並ぶデートカーの代表格になりました。

時代が変わりデートカーとしての需要が減ると、シルビアの<FR(後輪駆動)>に着目してドライビングを楽しんでいた<走り屋>たちがメインのユーザー層になります。現在でもドライビングを楽しめるFRスポーツカーとして、一部の愛好家に根強い人気がある車種です。

1993年発売の6代目では大型化して3ナンバーとなり、当時の評価は今一つでしたが最近では再評価の動きがあります。

最終型の7代目<S15型>(1999年~ 2002年)は一番新しいモデルだけに市場での人気も高く、特に走りを楽しめるマニュアルタイプは人気ですので、買取でも高額査定が見込めるでしょう。

シルビアの買取で必要な基本情報

車の買取査定では、次の3つが主なチェックポイントになります。

年式

シルビアを買取に出す時もそうですが、車の査定では【年式】が重要になってきます。【年式】とはその車が最初に登録された年月の事です。例えば【平成12年8月】に登録された車の場合【平成12年式の車】になります。自分の車の年式を調べるには、車検証の【初度登録年月】という欄を見れば記載されています。

年式は古くなるほど車の評価が下がってしまいますので、車を買取に出す予定があるなら早めに行動した方が査定金額は高くなりやすいです。

走行距離

車の買取査定では、走行距離が「1年間に1万kmを超えているか」というのが一つの基準になっています。1年間で1万km以上走っていれば価値が下がり、1万km以内ならば評価が上がりやすいという事です。あまり動かさずに長年放置されているような車は返って部品の痛みがあり、故障個所が多かったりします。

走行距離も一つの目安ですが、特に古い車などでは点検整備などにより車の状態を良く保っているかで総合的に判断されます。

グレード

車には装備や内装の違いにより【グレード】が設定されています。車の買取ではグレードにより査定金額はかなり違ってきます。車種により人気のグレードがあり、そのグレードであれば買取価格が高くなる傾向があります。

シルビアが再び5ナンバーに戻り、人気となった7代目シルビア<S15型>の1999年1月(平成11年1月) 発売モデルでは、

<スペックSエアロ>
<スペックR>
<スペックR 電動スーパーハイキャスパッケージ>

など、計12のグレードが設定されていました(マニュアル・オートマチックの違いでも2グレードとして計算)。

もし、自分のシルビアの正確なグレードを忘れてしまった場合は、車検証で車体番号をチェックして日産の公式サイトの<グレード情報の検索>で調べる事ができます。

シルビアの買取査定額とは

シルビアの買取査定では以下の4つのポイントが重視されます。

何よりグレードで異なる

シルビアも各モデルでグレードの種類は多いです。どの年代のモデルでも最低価格のグレードから最高価格のグレードまでの価格差は約100万円ほどあります。当然、高いグレードのほうが査定金額は上がりますが、シルビアはスポーツ車ですのでエアロ仕様の車が人気があります。シルビアを購入する人は走りにロマンを求める人が多いので、ターボ車も需要が多いです。

奇麗に修復されていれば減点要因にはならない

シルビアは初登録から年月の経っている車が多いので、傷・へこみなどの損傷があったり、外装部品の交換をしている場合があります。シルビアくらいの年代の車であれば、部品を修理・交換していても見た目が綺麗に修繕されていれば査定でマイナス要因になる事はあまりありません。

車のフレーム部分を修理・交換した事のある【修復歴車】であった場合は、車の基礎的な強度が下がっていると判断されて査定金額はかなり下がります。

走行距離や状態などで買取価格が異なる

年代の古い車になると走行距離はあまりシビアに評価されませんが、度外れた走行距離の場合は減点対象になるので注意してください。あと、古い車で気を付けたいのが内装です。内装に極端な汚れや破けている箇所があったりすると、大きく減額されてしまいます。

時期により査定額が異なる

車の販売台数が一番多くなる月が3月です。4月からは就職や転勤で新しい生活を始める人が多く、その人達が車を購入するからです。買取業者も3月に向けて車を確保したいので、1、2月は少し高い査定額を出してでも車を買い取ろうとします。ですので、車を買取してもらうには1、2月が高額査定が出る可能性が高いです。

参考までに最新のシルビアの買取価格は以下の通りです。

<シルビア(ベースグレード)>
1999年(平成11年)式 カラー:ブルー系
走行距離: 14.0万km 新車価格:177.0万円 買取価格:112.3万円 残価率:約63%

<シルビア 2.0 オーテックバージョン>
1997年(平成9年)式 カラー:ホワイトパール系
走行距離: 12.0万km 新車価格:299.0万円 買取価格:89.1万円 残価率:約30%

<シルビア 2.0 K’s>
1996年(平成8年)式 カラー:ブラック系
走行距離: 8.0万km 新車価格:239.5万円 買取価格:88.0万円 残価率:約37%

シルビアの買取価格を上げる方法

シルビアをなるべく高く売る事ができる方法を紹介します。

シルビアが高く売れる時期に売る

上で述べたように、車の売却では1、2月の査定が高額になります。4月からは自動車税も掛かってきますので、それ以前に売却したほうが余計な計算の手間も省けてすっきりします。車検については、車検が通っていても査定額の上乗せ分はあまりありません。ですので、車検が迫っているのなら車検前に売却してしまったほうが結果的に費用の節約になります。

メンテナンスを行い整備記録を残す

法定点検での整備や点検事項を記録した【定期点検整備記録簿】という書類があります。この記録簿があれば【きちんと点検整備されている状態の良い車】と判断されて、査定価格が上がりやすくなります。

車検証と一緒にダッシュボードなどに保管されている事が多いですが、もし見当たらなければ念の為ディーラーに連絡してみてください。ディーラーに記録が保管されている事があります。

車内の掃除や洗車を行う

車の買取査定での評価方法は、が定める基準を参考にして行われています。その基準の中には「掃除されているか」という項目はありませんが、査定を行うのは人間ですので見た目の印象は大切です。パっと見た時に綺麗になっていると、人はその印象に引きずられて車に良い評価を与えやすくなります。

査定時にはできるだけ車を綺麗にしておきましょう。洗車してワックスなどのツヤ出しをする事と、内装は隅のゴミを良く取っておいてください。窓ガラスを綺麗にしておくとグッと印象が良くなるのでおすすめです。

多くの業者に査定をだす

買取金額に納得できるのならばどこの業者で買い取ってもらっても良いのですが、1つの業者の査定だけで車を売却してしまうのは損をする可能性が高くなります。どこの業者も【査定をするのが自分の所だけ】という事を知ると、最低価格に近い額を提示してくるものです。なるべく多くの業者に査定してもらい、相見積もりになるようにしましょう。

シルビアを買取に出す方法

車を買取に出すにはいくつか方法があります。

ディーラー下取り

ディーラーで新車を買う場合は、ディーラーでの下取りに出すのも良い方法です。下取りの良い所は、車の売却と購入が1ヵ所のお店で1度に済む事です。買取専門店で車を売る場合には、売却日とディーラーの納車の日を合わせたりするのも手間ですし、手続きも2カ所で行わなければなりません。

ディーラーに限らず、1店舗だけで買取の査定をしてもらうと下限に近い金額になってしまいますので、その点は注意してください。

買取業者に出す

車の買取専門の業者は、やり方によっては高額で車を売却する事が可能です。複数の業者に査定価格を競ってもらえば、ディーラーの下取りより高額査定が出る事が多くなります。査定に複数回立ち会わなくてはならないので手間はかかりますが、提示された最高金額を見れば納得する事ができるでしょう。

改造車対応の買取業者に出す

社外品のマフラーやホイール、かなり目立つエアロ装備など、普通の人から見て【改造車】と判断されてしまうくらいカスタマイズしている車は、一般的な買取業者では査定でマイナス評価されてしまいます。

中古車販売店に車を買いにくる客はマニアではない人のほうが多いので、過度にカスタマイズがしてある車は売れにくくなります。なのでノーマルに近い状態に戻すためのコストがかかる為、減点対象になるのです。

改造車を積極的に買い取っている業者も存在します。改造車対応の業者は改造車でもそのまま流通させられる販路を持っていますので、カスタマイズはそのままで買取してもらえます。パーツなどによってはプラス査定してもらえる事もあるほどです。

一括査定

<車の一括査定>というサービスがあります。webサイトで住所や車の車種・年式などの基本情報を入力すると、複数の車の買取専門店から連絡が入ります。そこで、車を査定してもらう日を各業者とも同じ日に指定すれば、車の査定を1度に終わらせる事ができます。

買取業者のほうでも複数の業者の相見積もりになる事が分かっていますので、最初から最高限度額を出してきます。手間が省けて高額査定を引き出せるので、最近ではこの一括査定を利用する人が多くなっています。

個人売買

友人や知り合いなどに車を売る事もできます。他人ではないので気軽な取引ができるようですが、自分たちですべてを行わなければならないので手間もかかります。名義変更に必要な書類をそろえるのは当然ですが、どんなに親しい間柄であったとしても契約書を作っておきましょう。

契約書にはそれぞれの氏名住所、売却金額や支払い方法と時期と、その他の取り決め事項など後で揉める要因になるような事はきちんと表記するようにしてください。車の売買を巡って人間関係が壊れるような事になっては悔やまれますので。

ネットオークション

最近ではネットオークションを使っての車の取引も活発になっています。ですが、ヤフーオークションなどで車の売買を行っているのは実際には業者が多いのです。

ネットオークションを通して行う個人間の車の売買は、中間に業者を挟まないので業者の人件費などの中間マージンをカットできます。ネットオークションの手数料を払っても売却額はかなり高くなる傾向があります。

しかし、見ず知らずの他人との個人間での取引では多くのトラブルが報告されています。ゲームソフトや服などと違い、車の取引では名義変更をするだけでも多くの書類が必要ですし、車の状態も「書いてあった事と違う」などという見解の違いが発生しやすいのです。取引額が高額で諸手続きに手間が掛かる車の売買では、個人間取引は覚悟を決めて取り組む必要があるでしょう。

まとめ

今回は【シルビアを高額買取してもらう方法】についてお伝えしました。シルビアは当時は若者を中心にかなり人気のあるスポーツ車でした。現在でも高く評価する人がいる為、良い状態の車は自分でもビックリする査定価格が出る事があります。

でも市場でいかに評価の高いシルビアと言えども、1日でも早く査定してもらったほうが売却の条件は良くなります。少し手間ですが、なるべく多くの業者に査定してもらう事が高額売却への近道です。

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