<エブリイワゴン>はスズキの販売する軽ワゴン車。広いカーゴスペースを持ち、荷物の運搬にとても便利なモデルです。
今回は「エブリイワゴンの最新の買取相場の情報」と「高く買取してもらうポイント」を紹介します。
[myphp file=article-cta-parts-s]エブリイワゴンの特徴
1982年から生産販売されているスズキの軽商用車<エブリイ>。この車種の車体の堅牢さと実用性の高さは、運送業など業務で軽自動車を使用する各業界で高く評価されていて、5回のフルモデルチェンジを経て現行モデルが6代目となるロングセラー商用車です。
1999年の<エブリイ>の3回目のフルモデルチェンジに合わせて、<エブリイ>をベースに乗用車モデルとして開発されたのが<エブリイワゴン>。
全グレードにハイルーフ車の設定が用意されるなど、<エブリイ>の長所である積載スペースの広さを受け継ぎつつ、日常で使用できる乗用車として使いやすいように各所がアレンジされています。
特に足回りは硬めで実用性重視の商用車的なセッティングから、街乗りでの快適性を重視した設定に変化しています。また、動力性能にも力を入れていて、全グレードにターボエンジンを標準装備。これは重量のある荷物を積んだ時や、多人数乗車で重量が増した際の低速域の加速を強化するため。
<エブリイワゴン>は乗用車でありながら、ビジネス用途を含め様々なシチュエーションでの使用が想定されているモデルなのです。
エブリイワゴンの安全装備
<エブリイワゴン>にはスズキの最先端の安全技術が投入されています。<レーダーブレーキサポート>は車両が約時速5~30kmで走行中に、レーザーレーダーが前方の車両と衝突の可能性があると判断すれば、自動ブレーキを作動して危険を回避します。
<誤発進抑制機能>は停車時か10km以下での走行中に作動する機能。前方に障害物がある場合にアクセルを踏み込んでしまったとしても、加速しないように自動で車両を制御してくれるので安心です。
エブリイワゴンのボディサイズ
背の高いトールワゴンのボディサイズです。
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,815mm (ハイルーフ車1,910mm)
エブリイワゴンのボディデザイン
箱型ミニバンを彷彿とさせる、直線を基調としたボックス型のデザインです。<エブリイワゴン>の外観には商用車の面影はまったくなく、グリルやバンパーも今風のスタイリッシュな造形になっています。
エブリイワゴンの内装
<エブリイワゴン>は1BOX型軽乗用車の中でも、トップクラスの広大な室内スペースを持っています。特にハイルーフ車の荷物積載量の大きさは特筆すべきものがあります。
リヤシートは前後に180mmのスライド幅があり、フロントシートの乗員との間に1,080mmの距離がとれる快適な室内空間になっています。
エブリイワゴンの燃費
<エブリイワゴン>はターボエンジンを搭載しているため、あまり燃費効率は良くありません。2WD車のほうが少し経済的です。
・水冷4サイクル直列3気筒エンジン インタークーラーターボ付 2WD 16.2km/L
・水冷4サイクル直列3気筒エンジン インタークーラーターボ付 4WD 14.6km/L
エブリイワゴンの買取価格例
エブリイワゴンの最新の買取事例をご紹介します。
- 2017年式 (平成29年)<エブリイワゴン PZターボスペシャル 標準ルーフ>FR 白系
走行距離 2.7万km 新車販売価格 164.1万円 参考買取価格 115万円 残価率70% - 2015年式 (平成27年)<エブリイワゴン PZターボ 標準ルーフ>FR 白系
走行距離 3.6万km 新車販売価格 156.6万円 参考買取価格 105万円 残価率67% - 2013年式 (平成25年)<エブリイワゴン PZターボ> 黒系
走行距離 7.7万km 新車販売価格 142.8万円 参考買取価格 60万円 残価率42%
エブリイワゴンの人気グレードと残価率
JPターボ
<エブリイワゴン>の最安価グレード。各装備を必要最低限にする事で、車体価格を低く抑えてあります。ライドドアは自動ではなく手動。アルミホイールも装備されていません。中古車市場での<JPターボ>の人気は今一つで、他のグレードとくらべても残価率は低くなります。
PZターボ ハイルーフ
<PZターボ>は後席左側スライドドアが自動で開閉できる<パワースライドドア>になっています。運転席からもスライドドアが操作できるので日常での使用にとても便利です。
<JPターボ>にはない<オートライトシステム>も装備。14インチアルミホイールを装着したエクステリアもワンランク上の印象を受けます。<エブリイワゴン>で一番の売れ筋グレードで、残価率も高くなります。
PZターボスペシャル ハイルーフ
<PZターボスペシャル>では左右両側にパワースライドドアを標準装備。後席左側には電動オートステップがあり、乗降性にも優れています。さらに<LEDサイドターンランプ付きドアミラー>も搭載されている最上位グレードです。販売価格が高いだけにリセールバリューも期待できます。
エブリイワゴンをより高額に買い取ってもらうポイント
エブリイワゴンの人気のカラー
パールホワイト
<パールホワイト>は有料のオプション扱いながら、<エブリイワゴン>で一番人気のカラーです。買取査定でもプラスポイントになります。
ブルーイッシュブラックパール3
<エブリイワゴン>のユーザーには男性も多く、黒は人気のボディカラー。ブラックは中古車市場での売れ行きが良い色で、査定額も上がりやすいです。
シルキーシルバーメタリック
シルバーも一定して需要のある色で、<エブリイワゴン>での査定額も安定しています。
エブリイワゴンの人気のオプション
バックアイカメラ
車庫入れ時や後退の時に、ナビゲーション画面で車両後方の映像を確認できるようになるオプション。純正オプション品のナビゲーションとセットで購入する必要があります。車庫入れの苦手な人にとっては必須とも言える装備で、買取査定時に高く評価されるオプションです。
カーテン
リヤ部ウインドウに装着すると、車内をプライベートな空間にする事ができます。査定でもプラスポイントです。
ラゲッジトノボード
ラゲッジスペースを上下に仕切る事のできるボードです。荷物の積み込みがとてもしやすくなる、便利なオプションです。査定時にはオプション品である事をアピールしてください。
ルーフキャリア
<エブリイワゴン>は業務用車両としても人気があり、ルーフ上に積載のできる<ルーフキャリア>付きの車両は需要が多いです。買取価格に上乗せが期待できるオプションの一つになっています。
ベッドクッション
前後のシートを倒してこのクッションを敷くと、室内にフラットなベッドが完成します。車中泊に重宝するオプションです。
フロントグリル
フロントマスクをより精悍な顔つきに変貌させます。オプション品である事を忘れずに査定士に伝えてください。
エブリイワゴンは10年落ちの場合値段はつくか?
<エブリイワゴン>の10年落ち以上の車両の中でも、2005~2015年に販売された<2代目エブリイワゴン>は、まだ十分な査定額の望める車です。
- 2008年式(平成20年)<PZターボ>ホワイト
走行距離 10.5万km 参考買取価格 30.2万円
1999~2005年に生産された<初代エブリイワゴン>はさすがに少し厳しくなってきてはいますが、自力走行のできる車両であれば値段がつく可能性はあります。
諦めずになるべく複数の業者に査定してもらうようにしてください。
エブリイワゴンのマイナーチェンジ情報
エブリイワゴンは2019年6月にマイナーチェンジが行われました。
従来全グレードに標準装備されていた<レーダーブレーキサポート>。これが、新モデルでは単眼カメラと赤外線レーザーの2つを使用する<デュアルセンサーブレーキサポート>にパワーアップして搭載されています。
https://anshinkuruma.jp/bguide/スズキ・エブリイワゴン!維持費と購入時にかか/
まとめ
今回は<エブリイワゴン>の買取相場についてお伝えしました。<エブリイワゴン>は室内空間の広さから、実用性を重視するユーザー層に人気の軽自動車です。それゆえに中古車市場での人気も高くリセールバリューが高い車種になっていて、想定外に高い買取査定価格がつく事も珍しくありません。
<エブリイワゴン>の売却を考えている方は、一度試査定だけでも試してみたらいかがでしょうか。
[myphp file=article-cta-parts]