家族とひとことで言っても構成はさまざまです。
生まれたばかりの赤ちゃんがいる家族もあれば、免許を取得したばかりの子供がいる家族、人数が多い2世帯で生活している家族など。
そのため家族によってファミリーカーに求める希望も変わってきます。
そこで今回は、そんな家族のわがままな希望を叶えてくれるおすすめのファミリーカー12車種を紹介します。
ファミリーカーを選ぶポイント
ファミリーカーを選ぶポイントは以下になります。
- 安全性の高さ
- 室内空間の広さ
- 運転のしやすさ
- 乗り降りのしやすさ
- 使い勝手の良さ
では、それぞれを詳しくお伝えします。
安全性の高さ
安全性の高さは同乗者を守るために重要なポイントです。最近の車には、衝突被害軽減ブレーキなど先進安全装備が標準装備されていますが、万が一の衝突時に車が同乗者をどこまで守ってくれるのかにも着目しましょう。
室内空間の広さ
家族であれば乗車人数は最低でも3人以上となり、座席は2列以上必要となります。子供が多かったり祖父母と同居している家族で6人以上となれば3列シートは必要です。家族で旅行に出かける場合には多くの荷物を積む必要も出てきます。これらを満たせるだけの室内空間の広さが重要です。
運転のしやすさ
ファミリーカーはお父さんだけでなく、お母さんも運転することもあります。また年頃の子供がいれば、免許を取得したばかりの子供が運転することも考えられます。運転が得意でない人も運転することを考えて、ファミリーカーには運転のしやすさも必要です。
乗り降りのしやすさ
小さな子供やお年寄りは、車に乗り降りするのも一苦労です。そのため、ファミリーカーには乗り降りのしやすさが求められます。スライドドアを採用しているミニバンや軽ハイトワゴンがファミリーカーとして人気なのは、乗り降りがしやすいためです。
使い勝手の良さ
ファミリーカーの使用目的は多岐にわたります。日々の近所への買い物から子供の送り迎え、週末には家族で旅行へ出かけるなど。そのため、いろんな場面でも対応できる使い勝手の良さもポイントになります。
家族の希望を叶えるファミリーカーのボディタイプ
軽自動車
ファミリーカーとして選ばれる軽自動車はスーパーハイトワゴンと呼ばれるもので、室内空間を最大限に広くし、乗り降りしやすいスライドドアを採用しています。子供を乗り降りさせやすく小回りも利くことから、子供がまだ小さい家族に人気です。
コンパクトカー
子供がまだ小学校に上がるくらいまでの家族であれば、コンパクトカーでも十分に満足できる室内空間があります。コンパクトなボディは運転がしやすく小回りも利くため、運転に慣れていない方がいる家族にもおすすめです。
SUV
アウトドア派の家族には走破性が高く、人も荷物もたくさん載せられるSUVがおすすめです。今SUVは最も人気が高く、ほとんどの自動車メーカーからSUVが発売されています。
ミニバン
ミニバンはファミリーカーの代表格です。シートは3列とし、6~8人が乗れる広い室内空間を確保しています。後席ドアにはスライドドアを採用し、2列目と3列目の乗り降りもとても楽に行えます。また荷室も広く、家族での泊りがけの旅行にも快適に出かけられるのがおすすめポイントです。
ファミリーカーとしておすすめの軽自動車
日産 ルークス
軽自動車とは思えない堂々としたスタイリングに、先進技術の「プロパイロット」と「インテリジェント アラウンドビューモニター」でドライブと駐車をアシストしてくれる日産ルークス。
後席は最大320mmも前後にスライドするため、運転席の親御さんは座ったままで後席のチャイルドシートにいる子供へ楽に手が伸ばせます。
またルークスは軽自動車で唯一、自動車安全性能2021において最高評価「ファイブスター賞」を獲得。安全性も高い車となっています。
新車販売価格(税込)は1,415,700円~。
【ハイウェイスターX(2WD)のスペック】
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,780 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | 2,200×1,335×1,400 |
最小回転半径(m) | 4.5 |
ホンダ N-BOX
10年前の販売当初から評判が高く、10年間の累計販売台数がNo.1という軽自動車で最も人気なのがN-BOXです。そして、子育て中のママたちで選ぶ「マザーズセレクション大賞」を2年連続で受賞しています。
N-BOXはホンダの先進技術「Honda SENSING」を全グレードに標準装備しているので、余計な出費やグレードを気にすることなく安心が手に入ります。
27インチの自転車も楽に積めるほどの広い室内空間があり、家族構成や生活スタイルに合わせて3つのシートタイプから選ぶことができます。
新車販売価格(税込)は1,448,700円~。
【L(2WD)ベンチシート仕様のスペック】
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,790 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | 2,240×1,350×1,400 |
最小回転半径(m) | 4.5 |
ダイハツ タント
助手席側の前後ドアを同時にオープンした時の解放感が特徴のタント。2代目から採用された「ミラクルオープンドア」は前席と後席の間にあるピラーを無くし、ドアが大きく開きます。
人の乗り降りはもちろん、大きな荷物を抱えての乗り込みも楽に行えます。
運転席は最大540mm、助手席は最大380mmも前後にスライドするので、運転席と後席のウォークスルーや、運転席に座った状態で後席へアクセスでき、とても使い勝手が良くなっています。
新車販売価格(税込)は、1,243,000円~。
【X(2WD)のスペック】
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,755 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | 2,180×1,350×1,370 |
最小回転半径(m) | 4.4m |
ファミリーカーとしておすすめのコンパクトカー
トヨタ ルーミー
1.0Lの小排気量エンジンを搭載するコンパクトカーながら、5人が余裕をもって乗れる広さが居心地バツグンのルーミー。
多彩なシートアレンジで、普段のお買い物から旅行やキャンプといったレジャーまで幅広く使えます。
助手席側は全車パワースライドドアを標準装備。子供の送り迎えの時に、運転席に座ったままでドアを開けてあげられます。
新車販売価格(税込)は、1,556,500円~。
【G(2WD)のスペック】
全長×全幅×全高(mm) | 3,700×1,670×1,735 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | 2,180×1,480×1,355 |
最小回転半径(m) | 4.6 |
日産 ノート
第2世代のe-POWER搭載で、コンパクトカーとは思えない力強さと、滑らかで静かな走りを実現する日産ノート。
2021・2022日本カー・オブ・ザ・イヤーと2022RJCカー オブ ザ イヤーのダブル受賞を達成し、さらにGOOD DESIGN AWARD 2021年度受賞と、性能が高くデザインに優れているコンパクトカーです。
さらに、自動車安全性能2021において最高評価「ファイブスター賞」も獲得しており、安全性も大きく評価されています。
新車販売価格(税込)は、2,029,500円~。
【S(2WD)のスペック】
全長×全幅×全高(mm) | 4,045×1,695×1,505 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | 2,030×1,445×1,240 |
最小回転半径(m) | 4.9m |
ホンダ フィット
どの席に座ってもゆったり過ごせる空間づくりで、フロントシート背部をカーブ状にへこませて、後席も足が組み替えられる広さを実現しています。
パワーユニットには次世代の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」をラインアップ。3つのモードを自動で切り替えて、モーターとエンジンそれぞれの長所を活かし、高い燃費性能とパワフルな走行を両立させています。
新車販売価格(税込)は、1,557,600円~。
【e:HEV LUXE(2WD)のスペック】
全長×全幅×全高(mm) | 3,995×1,695×1,540 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | 1,955×1,445×1,260 |
最小回転半径(m) | 5.2 |
ファミリーカーとしておすすめのSUV
トヨタ ヤリスクロス
人気のコンパクトカー「ヤリス」のSUV版として登場したヤリスクロス。コンパクトボディでありながら、SUVらしい力強くスタイリッシュなデザインで、抜群の存在感があります。
落ち着いた配色のインテリアは、ワンランク上を感じさせる上質感。また、使い勝手の良い収納スペースを室内随所に配置し、快適なドライブを実現させてくれます。
AC100V・1500Wのコンセントが荷室に設置されており、災害などの非常時に電力を得られるところもおすすめポイントです。
新車販売価格(税込)は、1,798,000円~。
【全グレード共通のスペック】
全長×全幅×全高(mm) | 4,180×1,765×1,590 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | 1,845×1,430×1,205 |
最小回転半径(m) | 5.3 |
マツダ CX-5
高級感あるボディデザインと、品格ある大人のインテリア。荷室は5人が乗車した時でもしっかり荷物を積載できる容量があり、家族総出のお泊りドライブも楽々こなせます。
ドライバーのハンドル操作に応じてスムーズで効率的な車両挙動を実現する世界初の技術「G-ベクタリング コントロール プラス」は、ドライバーや同乗者に安心感のある走りを提供してくれます。
新車販売価格(税込)は、2,678,500円〜。
【全グレード共通のスペック】
全長×全幅×全高(mm) | 4,575×1,845×1,690 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | 1,890×1,540×1,265 |
最小回転半径(m) | 5.5 |
スバル フォレスター
アウトドアドライビングが良く似合う、個性的なスタイルのミドルクラスクロスオーバーSUVのフォレスター。
自動ブレーキシステムが搭載された先進安全技術「新世代アイサイト」を標準装備しているので、家族旅行で目いっぱい遊んで疲れた後も、事故を防止し安全な運転をフォローします。
また全車、シンメトリカルAWD(4輪駆動)を採用しているので、雨で濡れた路面や雪の降る滑りやすい路面でのドライブも安心して走行できます。
新車販売価格(税込)は、2,937,000円~。
【Touringのスペック】
全長×全幅×全高(mm) | 4,640×1,815×1,715 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | 2,140×1,545×1,275 |
最小回転半径(m) | 5.4 |
ファミリーカーとしておすすめのミニバン
トヨタ ノア
2022年に4代目へとバトンタッチし最新モデルとなったノア。全幅が全車1.7m以上となりすべて3ナンバーサイズへとサイズアップしました。
運転中に操作するシフトノブやスイッチを最適な位置に配置し、視認性に優れたメーターや上方配置のディスプレイオーディオを採用することで、ドライバーの視線移動を最小限に抑え、安全で快適なドライブを楽しむことができます。
新車販売価格(税込)は、2,670,000円~。
【全グレード共通のスペック】
全長×全幅×全高(mm) | 4,695×1,730×1,895 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | 2,805×1,470×1,405 |
最小回転半径(m) | 5.5 |
新車販売価格(税込、円) | 2,670,000円~ |
日産 セレナ
日産のハイブリッドシステム「e-POWER」搭載車もラインアップされた人気のミニバンです。
Mサイズミニバンの中ではクラストップの広い室内空間を持ち、多彩なシートアレンジによって快適な空間を提供してくれます。
先進安全技術では、360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)を全車に標準装備。ミニバンのボディサイズでは死角ができて不安と思われていた人も安心ですね。
新車販売価格(税込)は、2,576,200円~。
【ハイウェイスターV(2WD)のスペック】
全長×全幅×全高(mm) | 4,770×1,740×1,865 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | 3,240×1,545×1,400 |
最小回転半径(m) | 5.7 |
ホンダ フリード
ミニバンとコンパクトカーのいいとこどりをした車といえばフリードです。
3列シートを装備しながらもボディサイズは全長4.3m弱とコンパクトになっており、多人数で乗車できるミニバンの特徴と、街中などの狭い道をストレスなくドライブできるコンパクトカーの快適性を併せ持っています。
3列目を使わない時には荷室を広く取ることができるので、たくさんの買い物をしても荷物をしっかり積み込むことができます。
新車販売価格(税込)は、1,997,600円~。
【B Honda SENSING(2WD)のスペック】
全長×全幅×全高(mm) | 4,265×1,695×1,710 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | 3,045×1,455×1,285 |
最小回転半径(m) | 5.2 |
まとめ
家族がファミリーカーに求めるポイントを挙げながら、家族の希望を叶えるおすすめのファミリーカーを、軽自動車、コンパクトカー、SUV、ミニバンそれぞれ3車種、合計12車種を紹介しました。
家族とひとことで言っても家族構成や利用用途にはいろいろな形があり、求めるものも多種多様です。小さな子供がいる家族なら乗り降りしやすい車が良かったり、2世帯家族であれば全員が乗れる大きな車が良かったりなど。
あなたの家族にマッチするファミリーカーを見つけてください。