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これで外さない!車を売るベストタイミングや時期とは

あまり知られていませんが、愛車を高く売るために抑えておきたいポイントとして「売るタイミング」があります。

・いつ車を売るのがベストタイミングなの?
・どんなことを気をつけておけば良いの?

今回はそういった疑問に答えていきます。いざ車を売ろうと思っても急いではいけません。実は「高く売れる時期」というものが存在するのです。この記事では、車を売るベストタイミングをはじめ【車買取額に影響する項目】や【具体的に何月に売るべきか?】などを詳しく解説しています。

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目次

車買取額に影響する項目

タイミングをご紹介する前に、まずは「車買取額に影響する項目」をご紹介します。車の買取額はさまざまなポイントを見て総合的に判断されるのです。いくらタイミングが良くてもそれらの項目を満たしていなければ高額買取は実現できません。少しでも高く愛車を売るためにも、以下のポイントを意識してみてくださいね。

外観・内観の状態

車の査定はプロの査定士が行いますが、やはりいちばん最初に目に付くのが外観や内観の状態です。特に外観は第一印象に残るものなのでキレイにしておいた方が良いでしょう。
同じ性能の車でも、キレイな状態が保たれた車と掃除されていない車なら前者の方が査定額も高くなりやすいです。
少しでも愛車を高く売りたい思いがあるのなら、定期的に洗車を行なったり車内シートやフロアマットを掃除したりしましょう。

年式や走行距離

車の基本情報である「年式」や「走行距離」も見られます。年式は古ければ古いほど、走行距離は長ければ長いほど買取額は下がっていきます。
なかでも「5年経過」「10年経過」「50,000km」「100,000km」といった大台を超えたタイミングで買取額は一気に下がります。高額買取を狙うのなら、これらの大台に乗る前に売る必要があるでしょう。

エンジンの状態

当然ながら車の性能部分も見られます。特にエンジンは重要です。査定ではエンジンオイルやエンジンプラグ、エンジンの異音などさまざまな項目をチェックされます。また、改造していたり修復歴があったりすると査定額に大きく影響するので要注意です。オーバーホールやエンジンの載せ替えをしている場合も査定額に影響しますが、これらは必ず申告するようにしましょう。もし申告を怠った場合、そもそも買取依頼ができなくなる可能性があります。

付属品や書類の有無

忘れてはならないのが車の付属品や書類です。付属品であればスペアキー、書類であれば取扱説明書や整備記録などが挙げられます。
スペアキーは自分にとっては関係ないかもしれませんが、「次に車に乗る人」にとって非常に大切です。スペアキーがないと後々のカーライフに大きな影響を与えてしまいますよね。取扱説明書も同様です。

また整備記録もきちんと準備しておくようにしましょう。整備記録とは「車の履歴書」のようなもの。きちんと整備されていることが記録されていると買取店側も安心できます。逆に整備記録がないと「この車は本当に整備を受けているのか?」と事実が分からないため、マイナス査定になる可能性が高いです。

オプションの有無

買取額に影響を与える要素のひとつに「オプションの有無」があります。安全装備やオーディオ類、サンルーフなどさまざまなオプションがありますが、オプションが有ると高額買取されやすいです。なかでも【純正オプション】は高額で売れやすいのが特徴です。純正オプションとはメーカーが生産している正規のオプションで、そうでないオプションは「社外オプション」となります。社外オプションは買取店によって扱いが異なり、プラス査定にはなりにくいです。

もし純正オプションを付けているなら大切に扱いましょう。一方で「今は社外オプションだけど純正オプションも持っている」という人は査定時までにオプションを交換しておく、あるいは当日に持参すると良いでしょう。

足回りの状態

タイヤやホイールなど、車における足回りの状態も要チェックです。特にタイヤの「溝」は買取額にも影響を与えるのでよく見ておきましょう。タイヤの溝は深ければ深いほど良いとされています。なぜなら、溝が深いということは「あまり使われていないタイヤ」と見なされるからです。逆に溝が浅い場合は走行距離が長く使い古されたタイヤと見なされるので、定期的にタイヤ交換を行う必要があります。

ボディカラー

車買取においてはボディカラーも重要なポイントです。中古車市場には、高く売れるカラーとそうでないカラーの2つがあります。高く売れるボディカラーには「ホワイト」「ブラック」「シルバー」があり、これらはいわゆる王道カラーと言われています。老若男女どんな人にも合う色なので根強い人気があり、中古車市場においても安定した需要があります。それに伴って買取金額も高くなりやすい傾向にあります。逆にイエローやグリーンなどのマイナーなボディカラーだと買取金額はやや低くなります。

またディーラーにて下取りに出す場合は、他メーカーの車種や輸入車だと下取り価格が低くなってしまうので要注意です。なぜなら、ディーラーというのは「メーカーの傘下」なので、当然ながら他メーカーの車種を販売することができません。トヨタのディーラーであればトヨタ車、日産であれば日産車など特定のメーカー車種でないと高額下取りは厳しくなるので、間違えないように覚えておきましょう。

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車を売るタイミングチェックポイント

それでは早速、車を売るタイミングについて見ていきましょう。特に覚えておきたいタイミングはいくつかあり、年式や走行距離、車検、モデルチェンジなどさまざまです。それぞれチェックポイントとしてご紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。具体的に以下のポイントを実践すれば高い確率で高額買取が狙えるでしょう。

年式はどれくらい?

車を売るタイミングを計る指標として年式が挙げられます。年式とは正確には「初度登録年月」と呼ばれるもので、詳しい年月に関しては車検証に記載されています。

先述したように、年式が大きな区切りを迎える前に売ってしまうのが得策と言えるでしょう。具体的には「3年」「5年」「10年」です。以上のタイミングを迎えた途端クルマの価値はガクッと落ち込みます。また中古車買取店や中古車情報サイトなどでは、このように型落ちした車を「3年落ち」「5年落ち」「10年落ち」と表現しています。

もしすでに10年以上今の車に乗っているという人は【13年】を迎える前に売ってしまうことをオススメします。なぜなら、13年を超えたタイミングで「自動車税」が増税されるからです。なんと普通車だと15%、軽自動車であれば20%が増税されます。さらに「重量税」も増税される決まりになっており、普通車なら39%、軽自動車だと20%が増税されるのです。

購入してから13年以上が経過した車というのは税金だけでなくガソリン代もかさみます。型が古いので燃費も悪くなり車の性能も落ちてしまうことでしょう。よほど愛着があって絶対に手放したくないという人以外は、このタイミングで売ることをオススメします

走行距離はどれくらい?

車の売却タイミングにおいては、走行距離も大切な指標のひとつです。言わずもがなですが走行距離とは、車がどれくらい走ったかをメーターで測定し、走りすぎによる劣化を分かりやすく表すひとつの指標となっています。
走行距離には年式と同じように大きな区切りがあり、「50,000km」「100,000km」などが目安です。なかでも100,000kmはひとつの大きな指標となっており、100,000kmを超えてくると車の買取額一気に落ち込む傾向にあります。

基本的には長く走れば走るほど買取額も低くなっていき、大きな区切りを迎えるごとに大幅に価格がダウンします。
ドライバーや車種によってもまちまちですが、走行距離の目安は「1年に10,000km」です。つまり3年で30,000km、5年で50,000km、10年で100,000kmが目安となっています。もし車の売却を考えているのなら、「今の車は何年乗っているのか?」あるいは「走行距離はどれくらいか?」といったことを確認しておきましょう。

車検残年はどれくらい?

車をベストタイミングで売るために必ず確認しておきたいのが【車検残年】です。今乗っている車の車検がどれくらい残っているのか確認しておきましょう。

「車検に通してから売った方が高く売れるのでは・・・?」と思っている人が多いかと思います。たしかに、きちんと車検を受けてから売った方が安全性を確保できる意味でも高く売れそうですよね。

しかし実際は違います。車検前と車検後の買取額にはほとんど差はなく、むしろ車検後に売った方が損してしまうケースもあるのです。なぜならば車検費用がかさむから。数年に一度受けなければならない車検ですが、ご存知の通り一回あたりの車検費用がとても高いのです。軽自動車の場合は50,000〜70,000円、普通車だと60,000〜100,000円もします。
仮に車検を通してから車を売却しても、車検費用以上のリターンとなって自分に戻ってくることはまずありません。

そのため必ず「車検前」に車を売るようにしましょう。まもなく車検を迎えるという場合は、1〜2ヶ月前に売ってしまうのがベストです。なぜなら、車検切れになる12ヶ月前からはいつ車検に通しても買取金額が変わらないからです。つまりギリギリまで乗っていた方がおトクということになります。車検がまだ1年弱も残っているのに売ってしまうのはかなりもったいないので、ギリギリを迎えるまで売却を我慢するのが得策ですよ。

モデルチェンジが行われる予定は?

車を売るタイミングにおいて「モデルチェンジ」も重要です。近いうちにモデルチェンジが行われる予定はないか確認しておくと良いでしょう。

モデルチェンジとは「特定の車種のモデルを今のモデルから新しいモデルに変えること」を意味します。ほとんどの車種は数年に一度モデルチェンジが行われ、外観や内観あるいは性能などが一新されて再度販売されるのです。

新しいモデルが発売されるわけですから、当然ながら今までのモデルは「型落ち」してしまうわけです。型落ちしたモデルというのは買取額も下がってしまいます。中古車市場においても新しいモデルに人気が集中するため、古いモデルの需要はガクッと落ち込んでしまうのです。
もし車を売ろうと考えているのなら、損しないためにも次のモデルチェンジが行われる前に売ってしまうのが得策でしょう。

相場をチェックしましたか?

車をベストタイミングで売るためには、たしかに年式や走行距離などさまざまな要因をチェックしておくことが大切です。ただ、もうひとつ重要なポイントがあります。それが「相場をチェックしておくこと」です。

そもそも自分の車は中古車市場にてどれくらいの金額でやり取りされているのか?といった情報を知っておく必要があります。相場さえ知っていれば、その金額が高いのか安いのかも判別できますよね。
「じゃあどうやって相場を知ればいいの?」という疑問ですが、相場の調べ方はいくつかあります。
まずはインターネットを使う方法です。インターネット上には「相場参考サイト」なるものが存在しています。文字どおり、自分が売りたい車種のざっくりとした相場をシミュレーションできるサービスのことで、スマホひとつで誰でも簡単に使うことができる優れものです。ナビクルやグー買取といったサイトが代表例ですね。特にナビクルでは現在の相場だけでなく「過去と未来の相場」も調べられるので非常に役立ちますよ。

また車関係の仕事に就いている知人や友人に聞くのもひとつの手です。インターネットで調べるのも有効ですが、それだとどうしても信憑性に欠けてしまいます。一方で車関係の仕事に就いている知人や友人からの情報というのは「リアルな情報」ですので信頼できます。もしそういった知り合いがいれば積極的に聞いてみるのが良いでしょう。

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車を売る時期は何月がよい?

「じゃあ具体的に何月に売ればいいの?」と疑問に思っていませんか?ここでは車を売るべき具体的な時期について解説していきます。年中を通して盛り上がっている中古車市場ですが、なかでも特に盛り上がる時期というのが存在するのです。それでは詳しく見ていきましょう。

車がもっとも高く売れるのは「1〜3月」

車がもっとも高く売れるのはずばり【1〜3月】です。そもそも中古車市場というのは変動が激しく、少しタイミングがズレるだけで買取金額が数万円も異なるというケースも珍しくありません。そんな中でも特に1〜3月は買取金額が高くなりやすく、中古車市場も大いに盛り上がります。

なぜ1〜3月に高額買取が狙えるかというと、ユーザーにとって「もうすぐ新生活が始まるタイミング」だから。
1〜3月という期間はだんだんと気温も暖かくなってきて、進学や就職、異動といったイベントに備える時期でもあります。それゆえに「もうすぐ新生活が始まるし新しいクルマでも買おうかな!」と考える人が急激に増えるわけです。
このように需要が増えるとそれに伴い供給も増えます。買取店からすると車が大量に売れることが分かりきっているため、何としてでも在庫を確保したいと考えているわけです。普通であれば安く仕入れて高く売りたいのですが、この1〜3月の期間というのは「少しでも買取金額をアップさせてでも在庫の数を増やしたい」と考えています。そのため他の月と比べても買取金額が高くなりやすいのです。

また新生活が始まるタイミングとして「9月」も挙げられます。この1〜2ヶ月ほど前から買取金額が高くなる傾向にあるので要チェックしておきましょう。

3月や9月は店の決算期でもある

車を買う人が増えることで買取金額が高くなりやすい3月や9月ですが、実はディーラーや販売店にとっての決算時期でもあるのです。3月は年度末決算、9月には中間決算が控えています。

ディーラーや販売店は決算までに「ノルマ」を達成する必要があるため、新車が安く出回ることで知られています。
その一方で買取金額も高くなります。なぜなら、決算期になると売り上げを強化する業者が一気に増えて競争が生まれるからです。他店との競争が激しくなればなるほど買取金額も高くなりやすいというわけです。
3月や9月は、ユーザーの需要増加と店側の都合が相まって買取金額がひときわ高くなりやすいということなのです。

自動車税を支払う4月1日までに売るのがオススメ

車を売る時期としてオススメなのが【自動車税が課税される4月1日より前】です。先ほど1〜3月がもっとも買取金額が高くなりやすいとお伝えしましたが、その要因のひとつに自動車税も関係しているのです。自動車税は毎年4月1日の時点で自動車を保有しているすべての人に課せられる税金を指します。つまり、4月1日になった時点で自動車が手元にあると自動車税を支払わなければならないわけです。

そのため、余計や税金を支払いたくない場合は4月1日より前に売る必要があるのです。また自動車税は「1年分を前払い」するシステムになっているため、もしこの時期を逃した場合、大きく損してしまうわけです。支払いすぎた分は還付金として戻ってきますが、その手続きもかなり面倒になってくるので、もしスムーズに車を売却したいのなら4月1日を迎える前に売ってしまうのが得策でしょう。

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まとめ

車を売るベストタイミングについて解説しました。いかがでしたか?
いざ車を売ろうと決意したらついつい焦ってしまいますがそれはNG。今回ご紹介したように、車の売却には「高く売れる時期」が存在しています。焦らずにタイミングを見て売ることが大切なのです。
またタイミングだけでなく車の買取額に影響する項目もいくつかあるので、できるかぎり準備を行ってから売却に臨むようにしましょう。
今回の内容をざっくりと覚えておけばスムーズに愛車を売れるはず。ぜひ実践してみてくださいね。

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