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知って得する!車が高く売れる時期を見極めて賢く売るコツ

車を少しでも高く売りたいと思ったときに、どこの車買取専門店で売るのが一番良いのかを考えますよね。しかし、一番大切なのは売るお店ではなく、車を売る時期と言われているのはご存知でしょうか?

車を売る時期は非常に大切で、時期によっては数十万円も査定に差が出ることがあります。そこで今回は、車を売る時期について紹介しますね!

目次

車を売る時期がカギ

車を売る時期とは、車が最も高く売れる時期のことで、同じ年式、車種、走行距離の車同士でも数十万円も買取査定に差が出ることがあります。

時期を見極めると高く売れる

車を売る時期の見極めですが、「軽自動車は新卒の女の子が買う時期の3月」とか「ボーナス時期が自動車メーカーの掻き入れ時」とかを良く耳にしますが、明確な理由がもっとあるのはご存知でしょうか?

車を売る時期と車を買う時期とでは、少し時期もずれていて車を買う時期に合わせて、車の売る時期が決まってくると言っても過言ではありません。中古車販売店が、車が売れる時期に合わせて在庫を揃えるので、業者オークション会場はその時期になると中古車の売買が活発になります。

より良い在庫車を仕入れるために、中古車販売業者は通常よりも相場が高くても展示場に並べておけば売れる訳ですから、少々高くても綺麗な車をどんどん仕入れていきます。中古車販売業者の仕入れの時期に合わせて、車買取専門業者もユーザーからどんどん車を買い取って、業者オークションへ出品して利益を得ていく訳です。

車買取専門店も、通常よりも買取相場が高くても、業者オークションに出品すれば高く売れるので、思い切った買取査定価格を出しますし、中古車販売業者も業者オークションで、いつもより相場が高くても在庫車が必要なので、思い切った金額で入札をしてくるため、自動車業界全体がWIN・WINの関係が築ける時期とも言えます。

間違いなく、車が高く売れる時期は存在していますので、その時期さえ見極めることができたら、車を売るユーザーも高価買取査定の恩恵を受けることができると言う訳です。

時期は季節だけではない

車を売る時期は、季節も確かに関係はしてますよね。昔から自動車業界の中でも「SUVや4WDは冬が一番売れる」「軽自動車は3月に売れる」「ワンボックスは、大型連休前に売れる」など、季節ごとに売れる車種が決まっていたので、季節の合わせて在庫を揃える中古車販売業者も多くあります。

確かに間違いではないですし、実際に売れるのですが、30年前と今とでは車を買うユーザーも変わっていますし、車のニーズも全く違ってきているので、昔ほどは季節によっての車の売れ方は関係なくなっているのも確かです。

若者の車離れも影響ありますし、バブル時代にはスポーツカーやVIPカーと呼ばれる車種がバカ売れしましたが、今の時代はスポーツカーは全く勢いがなく、各自動車メーカーもスポーツカーの生産を止めてしまうところもあるくらいです。

VIPカーも含めて高級セダン車は、一部の富裕層が購入するくらいで、今の時代では低燃費車や実用性の高い車の時代になってしまっています。

4WD車に限っては、スキー離れの影響で本格的なオフロード4WD車は今の時代では殆ど売れませんし、新車で力を入れているメーカーも少なくなっています。昔のような感覚では車を販売するのも困難な時代になっていますし、今の時代では季節に頼って車の動向を見極めるのは難しいかもしれません。

車を売るのに適した時期とは

車を売るのに適した時期とは一体、いつのことでしょう?車が高く売れる時期は、自動車業界全体も動きが活発になっている時期なので、自動車業界が活発になっている時期が車を売るのに適した時期と言っても良いかもしれません。

自動車業界が活発になる時期は、大きく分けて【自動車メーカーの決算時期】【新卒者などをターゲットにした3月商戦】【ボーナス時期】【年末商戦】などが挙げられます。

今、挙げた自動車業界が活発になるイベントのときは、車の販売台数が1年の中で最も台数が伸びる時期で、中古車販売業者はイベントの前月が在庫を仕入れる時期と考えるのが望ましいです。イベントの前月は、中古車全体の相場が1年の中で最も高い時期なので、車を売るならピンポイントでこの時期を狙うのが良いでしょう。

3月と9月が高く売れるわけ

3月と9月は、車が高く売れるのではなくて、新車のディーラーや中古車販売店が売れる月です。従って、車が売れる3月と9月に合わせて、中古車業者が仕入れに走る1月~2月と8月頃が、車が高く売れる時期になります。

では、なぜ3月と9月に車が良く売れるのかといいますと、4月から通勤で車が必要な新卒者が3月中には車を購入しておかなければいけませんし、殆どの自動車メーカーが3月と9月が決算なので、3月は特に爆発的に車が売れる時期になっています。

新生活に向けて車が必要になる

先ほども説明しましたが、新社会人や大学進学、転勤などで4月は新生活を送るの人が集中する時期にあたります。
4月までには車が納車されていないといけませんから、2月~3月が最も車が売れる時期になっています。

買取相場が上がるのは、年明けから3月中旬くらいまでで、4月に入ってしまうと車の販売も落ち着いてしまうので、買取相場も緩やかに下降していきます。車を売るなら【2月中旬】が一番熱い時期と言えるので、ピンポイントで狙ってみるのも面白いかもしれません。

業者の決算時期

自動車メーカーの決算は、3月と9月のところも多いと先ほど少し説明しましたが、四半期決算が6月と12月のところも多いようです。3月は本決算、9月が中間決算、6月と12月が四半期決算なので、ボーナス商戦や年末商戦とも重なる時期でもあります。

自動車メーカーの決算時期の前月が買取相場が最も活気づく月になるので、【1月~3月】【5月】【8月】【10月~11月】が車を売るには適しています。

地域ごとの時期もあり

車を売る時期は、地域ごとでも多少違うかもしれませんね。東北北海道地方・北陸地方・山陰地方は、冬になると4WD以外の車では買い物にいくのも大変なくらい雪が降るので、4WDの売れ方が他の地域と比べてケタ外れに違います。

東北北海道地方・北陸地方・山陰地方の中古車業者は、秋頃から4WD車の仕入れが活発になるので、東北北海道地方・北陸地方・山陰地方で4WD車を売りたいユーザーは、夏を過ぎた頃に買取査定へ出すと高価買取が期待できます。

車自体の売る時期の見極め

車自体の売る時期についてですが、走行距離や車検など、いつを目処に買取査定に出すべきかを考えてみましたので、簡単に紹介してみますね。

走行距離

車を売るにあたって、車の買取と走行距離との関係は凄く重要な要素になっています。走行距離が少なければ少ないほど、買取相場は高くなるので同じメーカー、車種、グレードの車でも数十万円の差が出ることがあります。

それくらい走行距離は、車にとって大切な要素なのですが、10万kmを超えるとどうでしょう?10万kmを超えるとガクンと中古車相場が下がると言われていますが、必ずしもそうとは限らない車種もあるのはご存知ですか?

最近の車は、タイミングベルトがチェーンタイプのエンジンの車が主流ですが、タイミングベルトを使っている車もまだまだ多く存在しています。タイミングベルトは10万km毎に交換しなければいけない部品ですが、10万kmで切れると言う意味ではございません。

8万kmで切れてしまう車もありますし、20万km走行しても切れないときもあります。あくまでも10万kmが交換時期の目安となっているのですが、もし同じメーカー、・車種・グレードの車でタイミングベルトを交換していない8万kmの車と、タイミングベルト交換済の10万kmの車では中古車としての相場はどうでしょう?

車を買う立場からすると、タイミングベルトを交換していない8万kmの車だと、購入してもタイミングベルトを交換しなければいけませんから余分に修理費用が掛かってしまいますし、他の部品にも整備が必要なことが容易に予測することができます。

それとは逆に、タイミングベルト交換済の10万kmの車だと、タイミングベルトを交換するときに、他の整備も同時に行っている可能性が高いですし、何と言ってもタイミングベルトを交換する必要がないので、余分な出費を抑えることができますよね。

こう言うケースだと、10万kmを超えた車でも、8万kmの車よりも中古車相場が高くなると言うことで、一概に10万kmを超えているから安くなる訳ではないと言うことだけ覚えておいて下さい。

車検

車を売るときの車検はどうでしょう?車検がたくさん残っていると、もちろん車を購入する立場からすると嬉しいですし、販売する側からしてもお客様に「車検も1年以上残ってますから」と勧めやすいですよね。

では、車検が切れてしまった状態の車だとどうでしょう?車を購入する立場からすると、車の購入費用に加えて車検代も余分に掛かかってしまい購入するのも悩んでしまいますが、販売する側からするとお客様の負担で車検整備の24ヶ月点検整備が行えるので、通常の納車整備にあたる12ヶ月点検整備をする必要がなく、経費の負担が減って良いですよね。

このように車検の有る無しは、購入する立場と販売する立場で違う展開になるのですが、買取に出す車の場合は一体どうなるのでしょうか?車検が残っている車を買取に出すのと、車検が切れた状態で買取に出す場合だとどっちが高く買い取ってくれるでしょうか?

もちろん車を売りに出す場合は、車検が残っている車の方が買取としての評価は高くなります。しかし、車検が切れているからと言っても、車検代が浮くほど査定価格には差が出ませんから、車検が切れている車の場合は、車検が切れた状態のまま買取に出すのが良いでしょう。

年式

車の買取で、走行距離に匹敵するくらい車にとって年式は重要な要素です。年式が違えば形も違う場合がありますから、年式は非常に大切なことですが、同じモデルで1年しか違わない車だとあまり年式での買取相場に違いはありません。

1年ほどしか年式が違わない場合は、ボディー色・グレード・走行距離などの評価の方が重要となってきます。しかし、同じ年式でもマイナーチェンジやフルモデルチェンジが行われてしまった場合は、乗っている車が旧モデルになってしまうので、買取相場は急落してしまいますから、モデルチェンジ情報には注意しておく必要があります。

特殊な例としては、数百台しか生産されなかった昔の旧車と呼ばれる車などは、年式は関係なく古ければ古いほど中古車としての価値が出る車もありますが、それはあくまでも例外なので、基本的にはグレードやボディカラーが同じであれば、年式が新しい車の方が買取としての相場は高くなります。

車関連の税金

車を売るときに関わる税金ですが、還付されるのは自動車税だけです。車検を受ける時に支払った重量税もありますが、重量税に関しては廃車にして永久抹消登録にした場合だけ、月割りで還付されます。

車を売る場合、自動車税が還付の対象ですが、車を売る時期によって還付される金額が異なります。自動車税は、4月1日時点の自動車検査証の所有者が支払わなければいけませんが、もし4月に入ってから車を売った場合は、自動車税納付書がまだ届いていないかもしれません。

4月に入って車を売った場合は、自動車税納付書が届いてから車買取専門店へ支払ってもらうようにするのが通例です。では、6月に入って車を売る場合はどうでしょうか?その場合は、売った月から翌年の3月までの分が還付されます。

3月に車を売る場合はどうでしょう?この場合は、4月1日の前月なので、自動車税の還付も納付もないため、自動車税金に関しては考える必要はありません。

車を売る時期が影響する売却先

車を売る時期が影響する売却先は、その立場で少し異なりますので、簡単に説明しますね。

ディーラー下取り

ディーラーの場合は、新車を売るのが仕事ですから、新車が売れないことには下取車も高く買い取ることができません。新車が1年の中で最も売れない時期は、【1月】【4月】【8月】なので、新車が売れない月なので下取価格もかなり低いと考えて下さい。

中古車専門買取業者

中古車専門買取業者は、ディーラーと違って車を買うのが仕事です。中古車販売店が仕入れに動く月は買取相場も高くなりますし、その時期が過ぎると買取相場が低くなるだけです。中古車相場に合わせて買取価格が変動するだけなので、相場さえ見誤らなければ大きく損をすることはありません。

ただ、買取相場が高い2月に買い取った車を在庫車として並べていた場合、もし4月まで売れ残ってしまったら買取相場が当然下がっているので損をすることになります。買うタイミングと売るタイミングさえ見極められたら、大きく損をすることはありません。

車を売る時期を外したら

車を高く売る時期については理解できたと思いますが、高く売れる時期を外してしまったらどうでしょう?車を売る時期を外した場合について、少し説明させて頂きますね。

時期に関係なく高く売れる方法

車が高く売れる時期を外しても高く売れる方法は、オプションパーツがフル装備であったり、改造車で付加価値がついた車など時期に左右されることなく、いつでも高く売ることができます。

改造車の車を売る場合は、それを専門に取り扱っている専門業者に売らないと、普通の車買取専門業者だと買い叩かれる恐れがあるので気を付けて下さい。

又、輸出に出せる車を売る場合も時期は関係なく高く売ることはできますが、船便の待ち状況や為替の変動などで大きく相場が動く可能性があるので、売るタイミングには注意が必要です。

時期を重要視しすぎない

車を高く売る時期にあまり拘り過ぎると、失敗することがあります。例えば、10月~11月に車を売る予定だったのが、12月に入ってしまい相場が高くなる2月まで待つことにしても、1月に乗っている車がモデルチェンジをしてしまったり、年をまたいでしまって年式が1年古くなったりして、買取相場が前年の10月よりも下がってしまう場合もあります。

あまり時期に神経質になり過ぎると、逆に損をしていしまうケースもあるので気を付けて下さい。

まとめ

車を売る時期について紹介してきましたが、1年の中で何回も車を高く売るチャンスは訪れます。しかし、あまり時期に拘り過ぎると失敗してしまうこともありますし、希少価値の高い車に乗っている人は、売らない方が良い場合もあります。あくまでも車を売る時期は、高く売れる可能性が高いと言うくらいに留めて、拘り過ぎないようにして下さい。

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