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車の査定額はどうやって決まる?高額査定のコツを知ろう

今回は【車の査定額】について徹底解説します!長いあいだ乗ってきた愛車。せっかくなら高く売りたいですよね。車の査定額ですが、実は「ちょっとしたコツ」がたくさんあるので、それらのコツを覚えておけば、誰でも高額査定を狙うことはできます。

またこの記事では【査定額を知る方法】や【査定額が決まる要因】まで幅広くご紹介しているので、ぜひ車売却に役立ててくださいね。それでは早速ご紹介していきます。

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目次

車の査定とは何をするの?

まずは【査定の基礎知識】をご紹介します。車買取が初めてだと「そもそも査定って?何をするの?」と思う人も多いはずです。聞きなじみのある言葉ではありますが、具体的なところまではイマイチ分からないかもしれません。ここでは、査定についてざっくりと解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

査定とは「車の価値を判断」する行為

そもそも「査定」とは何なのか?ずばり査定とは【車の価値を判断する行為】です。要するに【車に金額を付ける行為】ということになります。

ひとくちに車といっても無数の種類があり、車種ごとに価値は異なりますし、言ってしまえば「一台一台」によって価値は大きく異なるのです。車は消耗品なので、「誰がどのように扱うか」によってその後の価値は大きく変化します。

たとえ同じ車種であっても、日頃から丁寧に扱われた車と乱雑に扱われてきた車だと、査定額にも大きな差が生まれてしまいます。
また、査定と混同しやすい言葉として【鑑定】があります。一見同じように思える両者ですが、意味としてはまったく異なります。鑑定とは「そのモノの本来の価値を判断する行為」を意味する言葉で、査定は「今の時点での価値を判断する行為」を意味する言葉ですので、ニュアンスが異なります。

査定にて車の状態をチェックする

現時点での車の価値を判断する「査定」ですが、実際にどのようなことがされるのでしょうか。簡単に説明すると、査定では【査定士によって車の状態がチェック】されます。一概に「車」といっても、それを構成する要素はたくさんありますよね。
査定では「年式や走行距離」「ボディカラー」「外観と内観の美しさ」「エンジンの状態」「修復歴の有無」「オプションの有無」「スペアキーなど付属品の有無」などが見られます。

以上のようなカテゴリーを細かくチェックして総合的に価値を判断していきます。一台一台によって走行距離が違えばエンジンの状態もまったく異なるので、先述したように、車の価値は一概には判断できません。
誰でも簡単に正確な価値を判断することはできないので、プロの査定士によって査定が行われるのです。

査定額を知る方法とは

それでは続いて【査定額を知る方法】について解説していきます。ひとくちに「査定額」といっても、それを知る方法はいくつかあります。インターネットを使って調べる方法であったり、実店舗に足を運んで知る方法であったりと多彩です。査定を受ける方法をたくさん知っておくことで、自分に合った査定を受けることができますよ。具体的な方法は以下の通りです。

買取店に査定してもらう

査定額を知るのにいちばん手っ取り早いのが【買取店に査定してもらう】ことです。本格的な査定額を知るには「実車査定」を行う必要がありますが、買取店に電話などで「査定を受けたい旨」を伝えると、日を待たずして査定を受けることが可能です。買取店によっては即日で対応してくれるところもあります。

また実車査定には【店舗査定】と【出張査定】の2つがあります。店舗査定は言葉の通り、店頭まで車を持って行き査定してもらうことで、一方の出張査定は査定士が自宅まで来て査定をしてくれるサービスのことを指します。わざわざこちらから店舗に出向かなくても、自宅まで来てくれます。もちろん店舗査定と同じクオリティの査定を受けられるので安心です。

プロの査定士が正確かつスピーディーに対応してくれることもあり、だいたい15~30分ほどで査定は終わります。査定は無料でできるので、売るつもりがなくても一旦受けてみるのもアリですね。

ディーラー下取りに出す

査定額を知る方法に【ディーラー下取りに出す】があります。車の売却には「買取店での買取」もしくは「ディーラー下取り」の2つがあり、どちらを選んでも問題はありません。
ただ、ひとつ覚えておきたいのが「ディーラー下取りは新車を買うことを前提とした売却」であることです。したがって車の買い替えを検討している人であればディーラー下取りを選ぶのが無難でしょう。今乗っている車の売却と新車の購入を同時に進められるのも大きなメリットです。

しかし、ここでもうひとつ注意点があります。それは、ディーラーは「新車販売のプロ」であって「買取のプロ」ではないことです。新車の販売実績は圧倒的ですが買取実績がほとんどないため、ディーラーによっては正しい査定額を出せないところもあります。
新車購入を考えている人であればディーラーにお願いしても良いのですが、そうでないのなら買取店に査定をお願いするのが一般的です。

相場サイトでチェックする

「本格的な査定を受けないで査定額を知りたい」という人にオススメしたいのが【相場サイト】です。買取店での買取やディーラー下取りと比べると正確性は劣ってしまいますが、インターネット上にある専用サイトを使えば、だいたいの査定額を知ることができます。ナビクルやグー買取などのサイトが代表例です。ナビクルの場合だと、今現在の相場だけでなく「過去の相場」や「未来の相場」まで表示されます。過去と未来の相場を知ることで、「車を売るベストタイミング」が分かります。

サイト内にある専用フォームにて「売りたい車の基本情報」を入力するだけで相場を知ることができます。わずか1分ほどで結果が出るので、とりあえず相場を知りたいという人はぜひ使ってみてください。
ただ、相場サイトによる査定はあくまでも「だいたいの査定額」なので、信用しすぎないように注意してください。

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査定額が決まる要因

それでは次に【査定額が決まる要因】を見ていきましょう。「そもそもなぜ査定額が決まるのか?」「どのようにして決められるのか?」といった疑問に答えていきます。査定額が決まる要因を知っておけば、査定の全体像がハッキリと見えてきます。「自分が受けている査定が正しいものなのか?」まで見ることができるので、知識として覚えておくに越したことはありません。具体的な要因には以下のようなものがあります。

年式によるもの

査定額を決める大きな要因として「年式」が挙げられます。基本的には、年式が新しければ新しいほど査定額は高くなります。一方で年式が古くなれば査定額は低くなります。

また年式はインターネットサイトで査定を申し込む際にもいちばん最初に入力するものです。それだけ査定には重要な要素となっています。加えて、もし車を売るなら「3年」「5年」「7年」など区切りを迎える前のタイミングに売るのがオススメです。なぜなら、これらは車検を迎えるタイミングであり、一般的にこの区切りを迎えると査定額は一気に落ちてしまうからです。

走行距離によるもの

年式と並んで大切なポイントになってくるのが「走行距離」です。こちらもサイトでの申し込み時に年式の次に入力するケースが多いです。走行距離が多ければ多いほど査定額は低くなり、少なければ少ないほど査定額は高くなります。ただ、年式のわりに走行距離が少ない場合は、査定アップしてもらえる可能性もあります。走行距離の目安ですが、1年あたり約10,000kmで計算すると良いでしょう。

車の状態によるもの

実車査定では車の状態を細かくチェックされます。外観や内観はもちろん、エンジンやホイールの状態、その他オプションの状態などが細かく見られます。
査定士は専用のマニュアルに沿って査定を行い、その査定項目のカテゴリーはとても多く、それらを総合的に見て査定額が決定します。

また、日頃から丁寧に車を扱っていれば査定アップが狙えるでしょう。プロの査定士から見ると、今まで車がどのように扱われてきたかがすぐ分かるようで、たとえ年数が経っていたとしても、大切に扱われてきた車はキレイな状態が保たれています。
査定士から見ても、車を乱雑に扱う人よりも大切に扱える人から買い取りたいですよね。

事故歴や修復歴によるもの

車の査定額を決める要因として【事故歴】や【修復歴】も大きく絡んできます。当然ながら、大きな事故を起こしたことのある車や、フレームの交換など大がかりな修復経験のある車は、査定額が下がります。

事故歴と修復歴は似ているようで全く異なります。事故をはじめ天災などによって大きな損害を受けた車を「事故車」、それに加えて修復を受けた車を「修復歴車」と呼ぶのが一般的です。ただ、たとえ大きな事故を起こしても、フレームなどの車の骨格を担う部分が損傷していなければ修復歴車には見なされません。小さな傷やヘコミであれば大幅な減額はないので安心してください。

車のニオイによるもの

意外と知られていませんが、【車のニオイ】も査定額に大きく影響します。なかでも多いのが「タバコ」や「動物(ペット)」ですね。普段から車内でタバコを吸っていたり、ペットを車に乗せている人は気をつけた方が良いでしょう。タバコやペットのニオイは意外と残ってしまい、査定の直前に消臭スプレーを使ったくらいでは査定士に見抜かれてしまうので、日頃から換気をしたり掃除したりすることが大切です。

売る季節によるもの

車の状態も重要なポイントですが、それと同じくらい【売る季節】も重要です。高額査定を狙うのなら【3月】【9月】が良いでしょう。これらの季節は消費者にとって「まもなく新生活が始まるタイミング」です。そのため中古車市場が大いに盛り上がります。買取店からすると、売れることが分かり切っているため、買取金額を高くしてでも在庫を確保したいのです。いちばん高く売れるのが3月なので、1月ごろから準備しておくのが良いでしょう。3月を逃したら9月を狙ってみてください。

地域によるもの

地域によっても査定額は異なります。全国の中だと東京がもっとも高く、それ以外の地域はだいたい同じです。基本的に中古車の買取価格は「都会・田舎」で分けられる傾向にあり、都会になるほど高額査定が狙えます。田舎の場合は高額査定が狙えないこともありませんが、そもそも買取店が存在しないところもあり、出張査定ができないなどといった問題も生まれます。

車の査定額をあげるコツ

それでは最後に【車の査定額を上げるコツ】をご紹介していきます。長いあいだ大切にしてきた愛車ですから、やはり最大限高く売りたいですよね。「車が古いと高く売れないのでは・・・?」と思うかもしれませんが大丈夫です。初めての人でも「ちょっとしたコツ」を覚えておけば、高額査定を狙うことはできます。以下のようなコツがあるので、ぜひ実践してみてくださいね。

外観や内観をキレイにしておく

高額査定を受けるにはやはり「第一印象」が重要で、査定額はマニュアルに沿って細かく判断されます。「第一印象」というカテゴリーがあるわけではないですが、査定士から見ても「キレイな車」は印象が良いです。自分が査定士になったつもりで考えてみてください。目の前に「定期的に掃除されたキレイな車」と「乱雑に扱われたうす汚い車」があったとき、どちらに高額査定を付けたくなりますか?当然、前者ですよね。

プロの査定士といえ、「ひとりの人間」です。やはりキレイな車の方が汚い車よりも、査定額が高くなります。査定はある意味「心理戦」でもあるので、査定士の気持ちを考えることが大切です。
そのため、定期的に洗車を行なったり、車内シートやフロアマットを掃除したりして、車の見た目や車内をキレイに保つようにしておきましょう。

ボディカラーでも査定額は異なる

査定額ですが【ボディカラー】によって大きく変化します。なかでも「ブラック」「ホワイト」「シルバー」「パール」といったカラーは高額査定がされやすいです。

なぜこれらのカラーが高く売れやすいのか?それは老若男女問わず人気があるからです。上記のカラーは欲しい人がたくさんいるため、常に需要が安定しています。逆にイエローやグリーンなどの珍しいカラーは需要が安定しないため、ブラックやホワイトと比べると査定額が低くなりやすいです。

純正オプションも重要なポイント

車査定においては【純正オプション】も重要なポイントです。ホイールやオーディオ類などオプションにはさまざまなものがあり、なかにはメーカーが生産したものでない「社外オプション」も存在します。査定アップが狙えるのは基本的に純正オプションのみで、社外オプションだとあまり高額査定が期待できないので注意しましょう。

かといってオプションはすでに取り付けているものなので、すでにあるものを大切に扱うしかありません。「購入時に純正オプションを付けたけど今は社外オプションを付けている」という人は、査定を受ける前に純正オプションに取り替えておきましょう。

付属品も大切に保管しておく

査定アップを狙うのなら【付属品】も重要なポイントです。代表的なものとしては、スペアキーや取扱説明書、整備記録などが挙げられます。
まずスペアキーですが、あなた自身には関係がないかもしれませんが「次にあなたの車を買う人」にとっては非常に重要なのです。スペアキーがあるのとないのとでは、カーライフの快適さも大きく変わりますよね。次に乗る人のことも考えてスペアキーは大切に保管しておきましょう。

取扱説明書も同様です。取扱説明書がないと、次に車を買う人が困ってしまいますよね。車の基本動作が分からなくなってしまうので、取扱説明書もきちんと準備しておくようにしましょう。

整備記録ですが「車の履歴書」のようなものです。次に車を買う人はもちろんですが、買取店側にとっても「きちんと整備を受けている車」の方が信頼できます。整備を受けているのか受けていないのか分からない車は、仮にキレイに保たれていても、正常に動くことが証明できないので、必ず整備記録も持参するようにしましょう。

愛車を大切に扱ってきたアピールをする

実車査定を進めていくとほとんどの人は「金額交渉」をすることになるかと思います。そんな交渉の場面でオススメしたいのが【愛車を大切に扱ってきたアピール】です。先述したように、査定士の心を動かせられれば、査定アップにもつながりやすくなります。

ただ、ここで意識しておきたいのが「さりげなく」アピールすることです。どんな時に愛車を使ってきたのか、どんな思い出があるのかなどの話をすることで、オーナーに大切にされてきた車ということが伝わります。そういった車は、たとえ年季が入っていても美しい状態がキープされていることが多いので、「ウチの車は年式が古いから・・・」と諦めるのはまだ早いです。まだまだチャンスは十分にあるので、愛車の日頃のケアをしっかりと行いましょう。

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まとめ

車の査定額について詳しく解説しました!いかがでしたか?
車を売ったことのない人にとってはやや難しいように思える高額査定ですが、実は「ちょっとしたコツ」さえ抑えておけば、誰でもカンタンに高額査定が狙えるんです。ぜひ今回ご紹介したコツを実践してみてくださいね。

また、それらのコツを覚えるだけでなく、査定額を知る方法だったり査定額が決まる要因だったりと、査定に関係するさまざまな要素をざっくりと覚えておくことが大切ですよ。ぜひ今回の記事を参考にしながら、査定額についての知識をマスターしてください。そうすれば、思い通りの金額で愛車を売れるかもしれませんね。

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