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車の見積もり方法や見積もり額をアップさせるポイント!

現在所有している車を手放そうと考えたとき、ディーラーや買取専門店に査定依頼をし、見積もりを出してもらう必要があります。しかし、ディーラーや買取専門店によって査定による見積もり金額は様々であり、いったいどのような車の見積もり方法をしているのか、一般にはわからないものです。

せっかくであればお得な売却をするため、車を売却する際の見積もり方法を理解し、それに合わせて見積もり額のアップを考えることが得策です。

今回は、車の見積もり方法や見積もり額をアップさせるポイントについて見ていきましょう。

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目次

車の見積もり方法とは

車を下取りや買取に出すとき、見積もり方法はどのような流れで進んでいくのでしょうか。

ここでは車の見積もり方法について見ていきましょう。

車の見積もり方法にはおおまかな流れがあり、

  1. 買取店に査定依頼をする
  2. 査定の日時を確定する
  3. 必要書類を準備しておく
  4. 見積もりを元に価格交渉をおこなう
  5. 契約して売却する

となっています。どのディーラーも買取専門店も大体は上記の流れで見積もりを発行、売却の契約をおこなっています。

【1】買取店に査定依頼をする

新しい車の購入予定があるのであれば下取りのためディーラへ、車の売却のみをおこなうのであれば買取専門店へ、それぞれ査定の依頼をする必要があります。特に予約を入れずに車を直接買取店に持ち込むこともできますが、万が一査定員が不在の場合は時間のムダとなってしまいますので、できれば事前に予約をしておくと良いでしょう。

また、多くの買取店が出張査定をおこなっており、こちらは自宅まで査定員が来てくれるので、都合に合わせて利用するころができます。ただし、多くは出張料金がかかりますので、こちらも事前に確認するようにします。

査定依頼をする際の申し込み方法として、電話やWEBからの申し込みができます。こちらも都合に合わせて選ぶことができますが、電話申し込みだと買取店の営業時間中でしか申し込みができません。一方、WEBからの申し込みだと時間を問わず24時間申し込むことができます。WEB申し込みは車の基本情報や名前や住所など個人情報の入力が手間ですが、便利な申し込み方法と言えるでしょう。

【2】査定の日時を確定する

査定依頼をする際、いつ査定をおこなうか?という日時を決める必要があります。査定の日時を決めるときは、できるだけ余裕のある日時を考えたほうが良いでしょう。

査定自体は進み具合にもよりますが、平均的に30分ほどで終わります。しかし、場合によっては査定後に価格交渉をしたり売却の諸手続きにも時間が必要であり、すべてを考慮して1時間30分ほど時間を押さえておくのが良いでしょう。また、買取店に持ち込むのであれば、移動時間も考慮した時間のスケジュールを組んでおくのがベストです。

【3】必要書類を準備しておく

車を売却する際には各種の書類が必要であり、査定完了後からすぐに売買契約をすすめることがありますので、事前に必要書類を準備しておくようにしましょう。

車の売却に必要な書類として、

  1. 自動車検査証(車検証)
  2. 印鑑登録証明書(2通)
  3. 自動車損害賠償責任保険(自賠責)証明書
  4. 自動車税(軽自動車税)納税証明書
  5. リサイクル券
  6. 委任状(必要に応じて)
  7. 譲渡証明書
  8. 振込口座がわかる通帳
  9. 実印(軽自動車は認印可)
  10. 住民票(必要に応じて)

となっています。必要書類の多くは自宅に保管してあるか、車のダッシュボードに入っていることがほとんどですので、それほど苦労なく集められるでしょう。

委任状と譲渡証明書は買取店が用意しますので、必要事項を記入して提出するだけで大丈夫です。もし必要書類のいずれかを紛失してしまった場合、再発行手続きを受けることができます。

自動車検査証(車検証)の再発行は、普通自動車であれば登録をおこなった陸運局(支局)になり、軽自動車の場合は軽自動車検査協会にて再発行が可能です。

自動車損害賠償責任保険(自賠責)証明書は、加入した保険会社に申請することによって再発行ができます。

自動車税(軽自動車税)納税証明書については、普通自動車税であれば管轄の都道府県の県税事務所などで再発行でき、軽自動車税の場合はお住まいの市町村役場などで再発行が可能です。

リサイクル券については再発行はできないのですが、自動車リサイクルシステムのWEBサイトにアクセスし「自動車リサイクル料金の預託状況」というものを印刷することができます。この自動車リサイクル料金の預託状況というものが、リサイクル券の代わりとして利用することができます。

住民票が必要なときというのは、自動車検査証(車検証)と印鑑登録証明書に記載されている住所が現住所と違う場合のみであり、記載住所に変更が無ければ必要ありません。

また、印鑑登録証明書は発行してから1カ月以内のものだ必要で、2通準備する必要があります。しかし、軽自動車を売却するのであれば、印鑑登録証明書は必要ありません。

【4】見積もりを元に価格交渉をおこなう

所有している車の査定が無事に終わったら、提示された見積もり金額を元に価格交渉をすることが大切です。提示された見積もりは、どちらかというと買取店が大きくプラスになるようになっていますので、価格交渉をすることで初めて買取店は譲歩する構えをとります。

提示された買取価格のままでは損をしてしまう可能性がありますので、強引におこなう必要はありませんが冷静にしっかりと価格交渉をおこなうと良いでしょう。

また、価格交渉をおこなう上で確認したい事項があり、それは税金やリサイクル料の還付、手数料はどのくらいかかるのか、という確認です。車を購入した際にリサイクル料や税金を払いますが、車を売却する際にはそれらが還付されることがあります。リサイクル料は全額還付されますが、税金については期間に応じた金額を差し引いたものが還付されます。

手数料というのは、名義変更などをはじめとする手続きに関するもので、売却をする車のオーナーが負担するのが一般的です。多くは査定額から手数料を差し引かれる形となり、目安としては1万円から2万円ほどです。査定額に手数料の記載が無い場合は必要以上に手数料が差し引かれていないか確認したほうが良いでしょう。

【5】契約して売却する

査定、書類手続きなど、すべての準備が完了したら売買契約となります。売買契約は書面を通しておこなわれますので、記載事項に間違いがないか確認をし、双方での同意が終われば契約完了です。車の売却のみであれば、指定された日にちに買取金額の入金がありますので確認するようにしましょう。

ディーラーでの下取りの場合は、新しい車の購入契約も済ませていますので、納車と引き渡しをおこなう必要があります。納車と引き渡しの日付に関してはディーラーと相談のうえ、人気車など納車に時間がかかる場合は代行車の手配なども申し込んでおくようにしましょう。

車の見積もり額をあげるには?

これまで乗ってきた車を売却するとき、査定を通して見積もり額が提示されますが、愛着ある車を手放すのであれば見積もり額をできるだけ上げたいと思うのではないでしょうか。

ここでは、車の見積もり額をあげるために必要な行動についてお伝えしていきましょう。

年式

車の年式は見積もり額を左右する要素の一つであり、一般的に年式が新しいほど見積もり額は高くなる傾向にあります。

年式と同等に車のモデルチェンジも見積もり額に影響を与える要素であり、モデルチェンジ発表された直後であれば見積もり額は高まりますが、モデルチェンジがおこなわれ販売が開始された段階で、見積もり額は下がります。これは、中古車市場にモデルチェンジ前の車が増えてしまう影響によるものであり、売却するのであればモデルチェンジを発表した直後くらいが有利です。

フルモデルチェンジは約2年から3年に一度おこなわれる傾向にあり、所有している車が現行のモデルであれば見積もり額が上がるポイントでもあります。年式が古くなれば古くなるほど比例して見積もり額は下がってしまいますので、早めの売却で価値が高まると言えるでしょう。

走行距離

年式と同じく走行距離も見積もり額を左右する要素であり、走行距離が短ければ短いほど市場での価値は高まり、見積もり額は上がります。また、走行距離の一つのポイントとして5万km、10万kmを超えると見積もり額は大幅に下がると言われており、この走行距離に達する前に売却をするのが見積もり額が上がるコツと言えます。

ただし、走行距離が5万km、10万kmを超えたからといって見積もり額にプラスされないわけではありません。走行距離は短ければ短いほど見積もり額は上がる傾向にありますので、走行距離が伸びないうちに売却するのが望ましいでしょう。

ボディーカラー

人気のボディーカラーであれば見積もり額は上がる傾向にありますが、逆に人気の無いボディーカラーですと見積もり額が低下する恐れがあります。車における人気カラーの定説は黒、白、シルバーであり、それ以外のボディーカラーはいまいち人気が劣ります。

将来の売却を考えるのであれば、購入時点で人気色に決めてしまうのも見積もり額をあげる大きな要素になるでしょう。

汚れや傷、ヘコミなど

目立つ汚れや傷、ヘコミなども見積もり額に影響を与える要素であり、汚れや傷、ヘコミが少ないほど見積もり額はあがります。

洗車で落とせる汚れ、比較的楽に直せる傷やヘコミであれば修理しておくのが良いですが、大きな傷やヘコミの場合、修理代が高くなる可能性があり、見積もり額では回収できないこともあります。そのため、大きな傷やヘコミに関しては修理に出さず、そのまま査定に出して見積もり額を確認するほうがお得と言えます。

また、ペットやタバコなど内装のニオイなども見積もり額に影響しますので、定期的なクルーニングをしたり換気をする、消臭スプレーを使うなど、日常的に脱臭しておくことが大切です。

修復歴

事故を起こしてしまった車は見積もり額が下がると考えがちですが、そうではなく、修復歴の有無が見積もり額に関係しています。

修復歴というのは、事故によって車の骨格であるフレームなどを修理した履歴のことであり、フレームを修理したというのは不安材料となりますので見積もり額は大幅に下がる傾向にあります。また、事故を起こした箇所や部分によっても評価は変わり、見積もり額も変わります。

例え事故を起こしたとしても、骨格であるフレームに影響がなければ大幅に見積もり額が下がることはなく、あくまで安全に走行できるか?という問題の有無が、見積もり額に大きな影響を与えます。

オプションや装備、説明書類など

装着しているオプションや装備のなかには見積もり額があがるものがあり、特に純正品のメーカーオプションやディーラーオプションなどは見積もり額があがる傾向にあります。例としては、安全装置、カーナビ、革シート、サンルーフなどです。

また、各種装備の取り扱い説明書、保証書、整備手帳といった書類、スペアキーなどの付属品の有無も見積もり額に影響を与える要素になりますので、一緒に持ち込むようにしましょう。

車が売れる季節や時期

車の見積もりを上げるためには車を売却しやすい季節や時期というのも意識する必要があり、そられを考慮することも大切です。放っておいても車がどんどん売れる時期というのは1月から3月にかけてであり、この時期は就職や進学、異動などで車を必要とする人が増えるので自然と車の売れ行きは上がります。

そのような傾向から1月から3月にかけての売却は狙い目であり、他の季節では見積もりがあがりづらい車でも高い見積もり額を期待することができ、交渉の仕方によってはかなりお得に売却することができるでしょう。

年式や走行距離、傷など車自体の要素を大事ですが、季節な時期によっても見積もり額があがりますので、季節をうまく利用することも大切です。

高額で売れる車種の傾向を知っておこう

車にはそれぞれ世間での人気、不人気があり、その動向によって高額で売れる車と売れない車にわかれます。高額で売れる大きな要素の一つとしては車種があり、どのような車種に人気があり高額で売れるのか?把握しておくことで、見積もりを有利にすすめることができます。

ここでは、高額で売れる車種の傾向について見ていきましょう。

オートスライドドアが装着されている

オートスライドドアの車、ワンボックスカーやミニバンの人気は高く、家族連れから大型車を好む人まで幅広い需要があります。オートスライドドアは狭い空間でも問題なく開閉ができますので、狭い駐車場などで小さなお子さんが乗り降りするのに便利です。また、開き戸タイプのドアは強い風が吹いたときなど開けた際不安定になりますが、オートスライドドアはそのようなことがなく、高い安定性があります。

小さな赤ちゃんなどをチャイルドシートに乗せるのにも便利であり、買い物などの荷物も乗せる作業がしやすいなど、大きなメリットがあります。オートスライドドアが装着されている車は人気が下がりにくく、これからも安定した高価格で売れていくと言えるでしょう。

軽自動車タイプ

一昔前の軽自動車はバリエーションも乏しく商用車というようなイメージがありましたが、現在ではバリエーションも増え、安定した人気を誇っています。軽自動車の人気の理由はランニングコストが抑えられるというのが最大のポイントであり、税金や燃費など多くの面でコストを抑えることができます。軽自動車税はわずか10,800円であり、普通自動車の約1/3で済むことも人気を支えている理由と言えるでしょう。

また、軽自動車はコンパクトなので取り回しがしやすく、コンパクトなので運転しやすいというメリットもあります。普通自動車の運転に不安を感じる女性からの支持も強く、根強いファンがついています。

このような理由から軽自動車は高額で売れやすく、例え4年目以降の車であっても10%ほどと、ほとんど値下がりを起こしません。

ハイブリッドカー

今や強い人気を誇るハイブリッドカーですが、こちらももちろん高額で売れる車種として人気があります。ハイブリッドカーは現在、販売台数の多い人気車種の上位をほぼ独占しており、時代のニーズにとてもマッチした車であると言えるでしょう。

少ないガソリンで走行することができるなど軽自動車のような燃費に優れ、また大きなメリットであるエコカー減税やエコカー免税の対象にもなり、維持費の面も人気の秘密です。発進時の静寂性にも優れ、音のしない電気モーターで発進するので、住宅地での走行や夜間の走行などで迷惑をかけることがありません。

エコや性能など、あらゆる面においてハイブリッドカーはこれからも人気が続き傾向にあり、高額で売れる車種として値下がりはしずらいと言えるでしょう。

トヨタやホンダの車種は高額で売れる

メーカーであるトヨタやホンダの車種というのは他のメーカーに比べ、比較的高く売れやすいという傾向があります。国内はもちろんですが、トヨタやホンダは海外での人気も高く、高額で売れる傾向にあります。

また、若い女性に人気のあるコンパクトカー市場のツートップでもあるため、必然的に高額で取引されることが多くなります。一昔のホンダはスーパーカーのイメージがありましたが、近年は様々な車種を抱え、トヨタともども安定した人気を誇っています。

3色の人気カラー

車のボディーカラーも高額で売れる要素であり、人気車種と組み合わせることで大きな需要が生まれます。昔から衰えることがない人気のボディーカラーは黒、白、シルバーとなっており、高額で売買されやすくなっています。人気車種と人気カラーの組み合わせで見積もり額に数十万円の開きが出ることもあり、高額で売るには見逃せない要因と言えるでしょう。

赤や青、茶色などは好みが大きくわかれる傾向にあり、見積もり額が低くなりやすいものです。車の購入時点で人気色を意識しておくことで、将来的に高額で売れる理由につながるでしょう。

不動な人気のスポーツタイプ

一般受けはしませんが、昔から存在し人気を博しているスポーツタイプも高額で売れる車種として人気を誇ります。以前から不動の人気を誇る日産のスカイラインGT-R、ホンダのS2000、三菱のランサーエボリューションなどはスポーツタイプ好きには強力な魅力があり、高額で売れる要素を兼ね備えています。

また、現在のスポーツタイプは装備や内装も充実しており、普通自動車と変わらない乗りやすさを実現しています。スポーツタイプは売りにくいといった印象がありますが、不動の人気車種であれば高額で売れますので問題と感じる必要はありません。

まとめ

車の見積もり方法や流れを知ることで全体像が把握でき、とまどうことなくスムーズな売却をおこなうことができます。また、様々な見積もりをあげるポイントがあり、意識して行動することで大幅に見積もり額は変わるでしょう。

せっかくの売却ですので上手な方法で交渉をすすめていき、お得になるよう見積もり額をアップさせていきましょう。

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