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車を売る時に大切なものって?売却時に役立つ耳寄りな情報を紹介

車を売りたいと思った時に、自分の車は一体いくらぐらいの値段がつくのかと考えます。どうすれば値段がわかるのか?あまり安ければ売りたくないし、どこに売ればいいのか、手続きに必要な書類など、わからないことだらけです。車は買うよりも、売る時の方が悩みが多かった。知らないと損をする、売却時の耳寄りな情報をご紹介します。

目次

車を売る時に知っておくことは多々

車を売る時には、知っておくべきことがたくさんあります。ただ車を売りたいだけなのにと思いますが、車を売るというのは、買う時よりもよほど大変なことです。ほんの少しやり方が違うだけで、買取価格に数十万円もの差が出るとは、信じられませんが、それは事実です。

知らないと損しかない

車の売り方について何も知らないユーザーは、もっとも身近な、車を購入したディーラーへと足を運ぶでしょう。そこで、「今、新車に買い替えるなら、特別に今お乗りの車を○○万円で引き取りますよ」と言われたとします。

ユーザーは、それが高いのか安いのか分からないけれど、特別にというのだから、きっとお得に違いない。そう考えて、ディーラーの営業マンの言うとおり、素直に新車に買い替えたら、実際の買取相場よりもかなり安かった。まさかとは思いますが、このようなケースは非常に多いです。

もし、買い替えを決める前に、自分の車の買取り相場を知っていたら。車を賢く売るには、多くのノウハウがあって、どれも知らないと損をする、必須のポイントばかりです。

様々な売る方法がある

車を売ると一口に言っても、それにはさまざまな方法が存在します。ところが、多くのユーザーは、この事実をあまり知りません。「TVCMで、車を高く買うとか、買取専門とか言っているけれど、やはり車を購入したディーラーが一番信頼できるのでは?」意外に感じますが、ほとんどのユーザーが、このような認識しか持っていません。

車を売る方法は、大きく分けて三つあります。一つは、ディーラーへ下取り。もう一つは、買取業者へ売却。そして、最後は、オートオークションに出品することです。どの方法が良いのかは、一概には言えず、それぞれ目的に合わせて、最適な方法を選びます。

車を売る時知っておくべきこと

車を売る時に、安く買い叩かれて損をしたり、支払われた代金が買取り額と違っていたなどすれば、ユーザーはガッカリしてしまいます。このような、残念な結果にならないために、車を売る時に、ぜひ知っておくべきことについて説明します。

買取と下取りの違い

車を売る方法として、代表的なのは、買取業者に買取ってもらうのと、ディーラーや中古車販売店に下取りに出すことです。買取りと下取りの大きな違いは、買取りは、あくまで車を現金で売ること。これに対し、下取りは、新しい車に買い替える際に、今乗っている車を購入代金の一部として充てることです。

下取りは車を買い替えることが前提のサービス

下取りは、次の車に買い替えることを前提に、ディーラーや販売店がユーザーに対して行うサービスです。特に新車の場合は、見積書の下取り額の中に<新車値引き>が含まれています。そのため、ユーザーには思わぬ高い額がついたとしても、実際の下取り額は、買取り相場よりも安い可能性が高いです。

その点、買取りでは、査定士がつけた価格が、そのままユーザーの車の価値を示します。下取りよりも買取りの方がずっとわかりやすいですが、それでも相場より高いとは限りません。ユーザーが、買取業者と上手に交渉することで、高値買取が狙えます。

売るまでの流れ

ユーザーが車を売りたいと考えてから、実際に売却するまでの流れを説明します。まず、車を査定してもらう買取店を探します。ネットの顧客満足度ランキングなどをチェックし、目的に合った買取業者を選択。次に、査定をしてもらう前に、業者への印象を良くするために、車をキレイに洗車します。

ボディだけでなく、室内もきれいに掃除をして、ニオイなどもきちんと取り除いておきましょう。同時に、車を売る手続きに必要な、書類をあらかじめ用意しておけば、取引がスムーズに進みます。いよいよ車を査定してもらいますが、事前にネットで買取相場をチェックしたり、自分の車のアピールポイントをピックアップしておきましょう。

これを、査定額が出た後に、価格交渉をするネタに利用します。買取業者との交渉の末、納得できる価格にたどり着いたら、契約へと進みます。必要書類をすべて提出すれば、契約が成立。車を業者へと引き渡します。後は、車の買取金が口座に振り込まれるのを待つか、店頭買取ならその場で現金を受け取り、車の売却は終了です。

入金額が最重要

車を売る時に、もう一つ、ぜひ知っておくべき重要なことがあります。それは、車を売ったユーザーが受け取ることのできる、【入金額】がもっとも重要だということ。車を売る際の取引には、【見積り額】【査定額】【買取額】など、いろいろな値段が登場します。これが、ユーザーを混乱させる要因ともなりますので、注意しなければなりません。

・見積額:車を査定する前に、ユーザーの車の情報をもとに、買取業者が案内するおおまかな査定額。ほとんど確実性がない。
・査定額:買取業者が、実際に車を見て判断し、その価値を決める金額として提示されたもの。この査定額をもとに価格交渉を行い、最終的な買取金額を決める。
・買取額:ユーザーと買取業者との価格交渉の末、双方が同意するに至った、最終的な買取の代金。

これを見ると、買取業者が出した査定額から、価格交渉の末に決定された買取額が、そのままユーザーが手にする入金額となるかに見えます。しかし、ここでもう一つ裏があって、買取額から【手数料】が引かれる場合が多いです。その手数料とは、名義変更の代行料や、車の引き取り料といったものです。

入金額に手数料が引かれていないか注意

買取額から、これらの手数料を差し引いた額が、ユーザーに支払われる入金額となるため、予想していた金額よりも当然安くなります。車を売るユーザーは、業者を選ぶ時に、こうした手数料が無料なのか、またいくらかかるのかを事前にチェックしておきましょう。さらに、価格交渉の際にも、手数料についてきちんと確認しながら、最終的な買取額を決めるのがベストです。

そうすることで、実際に手にした入金額が、予想よりも少なくて、ガッカリしてしまうのを防げます。

車を売る時最低限しておくべきこと


車を売る時に、ユーザーが最低限しておくべきことがあります。これにより、買取業者との取引がスムーズに進んだり、査定額アップにもつながります。

売る際に必要な書類を用意しておく

車を売る時には、あらかじめ必要書類をそろえておきましょう。車を売る時に必要になる物は

・車検証
・自賠責保険証と自動車リサイクル券の預託証明書(車検証とともにケースの中に入っている)
・自動車税納税証明書
・実印と印鑑証明(2通)
・住民票の写し(車検証や印鑑証明の住所が、現住所と異なっている場合のみ)

実印と印鑑証明は、車の名義変更手続きを代行してもらう際の委任状と、譲渡証明書を作成する際に必要です。軽自動車の場合は、実印ではなく、認印でOKのため、印鑑証明は不要です。

車の内外を綺麗に

車の内外装をキレイにしておくことも、買取業者が見る印象が良くなることから査定額アップにつながります。キレイに洗車や掃除がされた車を見せることで、ユーザーが大切にしてきたことをアピールすることができます。

パーツは純正品に戻す

アルミホイールなどのアフターマーケット品のパーツが装着されている場合は、モノによっては査定額がプラスになることもありますが、エアクリーナーやタービン、マフラーといったエンジン関係のパーツは取り外して、純正品に戻しておきましょう。

これらのパーツは改造車とみなされる場合が高く、査定額がダウンします。それなら、取り外して中古パーツとして売却した方が、ずっとお得です。

車を売る時にあると有利なもの

車を売る時に、装備されていた場合は、査定に有利になるものもあります。それには、一体どのようなものがあるのか、説明します。

純正オプションパーツ

車の査定額アップに有利になる、代表的な装備品として、純正オプションパーツがあります。中古車の購入を考えているユーザーは、同じ車でも、純正オプションパーツ付きの車にお得感を感じ、中古車市場では大変な人気です。

特に、純正のエアロパーツやアルミホイールは、近年はデザイン性に優れたものが多く、多少割高でも良く売れています。ユーザーが車を売る時には、純正オプションパーツをネタに、買取業者と交渉をすれば、買取額アップが期待できます。

カメラなどの安全装備

同じ純正オプションでも、現在、もっとも人気が高い装備品として、前方カメラなどの予防安全装備があります。スバル インプレッサなどは、前方に2眼カメラをそなえた<アイサイト>が装着されたモデルと、非装着のモデルとでは、中古車価格が大幅に変わります。

この予防安全装備は、全グレードに標準装備される車も増えましたが、それ以外では購入時のメーカーオプションとなるため、買ってから後付けすることは不可能です。そのため、この自動ブレーキなどの予防安全装備がついている中古車は、車種に関係なく人気となっています。

他にも、車庫入れの際に便利な<バックビューモニター>と、<後方カメラ>をオプションで装着している場合も、査定に有利です。

新しいナビ

年式の古い中古車でも、社外品で新品のナビゲーションシステムが装着されていることがあり、こちらも査定には有利に働きます。最新のナビは高機能な上に、オーディオ機能も、USBメモリーやSDカードに対応しているなど、利便性に優れています。車に新しいナビをつけているユーザーは、車を売る時には、価格交渉の材料として使いましょう。

サンルーフ

買取価格を上げるポイントの一つとして、サンルーフも、非常に注目度の高いオプションパーツです。古くから、多くの車に純正設定されているサンルーフは、高価なオプションですが、実際にはあまり使われることがない装備品です。そのため、新車で装着する人はそれほど多くなく、中古車では希少性が高くなります。

ユーザーから見れば、「新車では注文しないけれど、中古車を買った時に付いていたら、ラッキー!」という考えから、サンルーフ付きの車は人気が高いです。人気の高い装備品は、それだけ買取業者が欲しい車となるため、査定額アップが期待できます。

レザーシート

レザーシートもまた、大変人気の高いオプションとして有名です。純正のレザーシートは、とっても高価なオプション。また、シート以外にも、内装全体が、レザー仕様のインテリアになるのが普通です。レザーのインテリアは、とても見栄えが良いため、中古車に装備されていれば、まさにお買い得となります。

レザーシートつきの車を売りたいユーザーは、そこを、ぜひとも積極的にアピールして、買取業者の背中をプッシュしてみましょう。

車を売る時の注意点

車を売る時に、ぜひ知ってほしいこととして、売却する方法や査定前の準備、査定に有利なポイントなどを紹介しました。ですが、まだこの他にも車を売る時に注意すべき点があります。

ネットの情報を鵜呑みにしない

インターネットが、人々の暮らしに深く浸透している現在では、あらゆるものの選択に、【ネットの口コミ】を参考にする人が多いです。車を売ることに関しても、買取業者などを対象に、利用者から、多くの口コミ投稿が掲載されている情報サイトがあります。

自分の意志で判断できなくなる

口コミには、よい評価と悪い評価がありますが、いずれもあまりうのみにしてしまうと、かえって自分の意志で選べなくなるので要注意です。特に、悪い口コミに関しては、かなり辛辣な内容のものも多く、できれば参考程度に目を通すようにしましょう。

そのような口コミの、すべてが真実とも嘘とも言い切れませんが、正常な判断を狂わされるような内容のものはあえて見ない方が無難です。

契約内容や査定の内訳はすべて目を通す

車を売る時の注意点として、ぜひ心に止めておきたいのが、契約内容や査定の内訳を記した書類には、すべてしっかりと目を通すことです。特に、金額に関する部分は、目を皿のようにして注意深くチェックしても、やりすぎということはありません。少しでも疑問を感じたら、買取業者に直接聞いて、確認するのがおすすめです。

買取額から手数料が引かれるケースのように、自分が思っていた取引内容と相違がないか、後で値段を下げられてしまうなどのトラブルがないか、契約して車を手渡す前に必ず確認しましょう。

売った後のトラブルを防ぐ

車は、売る時だけに注意すればいいのではありません。売った後でも、トラブルに巻き込まれる可能性があります。その主なケースは、ユーザーが車を売った買取業者から、車を返すから、契約をキャンセルしたいというもの。その理由は、買取後に修復歴が見つかった。エンジンの故障で、多額の修理費がかかるといったケースです。

これは、買取業者が【瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)】を、車を売ったユーザーに追求しています。瑕疵担保責任とは、買取った車に隠された不具合があった場合、車を売却したユーザーに対して、損害賠償や契約のキャンセルを求めることができる法律です。車が売れたとホッとしていたユーザーは、いきなり契約をキャンセルしろと言われたら、ショックを受けてしまうでしょう。

車を返すと言われてもあわてずに対処

こういったトラブルを防ぐために。【契約者保護法】という法律があります。この法律では、ユーザーに、事故をしたりエンジンが故障するような覚えがない場合は、瑕疵担保責任を否定することが可能。買取業者が求める、解約のキャンセルを、断固断ることができます。このようなトラブルに遭わないためにも、車を売る時には、瑕疵担保責任についても、買取業者によく確認しておきましょう。

まとめ


車を売る時には、自分の車の買取肢相場を、事前にチェックし、信頼のおける買取業者を選びましょう。大切な車を安く買い叩かれたり、入金された金額が予想よりも少なく、がっかりすることの無いよう、業者の契約内容や査定の内訳をよく確認。車を売却した後も、思わぬトラブルに遭わないよう、十分に注意することをおすすめします。

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