普通自動車か軽自動車のどちらを購入するか迷っておられる方のために、軽自動車のメリットとおすすめの人気車種7選を紹介します。中古の軽自動車を購入するときに注意するべきポイントも要チェックです。
軽自動車のメリット
軽自動車を購入することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。普通車よりも軽自動車に買い替える利点は主に3つあります。
[box class=”blue_box” title=”軽自動車のメリット”]- 小回りが利く
- 燃費が良い
- 維持費の節約になる[/box]
では、それぞれのメリットを詳しく説明します。
小回りが利く
軽自動車は普通自動車よりもコンパクトなので小回りが利きます。都会の小さな路地や狭い駐車場も軽自動車なら扱いやすいです。
ただ小さいだけではなく、車内空間や荷室が広い軽自動車が普及しています。家族のセカンドカーとしても使えますし、アウトドアなど旅行や長距離移動にも万能な使い勝手が良い車です。
燃費がいい
軽自動車は車体が大きく重い車種に比べて、ガソリンを消費しにくい特徴があります。コンパクトで軽いからです。
軽自動車の中には実燃費30㎞/Lを超えているものもあり、年間走行距離が多い地方に住む人にとって非常に魅力があります。
維持費を節約できる
軽自動車は普通自動車よりも自動車税や自動車重量税が安いので、維持費を節約できます。車検費用も普通自動車より割安です。
[box class=”glay_box”]普通自動車に課される自動車税は最低でも25,000円なのに対し、軽自動車は一律10,800円です。[/box]また、故障した時の修理費用も普通車より安く設定されていることが多いため、できるだけ車の維持費を安く済ませたいのであれば軽自動車を選ぶようおすすめします。
軽自動車の人気車種7選
では、買い替え時の参考にしていただきたい軽自動車の人気車種を紹介します。
基本情報とともにおすすめできる理由も説明しているので、自分の理想やニーズと照らし合わせながらチェックしてみてください。
N-BOX
[box class=”glay_box” title=”N-BOX カスタムの基本スペック”]- 新車価格:174~212万円
- 最小回転半径:4.5m
- 燃費:24.2~27.0
- サイズ:全長3,395㎜×全幅1,475㎜×全高1,790/1,815㎜[/box]
自由度の高い室内空間
N-BOXはスーパーハイトワゴンに分類されていて、コンパクトカーよりも広く感じる室内空間です。
ただ広いだけではなく運転席周りには細かな収納スペースがあったり、後部座席は多彩なシートアレンジができることなど使い勝手の良さが魅力。大人4人が乗っても十分広々と快適にドライブを楽しめます。
乗用車に負けない高速走行性能
N-BOXはi-VTECエンジンを採用することにより、道路状況に適した力強さを出せる走行性能が特徴です。
電動ウエイストゲートが必要に応じて加給圧をコントロールするため、アクセルを踏み込んだ時のレスポンスが向上しています。低燃費で力強い高速走行ができる軽自動車です。
メーカーオプションで安全性能を装備できる
N-BOXは全タイプに「HONDA SENSING」を標準装備しています。この予防安全性能は2019年度の自動車アセスメントで軽自動車初の最高ランクを獲得しています。
ハスラー
[box class=”glay_box” title=”ハスラーの基本スペック”]- 新車価格:136~182万円
- 最小回転半径:4.6m
- 燃費:27.8/30.4㎞/L
- 全長3,395㎜×全幅1,475㎜×全高1,680㎜[/box]
アウトドアやドライブに快適な走破性
ハスラーはマイルドハイブリッドシステムが搭載されている軽自動車です。軽自動車とは思えない加速性能や静粛性が感じられます。
15インチサイズのタイヤを装備していることもあり、安定感のある走りを見せてくれます。街中や高速道路、アウトドアでも快適にドライブを楽しめる走破性のある車です。
スズキセーフティサポート+高い安全性能
ハスラーの全グレードに「スズキセーフティサポート」が標準搭載されています。
[box class=”glay_box” title=”スズキセーフティサポートの一部”]- 車線逸脱抑制・警報機能
- ふらつき警報機能
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- ハイビームアシスト
- デュアルカメラブレーキサポート
- 交代時ブレーキサポ―ト[/box]
走行時に事故を予防する安全性能が充実しています。衝突時の被害軽減するための装備も登載されています。
豊富なシートアレンジが可能な室内空間
ハスラーのシートアレンジは様々なシーンに合わせて自由自在に行えます。例えば後部崎隻と助手席をフラットアレンジすると、長い形状の荷物をおよそ270㎝まで積み込めるのです。
また、後部座席は左右分離型のスライド・リクライニングシートになっています。荷物の量や乗員人数に合わせてシートアレンジができるでしょう。
N-ONE
[box class=”glay_box” title=”N-ONEの基本スペック”]- 新車価格:159~202万円
- 最小回転半径:4.5m
- 燃費:25.4~28.8㎞.L
- 全長3,395㎜×全幅1,475㎜×全高1,545/1,570㎜[/box]
全グレードにホンダセンシングを標準装備
N-ONEの大きな魅力は全グレードに「HONDA SENSING」を標準装備している安全性能です。
10種類の安全機能を搭載していますが、中でも衝突軽減ブレーキや渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール、車種維持支援システムなどドライブアシストが充実しています。
3つの個性的なグレード展開
N-ONEのグレードは「original」「premium」「RS」の3種類です。最もシンプルな「original」グレードはカラー展開が豊富。フレームレッドとサーフブルーが人気です。
「premium」グレードは高級感が特徴。本革巻ステアリングホイールやアルミホイールを装着することで、ラグジュアリーなエクステリアになっています。
「RS」はスポーツモデル。CVTと6MTから選べます。軽自動車で走る楽しさを追求したい方にはこのグレードが一番おすすめです。
LEDデイタイムランニングランプを装備
N-ONEは軽自動車初のLEDデイタイムランニングランプを装備しています。昼間でも歩行者や対向車の存在に気づきやすくなり、視認性が高まりました。
ジムニー
[box class=”glay_box” title=”ジムニーの基本スペック”]- 新車価格148~187万円
- 最小回転半径:4.8m
- 燃費:13.2~16.4㎞/L
- 全長3,395㎜×全幅1,475㎜×全高1,725㎜[/box]
オフロードでの高い走破性
ジムニーの一番の魅力はオフロード走破性。通常のSUV車では走行困難な道路状況であっても走破できます。
軽自動車ならではのコンパクトで軽量な車体がオフロードでの走破性と機敏な動きに貢献しています。
頑丈で耐久性に優れている
オフロードシーンで活躍するだけあって、車のボディは頑丈で優れた耐久性の持ち主です。メンテナンスを続ければ、10年以上・走行距離10万㎞以上になっても長く使えます。
頑丈で壊れにくいので、それだけ修理費が浮きます。人気車種であるためリセールバリューが落ちにくいという点もジムニーがおすすめの理由です。
交換パーツが豊富で自分好みにカスタムしやすい
ジムニーは純正パーツやアフターパーツの種類が豊富です。頑丈で長持ちするだけでなく、自分好みにパーツアレンジしてMYカスタムカーにできるので車好きには溜まりません。
ルークス
[box class=”glay_box” title=”ルークスの基本スペック”]- 新車価格:141~206万円
- 最小回転半径:4,5m
- 燃費:22.4~27.2㎞/L
- 全長3,395㎜×全幅1,475㎜×全高1,780/1,800㎜[/box]
ゆったり過ごせる広々とした空間
ルークスの車内空間は家族でくつろげるほどの軽自動車最大級の広さを有しています。室内高は1,365㎜と高いので子どもは立ったまま着替えられます。
後部座席は左右独立でシートスライド&リクライニングができます。大人もゆったりと足を組めますし、体型に合わせて座席の調整ができる軽自動車です。
スマートで質の高いエクステリアデザイン
ルークスのエクステリアは洗練されていてダイナミックなフェイスが特徴です。特に「ハイウェイスター」モデルは車格感があり、内装もブラックで統一されたクールでスタイリッシュな印象を与えます。
「X」モデルのエクステリアは上質な印象と伸びやかさを感じさせるものになっています。ベージュインテリアは開放感があり、ドライバーを明るく落ち着いた気持ちにさせてくれるでしょう。
両側スライドドアを採用
ルークスの便利なポイントは「Easy Access」。両側スライドドアを採用しているので、大人や子ども、高齢の方もスムーズに出入りできます。
加えて、インテリジェントキーに対応しているため、キーを取り出さなくてもスイッチを押すだけで開錠・施錠が行えて便利です。
タフト
[box class=”glay_box” title=”タフトの基本スペック”]- 新車価格:135~173万円
- 最小回転半径:4.8m
- 燃費:25.4~25.7㎞/L
- 全長3,395㎜×全幅1,475㎜×全高1,630㎜[/box]
アウトレンジャーに強いデザイン性
タフトはアウトドアにおいて使い勝手の良い設計になっています。フロントピラー周りと直線を基調にしたデザインにより、ボンネットが長く見えますが、車両感覚はつかみやすく運転の苦手な方でも扱いやすいでしょう。
SUVのイメージを壊さないデザインを保ちながら、プレスラインを少なくすることによってアウトレンジャーで実践的なハイト軽自動車となっています。
スカイルーフトップでアウトドアの楽しみをUP
アウトドアの楽しさをUPしてくれるタフトの特長は「スカイルーフトップ」。固定式のルーフを全車標準装備しています。
ウィンドウにはスーパーUV&IRカットガラスを採用しているため日焼けや温度上昇を心配する必要はありません。
アレンジ自由自在の積載空間
後席を荷室の延長ととらえるタフトの作りは積載空間を拡大するのに役立っています。積載容量を追求するだけではなく、濡れた荷物や汚れた荷物にも対応できるシート設計になっています。
「アウトレジャーで使えるミニバンが欲しいけど、小回りがきいて維持費を抑えられる車がいい」という方におすすめの軽自動車です。
タント
[box class=”glay_box” title=”タントカスタムの基本スペック”]- 新車価格:172~200万円
- 最小回転半径:4.4m
- 燃費:25.4~27.2㎞/L
- 全長:3,395㎜×全幅1,475㎜×全高1,775㎜[/box]
視界が広く運転しやすい
タントはボンネットが90㎝という短さなので、車両感覚をつかみやすく師会を広く取れます。
車の先端までしっかり見えるので、前方駐車が苦手な方にとって扱いやすい車と言えるでしょう。また、狭い道や他の車とすれ違うときの使い勝手も抜群です。
燃費が高く維持費が安い
トールワゴンタイプの軽自動車の中でもタントは燃費性能が高いので、ガソリン代を安く済ませられます。
また、タントはエコカー減税、グリーン化特例の対象車となっているため、新車購入時から2年間の税金を節約できるのです。
車中泊できる快適で広い室内空間
車高が高いタントは、室内で子どもなら立ったまま着替えができます。大人も乗り降りしやすく、高さのある荷物も載せやすい点がメリットです。
車高が低いと感じやすい振動も少なく、ドライバーも一緒に載っている人も快適に過ごせます。
中古自動車の選び方
軽自動車は中古車市場でも人気があります。良好な状態の中古軽自動車を見抜くにはどうすればいいのでしょうか。選ぶときのポイントを3つ説明します。
過去の使用頻度
年式と走行距離を確認しましょう。過去の使用頻度は購入後のコンディションに影響してきます。
年式は古いのに走行距離が少ない中古車は状態が良いように見えても、放置時間が長くメンテナンスがそれほど行われていなかったことが予想されます。
走行距離と年式のバランスを考えて、人の目が行き届いていて使用頻度が適切であったであろう中古軽自動車を選びましょう。
予算
中古車の価値は一定ではなく、車の状態や市場取引によって変わります。相場より高い価格で買ってしまわないように、オンラインでの取引をチェックして相場を確認しておくようにしましょう。
足回りの状態をチェック
走行性能に大きくかかわる足回り状態も必ずチェックしましょう。タイヤの残り溝を見れば大体のことは分かります。
タイヤに偏摩耗はみられると、空気圧不足で走行していたことが予想できます。タイヤのローテーションや定期的な空気圧点検・充填が行われていたタイヤであれば安心して購入できます。
まとめ
オススメの軽自動車7選を紹介してきましたが、気になる車は見つかりましたか?気になる車が見つかった方は、ぜひ購入を検討してみてください。
軽自動車は小回りがきいて、燃費が良く、維持費が安く済むので幅広いシーンで活躍してくれます。
軽自動車に買い替える際は今の愛車を買取・査定に出すことをおすすめします。高額買取してもらったお金で新しい車と出会いましょう。