<エッセ>はダイハツが2011年まで販売していた軽自動車。セダンタイプのシンプルなボディで、車体価格の安さも魅力のモデルでした。
今回は「エッセをより高額に買取してもらう為のポイント」と「最新の買取価格の情報」を紹介します。
目次
ダイハツエッセの特徴
ダイハツエッセは2005年12月に販売開始となり、2011年9月に販売終了しました。コンパクトなサイズ感が魅力的なスモールカーではありますが、5つのドアを装備することによって乗り降りのしやすさも考慮されたも車です。使いやすく家計に優しい経済的なエッセは単身者からファミリーまで幅広い世帯層に愛用されています。
新車価格:69万円〜113万円
サイズ:3395mm×1475mm×1470mm
エンジン:FF/4WD
エンジン排気量:658CC
燃費:19.4〜26.0
ダイハツエッセは性能が良いだけではなく内装と外装共におしゃれシンプルなデザインになっています。また、世界で初めての〈スーパーインテリジェント触媒〉を搭載している画期的なダイハツの軽自動車です。
そのほかにも〈連続可変バルブタイミング機構付きエンジン〉を採用しているため、ただ燃費が良いだけではなく環境に優しいクリーン&エコな車として人気があります。
ダイハツエッセのグレードは〈D〉〈X〉〈カスタム〉の3種類です。販売初期は最安価格の〈ECO〉や中間グレードとして人気があった〈L〉もありましたが、途中から3つのグレードに集約されました。
エッセの買取価格例
エッセの最新の買取事例をご紹介します。
2011年式 (平成23年)<エッセ D>FF AT 黒系
走行距離 7.6万km 新車販売価格 78万円 参考買取価格 23万円 残価率29%
2009年式 (平成21年)<エッセ X>FF AT 橙系
走行距離 4.6万km 新車販売価格 88万円 参考買取価格 5万円 残価率5%
2008年式 (平成20年)<エッセ カスタム>FF AT 黒系
走行距離 7.8万km 新車販売価格 98.7万円 参考買取価格 22万円 残価率22%
エッセの人気グレード【660D】
エッセの人気グレードは660Dです。エッセの中でももっとも燃費性能が良く環境にも経済的にも優しいからでしょう。また、エンジン駆動方式としてFFを採用しているため、FRのものよりも安定性が高く走行性能に自信があるグレードと言えます。また、メンテナンスの手間があまりかからない軽量タイプの直列3気筒エンジンを使用しています。
さらに、エッセ660Dは最小回転半径が4.2mであり、都会の狭い道の安定した走りやUターンをするのに非常に便利な軽自動車であると言えます。
エッセをより高額に買い取ってもらうポイント
ダイハツエッセは1万円から100万円を超えるものまでと中古車価格の相場がピンキリです。ですから、できるだけ高額に買い取ってもらうためにカラーやオプションのポイントを押さえておく必要があるでしょう。エッセをより高額買取してもらうために知っておきたい人気カラーと付いていると価値が高くなるオプションの種類についてご紹介します。
エッセの人気カラーはサンシャインイエロー
ダイハツエッセのカラーバリエーションは9種類です。
- ブラックマイカメタリック
- コットンアイボリー
- サンシャインイエロー
- ミントブルーメタリックオパール
- ブライトシルバーメタリック
- シャイニングレッド
- シーブルー
- リーフグリーン
- サンセットオレンジ
このなかでも最も人気があるカラーはサンシャインイエローです。エッセのカラーバリエーションはどれもナチュラルなものばかりで奇抜ではないので老若男女問わず色々な人に愛されています。そのなかでもエッセのイメージカラーとして定着しているものがサンシャインイエローであり、人気があるのです。
イエロー系のボディカラーは視認性が高いため、周りに多くの車があっても自分の車をスムーズに見つけ出すことができます。また、暗い夜でもはっきり識別できることでしょう。
意外と埃などの汚れが目立ちにくいというメリットもあります。それに加えてエッセのサンシャインイエローは奇抜な黄色ではなく、自然な落ち着いた色であるため人気が高いと言えます。
ダイハツエッセの中古車買取価格はサンシャインイエローや、色の似たコットンアイボリーなどのカラーは高いものになると期待できるでしょう。現在乗っているダイハツエッセのカラーがイエロー系であるなら今が高価買取のチャンスかもしれません。
ダイハツエッセの人気オプションTOP3
ダイハツエッセの人気オプションパーツとはなんでしょうか。ダイハツエッセは基本性能を重視して、できるだけ安い価格で販売することを追い求めている車であるため、どれだけ高性能なオプションが付属しているかによって中古車買取価格が高くなることを期待できます。ダイハツエッセの人気オプション3選をご紹介しましょう。
1. ピュアコンディショニングパック
快適な車内空間を提供するために、エッセにはピュアコンディショニングパックをオプションでつけることができました。このセットパックの中には、プラズマクラスター・クリーンエアフィルター・花粉除去機能・UVカットグラスが含まれています。
車の中の空気をできるだけ綺麗なものにすることで、長時間の移動や小さいお子さんと一緒のドライブも安心して過ごすことができます。花粉症がひどい方や、紫外線に敏感な方に人気の高いエッセのオプションです。
2. カラフルホイールキャップ
14インチホイールキャップも純正オプションとしてつけることができますが、さらにディーラーオプションとして外装のカラーに合わせたカラフルなホイールキャップを装備することもできました。イエロー・オレンジ・グリーンというカラーバリエーションになっています。
エッセのシンプルな外観をもっとおしゃれに、またマイカーを個性的にしたいという方に人気があるオプションです。ホイールが付いているだけでもオプション価値はあるのですが、さらにデザイン性やカラーが加わると中古車買取価格に大きな良い影響を与えてくれるでしょう。
3. EBD付ABS
電気制動力配分装置付きアンチロックブレーキシステムは最近の車には標準装備されているものですが、基本性能と安さを追求したエッセにはオプションとしてつけるようになっています。前後左右のブレーキの作動力を制御してくれるため、乗っている人の体重や載せている荷物の重量にかかわりなく安定した走りを見せてくれるための重要なオプションです。
10年落ちグレードのエッセの場合値段はつくか?
2005年から2009年までの間に販売されていたエッセはすでに10年落ちしている中古車となります。10年落ちのエッセでも買取してもらうことは可能なのでしょうか。
価格.comの中古車相場情報を見てみると、10年落ちグレードのエッセでも値段がつくことがわかります。販売在庫数が多かった10年落ちのエッセは10万円〜30万円です。販売されてから10年以上たっているエッセでも丁寧に乗っていればしっかり値段は付きます。
ただ、販売終了時期に近い年式グレードのものと比べるとかなり買取価格は落ちることを想定してなければなりません。これからさらに年数が経ち15年落ち、20年落ちとなると5万円以下が最高買取価格になることも予想されます。10年落ちグレードのエッセを高価買取してもらうなら今が最終チャンスかもしれません。
まとめ
本質・エコ・シンプル・スマート・イージーなどの英単語に由来して名付けられた〈ダイハツエッセ〉は販売終了後もいまだ人気が衰えていません。10年落ちした中古車でも買取されていますので、販売終了時期に間もない年式のものであれば、高価買取も夢ではないでしょう。
できるだけ丁寧に愛車を扱っていれば、買取価格も高くなるはずです。今回ご紹介したエッセの人気カラーやオプション以外にも修復歴や走行距離などが判断材料となります。いろいろなお店で査定額を出してもらって、もっとも高価買取してもらえるところを選びましょう!