軽快な走りと取り回しの良さで定評のあるマツダ<アクセラ>。2009年から2013年まで販売されていたモデルが<アクセラBL型>です。
今回は「アクセラBL型を高く買取してもらう5つのポイント」と「最新の買取相場の情報」を紹介します。
目次
マツダのアクセラBL型の特徴
スバル同様、マツダの作る車は独特の個性を持った車種が多く、アクセラBL型も国内での人気よりも海外での評価の高い車です。
アクセラBL型は、2代目として2009年6月~2013年11月まで販売されましたが、初代アクセラよりも燃費や安全面でかなり強化され、アイドリングストップ機構・i-stopや自動無段変速機・CVTが新採用されたり、エマージェンシーシグナルシステム・ESSが初めて搭載されたのもアクセラBL型からです。
海外で受け入れられるようなエクステリアデザインで、マツダらしさが表現された5角形のフロントグリルや重厚感のあるボディは、海外で絶大な人気を集めました。
2010年4月にはカナダで乗用車販売台数No.1を獲得、オーストラリアでも2011年から2年連続で販売台数No.1を獲得、そして2011年4月には世界累計生産台数300万台を突破で、マツダとしては初代アクセラ発売から7年10か月での達成は最短記録となりました。
アクセラBL型の買取価格例
アクセラBL型の最新の買取事例をご紹介します。
- 2013年式 (平成25年)<アクセラ 15C セダン> 銀系
走行距離 1.4万km 新車販売価格 166万円 参考買取価格 47万円 残価率28% - 2012年式 (平成24年)<アクセラ 20S スポーツ> 白系
走行距離 7.6万km 新車販売価格 215万円 参考買取価格 44万円 残価率20% - 2010年式 (平成22年)<アクセラ 15C セダン> 銀系
走行距離 8万km 新車販売価格 166万円 参考買取価格 31万円 残価率18%
他のアクセラのモデルと比べたBL型の人気
初代アクセラBK型のセダンとスポーツは、2WDと4WDに限らず買取りとしての相場の価値はゼロに近いのですが、3代目アクセラBM型は、下位グレードの15Cの2WDでも買取り相場が¥600,000-弱で、リセールバリューが40%ほどあります。
2代目アクセラBL型は、年式相応の買取り相場ですが、値落ちが初代と同じで非常に大きく、買い替えを考えている人は、早めに手放す事をオススメします。一番人気のあるモデルは、一番新しい3代目アクセラBM型で、リセールバリューも約40%ほどあるなど、アクセラBL型と比べてもBM型はかなり人気のあるモデルと言えます。
BL型の相場がわかるオススメサイト
アクセラBL型の買取相場を調べるなら、相場自体が安定しているので、簡単な入力をするだけで数秒後には金額がわかるようなサイトがオススメです。
トヨタ下取り参考価格情報
メーカー名、車名、年式、グレードを入力するだけで、瞬時に下取参考価格がわかるサイトですが、走行距離や修復歴の有無の入力は無いため、参考程度に用いて下さい。
下取り参考価格情報:https://toyota.jp/service/tradein/dc/top
下取り参考価格シミュレーション
こちらもトヨタ下取り参考価格情報と同じで、メーカー、車種、年式、グレードを入力するだけで、簡単に下取り相場がわかります。連絡先の登録がないので、営業電話を嫌がる人には安心して利用する事が出来ます。自分の愛車がどれくらいの価値が現在あるのかを知りたい人には大変、便利なサイトです。
下取り参考価格シミュレーション:http://tradein.nissan.co.jp/MAKER/
BL型を高く買い取ってもらうには
アクセラBL型を高く買い取ってもらうには、年式、走行距離、外装の状態、標準装備以外のパーツの有無がポイント
になります。
外装の状態
すでに車体に傷や凹みがある場合は、修理をして綺麗に直すと査定額は上がりますが、修理代の方が高くなってしまう可能性の方が高いので、修理を行わず傷や凹みがある状態のままで買取査定を行って下さい。
元々のボディカラーが色褪せてしまっている場合、ハッキリ言いますとどうしようも無いのですが、買取査定に行く前に洗車を行った後にワックスをしっかりと掛ける事で、艶も出ますし、色褪せしている部分が多少濃い色になるので良く見せる事は出来ます。結論としては、外装に関しては修理代が高くついてしまうので、傷や凹みはそのままで査定に出す事です。
内装の状態
内装が汚れていたり、異臭があると良い査定を受ける事が出来ませんから、掃除機掛けや内装の水拭きはもちろんですが、仕上げにダッシュボードやインパネ周りなどをタイヤワックスを掛けると艶々ピカピカにする事が出来ます。
シートの汚れを落とす事は難しいと思いますが、簡単なシミ取りなど掃除ををするだけなので、出来る限りの事はやって下さい。
各内装のスイッチ類の欠品があるだけで、車自体が安っぽく見えるので、欠品部品がある場合は、数百円ほどの部品でしたら中古品を探して取付けるだけでも雰囲気が全く変わりますのでやってみて下さい。
走行距離
年間1万kmが買取査定を行う上での査定基準となっていますが、3年4万kmでもそこまで大きな影響はありません。それよりも、年式に関わらず5万kmや10万kmを目安にしているので、5万kmに達する前に手放すのか、10万kmまでに売却するのかを考えるようにして下さい。
10万kmは、車の消耗品の最長寿命になっている事も多いので、逆に中古車を購入する時などは8万kmを購入するより、10万kmに達する前にしっかりと整備が行われている12万kmを買った方が安く買えますし、整備されているので、修理代も掛からず、故障も少なく乗る事が出来ます。
10万kmを超えると買取相場は安くなりますが、10万kmを超えるまで乗ってしまうと、交換部品だけでも大変な金額になる恐れがあるので、修理代が掛かりだす前の「7万km~8万km」で手放すのが良い手放し方です。
年式
買取の場合、年式は重要そうでも実際はそこまで関係が無い感じでもあります。年式よりは、フルモデルチェンジが行われるかどうかの方が重要で、同じ年式でもフルモデルチェンジが行われてしまうと、車の形が全く変わってしまうので、年式はあまり意味が無くなってしまいます。
フルモデルチェンジが行われる時期が分かったら、フルモデルチェンジの前には手放しておかなければ、査定が一気に下がってしまう可能性が高いので、モデルチェンジ情報はしっかりと調べておく事が高く売るのに必要となります。
パーツ類
標準装備以外のパーツが付いているアクセラBL型は、何もパーツが付いていないアクセラBL型よりも、買取査定評価も一般的にはアップしますが、どのようなパーツが付いているかによります。
初代アクセラBL型で、買取査定が¥30,000-しないのに、高級大口径アルミホイールが付いている場合は、アルミホイールを外して別で売った方が良いので、そのままアルミホイールを付けて渡すのはあまりにも勿体ない事になります。
内装・外装にオプションパーツが付いていたり、安全装備などのオプション装備が付いているアクセラBL型は、買取相場も高値の期待が持てますが、高額なオプションが付いているにも関わらず、逆に買取相場を下げてしまう物もあります。
それは本革シートで、通常でしたら本革シートは高級オプションパーツで、高額査定が最も期待出来るのですが、経年劣化で本革シートにヒビが入ったり破れている中古車も多く、普通のシートの方が良い場合があります。
普通のシートが万が一、破れていても本革調シートカバーを付ける事で解消出来ますが、純正オプションの本革シートは、シート本体を交換しなければいけないので、買取相場を上げる事もあれば、逆に買取相場を下げてしまう事もあり得ると言うことです。
このように、オプションパーツが付いていれば必ず買取相場が上がる訳ではなく、オプションパーツも日頃からの手入れが買取査定アップには重要になります。
オススメの売却方法
アクセラBL型を売却する方法は、直接買取専門店へ持ち込む方法とインターネットなどの一括査定を利用して売却する方法が主流となっています。どちらも良い方法で、生活スタイルによって利用すれば良いのですが、買取専門店へ直接持ち込む場合は、一番査定金額が高い店を自力で探す必要があるので、時間と燃料代と体力と根気が必要となります。
それに比べて、インターネットの一括査定を利用する場合は、自宅でも職場からでも24時間いつでも1度だけ簡単な入力をするだけで、登録されている数十社の買取専門店へ一括で査定依頼を出す事が出来ます。直接、1店舗1店舗じっくり交渉しながら売却するのか、インターネットを利用して手間を掛けずに売却するのかを考えて利用して下さい。
アクセラのモデルチェンジ情報
アクセラは2019年5月にフルモデルチェンジが行われ、車名も「マツダ3」に変更になりました。
プラットフォームを一新し、エクステリアも一目見て<魂動デザイン>と分かる押し出し感の強いデザインを採用。まったく新しい車に生まれ変わっています。
まとめ
アクセラBL型の買取について紹介してきましたが、前期型の2WDは残念ながら高額査定の期待が持てませんが、後期型であればまだまだ高額査定の期待が持てます。マツダ車の最近の主流はスカイアクティブ搭載車なので、アクセラBL型も後期型スカイアクティブ搭載車があるので、高額査定を狙うなら<アクセラスポーツ・20Cスカイアクティブ>がオススメです。