この記事では【シエンタを高額で買取してもらう方法】をご紹介します。
シエンタを買取に出そうとしても、どこの業者が高く買取してくれるのか分からないので迷ってしまいますよね。
車を高く売るには、買取査定の正しい知識を身に付ける事が必要です。この記事を読んで【シエンタを高く売るコツ】を掴んでから査定に挑んでください。
目次
シエンタの特徴
シエンタは2003年に初代モデルが発売された、トヨタのコンパクトミニバンです。コンパクトカーサイズの小さなボディーですが3列シートを装備していて7人乗車が可能と、ミニバンとして申し分のない性能を持っています。
シエンタは2015年にフルモデルチェンジした＜2代目シエンタ＞と、それ以前の＜初代シエンタ＞に分けられます。
まず初代シエンタですが、丸みを持ったフォルムに円形のヘッドライトを備え女性に好まれるキュートな外観です。斬新なデザインのより、こちらのほうが一般受けしやすい雰囲気ではないでしょうか。
女性に一定の支持のある＜初代シエンタ＞は中古車市場でも価格を維持していて、予測より高い査定額が望めるモデルです。デザインがアレンジされた上級グレードのは特に人気があり、高額査定が期待できます。
2015年にフルモデルチェンジになった＜2代目シエンタ＞。その斬新で個性的なデザインは街を普通に走っていても目立ってしまうほどです。しかし、そのデザインはユーザーに好意的に受け止められ、売れ行きは絶好調。
新車で購入すると納車が数ヵ月待ちになってしまうほどの人気で、中古車市場には台数が少なく高額買取が予想できるモデルの1つです。2代目からはハイブリッド車も追加され、人気のグレードになっています。
シエンタの買取で必要な基本情報
シエンタを買取に出す時には次の3つの項目が査定に大きく影響します。
年式
車を初めて運輸支局に登録した年がその車の＜年式＞になります。自分の車の登録年が分からない時は、車検証の＜初度登録年月＞の欄に登録した年月の記載がありますので見てみましょう。
＜平成26年＞と記載がであれば、＜平成26年式の車＞という事ですね。中古車販売では新しい車ほど高い価格を付けられますので、買取でも年式が新しい車のほうが高額で査定されます。
走行距離
車の状態を計るパロメーターの1つが走行距離です。走行距離の長い車はそれだけ各部品が消耗していますので、買取価格も安くなってしまいます。
車を査定する時に基準とされている走行距離は、1年間で走行1万kmです。これを超えるか超えないかで査定金額が上下します。3年落ちの車であるなら走行距離が3万km以上になっているとマイナスポイントになるという事です。
年式に関わらず走行距離が5万kmを超えている車も、交換の時期を迎える部品が多くなってくると予測されますので査定額が下がりやすくなります。
グレード
車には装備や内装の差で＜グレード＞が設定されています。最高級グレードから最低価格のグレードまでの価格差は、100万円近くになる事も。
車の買取ではグレードは査定金額を大きく動かすポイントです。その車種で人気のあるグレードは中古車販売店でも台数をそろえたい為、買取査定も高額になるのです。
シエンタの買取相場の特徴
シエンタの買取査定では以下の4つの事がポイントになります。
ハイブリッドGシリーズが人気
シエンタは2015年7月、12年ぶりにフルモデルチェンジを行い、ラインアップにハイブリッド車が追加されました。その2代目シエンタの人気グレードは、＜ハイブリッドG＞です。
ガソリン車とくらべて価格設定が高いにもかかわらずハイブリッド車は良く売れます。ハイブリッド車は燃料費削減だけを目的として購入するのではなく、ハイブリッド車を所有する事がステータスになると認識されているのです。
シエンタのハイブリッド車のグレードを大きく分けるととの2つに分かれます。その違いはスライドドアや内装の仕様の差で、＜Gグレード＞のほうが上級モデルになります。
特に使い勝手の良い＜Gグレード＞はファミリー層に高い人気で、買取でも高額査定が出やすいグレードです。
走行距離が多くなると価値が下がる
やはり走行距離の長い車は、市場で敬遠される傾向があります。1年間の走行距離が1万kmを超えている車は、査定で減点されてしまいます。
メーカー純正の付属品付きはプラス
＜後席モニター＞＜LEDランプ＞などのトヨタ純正のオプション・付属品が装備されていると、査定金額がアップする可能性が高いです。トヨタ純正品にはやはりステータスがありますし、後で追加装備をするのが難しいパーツです。
修復歴があるとマイナス
「事故車は買取が安くなる」という話は良く聞きますが、実は買取査定に影響するのは車が事故を起こしたかどうかではなく、その車に「修復歴」があるかどうかです。
車の基礎部分であるフレームを修理・交換した経歴があると「修復歴のある車」という事になります。「修復歴のある車」は、車体の強度が低下していると判断されて査定額が下がってしまうのです。
少し車をぶつけて部品を交換・修理したくらいならば、きちんと綺麗にしてあればマイナスポイントにはなりません。
シエンタを買取に出す方法
シエンタを売却できる業者・取引方法を4つ紹介します。
ディーラー下取り
ディーラーで新車を購入するのなら、シエンタをディーラー下取りに出すのも良い方法の1つでしょう。ディーラーでは多くの人が新車購入の際に車を下取りに出しますので、下取り査定から売却手続き・購入手続きと流れるように取引が進みます。
しかし、ディーラー下取りではこの快適さと引き換えに、車を高額で売却する事は難しくなります。車の買取ではどこの業者でも、最初はとりあえず1番安い下限の金額を提示してくるものです。
車の買取相場を知らないユーザーはたくさんいますので最初の低い提示額で買取できれば、ディーラーはかなりの利益を出す事ができるからです。ですので、車を高く売りたいのなら必ず複数の業者に査定をしてもらってください。
買取業者に出す
現在では多くの車買取専門業者が営業しています。ここ数年で買取業者が増えた理由は、ディーラーとくらべて車を高く買取してくれるので徐々に買取業者を利用する人が多くなったからです。
買取専門業者は買取した車で利益を出せる様々な流通ルートを持っています。一方のディーラーはそこまで中古車に情熱を持っていない事が多いのです。
買取専門業者でも1つの業者でしか査定をしてもらわないのであれば、確実に低い金額を提示してきます。ですから、必ず複数の業者で査定してもらってください。
複数の業者で査定して相見積もりを取れるようになった事で、業者同士が競争して高額査定が出るようになりました。これが一般ユーザーにとって買取業者が増えた事の最大の利点なのです。
一括査定
最近では＜車の一括査定＞というサービスを展開しているwebサイトがあり、多くの人が利用しています。＜車の一括査定＞は、車を複数の買取専門業者に査定してもらう時の労力を大幅に省く事のできるサービスです。
＜車の一括査定＞のwebサイトで、買取してもらいたい車の車種・年式といった基本情報と、住所・電話番号などを登録します。すると、自動的に複数の車買取専門業者にデータが送られて、業者が査定のアポイントを取る為の連絡を入れてきます。
各業者と車の査定場所と日時を決めれば、こちらから1つ1つの業者に連絡する手間が省けるのです。査定日を1つの日に集中させれば、1度に面倒な作業が終わります。
一括査定を利用すれば買取業者のほうでもその車を複数の業者が査定する事が分かっていますので、最初から出せる最高額を提示してきます。面倒な駆け引きなどをしなくとも高額査定をゲットできるでしょう。
個人売買
もしちょうどシエンタが欲しい友達や知り合いがいるのなら、その人に買取してもらう事もできます。
しかし、車の売買を一般人同士で進めるのは思った以上に労力が要るものです。買うほうも売るほうも複数の書類が必要ですし、税金も絡んできます。
金額や車の状態確認など、口約束で行おうとするのはトラブルの元です。親しい仲であっても必ず詳細を書いた契約書を作るようにしてください。
シエンタを高く買取ってもらう秘訣
シエンタを高額買取してもらうには次の4つの事に注意してください。
ボディカラーをアピール
車には車種により人気のボディカラーがあります。人気カラーは中古車市場でも売れやすく査定時にもプラスポイントになりますので、シエンタの人気カラーをきちんと押さえておきましょう。
シエンタでは＜ホワイトパールクリスタルシャイン＞＜ブラックマイカ＞＜シルバーメタリック＞の3色が販売上位を占める人気色です。車ではCMやパンフレットで使われたも＜イメージカラー＞も人気の出る色になります。
シエンタのイメージカラーは＜エアーイエロー＞で、少し派手な色ですが求める人の多い色です。
もし、自分のシエンタが人気カラーであるのなら、その事を査定時にアピールするようにしてください。買取専門店の従業員でも車種ごとの人気カラーまでは詳細に把握していない事があります。念の為、人気カラーである事を伝えて確認するようにしましょう。
メンテナンスをした証明書を持参
メンテナンスをしっかりと行っていた車は査定額も高くなります。法定点検での整備や、部品の修理交換などを記録したものが＜定期点検整備記録簿＞です。この記録簿があるときちんと整備している車とみなされ、査定額がアップしやすいでしょう。
カスタマイズは元に戻す
かなり目立つホイールやマフラーなどのカスタマイズ品を装備していると、それがどんなに高額なパーツであろうとマイナスポイントになってしまいます。
過度なカスタマイズは一部の愛好家にしか好まれないので、業者は車を買取した後にノーマルに近い状態にする費用がかかります。その分が査定額からマイナスされる事があるのです。
自分で純正のパーツを保管しているのなら、社外のカスタマイズ品を純正パーツに交換してノーマルの状態に近くしたほうが査定額は高くなるでしょう。
車内の掃除や洗車を行う
査定でも車をパッと見た時の印象はとても重要です。業者は買取後に洗車・清掃を行いますので、本来は掃除をしていていもプラスポイントにはなりません。
しかし、実際には外観・室内がともに綺麗になっている車は査定額が上がりやすい傾向があるのです。査定する側も人間ですので、汚れのない綺麗な状態の車は実際の年式以上に新しく感じるものですし、査定額も高くなりやすいのです。
査定前にはきちんと洗車をして、ワックスなどでツヤ出しも行いましょう。窓ガラスを綺麗にする事も車の見栄えがぐっと良くなるのでおすすです。
買取店により買取査定額は異なる
たくさんの車買取専門店がありますが、会社により車種やグレードに対する評価は異なります。ある会社では評価されなかったポイントが、他の会社ではプラスポイントになる事は珍しくありません。ですから買取店は1つに絞らずに2店以上回るようにしてください。
まとめ
今回は【シエンタを高額で買取してもらう方法】をお伝えしました。
車の買取で高額査定をしてもらうには、複数の買取業者に査定してもらう事が必須です。ディーラーでの下取りは1番楽ですが、複数の査定をしてもらえば買取額が数十万円アップするケースも多くありますので、手間を惜しまずに査定依頼をしてみてはどうでしょうか。
