<GS>はレクサスが販売するプレミアムセダン。レクサスのセダンの中ではフラッグシップセダン<LS>の次のポジションにあるモデルです。
今回は「GSをより高額に買取してもらうポイント」と「最新の買取相場の情報」を紹介します。
目次
レクサスGSの特徴
レクサスGSは、1993年に北米で販売が開始されました。日本では、レクサスブランドの導入までトヨタアリストとして販売されていた車です。日本では2005年の3代目から販売が開始されました。
そんなレクサスGSには、圧倒的なパワフルさをもつスポーツタイプとラグジュアリーなセダンの2種類があり、この2つは全く別の性質を持っています。また、レクサスGSにはスープラのエンジンが搭載されたことがないのも特徴です。
3代目のレクサスGSは、2代目アリストの印象を残しつつ、おとなしい印象のフロントマスクに仕上げられています。これまでのアリストがアグレッシブなデザインであった分、ギャップを感じた人も多いでしょう。
その後、4代目として登場したレクサスGSはレクサス車らしいアグレッシブなフロントグリルに変更され、スピンドルグリルもレクサスで初めて採用されました。
日本で販売が開始された当初のレクサスGSは、3.5リッターのGS350と2.5リッターのGS250、3.5リッターV6ガソリンハイブリッド仕様のGS450hの3種類で構成されていました。
その後、2013年の改良で2.5リッター直4ガソリンハイブリッド仕様であるGS300hが追加されています。2016年の9月には、2.0L 直4ターボ+8速ATを搭載する新しいエントリーモデルとしてGS200tも加わりました。
GS300hの排気量は縮小されていますが、GS450hと同じモーターを使用していますので力強さが魅力です。さらに、23.2km/hという低燃費も実現し、バランスのいい車としての進化を遂げました。
2種類のハイブリッドパワーユニットを持たせるのはレクサスにとって初めての試みです。ハイブリッドでもパワー寄りと燃費寄りの2種類が選べますので、自分好みのハイブリッドカーが見つかるといえるでしょう。
レクサスGS450h
ボディサイズ・全長×全幅×全高が4,880×1,840×1,455mm
V型6気筒DOHCのエンジンを搭載し、3,456Lの総排気量を持っています。GS450hのversion Lでは18.2km/L、実燃費12.62km/Lが可能です。F SPORT、I packageともに18.2km/Lの燃費を実現しています。
レクサスGS300h
ボディサイズ・全長×全幅×全高が4,880×1,840×1,455m
GS300hは、GS450hと同じボディサイズであり、直列4気筒DOHCエンジンが搭載されました。排気量の小さいGS300hは、version Lで21.4km/L、実燃費15.09km/Lという驚きの低燃費です。F SPORT、I packageでは23.2km/Lですので、ずば抜けた燃費のよさだといえるでしょう。
レクサスGS350
ボディサイズ・全長×全幅×全高が4,880×1,840×1,455~1,470mm
ガソリン車のGS350は、グレードによって全高が異なります。GS350は、V型6気筒DOHCエンジンを搭載した力強さが魅力でしょう。
エンジンには直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボが採用されています。GS350でもversion Lの2WDで21.4km/L、AWDでは9.9km/L、実燃費10.54km/Lです。F SPORT、I packageでも2WDで10.8km/L、AWDでは10.0km/L、実燃費8.61km/Lでした。GS300では13.0~13.2km/Lの燃費性能を持っています。
GSの買取価格例
GSの最新の買取事例をご紹介します。
2017年式 (平成29年)<GS 350バージョンL> 銀系
走行距離 1.9万km 新車販売価格 743.7万円 参考買取価格 309万円 残価率41%
2016年式 (平成28年)<GS 250> 黒系
走行距離 1.7万km 新車販売価格 551.7万円 参考買取価格 238万円 残価率43%
2014年式 (平成26年)<GS 350バージョンL> 白系
走行距離 4.8万km 新車販売価格 707.1万円 参考買取価格 193万円 残価率27%
より高額に買い取ってもらうポイント
レクサスGSを少しでも高値で買取をしてもらうには、人気のカラーとオプションをおさえておくのがいいでしょう、ここからは、人気のカラーやオプションについて紹介します。
人気のカラー
レクサスGSにはオプションを含めた11のカラーがあります。そのなかでも人気のカラーはブラックです。高級感があるブラックは大人の魅力たっぷりであり、ダンディな印象をもっています。
政府要人の送迎者としても使われるレクサスのブラックは、レクサスらしい輝きが楽しめるといえるでしょう。また、白やシルバーも人気のカラーです。近未来を感じさせる色合いであり、レクサスGSにぴったりとマッチします。
ホワイトノーヴァガラスフレークと呼ばれているレクサスGSの白は、パール感が特徴です。暗がりのなかでもわずかな光で浮き立つように計算されたカラーであり、シンプルな白におさまらない魅力的な色合いを持っています。
シルバーのなかでもソニックシルバーは傷が目立たないことでも人気です。これらのカラーであれば、買取でも高値がつきやすい傾向にあります。
人気のクリアランスソナー
レクサスGSはオプション次第で高額査定が期待できます。なかでも、車の四隅と前後にセンサーがついたクリアランスソナーは人気のオプションです。
障害物に近づくと、ブザーで知らせてくれるため、大型のレクサスGSでも安心して乗りこなせるでしょう。新しいモデルであれば、インテリジェントクリアランスソナーも選べます。
インテリジェントクリアランスソナーは、前方や後方の障害物を感知して、自動的にブレーキがかかるシステムです。安全性が高められますので、クリアランスソナーがついている場合には高く評価されるでしょう。
「マークレビンソン」サウンドシステム
また、オーディオのオプションも人気です。レクサスGSには「マークレビンソン」サラウンドシステムというオプションがあり、質の高い音楽が楽しめます。
オーディオにこだわりがあるユーザーを満足させるシステムで、車内の快適性が向上すると評判のオプションです。「マークレビンソン」サラウンドシステムのオプションの有無も査定価格を左右します。
10年落ちの場合値段はつく?
レクサスGSは、10年落ちでも高値がつきやすい傾向にあります。なぜなら、高性能なレクサスは10年を経過しても安定した走りが楽しめる車であるからです。
故障も少なく、新車当時のパフォーマンスが期待できるといえるでしょう。通常であれば10年を経過した車は査定価格がゼロに近くなりますが、レクサスGSではきちんとした買取価格がつけられています。
買取価格がグレードによっても異なりますが、10年落ちのレクサスGSであっても高値のチャンスはあるのです。
レクサスGSは高額査定が可能!
富裕層から人気のレクサスGSは、ハイブリッド車よりもガソリン車に高値がつきやすい傾向にあります。また、人気のブラックやホワイト、シルバーといったカラーの場合には高額査定が期待できるでしょう。
品質の高いレクサスGSであれば10年落ちでも高値で買取が可能です。まずは、査定を依頼してみてはいかがでしょうか。