<レジェンド>はホンダが誇るラグジュアリーセダンで、ホンダのラインナップの中では最高級のモデルです。
今回の記事ではレジェンドの「最新の買取価格情報」と「高く売るためのポイント」を紹介します。
目次
レジェンドのスペックと基本価格
日本が誇る自動車メーカー、ホンダが手がける高級車【レジェンド】。
ホンダ車種のなかでも最高級とも謳われる大型車です。レジェンドという言葉は日本語では【伝説】と訳されますが、まさに伝説の名にふさわしい車種とも言えます。
そこで、まずはレジェンドのスペックと基本価格について見ていきましょう。
レジェンドの基本スペックは?
先ほど述べたようにレジェンドはホンダが手がける最高レベルの高級車です。高級感あふれる見た目から分かるように、富裕層をターゲットにして販売されています。
ボディカラー
- マジェスティックブラック・パール
- プレミアムクリスタルレッド・メタリック
- プラチナホワイト・パール
- スーパープラチナ・メタリック
- ギルデッドピューター・メタリック
- プレミアムディープロッソ・パール
- モダンスティール・メタリック
- オブシダンブルー・パール
上記の6つから選ぶことができます。
また、レジェンドには【ジェルアイLEDライト】が搭載さらており、まるで宝石が輝いているかのような美しい灯を放ちます。
その凛々しい姿に惚れ惚れとしてしまいますが、優れているのは見た目だけではなく高い操作性も魅力的で、指先の少しの動きでシフト操作をすることができます。
例えば、オートブレーキホールドと呼ばれるシステムを搭載しており、停車時にブレーキから足を放しても停車状態がキープされ、アクセルを踏めばオートブレーキホールドは自動的に解除されるのでスムーズな発進が可能です。このような最先端テクノロジーを使った車内装備や安全装備にも注目を集めています。
さらに、現行のレジェンドには、ホンダが誇る安全システム【ホンダセンシング】が導入されています。
8つのホンダセンシング機能とは
- 衝突軽減ブレーキ
- 誤発進抑制機能
- 路外逸脱抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- アダプティブ・クルーズコントロール
- 車線維持支援システム
- 標識認識機能
- 先行車発進お知らせ機能
レジェンドは現行モデルで【5代目】となっており、1985年に発売された初代モデルからその歴史が続いています。
レジェンドの基本価格は?
続いてレジェンドの基本価格です。1993年から2018年モデルまでの基本価格を一気にご紹介していきます。
【2018年2月モデル】
ハイブリッドEX(セダン):7,074,000円(フルタイム4WD・5名・7AT)
【2015年1月モデル】
レジェンド(セダン):6,800,000円(フルタイム4WD・5名・7AT)
【2010年10月モデル】
レジェンド(セダン):6,200,000円(フルタイム4WD・5名・6AT)
【2008年9月モデル】
レジェンド(セダン):5,550,000円(フルタイム4WD・5名・5AT)
レジェンドL:6,050,000円(フルタイム4WD・5名・5AT)
レジェンドI:6,650,000円(フルタイム4WD・5名・5AT)
レジェンド ユーロS:5,930,000円(フルタイム4WD・5名・5AT)
レジェンド ユーロL:6,350,000円(フルタイム4WD・5名・5AT)
【2004年4月モデル】
ユーロ(セダン):3,570,000円(FF・5名・4AT)
ユーロエクスクルーシブ(セダン):4,536,000円(FF・5名・4AT)
エクスクルーシブ(セダン):4,704,000円(FF・5名・4AT)
【1993年9月モデル】
BII(セダン):3,354,000円(FF・5名・4AT)
ツーリング(セダン):3,654,000円(FF・5名・4AT)
B:3,834,000円(FF・5名・4AT)
aツーリング(セダン):4,174,000円(FF・5名・4AT)
a:4,304,000円(FF・5名・4AT)
レジェンドの買取価格例
レジェンドの最新の買取事例をご紹介します。
2016年式 (平成28年)<レジェンド> ブラック系
走行距離 3万km 新車販売価格 680万円 参考買取価格 289万円 残価率42%
2015年式 (平成27年)<レジェンド> ブラック系
走行距離 5.4万km 新車販売価格 680万円 参考買取価格 256万円 残価率37%
2015年式 (平成27年)<レジェンド> ブラック系
走行距離 11.4万km 新車販売価格 680万円 参考買取価格 188万円 残価率27%
レジェンドの年代物や走行距離が長くても高く売れる?
2006年式レジェンドの走行距離別の買取価格をご紹介します。0km~20,000kmから120,000km以上まで、走行距離を7つにカテゴリー分けした表がこちらです。
年式 | 走行距離 | 平均買取価格 |
2006年式(平成18年) | 0〜20,000km未満 | 930,000円 |
2006年式(平成18年) | 20,000〜40,000km未満 | 640,000円 |
2006年式(平成18年) | 40,000〜60,000km未満 | 550,000円 |
2006年式(平成18年) | 60,000〜80,000km未満 | 400,000円 |
2006年式(平成18年) | 80,000〜100,000km未満 | 270,000円 |
2006年式(平成18年) | 100,000〜120,000km未満 | 180,000円 |
2006年式(平成18年) | 120,000km以上 | 120,000円 |
当然ながら走行距離が長くなるにつれて買取価格も下がっていきます。最初に買取価格が暴落するのは走行距離が20,000kmを超えたときです。20,000kmを超えた途端、レジェンドの買取価格は一気に下がり、約300,000円ほど買取価格が下がってしまいます。以降は100,000~150,000円ずつ買取価格が下がっていくイメージです。
逆に、古い年式であっても20,000km以内であれば900,000円台で売れるので、「かなり前に買ったモデルだけど全然運転してない…」という人はまだまだ高額買取のチャンスがあるということになります。
レジェンドのリセールバリューと高く売れる人気グレード
レジェンドのリセールバリューは55~60%程度です。(走行距離20,000kmのベースグレード)もちろん走行距離が長くなると買取価格も大きく落ち込んでしまいます。
ベースグレードのリセールバリュー自体はそこまで高くなく、セダンの中では平均的な残価率となっています。
またレジェンドの中には6,000,000円を超える高価なモデルもあり、そういったモデルはリセールバリューにも大きなアドバンテージがあります。
例えばユーロパッケージなどのグレードだと、もともとの新車価格の高額さゆえに、売却したときのリセールバリューにもそれなりの金額が期待できるということです。一方、レジェンドのような大型セダンはトレンドに流されやすいため、値落ち率も高くなりやすい傾向にあります。
レジェンドを高く売るためのポイント
レジェンドを売るなら「中古車買取専門店」がおすすめ
最初にも言ったようにレジェンドは<富裕層をターゲットとした車>です。つまり嗜好性の高い車とも捉えることができ、買取業者によって得意不得意がハッキリと分かれやすい車種とも言えるわけです。
さらに言い換えるならば、「お店によって査定額に差が生まれやすい」ということ。新車価格が高額なのにも関わらず売却の難易度がかなり高いので、買取業者を慎重に選ぶ必要があります。
売却方法としては【ディーラーでの下取り】もしくは【業者での買取】のどちらかに分かれますが、少しでもレジェンドを高く売りたい場合は、ディーラー下取りはあまりオススメできません。
というのもディーラーは買取専門のお店ではなく商売のプロなので、査定額を低くして出来るだけ利益を高めたいのが本音なのです。それではどこに売却すればいいかというと【中古車買取の専門店】です。こちらはディーラーとは異なり買取のプロなので、正確な査定を行ってくれます。また、買取専門店も1件だけでなく複数件を周るのがオススメです。
中古車一括査定サイトも使ってみよう
査定のために買取店へ足を運ぶのも良いですが、まずは中古車一括査定サイトで相場を調べるのが良いでしょう。
中古車一括査定サイトとは、文字通りオンライン上で自分の車を査定してくれるサービスのこと。レジェンドのグレードや年式などを登録すれば、複数の買取店が見積もりを出してくれます。無料でできる上に、早ければわずか十数分で見積もりが出てくるのでとても便利です。
サイトを使いながら複数の買取店で査定を出してもらい、その中からもっとも納得できる買取金額のお店でレジェンドを売却しましょう。
1〜2月に売るのがベスト
中古車の価格は、1年を通して変動しやすく、例え同車種や同グレードであっても少し時期が変わるだけで買取価格にも差が生まれます。オススメは1〜2月です。理由としては、新生活などに向けて毎年、3月と9月に販売台数が伸び流ので、販売店は、「多少買取価格を高くしてでも車をたくさん仕入れよう」考えます。そのためとにかく在庫を増やさなければ売り上げには繋がらないので、買取に必死になるということです。
「車を売るのはいつでもいい」「特にこだわりはない」という人は1~2月に買取業者を調べてみると良いでしょう。
フルモデルチェンジの前に売る
その車の買取価格が大きく下がるキッカケとして挙げられるのが、車種自体が型落ちして人気がなくなる(フルモデルチェンジの)タイミングがあります。フルモデルチェンジをすることで車種の型がアップデートされます。言い換えると、1つ古い型になった車種は需要が下がり、同時に買取価格も落ち込んでしまうということです。
このフルモデルチェンジのタイミングになると、中古車市場内には過去のモデルばかりになってしまうため、需要過多になってしまいます。ですから、あらかじめフルモデルチェンジが予告されている場合は、それを見越してフルモデルチェンジする前に車を売却するようにしましょう。
車を売るなら車検の直前に売ろう
車検のタイミングも、車の買取価格に大きく関係しています。
素人目線で考えると、車検をしてから車を売却した方が車検を通してから高値で買取できるように思います。しかし、実際は逆で、車検の前に買取してもらった方が高値で買取してもらえます。基本的には車検を通す前に売却するのがベストです。なかでもベストタイミングは車検の1~2ヶ月前です。なぜかというと、通常買取査定は車検が切れる1年前(12ヶ月前)からはほとんどプラスに評価されないからです。
そもそもプラス査定がされないのならば、車検が切れる直前のタイミングまで乗っていた方が得することになります。そのため、「車を最大限高く売りたい!」と考えている人は、車検の1~2ヶ月前にスムーズに売却できるように準備しておくことが大切です。
まとめ
ホンダの高級車【レジェンド】の買取相場やリセールバリュー、人気グレード、高く売るためのポイントをご紹介しました。いかがでしたか?
富裕層をターゲットに販売されているレジェンドですが、リセールバリューはそこまで高くなく、買取業者によって査定にムラが生まれやすいのが正直なところです。
中古車一括査定サイトなどを使うのが、納得のいく買取金額になるまで複数の買取店に査定してもらうのが高額買取の最短ルートとなります。愛車のレジェンドを少しでも高く売るためにも、ぜひ今回ご紹介したポイントを参考にしてみてくださいね。